2007年08月06日
敷島・征也祭り
2007/8/5 19:00 敷島公園陸上競技場 第32節 コンサ 3-0(1-0、2-0) 草津 得点者:中山、砂川、征也 試合結果詳細はこちら→ 札幌公式 J'sGoalサマリー 今回も関東後援会のバスツアーにお世話になって、行って来ました敷島公園陸上競技場。 新宿発が14:45の予定でしたから、昼食を済ませて2時少し前に家を出るくらいの頃合いで考えておりました。でも当日は午前中から外には出たくなくなるようなギラギラの日差し。天気予報でも前橋の気温はクラクラしそうな数字になっています。しかも夕方には雷雨の予報ですって? 試合中はどんだけ暑いだろう・・・。 想像しただけで具合悪くなりそうな蒸し暑さを覚悟して家を出ることになりました。果たして、最寄り駅に着くまでに汗ぐっしょりですし、新宿の集合場所に着いたら近くのビル屋上に設置された温度計は35℃を表示しています。 こんなに暑いんだから、もう、冷たいビールを飲むしかないね! バスツアー恒例の車内ビール販売にさっそくのっちゃいました。 お楽しみのクラシックはまだ冷えていないとのことで、とりあえずは黒ラベルをごくり。
バスが上里のサービスエリアに近づいたころから、上空が暗くなって黒い雲に覆われてきました。そしてときどきピカッとかなり強い稲光が。なにやら現地ではコンコース内に避難して待つよう指示が出され、前座試合として予定されていた少年サッカーの試合も中止になったとか。 バスが高崎市に入るころにはスコールのような激しい雨になり、稲光と雷鳴と強い雨でかなり激しい状況に。 おいおい、大丈夫か?雷雨で中止になった山形の再来か? バスの中には2年前の山形にもこのあいだの徳島にも行っていた猛者もけっこういて「二度あることは三度ある」の嫌なことわざが車内で話題になりました。 幸い、バスが敷島に着くころには雨もだいぶ小降りになって、これなら試合開催は大丈夫そう。まだときどき雷は鳴っているけれども。 スタジアム内に入るとメインスタンドもバックスタンドもスタンドにはビニール袋に包まれた荷物だけが点在して、人影が見えないと思ったら、場内の係員の指示でコンコース内で待機しているようにとのことでした。 売店やトイレのあるスタンド下のコンコースで雨を避けながらたむろするコンササポたち。 思い思いにおしゃべりしたり、食事をしたりしています。 私も今のうちに食べてしまおう。 で、いつものこれ。 コンコース奥の壁際に立ったまま食べるお行儀の悪さですが、こういう事態ですのでご容赦くださいませ。 でも雨に濡れる心配がないから、食事をとるには実はかなり快適です。 ゴミ箱もすぐ近くにあるしw 20分くらい待ったでしょうか。雨はほとんどあがってスタンド内に入ってよいとの指示があり、アウェイサポエリアがそこそこ埋まるほどの赤黒サポがスタンドに散らばりました。 それでもごくたまに雷鳴は聞こえるのですけどね。空はだいぶ明るくなりました。何より驚いたのは、気温がかなり下がったこと。涼しい風が吹いて暑さはすっかりなくなりました。暑さに備えて途中のサービスエリアのトイレでレプリカを直に着るように着替えてきたのに。そんな必要なかったかも。 これなら選手たちも楽だろうと一安心でした。 試合開始を待つ間、スタジアムの大型ビジョンでは今日の試合の「高山眼科開院20周年記念~高山眼科スペシャルマッチ」の紹介や、他のスポンサー関連にイベントなどが紹介されています。 でも、これ↓はどう思う?(笑) よりによって名前が「ゴロピカリ」とは。 他サポが「もしかして試合中止?」ってドキドキするような事態でも、群馬県民にとってはたいしたことはないのかしら。 雷は親しみ深い存在なのかな。 反対側のサイドにはこんな看板もあるしね。
そして試合のことですが。 実は私、帰宅後に監督と選手のコメントを見て「え?」と意外に思ってしまいました。前半より後半の方が出来がよかったの?って。 私はむしろ後半が始まってから後半の途中までの時間帯の方がダメダメに感じていましたので、私は見る目がないんだなあとがっくりしてしまいましたよ。私の見る目というのは時間の進み方がどのくらい早く感じるかという単純なものなんですけどね。 前半は確かに、ソダンがいつになくヘディングで競り負けたり、というか、ヘディングで真上や横や後方など思ってもみない方向へボールを飛ばしてばっかりで、往年の「ボールの行方はボールに聞いてくれ」状態を思い出させる出来でしたし、ダヴィを筆頭として中盤や前線でボールを保持できず奪われる場面が目につきましたけどね。でも前半はいつもこんなものだと思っていたし。 左サイドからのクロスに征也が飛び込んであわやゴールという惜しいシーンもありましたし。(←結局はこれかい) 何より、前半20分を過ぎるころには右横から延々と聞こえてくる草津節?のコールがいつまで続くのかにも気をとられていましたので(爆)。あれ、とうとう前半45分をあれだけでやりきりましたね。飽きずにすごい根性だなあと思いました。そのうえハーフタイムには休まずみんなでチャントを歌って跳ねて旗を振り回して、を続けていました。あんなに体力あるなんてサポはきっと若いんだろうなあ・・と思いました。高山眼科の院長先生の挨拶を聞かなくてもいいのだろうかと気にはなりましたけれども。 ああ閑話休題。 後半は特に、中盤でのパスのつなぎのまずさが気になりました。前半から続いていたことではあるのですけれど。 リスクを避けてボールポゼッションにはこだわらず、いわゆる「繋ぐサッカー」は指向しないというのはいいんです。それは戦術として考えることですから。私が気になったのは、ボールを繋がないのではなくて、繋ごうとしているのにミスをすることがすごく多かったんじゃないかと感じたことなんです。 マコも、さすがの動き方や攻撃のセンスを見せる力強いプレーもあり、全般的にはマコ素敵☆でしたけど、以前のとっても素敵なときと比べると単純なトラップミスや寄せられてボールを失うシーンなどボールが足についていないような場面も目につきました。そして中盤の2人も。 同じメンバーで去年は華麗にパスを回したりしていたのに(←美しい記憶だけが残る脳の働き)、なぜこんなにできなくなってしまったんだろうと悲しく思いました。 物事は、優先順位を考えて何かを捨てないと何かを得ることはできないんだよな、人間の集中力や練習時間には限りがあるんだから・・・。と大人の理解で気持ちの合理化をしましたけれども。 高木のプレーは凄かったですね。もうダメだ・・!と覚悟するようなシュートを何本も防いでくれました。すごい気迫でした。 これまでの2回の草津戦は、気合いが空回りしてぎこちなくなっているような感じがありましたけれど、昨日はまさに気迫が真正面の方向へ迸っているような感じ。いつになく前に飛び出しての果敢なセーブもあり、違いを感じさせました。 身体だけは大丈夫?と心配になりましたけれども。 カレカと交錯して前方に宙返り状態で頭から落ちたシーンなんて、首を痛めたんじゃないかと青ざめましたよ。 この試合のMVPをひとり挙げるなら、やはり高木でしょうね。 でも私の気持ちを持ち上げたのは、やっぱり征也のプレー。 よく走り回っていました。そしてあのスピードだから、守備に戻るときも速くて追いついて、ほんと助かります。 前半に見せたゴール前に飛び込むシーンも征也らしかったけれど、やはり圧巻は、得意の、右サイドをえぐって深いところから中に入れるあのクロスでしょう。 マコの得点に結びついたあれはとてもきれいでした。きちんと決めたマコも素敵でした。 けど、ほんとはもう1回征也のアシストになるはずの場面がありましたよね。せっかく出られたのだからアイカーがんばれ!!と強く念じて応援していたのに、なぜかアイカーが(ついでにマコも)ゴール前でスルーしてしまったあれ。あれが決まっていたらなあ、言うことなかったんだがなあ。アイカーのゴールで喜びたかった。 そういえば、前回の敷島でアイカーがメンバーに入っていないことを残念がっていたアイカーの後輩のサッカー少年たちは昨日は見かけなかったです。小学生には夜の試合は厳しいかな。家に帰るのは夜遅くになるだろうし。せっかく後輩たちに姿を見せることができる機会だったのに。いや、かえって見せなくてよかったのか?(涙) 3点目の征也のゴールにつながった流れも、アイカーが遅れずにボールに反応できていればアイカーのゴールになりそうなシーンだったのに、ああああ、アイカー残念!と思った矢先の征也のシュートでした。 豪快にズバン!と決まったミドルシュートは、高円宮杯準々決勝・青森山田戦の国立で征也が決めたダメ押し4点目のミドルシュートを彷彿とさせました。青森山田戦でのゴールの方がもう少し距離があるところからの、迫力あるものでしたけれども。(←思い出は美化される?)
征也アシストに征也ゴール。征也の活躍ぶりに、試合途中でのだるい気持ちはすっかり吹っ飛び、試合終了後は爽快な気分でした。 帰りのバスの中では、よく冷えたクラシックでみんなで乾杯。 かんぱーい! お世話してくださった関東後援会のみなさま、ありがとうございました。
posted by あきっく |09:48 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(0) | トラックバック(0)
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