2007年07月10日

チームとの距離感

2007/7/7 14:00 厚別公園競技場
第26節 コンサ 1-1 山形
コンサの得点者:ダヴィ
試合結果詳細はこちら →札幌公式 J'sGoalサマリー

数週間前時点での計画では、この週末は

  • 7日(土) 朝、空港へ。ユースヲタ友の車に乗せてもらってSAPから厚別へ、プリンスリーグと山形戦のハシゴ。その後いつものメンバーで祝勝会(予定)。実家泊。
  • 8日(日) (実家はスカパー!がないのでカナダでの征也の活躍を見るのは帰宅後の楽しみにしつつ)宮の沢でサテvs札大の練習試合を堪能。智樹の好調ぶりは続いているかな?札大はユースOBがぞろぞろ出てくれるといいな。練習試合終了後、空港へ。あまり遅くない時間に家に着いて、その後録画していた征也の勇姿(予定)を堪能。

のはずでした。どうです?このサッカー三昧な楽しい休日ぶり。

ところが実際にはどうなったかと言うと

  • 4~5日前 この仕事のたまり具合だと週末2日間とも遊ぶのは無理かもなあ。仕方ないから宮の沢は諦めて、土曜日日帰りして、日曜は朝征也の試合を見てから仕事することにするか・・。('A`)
  • 1~2日前 残念だけど厚別もテレビ観戦かな、この状況じゃ。プリンスリーグ帯広大谷戦は見たかったけど、まあたぶん勝てるだろうし、仕方ない諦めるか。 →金曜日の夜、観念して飛行機キャンセルをポチッ。

というわけで、土日ほとんど家から出ないひきこもり状態で、仕事しなきゃーと思いつつ山形戦と征也フル出場のU-20ナイジェリア戦をテレビ観戦する週末になりました。そのわりに仕事が手に着かず、どっちみち日曜夜に追い込む事態になったのですけど。
先々週の1週間熱が下がらず、当座だけしのいで先送りできることはすべて先送りにしていたツケで、先週は、体調はよくなったものの山積みの宿題にえらいこっちゃな状態だったから仕方ない。そう自分に言い聞かせつつキャンセルボタンを押すその心の奥で、「本当に理由はそれだけ?」ともう一人の自分がささやきます。

・・・以下、愚痴というかちょっと後ろ向きネガティブ風味になるのでたたみます。試合前の気合いを高めている方は、読まずにスルーしてくださいませ。



以前の私だったらその前2~3日半徹夜状態になったとしてもなんとか週末は都合をつけてコンサの試合に飛んでいったことでしょう。今はそういう体力がなくなった(爆)とか単純に以前より仕事が忙しいというのもありますが、「なんとしても試合に行きたい」という情熱自体が前と比べて薄れているのだろう。
うすうすそう自覚しています。
だってこれがもしJ村の予定だったとしたら万難排して行こうとしたはずだもの。
こんなに何試合もスタジアムへ行かないことがあるのは、あのやさぐれていた2003年シーズン終盤以来かもしれない。

何が何でもコンサの試合に行こうという気持ちが薄れてきてしまっているのは、たぶん単純に試合を見ていておもしろくないから。
身も蓋もない言い方ですが、私にとっては、固定されたメンバーの「大人の」選手が、相手のミスを待つがまん比べの様相で泥臭く根性を見せて、最終的に勝ち点を手に入れる。どの試合がどんな展開だったか忘れてしまうほど同じ印象の試合を着々と繰り返し、勝ち点を積み上げていく。
ここまでの今シーズンはこんな感覚なのです。もちろん、征也のゴールとか、唐紙大活躍(!)とか、印象的なエピソードはありますけれども。
だからつい、自分の体力と時間に余裕がなくなってくると、朝4時半に起きて何時間もかけてスタジアムへ行って、また何時間もかけて帰路について深夜遅くに家に着くという労力と時間とお金をかける意欲が湧いてこなくて、「いいかー。テレビ観戦で。」と家でゆっくり過ごす方を選びたくなってしまうのです。ひどいときには結果だけ知ればいいかーとか。
幸いなことに、好結果・快進撃を続ける今年のチームに魅力を感じ応援している人はたくさんいます。というか、むしろそれが普通か(爆)。
だから私もつい安心して「ま、私ひとりくらい、無理しなくてもいいか」という気分になるのでしょうね。どうせシーチケだし。って。
「サポーターたるもの、いつどんなときでもチームを支えなきゃ。」ってお叱りになります?
私もね、そう思ったりもして忸怩たる思いになることもあるのですよ。
でも先日まるさんが寄せてくださったコメントに「コンサを好きなのは、好きだから好きなのであって~」とお返事を書いたあと、先は長いんだから無理することないかと思うようにもなりました。

私はたぶん、この先一生コンサとともに生きていくつもりです。メンバーがどうなろうと、試合内容がどうだろうと、成績がどうだろうと、コンサから離れることはないと思っています。だけどそれだけに、その時々で自分ができる範囲のサポートをすればいいのかなとも思います。無理すると長続きしないよ、と、自分に甘い無理しない体質なのでそう思うわけです。

ああ、どう書いても言い訳がましいな。
まとめると、私はお察しのとおり今コンサ(のトップチーム)に対するテンションが下がっていますけど、だからと言ってコンサから離れるつもりは毛頭ありませんから。こういう時期もあると思って大目に見てください。
ってチームに対して弁解する気持ち。
私の方にエネルギーが充填されれば今のチームに対するテンションもあがってくるかもしれないし、あるいはチームが私を惹きつけて燃え立たせるほどの魅力を見せてくれるようになるかもしれない。
チームを支えるはずのサポーターなのに、今はごめん、チームに引っ張っていってもらいたい状態で、へたれでごめん。

…そんなもやもや状態を抱えながらテレビで見た山形戦の感想。
今後も基本的にやり方を変えるつもりはないという監督のコメントだから、試合内容についてはまあいいや。今の路線で少しずつ成長していくしかないのは分かっていますし。
特筆すべきはなんと言っても岡本ヤスくんのデビューでしょう。
1-1のスコアの厳しい場面での投入となりましたが、ここで劇的ゴールを決めたりしたらすごいぞー、山瀬、新居、アイカー以来のデビュー戦でのゴールになるか?とワクワクさせてくれましたね。
あのワンタッチで出してチャンスを演出したスルーパス、よかったじゃないですか。あれをマコが決めてくれていたらヒーローになったのに。惜しかった。
その前だったでしょうか、山形のFKのとき、マコとヤスくんが並んで壁に立つのが大写しになる場面がありました。ヤスくんを自分の方に引き寄せて立ち位置を修正するマコのお兄さんぶりが優しい感じで、緊迫する場面なのにほのぼのしてしまいました。
試合を経験したヤスくんは、これでまた一皮むけるかな?ぐんぐん育って欲しいと期待しています。大伍も俊ぴーもがんばれよお。智樹もね。

明日の福岡戦は選手入場時にメインもバックもスタジアム全体で、みんなで立ち上がって「厚別」を歌うんですってね。いいなあ、そういうの参加したかったなあ。
そう思うあたり、やっぱり私もサポのはしくれかもしれん。
この先も厚別の恒例になって、ずっとスタジアムを盛り上げていけたらいいですね。

愚痴におつきあいくださいましてありがとうございました。テンションさげてしまったらごめんなさい。
長いことご無沙汰で祝勝会も恋しくなってきました。
厚別でのヴェルディ戦のあとは宴会写真満載のエントリを書くぞーー。(←そっちかい!)

posted by あきっく |06:12 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(5) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
うんうん、わかるわかる

あきっくさん、正直だなぁ。

>メンバーがどうなろうと、試合内容がどうだろうと、成績がどうだろうと、コンサから離れることはないと思っています。だけどそれだけに、その時々で自分ができる範囲のサポートをすればいいのかなとも思います。無理すると長続きしないよ

そうそう!僕はもっと前に「軸足はコンサ。だけど生活を破壊してまで入れ込まないよ。チーム愛なぞあほらしい」と宣言して、周辺10mに物議をかもし出したことがあって。でもそうなったら、自分のために生きていることにならないもん。それこそ悪質な新興宗教の在家信者だし。
多分ね、今あきっくさんは「愛」をつつむのは「ユース君(少々範囲に揺らぎがあるが)」、トップは「情」をもって接しているんだろうと思う。
僕も2004年は例外的に「俺が見放したらどないすんじゃい」と遠征を繰り返したけど(基本弱いのが好きだし)、こういう感情は「似たもので温度の違い」で決してネガじゃない。

posted by さいとー@メルヘン| 2007-07-11 13:21

Re:チームとの距離感

突然名前が出てきたので、ビックリしました(*^^*)

そう、今だけ頑張って応援すれば、、、っていうんではないんだし、息切れしないように自分のペースで応援していけばいいんですよね。
辛いと思いながらでは、続けられません。
観戦だってブログだって、ゲームの度に必ず行かなきゃ、感想をアップしなきゃ!って義務になったらしんどい。
だから私は、(観戦はいってるのですが)ブログで試合の感想を書くのは、気持ちがのった時だけ。そういうのは得意な人たちがちゃんとやってくれてるし、って思ってるので。

スタジアムにたくさん通えばサポーター度がアップ!とかスタンプラリーじゃなんだし。そんなことで量っちゃいけないと思う。どれだけコンサを愛しているか、という気持ちの問題なんです!
これが私流、でいいんだと思っています。

posted by まる| 2007-07-12 09:23

Re:チームとの距離感

>さいとーさん
励まし(?)ありがとうございます。
私の場合、ユース好きもね、基本は「コンサ」にあるのは明らかなんです。若い子ならなんでもいいんじゃなくて(爆)「コンサの」ユースじゃないと食指が動かないんですもの。
2004年シーズンは、私にとっては使命感ではなくて純粋に楽しかったw

>まるさん
いきなりお名前出してごめんなさい。
びっくりした?(笑)
そんな深刻なものでもないんですけどね、なんか以前よりコンサの試合に行くのに腰が重くなってるんじゃない?って自分でふと感じたものですから。
トシとって体力気力が落ちてるだけだ・・・って認めたくないだけかもしれません(爆)

posted by あきっく| 2007-07-13 06:09

Re:チームとの距離感

私も同感だな・・・

コンサ熱が知恵熱のように冷めたわけではないし、むしろ強くなっているかも。

アウェーに行くのも、ちんどん屋さんを出して勝手に試合の宣伝をしたのも、メディアに露出したのも、みんなあとを継いでくれる人たちが自発的に出てきたから、今更私が出て行かなくてもという思いもあるし。
札幌から遠く離れた地でまた何か新しいことをと考えているしね。

正直、アウェー通いをしていた頃と比べると無理をしなくなつたね、私の場合は体力的にも金銭的にも。

許される範囲でやれるサポートをというのがいまの自分です。

posted by 高谷| 2007-07-16 23:13

Re:チームとの距離感

>高谷さん
「無理をしなくなったね」って、高谷さんの場合は元が凄すぎですから、あれを基準にするのはどうかと・・・(笑)。
また何か新しいことを考えているというのも楽しみです。
高谷さんは私をこの世界に引き込んだ師匠ですからね、今後ともよろしくお願いします。

posted by あきっく| 2007-07-18 07:37

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