2006年12月28日
【今さらですが現地組でした】 幸せをかみしめる
先にアップしたユースのレポとエントリナンバーが逆転していることからもおわかりのように、書き始めてからずいぶん放置暖めて熟成させちゃったんですよね。このエントリ。 もうすっかり鮮度が落ちちゃってるな。 ま、楽しかった話はいつになっても幸せだということで、気を取り直していってみまーす。もう明日は準決勝だけど。
2006/12/23 13:00 天皇杯準々決勝@ユアスタ コンサ 2-0(1-0、1-0)ヴァンフォーレ甲府 得点者:O.G(実質中山)、加賀 試合結果詳細はこちら →コンサ公式 公式記録(PDF) 試合後のヤンツーコメント 甲府・大木監督コメント 両チームの選手コメント J'sGoalゲームレポ(←甲府担当記者のすごい負け惜しみ?w) ユアスタは「勝手知ったる他人の家」。いつもと同じアウェイ側とはいえ、試合としては中立地帯。今回はベガルタサポだってうちを応援してくれるでしょう?という根拠のない気安さがあります。 通路ではコンサのグッズ売店も出ているし。 ピッチ上にはNHKキャラクターのどーも!くんが登場。 一緒にでてきたウサギはうさじいにしては色が白いし・・と思ったら、河北新報のマスコットキャラクターなんですってね。
それにしてもユアスタに集まったコンササポのなんとまあ多いこと。 飛行機で、フェリーで、鉄道や車で、全国各地から「陸・海・空を制して」集まっただけのことはあります。私がスタジアムに着いたのは開場してまもなくのころだったのですが、いくら行っても入場待ちの列の最後尾に着かない。しかもアウェイでふだん会う顔も、ホームで会う顔も、ずらりと勢揃いして笑っちゃうほどでした。ふだんアウェイサポを隔離している檻は撤去されてはいなかったけれど、扉は開けられていて自由に行き来できるようになっており、檻の左右を問わずあたり一帯を埋め尽くす赤黒サポ。 岳也の引退セレモニーが始まり、両チームのサポから拍手とそれぞれの岳也コールが贈られ。こういう巡り合わせでセレモニーができるなんて岳也は幸せものだなあとしみじみ。 先に着いて場所をとっておいてくれた友人がやる気満々だったので、ユアスタでは私も久々にコールリーダーのすぐそば、熱々のところで応援しました。勝ちたい気持ち、勝たせたい気持ちがあふれかえる気分でしたので、ちょうどよかったです。 コールリーダーの煽りに気持ちよく乗せられ、まずは「厚別」の仙台ヴァージョンを熱唱。(お宅さまの大事なスタジアムを自分ち扱いしてごめんね、仙台さん。古いなじみの仲に免じて許してね。)まさしくホームの雰囲気です。 試合が始まって、思いがけずすぐに先制点がとれて、とても嬉しかったけれどもまだ試合は始まったばかりなので気分が緩むことはなく。それは選手にとってもサポにとっても幸運なことでしたね。あれがもし前半30分とかの中途半端な時間帯だったら、さらに追加点をとろうとするのか、猛攻に耐えてなんとか守ろうとするのか、気持ちの揃え方が難しかったかもしれない。そう思うほど、甲府の攻撃、ボール回しはコンサより一枚上手のように感じました。スピードや展開のダイナミックさや。 でも、後で振り返って思ったんですが、甲府のサッカーを見てしみじみと幸福感が増したのです。いや、別にそれに勝ったからというわけじゃなくて(それもあるけど)、甲府は去年と比べてそんなにメンバーも変わっておらず、ただ「自分たちのスタイル」を貫いてJ1残留も果たして、そして確実に去年より強くなっている。ということは、コンサもこのまま自分たちのスタイルを突き詰めていけばきちんとチーム強化につながるということだな。と思ったのです。 そう思ったとき、それをやるのはヤンツーさんがやっぱり適任なんじゃないのかしらと未練がましく思わないでもなかったのですが。 だからチーム作りの方向性についてHFCの考えがヤンツーさんがこれまで築いた土台を無駄にしないという私の希望と同じであることを確認したいと思い、USの人たちがアレンジしてくれた26日(火)夜に児玉社長や三上さん出席のもとでサポーターがクラブからチーム作りについて今後のビジョンを聞く会が催されることになっているので、出席できる方はぜひ出席して内容を聞いてきてくださいね。と微力ながら勝手に宣伝するつもりだったのです。 もたもたしているうちに、エントリあげる前に終わってしまったけど。 参加した人たちの話を漏れ聞くと、三上さんの説明はとてもわかりやすくて熱意と誠意を感じたそうで、なんだか安心しました。 どんなときもサポーターは応援するだけですが、クラブもチームもサポーターもみんなで心を合わせて協力し合って進んでいると思えると、応援するエネルギーが倍加しますもんね。 というわけで、張り切って明日もエコパに行って来たいと思います。
あはははーー、勝った勝ったぁ! と試合後の私たちは精神半壊状態。 でもフクアリで新潟に勝ったときと比べて、泣き出すような嬉しさというよりはホッとしたというか、次につなげるぞという秘めた決意というか、静かにじんわりこみ上げる幸福感だったんですよね。この違いは何なのでしょうね。 とりあえず仙台駅の駅ビルで祝勝会。 ショーケースのメニュー見本にあるジョッキに☆印がついていて、その後ろに並んでいる瓶ビールが「黒ラベル」というお店をめざとく見つけ、どやどやと入ってみると、同じように祝杯をあげている赤黒い先客がいました。 初めて会った方たちでしたが、一目見ればお互いに幸福感を共有していることは分かります。隣のテーブルに向かってジョッキを掲げて、かんぱーい! みんなの嬉しい乾杯を並べてみようと思ったけれど、写真には収まりきらない嬉しさでした。他の人のビールが届く前に待ちきれず口をつけたりは・・・しなかったと思う、多分(笑)。 お店の壁面に描かれている松島の絵。 絵の題名にある「曽」文字を見るだけで「曽田?」とか言いながら訳もなく笑い転げたりして。 みんないい年して「箸が転んでもおかしい年頃」の再来のようw 金華山でとれるサバ? 「金華サバのしめ鯖」 やっぱり欠かせない牛タン。 そして牡蠣でしょう、牡蠣。 美味しい名物と美味しいビールで、ありがとね、仙台。 また来年。 そして明日もまた頭の中を電気が突き抜けるような痺れる快感と、その後の暖まる幸福感を味わえたら。 明日の今ごろは幸せで泣いてるかも。
posted by あきっく |17:50 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(4) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:【今さらですが現地組でした】 幸せをかみしめる
こんばんはヽ(^o^)丿
まだかなぁ~とエントリー楽しみにしてました。
ユースレポもありがとうございます。洋平君頑張ってますね…もちろんみんなもですが…ちょっとした共通点があって注目してます。
明日はもうちょっと小さな赤黒戦士達も同じ静岡の地で戦っています。遠く北海道から『念』を送りますので…宜しくお願いします。
posted by U-15| 2006-12-28 19:58
Re:【今さらですが現地組でした】 幸せをかみしめる
試合後は、想像通りの展開のようですね。
私は北仙台から舞子まで18時間、青春18きっぷのみ
で帰ったため、みなさんが祝杯をあげている間、東北
本線を一人で南下中でした。
また、東京からはムーンライトながらに乗車なので、
いびきをかいては困るため全くノンアルコールでした。
そして、明日は青春18きっぷのみでの遠征ですが、
帰路は島に着いてから運転しなければなりませんので、
祝勝会は一日遅れの予定です。
posted by 淡路島のコンサファン| 2006-12-28 20:14
Re:【今さらですが現地組でした】 幸せをかみしめる
待ってましたよ、あきっくさん!(笑)
今さっき、YouTubeの新潟PK戦、甲府戦ダイジェストを見て
わたしもほんわかしあわせ~な気分になりました♪
あきっくさんの言う通り、備えあれば憂いなしですね(^^)
あとは明日の朝、飛行機が無事に飛んでくれること
&「すきです、サッポロ」を歌えることを願います☆彡
posted by はりぃ| 2006-12-28 20:24
Re:【今さらですが現地組でした】 幸せをかみしめる
>U-15さん、お久しぶりです!
エントリー待っててくださったのですね。
嬉しいです。&遅くなってすみません(汗)。
U-15くんたちはジュビロカップに参戦しているですよね?
ハシゴできればそっちも見てみたかったんですけど。
明日は日程的にも距離的にも行くのが難しい方が多いなか、現地に行ける幸せをかみしめて
思いっきり応援してきます。
絶対にみんなで国立に行きましょう!
>淡路島のコンサファンさん
すごい厳しい旅程でしたのね。頭が下がります。
で、エコパ行きもまた強行軍のようで。
しかも一日遅れの祝勝会をしているうちにまたすぐに国立に向けて出発じゃないですか!
一日遅れの祝勝会兼天皇杯獲得前祝いになりますね(笑)。
>はりぃさん
さっそくのコメントありがとうございます。
嬉しいです。
あの決勝チケット、お守り代わりに買ったときには
これほど切実に大切なものになるとは正直思っていませんでした(←ダメサポ?)。
でも、こうなったらもう絶対に対戦相手のサポに譲るようなことにするものか!と欲が出ます。
必ずや自分で応援するためのチケットになりますように。
しっかり準備して、今日は早めに寝ることにします。
posted by あきっく| 2006-12-28 20:48