2006年08月29日
2006 Jユース大宮戦@宮の沢
午前中のサテライトの練習試合を見て、お昼を梟巣でとってしばらく涼んでから、午後はいよいよユースの試合観戦。 Jユースカップの試合日程(コンサ)については以前のエントリをご覧になってください。 また、試合結果も確認できるJリーグの公式サイトは →こちら 一応Jユース選手権大会について簡単にご説明しておきましょうか。 去年か一昨年あたりから、タイガー魔法瓶株式会社が大会の冠スポンサーになって、サハラカップという名称がつくようになりました。略称ではJユースカップとかサハラカップと呼ばれますが、どちらも同じ大会のことです。 夏にJ村で行われるクラブユース選手権(クラセン)がJチームの下部組織に限らず、街クラブなどのクラブチーム全般が参加する大会であるのに対して、Jユースは基本的にはJチームの下部組織が参加する大会です(厳密に言えばそうじゃないんですが、おおざっぱに言えば。)。 高校の部活でのサッカーについては詳しくは分からないのですが、高校生年代の大きな大会といえば、部活だと高校総体(インターハイ)、高円宮杯、高校選手権があげられるのでしょうか。 これに対してクラブチーム(高校生年代)にとっての3大タイトルは、夏の日本クラブユース選手権(クラセン)@J村、全日本ユースサッカー選手権(高円宮杯)、Jユース(サハラカップ)でしょう。 コンサユースU-18は、クラセン、高円宮杯ではいずれも準優勝の実績があるけれど、Jユースカップではまだ「決勝トーナメントに進出したことがある」程度の成績しか挙げたことがありません。 高円宮杯には出場できない今年は、いよいよJユースのタイトルでも狙ってみる?と大きなことを言いたいところですが・・。
Jユースカップの予選リーグは、J30チーム(草津を除く)のユースを7グループに分け、ホーム&アウェイの2回戦総当たりのリーグ戦を行います。グループ分けは移動の便も考慮されているようで、コンサは毎年関東のチームと同じグループになることが多く、年によって多少違いはありますが同じような顔ぶれとの試合になります。(や、サポにとっては同じような顔ぶれでも、選手は毎年違うわけですから、それでいいんでしょうけど。)「たまには関西や九州のチームとも当たってみたいねえ」などと見に行く不便にも思い至らないでお気楽なことを言っていたら、今年は少し趣向を変えて、チームのレベルを考慮してグループ分けをし、グループによって決勝トーナメントに進出するチーム数に差をつけるというではありませんか。それならいつもと違うチームと同じグループになる可能性もあるのかな?と思ったけれども、レベルごとにおおまかな地域割りはしたようです。 コンサはBグループで、湘南、大宮、仙台と同じグループ。Bグループから決勝トーナメントに進めるのは2チームです。 大会要領の詳しいことは、Jリーグ公式サイトでご覧になってください。 ホーム&アウェイの予選リーグは各チーム一斉に試合が行われるのではなく、7月17日~11月19日までの間にそれぞれ試合をこなすという日程で、両チームの都合により開催日や会場が変更されることもあります。例年コンサにとって辛いのは、グループリーグの終盤や決勝トーナメントの時期になると、雪が降ったりして練習がままならない事態もあること。今年は雁来のアミューズメントパークの屋内練習場があるから事情は少し違うかな? また、この時期になると3年生の進路選択の都合やチーム方針によって、3年生が少しずつ引退したり、一斉に引退したり、逆に3年生もこの大会を最後まで戦う体制など、チームによって大会の位置づけにばらつきが出ます。コンサユースは数年前は基本的に3年生はこの大会が終わったら卒業という感じでしたけど、一昨年あたりから一部の3年生が櫛の歯が抜けるように早めに引退し、少しずつ下級生(とU-15の選手)に移行する感じになっていました。特に去年は高円宮杯で準優勝するという大きな出来事があり、高円宮杯後のJユースはすっかり1、2年生(とU-15の選手)だけの試合になりました。でも今年は高円宮杯に出ることはできませんから、大きな大会で残っているのはJユースだけです。3年生の動向もちょっと違ってくるのかな?と思いましたが、まだ8月ですからこれからどうなるかはまだまだ分かりません。サポは見守るだけですわ。 前置きが長くなりましたが、というわけでコンサのグループリーグ初戦が大宮ユース相手に宮の沢で行われました。 2006/8/27 14:00 宮の沢白い恋人サッカー場 コンサ 0-1(0-0、0-1) 大宮 (45分×2) (意図した撮影対象は大宮の選手じゃなくてサハラカップの大会幕) メンバーのアナウンス等はありませんでしたが、会場には両チームのメンバー表が貼り出されました。 コンサのスタメンはこんな感じ 9横野 11岡 10長沼 18能登 17鶴野 5大野 20熊沢 3谷川 15加藤大己 2安藤 21平加 控えは1塚本、7松本、8門間、19伊東、23岩月、27玉岡、34古田 このうち3年生は、岡、長沼、大野、谷川、安藤、塚本、松本、門間の8名ですから、まだけっこう3年生が残っていますね。よかった。もう少し彼らの姿を見ていたいもの。 でも3年生がたくさん出ていてしかもその中には去年から主力だった選手もいるのに、試合が始まるとなんだかちぐはぐな感じでパスがつながりません。というか、このメンバーならCBとGKを除いてクラセンのときとほぼ同じなのに、それでもやっぱりうまくいかないんですね。どうしてなのか私には分かりませんけど。 とにかく大宮のプレスに押し込まれ、ラインが下がって中盤がぽっかりと空いてしまっています。2トップが孤立して、せっかくボールを奪ってもロングボールで放り込みをするばかり。うーん・・・。 安藤くんがいいFKを蹴ったり、能登くんのシュートが惜しくもサイドネットだったり、チャンスはなかったわけではありませんが消化不良の気分のまま前半は0-0で終了。 強化部の三上さんのほか、ヤンツーさんや財前さんも見ています。
メンバー交代はなく後半開始。 後半は少しずつパスもつながるようになってきて、コンサが攻め込む時間帯も多くなりました。見ていてだいぶ楽しくなってきたという印象です。横野くんががんばって体を張って前線でボールをキープし、鶴野くんが右サイドからチャンスを演出するシーンが多く見られました。大野くんは中盤を走り回ってボールを拾い、恭平は「合えば絶好機」となるスルーパスを出します。やっぱり3年生は頼りになる。北海道国際ユースのときにはあんなに頼もしかった大己くんや熊ちゃんは、こうやってみると同年代だけでやっているときのような輝きはまだ十分出せないみたい。もっと精進(と経験)が必要ということかな。がんばれ。 両チームとも得点のチャンスありピンチありという感じの拮抗した展開でしたが、先制点を奪ったのは大宮でした。 コンサが攻めて、大宮ゴールに近い位置で得たFK。コンサのチャンスのはずでしたが、蹴ったFKを大宮の選手が大きくクリアすると、それを大宮の選手が拾って一転してカウンターに。コンサの選手でひとり残っていた安藤くんだったかな?能登くんだったかな?忘れちゃったけどがなんとか一人でがんばって守ろうとしたけれどかなわず。シュートされて決められてしまいました。 後半30分ころ、安藤くんに代えて岩月くんイン。 後半34分ころには、熊ちゃん、岡くんに代えて、ヨングンと古田くんがイン。 後半41分ころには、奮闘して脚が攣っていた鶴野くんに代えて門間くんイン。 残り時間懸命に攻めたのですけど、とうとうゴールが奪えず0-1で終了しました。 でも後半(特に途中から)の個々のがんばりには見ている方も引き込まれ、前半に感じた不満も忘れてしまうほどでした。
今度は次の土曜日、9月2日(土)12:30から、アウェイで湘南ユースと対戦します。 今年の湘南ユースは強いようで、強豪揃いの関東プリンスリーグで2位になっており、8月20日に行われたJユース・大宮との試合も5-0で大宮に勝っています。 これまでのコンサの試合運びを見ていると(私の心の中には)不安がよぎりますが、余計なことは考えず、無心に戦って欲しいと思います。
posted by あきっく |12:28 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)
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