2006年08月29日

道都大との練習試合

厚別での横浜FC戦の翌日(2006/8/27)は、サテライトの練習試合とJユースの大宮戦を見に宮の沢へ出かけました。

午前10:00から開始というので9:30過ぎころに宮の沢に着いたのだけど、すでにもう日差しが暑い。空気が乾いているから日陰に行くと涼しいのだけど、梟巣の前の日よけのある席に座ってみると、ネットの上縁がちょうど視界をさえぎってしまう高さだったので、覚悟を決めて前方の席に出ていきました。
だって久しぶりに見る西くんのこと、しっかり見たいじゃん。
アップしているメンバーを見ると、征也も出るようだし、間近で見たいじゃん。
私が着いたころには日の当たるスタンド席はまだどこでも好きな場所を選び放題の様相でしたが、キックオフのころに周囲を眺めたらだいたい埋まってた。
他人のことは言えませんが、みなさん熱心ですねえ。

で、出場メンバー
オフィシャルの発表は→ こちら

前半は

  フッキ  元気
川崎   関    征也
   大伍  金子
 和波  曽田  西澤
     優也

という形。先週の三重中京大との練習試合のときは、征也は右ストッパー役で「守備の修行中?」と思ったけど、今日は前目のポジションのようです。

試合が始まってすぐ、道都の選手がフッキからボールを奪ったシーンがあり、ピッチ脇で固まって座っている道都の控え選手から一斉に「うおー!」と声があがります。
私はと言えば、観客席に近いサイドを走っている征也にどうしても注目。右サイドを駆け上がってえぐったところからよいクロスをばんばんあげています。そう、前日謙伍が決められなかったあのクロスのような良いクロス。(←いちいち思い出さなくてよろしい。)
近いサイドだったので、征也が「フッキ!」などとボールを呼ぶ声が聞こえたのもおもしろかったですね。「フッキ!」と「勇樹!」が紛らわしかったけれど。というか、征也はピッチ上では金子のことを「勇樹」と呼ぶのかーと感心したり。
試合は、道都が多分Bチームだということもあり、圧倒的にコンサが支配する展開だったのですが、そういう目で見るといろいろ不満な点も目につきます。
1点目は前半17分ころ、関のパスを受けたフッキがドリブルで相手DFを切り返してかわしてシュートしたもの(1-0)。
2点目は23分ころ、征也のクロスを和波がシュートするも、ポストにぶつかって跳ね返ってきたところを元気が押し込んだもの(2-0)。
しかしその他にももっとゴールが決まってもよいシーンがあったはずで、「ああこんなふうにフッキがお膳立てしても決められないことが多いと、またフッキが『ひとりでできるもん』になってしまう~」と微妙に心配したことを覚えています。
なので、前半25分のフッキのゴール(3-0)は、フッキがゴール前中央で相手DFが何人かいたのもかまわずフェイントを混ぜて遠目からシュートしたら、GKも動けなかったというゴールだったのですが、私のメモには「でも『ひとりでできるもん』の予感」とこの時点で書いていました。
でもフッキを責められない気もするんですよね。
前半31分のフッキのゴール(4-0)は、その前に元気が相手DFの裏に完全に抜け出して、ペナルティエリアの中でGKまでもかわしかけたのに、足元でボールを持ち替えているうちにDFに詰められてシュートを打てず、フッキにパスを出して、それをフッキが決めたものでしたから。フッキがゴールしたことよりも、あそこでシュートを打てなくなってしまう元気が情けない。と、辛口な見方になるのでした。
4-0で前半は終了。


ハーフタイムにソフトクリームを食べようと思ったら、梟巣から席に持ち帰るまでの間に早くも溶け始めてる。


後半始まるときに、征也、元気、大伍、優也に代わり、清野、岡田、セバ、髙原がイン。画伯と曽田の位置も変わっています。

  フッキ  清野
川崎   関    岡田
   セバ  金子
 和波  西澤  曽田
     髙原

清野にはそろそろゴールしまくってもらわないと困りますから、注目はやっぱり清野ゴールへの期待。Bチームの大学生相手に点をとれないとしゃれになりませんもの。
でも後半も点をとるのはやっぱりフッキ。
後半15分ころ、相手のミスでフッキが道都GKと1対1になり、冷静にGKをかわして流し込んでまずゴール。(1-0)
清野がボールに触るたびにギャラリーはゴールを期待して固唾をのんで見守っているというのに、清野はなかなかシュートを打てません。
後半22分には、清野が抜け出してフリーでシュートを打てる場面だったのに、なぜか清野はフッキへパスをしてしまい、フッキが難なく決めてやっぱりフッキゴール(2-0)。このときのあああああというギャラリーのため息、清野に聞こえたでしょうか?
後半22分ころ、岡ちゃんのゴール(3-0)。ドリブルで自分で切り込んでシュートまでいく姿は、その直前の清野を見ているだけに、溜飲が下がる心地がしました。そう、それだよ。
後半25分ころ、健太郎に代わって、大伍が再びイン。健太郎のところに関が移り、大伍は今度はトップ下でのプレイです。
 ↓こんな感じ

  フッキ  清野
     大伍
 関        岡田

後半28分ころまたフッキのゴール(4-0)。GKをかわして流し込む形。
このままではフッキばかりゴールして練習にならないと踏んだのか、道都の選手の気分を変えるためか、フッキを下げて元気を再び投入。
後半31分に清野がとうとうゴールを決めました(5-0)。これもGKをかわして流し込んだものでした。道都の選手というか、GKがちょっと気の毒。
道都は監督も不在らしく、選手交代も自分たちでやっている感じ。なにか決まりごとがあったのかどうか分かりませんが、傍目には交代しようとする選手が自分でタッチライン際に立ってレフェリーに声をかけ、交代するように見え、ヤクルト古田監督の「代打オレ」というのを思い出しました。見たことないですけど。
後半31分にはヤンツーさんの指示で、関をさげて10人にし、11vs10で試合を進めることにします。最終ラインを曽田、西澤の2枚にして、関のいた左サイドの位置に和波が入るという感じかな。
西くんにはヤンツーさんや財前さんからしきりに「大伍、下がるな」「大伍、前~~」と声がかかります。でもなかなかうまく前へ出ていけなかったな。ボールにからむシーンも多くなくて、ベンチ入りするにはまだまだ修行が必要なのかなと思いました。がんばれ、大伍。
フッキに代わって元気が入ってからの元気のプレイは献身的。一緒に見ていた友人は、せっせと清野にパスを出す元気のプレイを評して「ほら、俺はいいからお前決めろ。俺はまだなんとかなるから。」と台詞をつけていました。
まさにそんな感じでした(笑)。


お疲れさまでした。特に道都の選手たち。


posted by あきっく |02:38 | サテライト | コメント(2) | トラックバック(0)

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Re:道都大との練習試合

暑い中お疲れ様でした。
私は、日曜日はすっかり萎んでいました・・・

>「ほら、俺はいいからお前決めろ。俺はまだなんとかなるから。」
なんか、その光景が目に浮かんで思わず( ´,_ゝ`)プッ
元気を見ていると、本当にそんな事を言いそうな感じがして・・・(苦笑)

posted by つくし| 2006-08-29 08:01

Re:道都大との練習試合

>つくしさん
つくしさんのいらっしゃらない宮の沢に私がいる・・・。
たまにはいいじゃないですか、そういうのも(笑)。

元気がそう言う姿は目に浮かぶけど、言われた清野さんの発奮する姿の方は浮かびませんでした?
私の目にも浮かばなかったんですよねー。
おおーーーい!清野さぁーん!

posted by あきっく| 2006-08-29 12:00

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