2011年12月15日
映画&本 「アイ・コンタクト」
ずっと見たいと思いつつ、なのにせっかくのチャンスにはピンポイントで仕事に襲撃されてしまいチャンスを2度も逃してしまっていた映画「アイ・コンタクト」。 ヨコハマ・フットボール映画祭の東京開催で、昨夜念願かなって見ることができました。 まずはこちらの→ひぐまさんによる映画「アイ・コンタクト」の紹介をお読みくださいませ。その前提での話になりますので。 準備よろしいですか?(笑)。 私が最初この映画のことを「ぜひ見たい!!」と思ったのは、コンサユースの選手のお兄ちゃんが脇役(?)で出ていると聞いたからです。それもコンサの練習着を着て登場しているんですって。 それは見逃せないでしょ。 そのうえ登場しているその「お兄ちゃん」自体が、高校選手権の三ツ沢で私も直接試合を見ている選手でしたからねー。親近感ありまくりです。 だからいわば不純な動機で映画を見に行ったのですが、見たらやっぱり本筋のストーリーに引き込まれました。聴覚障害のある女子選手たちの日本代表チームの話なのですが、出てくる選手たちがみなとっても可愛いの。「これ、もしかして外見でのオーディションでもあった?」と疑いたくなってしまうほどw 殿方はきっとこの点だけでも見ていて楽しいですよ。この映画を撮った中村監督も「女の子たちを撮りたかったから」と冗談めかして話してたくらいですもの(笑)。 でももちろんちゃんと本物の日本代表選手たちなんですよね。 みんな可愛くて活き活きサッカーをしていて、でも大会(2008年のデフリンピック)では世界の強豪の強さにかなわなくてボロ負けの試合もあって見ているだけでも苦しく悔しくって。 嬉しかったり苦しかったり。サッカーの素敵さを満喫させてくれる映画でした。デフリンピックの次の大会は2013年とのことでしたから、試合をなんとか見てみたいなあ。 デフリンピックは、世界各国の参加者によりいろんな種目の競技が行われるオリンピックの聴覚障害者版ですが、これとは別に、今年は聴覚障害者のサッカーの大会(ワールドカップみたいな)があるんですって。今後注意を払っておこうと思っています。 この映画を撮った中村監督による本「アイ・コンタクト」が最近出版されたそうで、昨日会場でも販売されていました。 ↓ 映画に登場する選手たちのことや、映画を撮るにあたってのサイドストーリーなどが紹介されています。 映画を見てから本を読んだ方が(映画のシーンが思い浮かぶので)楽しめるかな~と思いますが、本を読んで選手たちの人物像を頭に入れておいてから映画を見ると、それもまた楽しいかもしれません。 ひぐまさんが映画「アイ・コンタクト」を紹介してくれたのが去年の年末のことでしたが、あれから1年でずいぶん様変わりしたんだなあと痛感したしたことは、本の帯で紹介コメントを寄せているのがなでしこの川澄選手だということです。 これはインパクト大ですねー。 映画に出てくるデフ日本代表GKの佐藤愛香選手は、小中高と川澄選手・上尾野辺選手と同じチームでプレーしていたんですって。そういう紹介も1年前なら「???」だったでしょうが、今なら「おおおお~~っ!」ですもんね。 1年って、短いようで長いような感じだなあと実感しました。 ・・・って、話がちょっと逸れましたが、映画に登場する選手の中には札幌の大学生もいて(川畑菜奈選手)、その子がほんのりと大伍を思わせる可愛らしい雰囲気で素敵なのです。 ぜひたくさんの人に見てもらいたいなあと思いました。 残念ながらDVDなどになっていないそうで、見るには上映される機会を捉えるしかないのですが。 もし「上映会をしてみたい」とかの要望があれば、配給元の会社は安価で協力しますし、ご連絡いただければヨコハマフットボール映画祭のスタッフの方で話を取り次ぎますよーと昨日宣伝されていたので、コンサの各後援会で上映会の企画などいかがでしょうか? 登場人物の胸にコンサのエンブレムとロゴがばっちり入ってる映画、なかなか魅力的でしょ。(*^_^*)
posted by あきっく |09:43 | コンサ周辺のいろいろ | コメント(2) | トラックバック(0)