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2011年02月04日

スティール・カーテン。

 2月の第1週のお楽しみといえば、そう、スーパーボウルである。
 今年はピッツバーグ・スティーラーズとグリーンベイ・パッカーズの対決。

 どちらも堅い守備で勝ち上がってきたチームで、特にスティーラーズはタイトルに挙げたようにスティール・カーテンといわれる強力ディフェンスが売りのチーム。最近かぶれたオレとしては、テリブル・タオルと言われる独特の応援スタイルが「ああ、熱狂的なファンがいるっていいなあ」と思わせてくれるチームの1つである。

 この2チームの対決は、名門VS市民球団ということになろうか。

 スーパーボウルの最多優勝がスティーラーズ(しかも7回進出して6回!)。てっきりサンフランシスコ・49ersが最多だと思っていたのだが、それはニワカゆえお許しのほどを(苦笑)。今年は7回目の制覇を目指す。パッカーズは一般市民が100%保有している(とwikiで確認した)唯一のチーム。本拠地・グリーンベイの人口は10万人そこそこであるにもかかわらず、ホームスタジアムのランボー・フィールドの収容人数は7万人以上(!)で常にフルハウス(!!)。
 試合展開としてはかなり重い展開になりそうだが、そこをQBのロングパス1発で・・・となるとスティーラーズ有利なのかなあ。まあ、でもオレとしては市民球団であるパッカーズに肩入れしたくなる。かつてブレット・ファーヴもいたし。

 一方、守備陣および守備組織構築中のコンサは大宮とのTMでは1-4の負け。
 この時期はダメ出しをバンバンやっとく時期だと思うので勝ち負けは興味がないが、チアゴがいないのはどうなんだろう?重め残りすぎで間に合うか心配・・・。大方の予想通り河合をCBに回して凌ぐことになるのかな。ノブリンはブルーノがたいそうお気に入りのようだし・・・。三浦コンサの時は高さあるDFラインから札幌山脈と呼ばれたけど、石崎コンサはどのように守備を構築するのか。スティール・カーテンまでいけば理想だが、まずは穴を塞ぐことが優先か。

 コンサは熊本キャンプなので他クラブに比べれば多少は楽だが、それでもTMをどれだけ組めるかは重要になってくる。本番でアドリブ一発の守備ができるほどコンサは強くないんだし、ダメ出しができる機会を多く作ることもまた重要。このへんもクラブの総合力、とりわけロジスティクスが問われる。それ以前にケガ人の回復が先ではあるんだが・・・。

posted by フラッ太 |18:22 | スポーツ | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:スティール・カーテン。

いつもチャンピオンシップとSBのどっちを生観戦しようか迷うのですが、結局は毎年前者を選んでいるのですよね。
(さすがに両方欲張ると仕事が…)

誰よりも地元チームを出したかったであろうジェリー・ジョーンズさえ「これはこれで楽しみな一戦」とコメントしているとのことですから、アメリカさん的には「伝統の一戦」と言えるのでしょうね。
(ああいうアクの強いオーナーでも、勝敗がつけば素直に相手を称えるというのはアメさんの良い所だなと思いますが)

暇とお金があれば、一度ランボーフィールドでの試合中にグリーンベイの市内がどうなっているのか見てみたいものです(笑)。他のスタジアムがSB誘致を目指してどんどん近代化する中、あのスタジアムは年々個性が際立ってきていると感じます。「SB誘致よりも歴史と伝統が大事」という腹の括り方が見事なので、私も大好きなチームの一つです。

スティーラーズについては、NFL JAPANにてCSガオラの実況でお馴染みの近藤さんがコラムで書いていますが、
http://www.nfljapan.com/column/19567.html
もちろんアメフトとサッカーは同じフットボールでも異なるスポーツなわけですが、私はコンサの戦い方について書くときに、こういうチームの戦術・経営の哲学を理想として書いている部分がありますね。幹がしっかりしているから、サポーターもついてくるし、自然と高い意識を持つようになる。理想的な循環ですよね。

さて、当日に向けてまずは携帯の設定を変えないと
(以前、携帯を開けた途端に「スティーラーズがV」という文字が出てきたのには参ったw)

posted by Gekitei | 2011-02-04 20:48

Gekiteiさんへ

 スーパーボウルとプレイオフのどっちを選ぶかとなると、プレイオフでしょうか。スーパーボウルは1発勝負でどっちが勝ってもそこでシーズン終了ですし、プロボウルを間に挟むようになってからはスーパーボウルはお祭りムードの方が大きくなって、プレイオフの「負けたら終わり」という緊張感が薄れてしまったように思えて・・・。

 近藤さんのコラム読みました。
 おっしゃるようにチーム独自の“哲学”があるかないかというのはとても大事なことです。そうしたものがコンサに希薄なのは例えば大分や草津、栃木など下部リーグからコツコツと上がってきた経験がないために血や肉となるべきものが少なかったからではないかとも思うんです。開幕前のカタい話にはもってこいのコラムだったので、何とか形にしたいとは思いますが・・・。

 今言えるのは合併前の浦和や磐田のように
 札幌がコンサドーレの街というのを強く印象づけることができれば・・・ということですね。

posted by フラッ太| 2011-02-08 23:24

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