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2011年09月23日

’11弾丸ツアーレポート⑤~次はホームの最終戦で~

 最終日はこの方とお会いすることに。
 ちゃんとお話しするのは初参戦の時以来だから3年ぶりかあ・・・。

 美味しいお店がいろいろある中、煮込みハンバーグに惹かれて狸小路の北斗星でお昼ごはん。ボリュームはかなりのモノ。ご飯を3分の1くらいで、とオーダーした理由がよくわかった。僕はちゃんと食べたけどお腹いっぱい。その後はゆっくりお話しできる場所へ、ということで丸美珈琲店へ(HPはこちら)。自分1人だけならまだしも、2人揃って迷子になるなんて恥ずかしいマネができるわけがない。ロケハンしといて良かったよ。

 しばらくはグダグダだったツアーのいきさつと練習見学の話に。そんな中でもコンサは地味にGK王国だなあ、と。古いところでは古川や洋平が、藤ヶ谷や優也、林、ぎーさん、高原、そして今年はホスンと次々に人材が現れてきて。新潟あたりは羨望の眼差しなんじゃ・・・。曵地もユースから昇格して下の世代の松原はトップに人材が豊富すぎて岡山に、さらにその下には阿波加くんが控えていて。ここまでコンスタントに出てくるってそうそうないような・・・。普段からバカスカとシュート打たれまくりだからってのは言っちゃいけないぞ。で、その後はいわゆる“業界のウラ話”で盛り上がる。「何でそんなことを・・・」とか「ヘンなことに詳しすぎ!」というのは一種の“職業病”ゆえ自然とそうなっちゃうことに感心しきり。
 その後は札幌駅まで地下歩道を歩くことに。行ったことがなかったので気を遣っていただいて恐縮です(苦笑)。「四字のあれ(インチキ漢文のこと)ってどうやるんですか?チーム名とか大変じゃないですか?」と訊かれたけど、あれはまだラクなほう。なぜかというと試合経過を書くのが半分でゼロから作る必要がないので。チーム名も漢字の音訓読みから引っぱってくるだけだからそんなに苦しまないし。まあ、このあたりはクイズオタクというバックボーンがあって、どーでもいい知識を抱えているからこそできるというのを白状したんだけど。あっちのコンビの方がよっぽど大変なんですよ。オチ決めた上で構成考えなきゃなんないから。しかも凝り性が祟ってだんだんネタ作りのハードルが上がっちゃってえらいことに(汗)。今年は再び登場させられるかな・・・。

 話がとっ散らかっちゃったかなと思ったけど、喜んでいただけたのは何より。最終日のお約束はヨドバシと紀伊国屋のハシゴ。PCパーツ類は眺めただけ。でも、今使っているイスがグラグラになってきて腰に悪いので2万円弱奮発して一点豪華にPCチェアを買うことにした。デブには靴とイスは消耗品なのよ(苦笑)。Zのヴァージョン2がなかったのは誤算。あんだけ売り場が広いのに・・・。紀伊国屋では資格試験の本を数冊、そしてサッカーに関する本を購入。戦術リストランテ(西部謙司 ソル・メディア \1,680)、ザックJAPAN三つの選択(杉山茂樹 えい(木へんに世)出版社 \1,050)を買うあたりはモロに戦術厨丸出し。杉山に印税が入るのはシャクだが。サッカー批評を買い忘れたのがちょっと心残り。やっぱ余裕なかったんだなあ。
 そして大丸で石屋製菓の白いロールケーキをお買い上げ・・・しようと思ったが、「本日中にお召し上がりですか?」と訊かれた。「生クリームを使っておりますので・・・」そういやそうだ。またしても予定変更。駅で白い恋人のホワイトとブラックを1つずつ購入。女性の比率が高い職場ではとっても喜ばれました(笑)。白いロールケーキは次回のお楽しみとしとこうか。

 帰りの特急では対向列車が鹿に遭遇して到着が15分遅れるなど最後の最後までアクシデントが起こりまくりの秋の弾丸ツアー。第2次弾丸ツアーはホームの最終戦、12月3日。夜勤明けでかつキックオフが12時30分、間に合うかどうかとても微妙という正真正銘の弾丸ツアー。土曜日は仕事は入ってないけど、次の日曜日に何としても休みをもらえるように働かねばっ。祝勝会で盛大に酔っぱらうんだもんね!

 以上、オトナの余裕がカケラも見当たらない今年の第1次弾丸ツアーのレポート終了です!

posted by フラッ太 |11:00 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年09月23日

第5節VS東京V・アフターインプレッション。

 ジオゴ・宮澤をサブにも入れないというちょっと苦しい台所事情。

 コンサの側からすれば、いる選手でやるしかないとなるとスタメンのような構成になるのだろう。日高を本来の右SBではなく左で使うのも純平がそれだけ機能しているからだろうし。となると、シロート目にもコンサのキズ、狙い目はどこかというとやっぱり日高と櫛引の左サイドだろうなということになるわけで。
 ヴェルディは執拗にこの弱点を衝いてきた。いやあ、ヴェルディ強いわ。チームカラーがもともとああいうスタイルでJ2最多得点というのも肯けるくらいガンガン攻めてくる。去年からサンドバッグ状態には慣れっこになっていたとはいっても前半をよくぞ1-1で凌げたと思う。取って取られての間が短かったことが却って集中力を維持させ、気持ちを途切れさせなかったのだとしたらこれも勝負の綾なのか。 

 後半開始時に石崎監督が動いた。同点での3バックへの変更。普段、石崎監督が3バックに変更する時はどうしても得点が欲しい時にリスク覚悟で・・・という半ばギャンブルっぽいのがほとんど。しかし、石崎監督は狙いを持った上での3バックへの変更だった。

 「東京Vはいろんな選手がゴール前にかなり入ってくるんですよね。サイドの選手も中に入ってきたりだとか。そういうところでどうしても、センターバックの2人がボールに対して厳しくいけない。出ていくと穴が空いてしまって、そこにまた違う選手に入られてしまいますから。そういう形でかなり戸惑っていましたから、それだったら真ん中に選手を入れて3バックにしよう、と。東京Vは途中から身長の高い選手が出て来ましたが、前半のメンバーだと、クロスボールに対して高さでやられることはないだろう、と。サイドのところで数的不利になるのは、仕方ないが、中でしっかり対応しようということです。」(一部抜粋)

 石崎コンサといえばチャレンジ&カバーだけど、まずはしっかりチャレンジを行う。
 チャレンジもカバーもできずにいた前半を修正する3バックへの変更が功を奏したように思う。チャレンジがしっかりできないとカバーができない。攻めの守備、奪いに行く守備から入るという基本に戻るための変更。3バックだの4バックだの、1トップだの2トップだのはあくまで手段にすぎないのだと杉山某みたいに御託を並べてみる(苦笑)。

 「まずは、今日の東京Vのサッカーが素晴らしかった。特に前半、ウチのチームとしてはかなりのプレッシャーをかけているのに、そこをかわされてしまう。そこでバイタルにいいボールを入れられてしまいました。まだまだ東京Vと比べて、ボールを奪っても苦し紛れに蹴ってしまう場面がある。技術的にも東京Vのほうが遥かに上なので、ああいうプレーがこちらもできるようになっていきたいと思う」

 対して、川勝監督のコメント。

 「中2日での試合ながら選手の運動量、質は最後まで高かったと思います。ゲーム自体は支配したな、と。ただ結果としては勝てなかった。もちろん最後のところというのは相手も粘り強く守ったというのもあると思います。相手が試合巧者でウチが試合下手とも思わないし、そうしたサッカーではよくある展開のなかで、どうやって内容のあるチームが勝っていくかというところをやっていきたい。まだチームは死んでいないので、上を目指して最後まで戦っていきたい」

 「試合をご覧になっていかがでしたか?五分五分に見えましたか?ただ、サッカーというのは1本のパスがたまたま通ったりして点が入るスポーツでもあるし、中盤を支配しても最後に凌がれることもある。今日の試合に関しては攻撃のスピードもそんなに落ちていなかった。もっとリスクを避ける攻め方というのはたくさんあると思いますが、このやり方でJ1を目指したいということで去年からやっているので、応援に来てもらった方には勝利を見せられずに申し訳なかったが、チームとしてのやり方は変えない。」(共に一部抜粋)

 川勝監督のこだわり、ヴェルディのプライドを強く感じさせる。
 実際、ヴェルディの攻撃の圧力は凄まじかったし、もしかしたら石崎監督はヴェルディのような攻撃ができればなあとうらやましく思っていたかもしれない。ヴェルディには個の能力の高い選手が多いし、理想を追えるだけのバックボーンもある。2年目の川勝体制が理想を追える一方で、3年目の石崎体制は現実を取らざるをえなかった。
 ヴェルディはJ2最多得点だが、勝っている試合は全て3点以上獲っている試合であり、上位6チームには1つも勝てていないという現実もある。追いかける立場だったのもあるが、ヴェルディの側に力が入りすぎていて気付かないうちに隙を作っていたということは言えるかも。

 コンサの4点のうち、ヤスの2ゴールは今後を考えると大きい。サブが結果を出したというのもあるが、ウッチー以外の“衛星役”がいることで選手起用に幅ができる。ダメ押しゴールは最初トラップミスに見えたがよく決めた。上原もバウルさん相手によく競っていた。高さのある選手が少ないだけに上原が最前線で頑張れるようになるともう少し楽な戦いができるのでは。

 北九州戦以上に苦しい状況の中、チーム全体で凌いで勝てたことは自信になる。
 次の徳島戦もしんどい戦いになるがヴェルディ戦の勝利で「やれる!」という空気はしっかりできたように思う。でも、ヒーローインタビューには河合を呼ぶべきだったと思うんだ。

posted by フラッ太 |04:26 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)