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2021年02月05日

ジンクス破れる!

>何度見てもあのピタっと止めるトラップはおかしいって…

 NFLではずっと続いてきたジンクスがある。それは
 その年のスーパーボウルの会場となるチームがスーパーボウルに出場したことはない

 というもの。スーパーボウルの開催は2月上旬。全米からファンが駆けつけるので屋内のスタジアムもしくは温暖な地域で行われることが多い。今年の第55回スーパーボウルはフロリダ州タンパのレイモンドジェームズスタジアムで行われるが、そのタンパをホームとするのがNFC南地区に属するタンパベイ・バッカニアーズ。常勝軍団ペイトリオッツから移籍してきたQBトム・ブレイディがいるチームである。

 スーパーボウル進出を決めるカンファレンスチャンピオンシップでは第1シードのグリーンベイ・パッカーズの敵地に乗り込んでの勝利。QBがスゴいんだからさぞかし殴り倒して勝ったのかと思いきや、実はバッカニアーズは守備が堅い。(ちなみにラン守備1位、全体で6位)
 セインツとのレジェンドQB対決となったディヴィジョナルプレイオフでもシーズン通してインターセプト(INT)の少ないセインツのQBブリーズに対して3つのINT。カンファレンスチャンピオンシップでもシーズン通してINTが5つしかないパッカーズのQBアーロン・ロジャースに対してINT3つ。この試合ではブレイディもINTをやらかしていたんだが、その後に守備陣が踏ん張って得点を許さなかったのが大きかった。

 一旦時計が止まる2ミニッツを巡る攻防とか試合内容も濃いものだったけど、これがどれくらいスゴいのかというとバッカニアーズはプレイオフの3試合は全て敵地に乗り込んでの勝利という点でますポイントが高い。
 今年はコロナの影響で無観客or観客の入場をかなり制限した中で行われたが屋内スタジアムをホームとするチームが寒い地域で試合をすると勝てないというケースなど気候の違いがハンデになることは珍しくない。もっとも、ブレイディに限って言えばペイトリオッツ時代も寒い中でプレイオフを勝ってきたからさほど苦にはなっていないんだろうけど…。

 確かにブレイディの実績はものすごいけどプレイオフはどうかなあ…という声は多かった。開幕当初はレシーバーとの息が合わずにINT食らって負けとか、なまじ実績かあるだけに首脳陣との確執はないのか?とか雑音もあったが移籍初年度でプレイオフ進出どころかまさか長年続いたジンクスを破ってスーパーボウルにまで駒を進めるとは。

 コンサなら小野伸二がチームを引っ張ってリーグ優勝orACL出場権を得るようなもの。
 …今年のコンサもあると思います!

posted by フラッ太 |20:55 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)

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