2006年06月28日

昨夏のJ村 その1

トップのリーグ戦の狭間を縫って、J村盛り上げ企画その2・去年のJ村の思い出話など。

コンサユースにとってJ村でのクラセンU-18(adidas cup)といえば、adidas cup 公式サイト過去の大会結果にあるように、2001年の準優勝、2002年のベスト4が輝かしい記録です。2001年は、3年生だった新居がゴールを重ねて大会MIPを受賞し、1年生だった智樹もレギュラーで出場しています。私の初ユース観戦がこの年のグループリーグ第1戦だったのは以前のエントリに書いたとおりです。

2003年以来3年間は決勝トーナメントへ進めずじまい。
私が大会期間中J村に通い詰めるようになったのが2003年からなので、試合経過をリアルで追いつつ決勝トーナメント進出のための勝ち点計算・状況分析を毎年してくれていたkeiさんの努力は、まだ1度も報われていないことになります(涙)。

とまあ、そういう愚痴はおいといて、その悲しい3年間を丸ごと振り返るのも冗長なので、近いところで去年の3試合を振り返ってみようかと思います。

去年のコンサは、清水エスパルスユース大宮アルディージャユースヴィッセル神戸ユースと同組のCグループでした。Jの下部組織ばかりのグループで、見る方にとっては目新しさがなくてつまらないと言えばつまらない。

グループリーグは、3日間でピッチ4面を使い、それぞれのピッチで一日3試合ずつ行われます。大会1日目のCグループとDグループは第2試合に割り振られました。

2005/7/30(土)13:00~ vs大宮ユース @J村ピッチ5です。
試合の公式記録は→こちら(PDF)

20060629-02.JPG
ピッチ練習に入る前に、監督・スタッフ・控え選手も一緒になって全員で円陣。キャプテンの征也が何か声をかけているのでしょうか。
一番手前でパンツをずいぶん短くたくし上げて気合いが入っている人は・・。(→次の写真へ)

20060629-03.JPG
→どうやら監督のようです。
季節と開始時刻と監督のパンツ(爆)でも想像つくように、J村での試合は暑さとの戦いでもあります。コンサにとっては特に。

試合時間は大会を通して40分×2で、ハーフタイムは10分です。
試合ごとの登録(ベンチ入り)は18名までで、交代は4名まで認められます。


試合開始時のメンバーは、こんな感じでした。

  10藤田  9川村
     8西
11久松      2小田桐
  6大野   14長沼
 25西田 4佐々木 7松本
     21平加

後から振り返ると、この大会が終わった後に3バックをやめて4バックを基本とすること、征也をFWで使うのをやめてダイヤモンド形の中盤の右サイドにすることにして、チームを作り直し、高円宮杯に臨むことになるのですが、このころはまだこういうフォーメーションだったのですね。
GKは3年生の滝沢くんがこの1週間前のプリンスリーグ終了時点で引退し、2年生の塚本くんは怪我をしていたらしく、J村に来ていたのは1年生GKの2人、平加くんと岩田くんでした。
平加くんは1週間前のプリンスリーグ最終節のときと比べてコーチングの種類が格段に増え、具体的な指示をどんどんするようになっていて、その変貌ぶりに驚いたものです。

試合展開としては、前半7分ころコンサが先制。
西くんが中盤でボールを奪い、相手をかわしつつドリブルで駆け上がって、右側からゴール前左側にいたカワケンにスルーパス。ボールを受けたカワケンはGKとのタイミングをはかりつつ、きっちり右隅にシュートを決めるという美しい流れでした。
ところが前半13分ころ、大宮のコーナーキックがゴール前でまいて直接ゴールイン。1-1に追いつかれます。
その後はずっと押され気味の展開でした。

1-1で前半が終了し、後半もメンバー交代なく始まりますが、後半は前半にも増して大宮が速い攻撃で攻めてくるシーンが多くなります。
とくに大宮の前線3人に早いプレスをかけられて再三DFライン~中盤の底あたりでボールを失う場面や、苦し紛れに後ろから長いボールを蹴っては前でキープできないようすは、プリンスリーグのときから抱えている悩みのように思えて、今年のチームはちょっと大変かなあ・・と正直暗い気持ちになったですよ。
そうこうしているうちに、とうとう失点。
中盤で拾われたボールをワンタッチのパス交換であっというまにゴール前に運ばれ、中央からシュートを打たれて、平加くんがなんとかそれをはじくも、こぼれたところを決められたという形でした。
後半の途中で給水タイムがあり、選手も審判も全員で給水してから試合再開。
まもなくカワケンと西くんに代えて大西くんと横野くんが入り、監督の指示がとんで4バックに変更になりました。

  10藤田   18横野
      13大西
11久松       14長沼
      6大野
25西田 4佐々木 7松本 2小田桐
      21平加

試合終盤に久松くんに代わってそのままの位置に福田くんが入りますが、結局スコアはそのまま動かず1-2で終了。
初戦は敗戦という厳しいスタートになりました。

他試合の結果でこの日目を惹いたのは、ガンバ大阪ユースがFC.GENIOS TONAMI(U-18)(北信越第2代表)に18-0(!!!)で勝ったことと、名古屋グランパスユースが安芸FC U-18に8-0で勝ったことでしょうか。こういう結果を見ると、やっぱりまだグループ4位との結果を除外した得失点差の計算(以前のエントリ参照)が合理性あるなあと思わされますね。

2日目の神戸戦は、5-4という派手な展開を制した激しい試合になるのですが、その内容はまた次回に。(と引っ張るw)



20060629-04.JPG
試合中のひとこま。
ピッチのすぐ脇で観戦できるので、ボールを蹴る音や選手の声などもよく聞こえ、迫力満点です。
あんまり近すぎて、選手と同色のレプリカを着るのは避けようと気を使うほど。
サポの着ているレプリカが試合をしている選手や審判の視界に入ってプレイのじゃまになってはいけませんからね。


posted by あきっく |21:36 | ユース | コメント(0) | トラックバック(0)

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