2014年03月26日
'14第4節VS北九州・アフターインプレッション。
>ホーム初勝利だけど、漢字4文字でずっとタイトルつけてる人がいるので、 >今年はインチキ漢文をやらないことにした。ほら、オレって硬派(笑)だし…。 前半で3-0、ウッチー2ゴール&上原のゴール。 後半は課題が残った(だろう)というのを前提でやっとこさ試合を観ることができた。 結論から言うと今回の勝利はあんまり参考にならないかなって感じ。 いや、ウッチーの2ゴールはチームとしては非常にプラスなのは間違いないし、1点目は角度のないところから決めたのは流石といったところなんだけど、点の取り方が相手を崩して勝ったっていう“王道”な勝ち方じゃないのが気にかかる。1点目はクイックリスタート、2点目はセットプレイ(CK)。3点目はワンツーだったのでまあ崩せたと言えるんだけど、チーム戦術として崩せたかとなると必ずしもそうとは言いきれない感じ。 何でもないところでパスミスして簡単にタッチを割っちゃうとか、 北九州に「へ?」っていうプレーがやたら目立ったので勝手に転んでくれた印象がある。 2点目もあっさりやられすぎでしょう。 そんな中で「おっ!」と思えたのは上原拓の縦パスと謙伍のナナメに走る飛びだし。 河合が守備に重きを置いたプレーをしていたこともあるが、時折ピシッとしたパスを出せていた。当たりにも五分に対抗できていたしそこそこ役割分担はできていた感じ。後半に謙伍が抜け出たシーンは良かった。ああいうプレーは最近のコンサ、とりわけSHにはなかったので新鮮な驚き。惜しむらくは謙伍がシュートを選択しなかったこと。あそこは勝負して欲しかったぞ。 河合&上拓のボランチコンビだと守備はまあいいとしても攻撃の時、とりわけ展開力に乏しいのがつらい。河合は「よっこらしょ」って感じで出すので速いプレスに対応できないし、上拓に捌きや散らしのパスまで求めるのは酷な話。「宮澤がいれば…」と何度も思った。個人的には上拓もハードワーカー的認識でいるので頭脳労働担当の不在、特に宮澤不在がかなりつらいと感じた。財前コンサになって最終ラインで組み立て直すことができるようになったのはいいんだけど、ボランチで頭脳労働担当がいないとすごく手詰まり感があって…。 戦術厨的な立場からだと都倉投入はいいとして、なぜ謙伍OUT?前俊じゃないの?バーを叩く惜しいシュートはあったけど無理してSHに置いてまで残す必要あったのかなあ?起点として前俊残すんだったらウッチーをお役御免でいいんじゃね?とは思った。謙伍の動きが良かったし、都倉&ウッチーならウッチーが走り回らずに済むので前線での運動量もそれほど落ちないからトータルとしての守備力は維持できると思うし。 全くと言っていいほど守備をやらない前俊はボランチの位置まで降りてきてボールをもらっていたので「おいおい、フリーダムすぎるだろ…」と。ボランチの位置まで下がるとプレッシャーは確かに減るが前の人数も減る。北九州は前俊にしつこく人をつけることはしなかったけど、京都がそうしないっていう保証はない。湘南は2,3人でガチガチに囲んできたしね。これも宮澤不在が響いているのかなとも思ったり。まあ、都倉&ウッチーは個人的に観たいっていうのもかなりあるし(苦笑)、財前監督が決めに行ったというのもあるのかも。点差がある故の余裕かな。ウッチーもハットトリック狙ってただろうしね。 ちょっと驚きだったのは3点ビハインドの状況下でも北九州が後半開始時に動かなかったこと。スカパー解説の大森アニキは「(柱谷監督は)このままでは終われない、このメンバーでどれだけできるかを観たい」ということを言っていたが、なるほどと思わされた。これが石さんだったらほぼ100%で3-5-2にしただろうし、一気に2枚替えくらいはやったかもしれない。 石さんに限らず、3点のビハインドともなれば状況を打開するために何かしら目に見える変化をつけるのが自然だと思うのだが、柱谷監督はあえて動かなかった。それは長いシーズンを見据えてのことかもしれないし、札幌戦に限っても決定的に劣っているのではない、わずかな弛みで失点したという判断があったからかもしれないし、柱谷監督があまりシステムをいじらない志向なのかもしれない。 '12石崎コンサにおいては石さんが動きたがる監督だったこともさることながら、相手がみんな格上でじっと我慢をしている余裕もない、ましてや捨てゲームなどあるはずもなく否応なく動かざるを得なかったというのが実情だったと思うが、その点柱谷監督は辛抱強くじっと動かずに後半に入って気持ちを入れ直した。こうした“動かない選択”もあるのだなあと唸らされた次第。 ボランチが壊滅状態なのでこれ以上の内容を求めるのは酷なのかも知れないけど、それでも圧倒して勝つ、得失点差を稼げる相手は徹底的に叩くということはこれから先必要になってくると思う。もちろん勝利が最優先だし、北九州戦は井上に危うくってのはあったにせよ無失点で終われたのは良かったこと。ホスンも復帰戦で完封できたのは大いに自信になったはず。 だが、物足りなさが残った試合だったことも事実。鬼門とも言えるアウェイ京都戦は今のままだとかなりの苦戦が予想される。宮澤抜きでどこまでやれるのか。中盤で頼りになりそうなのが砂川しかいないっていう戦術厨の取り越し苦労を払拭してほしいなあ…。
posted by フラッ太 |13:00 | アフターインプレッション | コメント(0) | トラックバック(0)
2014年03月22日
まさかの…
>いや、別に大したことじゃないっす… 今晩、我が家は毛ガニであった。1人1パイずつ。何とも贅沢である。カニと格闘しながら思った。「確か松本山雅にホームで逆転負けした試合ってカニ食ってたよな…」。向かいではフラ父がオレが買ってきたクラシックをしれっとした顔で飲みながらカニを食っている。 飲むんだったら一言言えよなと思いながらも、カニをゴチになっているのでケチくさいこと言うのも何だしなとちょいと微妙な気持ちになりつつカニをやっつける。そしてJ's GOALで結果をチェック。3-0の勝利。安堵した。 今年のオレは「今日も一週間頑張った。エラいぞオレ!」というお疲れさまの1本と勝利の美酒の2本買いが定着している。今週は2本飲めるかなと思っていた矢先にサクッと1本飲まれてしまったので何だかなあの心境。…え?だったら箱買いしときゃいいじゃねーかって?そんなことしたらフラ父が片っ端から飲むに決まっている。 今節は土曜開催なのでまとめて1本にできなくもないんだけど、自動昇格を目指す上では言っちゃ悪いが北九州には勝って当たり前くらいの意識じゃなきゃ到底昇格戦線を勝ち抜けないわけで喜びはもともと中くらい。でも、1つ勝つのはどこが相手でも簡単じゃないってのは去年の最終節にイヤというほど味わわされたのだから、とりあえずひとつやり返したってことで小さく「よし。」とつぶやいて、小さく握り拳を作ることにする。 さて、ひとっ風呂浴びたら気持ちよく飲むぞ!
posted by フラッ太 |18:41 | 試合後の印象 | コメント(0) | トラックバック(0)
2014年03月20日
『将棋でサッカーが面白くなる本』を読む。
>ズンドコ珍道中は番外編として別館に記載しました。別HNだけどタイトルでわかるでしょ? 積ん読状態のサッカー本を少しでも片付けようと何冊かは読破したんだけど、 書籍紹介のカテゴリーを追加した1発目はつい先日買ったばかりのこの本にした。 ○将棋でサッカーが面白くなる本(発行:株式会社フロムワン 発売:朝日新聞出版 \1,470) いかにも戦術厨かつ将棋好きのオレに「買え!」と言わんばかりのタイトル。ええ、買いましたとも。基本、将棋を知っている人前提で将棋を知らない人には理解しにくい部分もあるけど、駒の動かし方などビギナーにも配慮した構成なのでボードゲーム的な見方、俯瞰的な見方をする上では助けになると思う。 帯にある本田圭佑=飛車?長友佑都=香車?ってのは駒の喩えとしてイメージしやすいだろう。ちなみに闘莉王はリベロで角。その他の駒が誰に喩えられるかは実際に買って確かめていただきたい。将棋フリークの琴線に響くのは各国代表チームを将棋の戦型、戦法に喩えるところか。日本代表が角代わり腰掛け銀、イタリア代表がごきげん中飛車、イングランドが横歩取り8五飛など。 一昨年買った『サッカー日本代表の戦術が誰でも簡単に分かるようになる本』もそうだが図解が多くあるので読みやすい一冊であろうかと思う。この本のプロローグでは将棋入門書としているが、将棋→サッカーやその逆の見方もできるのでサッカー好きはもちろん将棋好きな人でもどちらでもとっつきやすいだろう。西部本などコテコテの戦術本はイヤだけど、戦術って何?というイメージ作りの入り口として読んでみてもいいのでは。ちなみに、この本の観衆をしている野月浩貴氏はプロ棋士であると同時に熱烈なコンササポ。 幸村殿、いつか復活してくれんかのう…。
posted by フラッ太 |08:15 | 書籍紹介 | コメント(2) | トラックバック(0)
2014年03月18日
'14第3節VS湘南・アフターインプレッション。
>今年もJ's GOALに一喜一憂する週末が始まるのか… 磐田戦はまぐれとは言わないまでも10回もしくは20回に1回勝てるかどうかという1回目がいきなり来たという勝ち点3だったので、湘南戦を迎えるにあたって基準となるのはやはり山形戦ということになるだろう。石崎流のプレスに散々苦労した山形戦。それ以上に運動量で圧倒して勝った湘南相手にどこまで通用するのか? 山形戦から考えると湘南戦のスタメン発表から浮かんだ不安は ①河合が釣り出されてバイタルエリアを空けたりしないか? ②守備やらない上に持ちたがりの前俊はリスクが大きすぎないか? の2つ。 特に②は守備の負担が周りに増えるだけでなく、ドリブルで突っかける前俊なら人数かけて奪いに来る湘南の守備にはむしろカモネギになりゃせんか?というのがあった。前俊にボールが集まるのはいいとしても、宮澤もしくは荒野あたりが近い位置でフォローに入れないと使われる側になれずに潰されるだけ。でも、宮澤の相方は河合だし、また宮澤がひとりクレーム処理係になるのがオチじゃないのか…。そうした気が利くのが宮澤くらいしかいないしなあ。 そんな不安をよそに録画を観たが前半は「意外と善戦してんじゃん…」という感じだった。まあ、耐えるところは耐えているのかなと思えたのは前半までだったけど。失点シーンは遠藤のクロスとウェリントンが上手く入ってきたのがコンサを上回ったかなという印象。でも、遠藤をチェックしに行ったのが前俊ってのが気になるんだよなあ…。スコアのみチェックしてオフィシャルは見ず、サポーターズブログもタイトルのみしか見ずに情報を極力遮断していた。完敗の文字が並ぶのはスコアから予期できたことなんだけど、実際後半は湘南の一方的な試合展開。 カードの切り方もそんなに外した印象はない。前俊OUT都倉INはウッチーを1段下げる意味もあるから自然だと思うし、宮澤OUT前貴INもボラの1人が前線に出ていけるようにという意図だと思うのでまあアリっちゃアリだろう。実際ミドルシュートは撃てているし。ただ、今の状態だと河合ボランチってのはちょっと怖い。 特に気になるのはスピードの無さで、河合が前に出ていった時にイマイチ効いている感じがなく縦パスを通されたり前半33分頃には相手についていけずに剥がされていた。2点目は前貴が出ていった後で日高も荒野も高い位置を取っていた。そんな中で裏のスペースに出されて河合がカバーに行ったものの、これも振り切られてしまうし。その後潰しに行ったプレーも人によってはカードを出されそうな危ないものだったし、全体的にちょっとずつプレーが遅れている感じが否めない。プレーが遅れているのは河合に限った話ではないのだろうけど、ボランチだとそれがより目立つというべきなのかも。前貴とのコンビは中盤での抑えが効いている感じが全くなかった。 前俊スタメンってことは財前監督は正面突破、正攻法でいくことにしたのかなと妄想するんだけど、後半はシュートまで持っていけないどころか櫛引がウェリントンのチェックを受けるほどに(!)どんどん追い回されるので攻撃の形にすらならない。それをかいくぐって…というのが本来目指すべきスタイルだったんじゃないのか?結局、前俊の無駄遣いでゲームプラン自体がどうだったんだろう?という思いが強い。ボールを持っていても常に主導権は湘南の側。よく2点差で終われたなあ、と。終了間際、途中出場した征也のシュートが枠を外したのがお情けと思えるほどだった(泣)。 でも、次の北九州戦は前俊スタメンのほうが…と思ってしまうあたりが戦術厨だったりして(汗)。
posted by フラッ太 |16:14 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)
2014年03月16日
湘南戦の展望。
>ネタ作る余裕ないっす… さて、今節はJ1降格組の湘南が相手。走るサッカーの代名詞である長崎を運動量で圧倒して3-0と完勝。前半終了を待たずに高木監督がピッチを去るほどだった。セットプレイで2点取っているもののチーム状態は非常に良く前節の山形よりも格段に強い。 湘南の運動量にどう対抗するか?技術で立ち向かうのか、運動量には運動量か? 磐田戦のように謙伍スタメンで運動量を上げて前半0-0でもいいというゲームプランもアリかとは思ったが…。 アウェイで守備的にと後ろでばかりパス回しするのはドツボになる可能性大。かといって、山形にも苦戦した現状で湘南に技術で対抗できるかというとこれも未知数。コンアシ予想では前俊スタメンなのでポゼッションで行くつもりなんだろうけど…。 勝敗のカギを握るのは2列目とボランチとみる。菊岡が体調不良で欠場だがこれはあまりマイナスにはならないだろう。むしろ荒野をスタメンで使いやすくもなるし、菊岡よりは守備ができるので安心できるかな。宮澤のサイドへの展開力を補完できる守備と勇気ある縦パスができるボランチ。河合には後者で不安があるがキャプテンシーを考えると外せないか。 湘南は左サイドがかなりの脅威なのでコンアシ予想だと荒野や宮澤には守備の負担が大きそう。武富がイヤらしく中に入ってくることもあるので捕まえるのも厄介。櫛引がきちんと対処してほしい。裏を衝いて上がらせないようにできるかも重要か。両SBに圧力をかけられるようだと厳しい。WBの裏は向こうも警戒するので中央を警戒させた上で裏のスペースに…となるのが理想ではあるが。 今キレキレの砂川も外せない。90分行けるかどうかは試合展開次第だが攻守の軸となってもらいたい。都倉はまだスタメン張るには連係不足なので途中出場とみる。サブでも十分仕事はできる選手だし。戦術厨の嗜好を抜きにしても、今節は監督の考え方がどのようなものかを注目してみたい。平塚は関東圏にお住まいのサポの応援も得られる。毎試合重要な試合だけど、ここで勝ち点3が獲れれば自信もつくしスタートダッシュも決められる。 勝つぞ!
posted by フラッ太 |09:47 | スチャラカプレビュー | コメント(2) | トラックバック(0)
2014年03月15日
たまにはマジメに。
赤:浦和のダンマクに端を発する大騒動は1試合の無観客試合という処分になりました。 黒:まあ、当然の処分だろうな。 今回ばかりはゼニだけで済ませるわけにはいかないだろうよ。 赤:今までもやらかしていましたからねぇ。 黒:それもあるが、人種差別に関する発言や言動に関してはサッカー界は厳しく対処している。 それだけ今回の行為が悪質で看過できなかったってことだ。 赤:1発レッドをもらっても…ということですか。 黒:お前がボケるのかよ! 赤:別にボケてるわけじゃありませんが。 黒:まあ、Jリーグ史上初の無観客試合だ。これがホントの「赤」っ恥ってやつだな。 赤:10人中8人が思いつきそうなことでドヤ顔されても困るんですが。 こっちまで恥ずかしくなりますよ。 黒:お前が恥ずかしく思うこたあないだろ。 でも、一番肩身が狭いのは浦和のサポだろうな。 赤:あれ?自業自得とか言うと思ったんですが。 黒:馬鹿言え。確かに今回の処分はサポにも運営にも非がありクラブ全体の責任だが、 コンサに限らず人のふり見て…と全てのJクラブが思っただろうよ。 赤:でも、即刻降格だ!とか処分が甘い!とか風当たりが相当強いのも事実です。 黒:ウチの飼い主も無観客試合+勝ち点3剥奪くらいはあってもいいかなとは言っていたが 即刻降格ってのはいくら何でも行きすぎだろう。むしろ、浦和への制裁よりも リーグとして世界基準に乗っ取って対処するという意味合いのほうが強いんじゃないか? 赤:処分の決定も早かったですしね。 黒:勝ち点剥奪こそないものの、問答無用で無観客試合の処分だから 「わかってるな?今度やったら…」という圧力には十分なっただろう。 赤:ある意味、温情をかけられたんですかねぇ。 黒:温情とは違うだろう?厳正に、的確に、迅速にというのを重視した結果だよ。 現実的な落としどころでもあるしな。 Jリーグの価値を毀損するようなことは許さないという姿勢とみるべきだろう。 赤:片手では拍手も握手もできませんからね。 そういや、浦和は今日はアウェイで広島に勝ったようですね。ひと心地つけたでしょう。 黒:サンフレッズ浦島の本家としちゃ負けられないわなあ。 赤:褒めるのかけなすのかどっちなんですか…。 次節のホーム清水戦はスタジアムのある公園内も入場禁止にするそうです。 黒:そうじゃなきゃ無観客試合の意味ないしな。 既に横断幕やゲートフラッグを禁止にして今日も広島に覆面社員を送り込んだ。 浦和もクラブとして相当危機感があるんだろう。 赤:キツいお灸を据えられましたから危機感持ってもらわないと困るんですけどね。 黒:…やけに辛辣だな。 赤:赤い身の端くれとしても「しっかりしてくれよ!」と言わざるを得ません。 無観客試合の損失は1億円超とも言われていますが、 チケットの払い戻し以外に何があるでしょうか? 黒:スタジアムでの飲み食いやグッズ収入はもちろんだが、 チケットを買った清水サポへの損害賠償もとなると事後処理もかなり煩雑になりそうだな。 宿泊代とかで1人\5,000として1,000人なら500万円、2,000人なら1,000万円。 …コンサなら破産だぜ。 赤:ノノ社長の「信じている」という発言を裏切るようなことをしてはいけません。 改めてサポートの意味を考える良い機会になりました。 ところで明日は湘南戦ですが…って、どこ行ったんですかーっ!
今回はタイトルの通りにオチャラケ無しで書いてみた。 一罰百戒、他山の石などいろいろな言い回しはあるんだけど、今回の件では単に浦和が…ってだけではない問題意識、当事者意識を持てるかが大事だと思う。クラブを作る、育てることは所属するリーグを育てることにもつながり、ひいては安全かつ家族総出で観に行けるという世界に誇れるJリーグを作ることにも繋がると思うので。
posted by フラッ太 |17:12 | Another J | コメント(2) | トラックバック(0)
2014年03月11日
'14第1次弾丸ツアーレポート~VSモンテディオ山形観戦記~
3月9日、日曜日。 13時キックオフなので9時にホテルを出た。ちょっと早い気もするがそこはそれ、ホーム開幕戦に向けての気合いというやつである。この時間だと地下鉄内の赤黒率はそうでもないようで。福住駅の深井さんのボードは凛々しかった。たじさんのところでたこ焼きを買い、コンビニに寄ってコーヒーを飲んで温まる。ツアー期間中、意外と札幌は寒かったんだよなあ…。程なくしてドームに到着。午前10時ごろだったかな?誰かいないかなあとぶらぶら歩いているとmimicchi姐さんとゆっきぃさんに遭遇。姐さんは中から出てきたので訊いてみるとダンマクを搬入していたとのこと。ってことはもっと早い時間帯から来ていたってことかぁ。すごいなとうらやましいなという思いが半々。 フツーに待機列に並んでいたのだが、周りの皆さんはみんなシーチケ持ち。シーチケ率高いよなあと思っていたらそれもそのはずで、今年から先行入場がシーチケ持ちのみになっていたのを知らなかった(汗)。危うく恥をかくところだった。いや、それよりも周りに迷惑かけるところだったよ…。早く来ていたので一般入場の待機列では20~30番目とダメージは最小限で済んだのだが。知らなかったこっちが悪いんだがちょっとわかりにくかったかな。先行入場の列が動き出してこちらも動き始めたのだがこちらはなぜかゲートで足止めされたりとやや手違いがあった模様。それでも手荷物チェックを終えて室内に入るとそこにはノノ社長の姿が。居住まいを正してからと思った時には社長の姿はなく。ああ、社長と握手したかったなあ…。誰かいないかなあと歩き回っていたので高橋陽一先生と社長とのトークショーはゴール裏で聞いていた。先生、むしろこっちが払う側だってのに50万円は太っ腹っす…。コンコースには応援好きONLYのダンマク。タイムリーなネタではあるが、これはウィットに富んでいていいね。ゴール裏で飛び跳ねるのもSSでじっくりまったり観戦するのも応援することに変わりはないのだから。 必勝弁当じゃ芸がない。せっかくなのでドーム限定のコンサドーレバーガーを。こちとらガチで田舎者なんで数年前の弾丸ツアー以来ファーストフード店で物食ったことないのよ。ケ○タは今さらって感じだしハンバーガーならモスでしょ?すぐ出せるように作り置きしていたらしく冷めていたのは残念だったけど味は良かった。意外とボリュームもあったので麻婆丼の追加にとどめた(←食いすぎ!)。ドールズのダンスのBGMはビートルズのI saw her standing there。振り付け自体は覚えやすそうだけど真剣にやるとけっこうハードそう。ドーレくんさんは今日も足を高く上げていて実にサマになっている。やはり正統派マスコットはこうでなくてはならん。王道を貫いてこそハズシが活きるのだっ。 さて試合。 去年からスカパー契約したので試合の際はノートをつけているんだが、今回はそうした戦術厨の視点は薄めにしてのんびり観ることにした。で、今年大きく違うと思ったのはDFラインを高く上げてブロックを作ることで攻守両面に効いているのかなということと、GKが代わることで後ろのボール回しに余裕ができたこと。 櫛引がかなり頑張って高いラインを保っていたのは磐田戦と同じだが、相手が山形ということで慌てずに後ろでボール回しができていた。ラインが高いのでプレスをかけられた時でもGKに戻せる余裕があるし、苦し紛れなロングボールを入れる必要がない。金山が11人目のフィールドプレイヤーとして参加できるので前線からの相手のチェックをいなせる、作り直しがしやすいという印象を持った。山形戦では金山のパントがタッチを割るのが目立ったが、これはドームに慣れてもらうしかないかな。 山形には点で合わせられる選手はいないと思っていたので、裏の取り合いになるかなと踏んでいた(実際には萬代がいたので違っていたんだが(汗))。その中で前俊が抜け出して決めたのは大きい。「お、行けるぞ!」っていう感じがした時のゴールだったのでしてやったり感倍増。砂川は攻撃はもちろん守備でも頑張っていた。時間限定であれば荒野が割って入れる余地はない、それくらい良かった。 失点シーンは上原(だったかな?)が相手コートでファールをして、もともとDFの人数が少ない状態だったのをクイックリスタートで運ばれてしまったので人を捕まえることができずにやられたというやや火事場泥棒的な失点。コスいっちゃコスいが、そこを見逃さなかった山形が上回ったということだろう。あそこでファールをする必要があったかどうかってのは重箱の隅をつつく話だろうなあ。 前半だけでも決定機がかなりあり、3-0くらいにして前半で試合を決められたよなあと思っていたので後半難しくなるのはある程度予想はしていたが、後半の山形の猛攻にはヒヤヒヤした。おかげでちっとも落ち着いて観られなかったっす。サイドに振られた時のSHの応対が間に合わない、相手のスピードに振り切られる印象が強かったので交代は菊岡OUT荒野INかなと思ったが前俊OUT謙伍IN。この交代はちょっと違和感。謙伍が試合に入れていなかったような…。砂川OUT荒野INの後、菊岡OUT工藤IN。ワンツーで抜け出してシュートは良かったね。もうちょっと長い時間観たいなあ。 宮澤は安定の地味っぷり(←それ褒めてんのか?)。危ないところには必ず顔を出すし、つなぎの場面でも経由することが多かった。ただ、後半のCKではヘディングでも良かったような。河合は…うーん、迷うところ。追っかけるのはいいんだけどそこまで頑張らなくってもというのもあった。前半は宮澤が出て守備をしてそれが良かったと思うので河合はノノ社長の現役時代のようにどっしり構えていたほうが安心できるかな。宮澤、ひとりショムニ状態だったし。でも、河合は行きたがりだし宮澤はジャイアンだし難しいのかもな…。河合に関しては行ったっきり帰ってこない犬ということでゆっきぃさんと認識が一致した(笑)。詳しくはゆっきぃさんのブログ(→こちら)を。 試合後のサポーターズブログでは負けなくて良かった的な意見が多かったので「オレってそんなにノーテンキな観方してたんか…」とややヘコんだが、それでも攻められっぱなしではなかったぶんだけポジティブになれたんだろう。山形の攻勢時にはディエゴがブロックで守ると微妙に捕まえにくいイヤらしいポジションを取っていたのは敵ながらあっぱれ。ブーイングは主審に対してのものだろう。アクチュアルプレーイングタイムを増やそうというリーグ全体の取り組みがあるとはいえ、あまりにも笛を吹かないのはどうなんだろう?それでいて「えっ?」と思うタイミングで笛吹くもんだから余計にストレスが溜まったので試合のコントロールは良くなかったと言わざるを得ない。 待機列の長さからすれば18,000人くらい行くかもと思ったが入場者数は16,000人。SSガラガラだったしこんなもんなのかなあ。オレと同じ列に誰もいなかったんだもん…。\4,600ってのはやっぱハードルが高いのか。試合後は選手に声をかけたかったんだが、SA側にやたら威勢のいい方がいたもんで声をかけにくいことこの上ない。それでも「宮澤、良かったよ!」「荒野、早くスタメン獲ってくれ!」とだけは叫んだが。 試合前に思ったのはサブのメンツからしてやれることは増えたかなということ。工藤ももうちょっと長い時間観たいし、都倉やソンフンなど点で決められる選手も入る。負けていればかなり空気は悪くなっていただろうが押し返すことも多少できていたし2年目で地力は上がっている感じはあった。石崎さんに上手くこちらの長所を消されたものの、ケガ人が戻れば後ろは安定するのでそこから先なのかな。
今回も観戦記を先に書きました。長いわりにはアバウトさ満載だけど(汗)。同点だから上原大作戦をやる必要はなかったけど、今にして思うとハッキリ2トップにした時の煮詰め方がまだまだなのかな?それ以前にまだまだ中盤で主導権を握れていないのが問題か。ガチプレスはJ2の多くのチームがやってくるのでJ2特有と言えなくもないけど、勝ち点1は悪くない結果だと思う。山形サイドもたぶんそう思っているだろうし。 …ズンドコ珍道中を読む人っているんかな?
posted by フラッ太 |12:56 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)
2014年03月10日
【弾丸ツアー】ツアー終了です。
>朝の5時起きはキツいわー… 無事帰宅。ちょっと酔ったので横になってました。このへん、やっぱりおっさんなんだなあ。 荷物整理や小遣い帳もそこそこにこれからちょっとひと寝入り。一応今日は仕事なので。 ツアーレポートやコメントへのレスは明日以降とさせてください。 今回も細かくやらかしてますが、別にネタ作るためにやらかしているワケではない。 …仕事する気力がないなんてことにならないぶんだけドローでも良かったのかな?
posted by フラッ太 |12:40 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)
2014年03月09日
【弾丸ツアー・2日目】ややポジティブな「もったいない」。
ただいまホテルに帰還。 ホーム開幕戦、山形戦は1-1のドロー。 正直、もったいない感が強い。 こういう試合を取る取れないで上に行けるか行けないかが決まる。その意味では不満。 ただ、前半は押せ押せムードで「おおっ!」と思わせるシーンもあった。 後半は山形に押し込まれる場面もあって冷や汗をかかされたので負けなくてよかったとも言える。 やりたいことが見えた時間帯もあったし、終始圧倒できるほど山形とは力の差はない。 去年はもったいない試合はほぼ負けだった。なのでややポジティブ。 GKが代わるだけでこんなに違うかなというのが率直な感想。 飲みに行ってきます。
posted by フラッ太 |16:55 | 旅行記 | コメント(2) | トラックバック(0)
2014年03月09日
【弾丸ツアー・2日目】さあ、勝つぞ!
>目のクマがひでぇな… おはようございます! 荷物はまとめて送ることにして準備はOK。 さて今日の山形戦。既に私的プレビューは書いたのでざっくりした予想を。 石崎さんは奪いに行く守備を身上としているのでボールに敵味方がごちゃっと集まる展開になりやすい。そこを技術で突破できれば言うことはないがそうは問屋が卸すまい。それにこだわりすぎてウチらJ1でズタボロにされたんだし…。意図的に密集を作るので抜ければ一気にチャンスにはなるのだが…。 ごちゃっとなる前に捌くか、密集が緩んだ隙を狙うか。 CKでこぼれたボールを宮澤が狙い撃ちなんてならないかなあ。 こっちのことを知っているというのは向こうのやり方がわかっていることでもあるから全くの手探りってワケでもない。縦のボールを入れつつ隙を探すのはそんなに時間はかからないだろう。ホーム開幕戦だし、攻める姿勢をはっきり見せて勝ちたい。 そんなわけで、今回もデコバンスタイル&#7のタオマフで参戦します。 勝つぞ!
posted by フラッ太 |07:28 | 旅行記 | コメント(0) | トラックバック(0)