スポンサーリンク

2024年03月26日

“シブい”補強。

>阿波加ってもう29歳なのか…

〇J1札幌がJ3YSCC横浜のGK児玉潤を獲得
〇児玉 潤選手 完全移籍加入のお知らせ

 「そっち行ったのか、なかなかにシブい補強だなあ」というのが率直な感想。

 確かに必要な補強ではある。2種登録もしているとはいえ、GKが阿波加と小次郎だけではまず枚数的に厳しいし、実戦経験に乏しいというのも懸念材料。その点、児玉はJ3とはいえ正GKであり実戦経験は十分。

 加えて竹林強化部長が足元の技術を評価していることからしても、早期のデビューはあると思う。阿波加29歳、小次郎25歳、そして児玉は26歳と年齢構成的にも実はけっこう良い補強だと思っている。竹林さんもナナメ上の補強のコツを伝授されたのかな?

 シブい補強、というのは金銭的に大したことない的な意味もある。
 だが、今のコンサで即戦力外国人を引っ張れる金があるだろうか?

 ルーカスを契約満了で出すほどに厳しい懐事情、小柏が去った後に武蔵を(完全ではなく)レンタルで獲る状況からして簡単に言える話ではない。仮にこれからクラファンでお金募るとして1億集まったとしても、今の円安のご時世、たかだか1億程度で即戦力の外国人FWなんて獲れるわけがない。

 ゴニがなかなか復帰できずにいるが、そのゴニにしてもいきなり獲ったわけじゃなく、一定のリサーチをかけた上での話。つい最近、税に対する申告漏れでイニエスタの名前が出たが、税負担というリスクも外国人選手には新たに出てくるわけで、金のないコンサには尚更手が届かなくなる。

 恐らくここ数年の戦略としては夏のウインドウが開くまでは現状のメンツで凌いで
 去年の高木のように夏にピンポイントで国内選手を狙いに行くって感じじゃないかなあ?
 実際、高木の加入で菅野の負担が大幅に減りチームも活性化されて息を吹き返したし。

 今回の児玉は緊急補強の部類に入るとは思うけど、泥縄では決してないと思う。
 改めて、シブい補強であると言える。断じてアリバイ補強の類ではない。

posted by フラッ太 |13:40 | コンサについて | コメント(2) | トラックバック(0)