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2009年01月27日

悪役はつらいよ?

 朝青龍が決定戦で白鵬を退けて優勝した。
 その時にガッツポーズをした(というより両手を高々と突き上げた)ことに文句を言っている人がいるらしい。僕は朝青龍を特別好きというワケではないけど、これにはちょっと違和感があった。「横綱はガッツポーズをしちゃいけないのか?」と思ったのだ。

 横綱は勝って当たり前だし、ある意味で全ての力士の手本にならなくてはならない。いわゆる心・技・体が揃ってこそ真の横綱だというやつだ。まあ、朝青龍は素行は確かに褒められたもんじゃないところはある。だけど、初場所は3場所休場後での出場だし稽古も十分じゃなかった。周りは序盤で負けが混むようなら引退と書き立てただろうし、プレッシャーは相当のものがあったはず。取組も徐々に内容が伴ってきたし、千秋楽で本割りで負けたとはいえ決定戦で優勝を決めたのだから喜びはひとしおだっただろう。

 あれでガッツポーズをしちゃいけないなんてのはちょっとセコい気がする。
 優勝は優勝なんだから、祝福とまではいかなくてもその実績は讃えないとおかしいように思う。
 まあ、朝青龍を悪役に仕立てたいんだろうけど、それ以前に大関陣が揃いも揃って弱すぎるのも問題なんだよなあ・・・。

posted by フラッ太 |13:10 | スポーツ | コメント(4) | トラックバック(0)