2008年07月04日
厚別が聖地であり続ける理由。
明日は厚別の開幕ゲーム。
コンサのホームスタジアムは札幌ドームと札幌厚別公園競技場。
でも、札幌のホームといえば、やっぱり厚別なのである。
ドームが悪いというわけではない。ドームにはドームの魅力がある。
天候に左右されないというのは3月や12月など厚別が使えない時には貴重な存在だし、ある意味では他のクラブでは味わうことのできない贅沢な施設であり空間である。
去年、J1への昇格戦線が大詰めを迎えた京都戦と水戸戦は大変な盛り上がりを見せた。
クライマックスとはいえ、あれほどの盛り上がりを見せるのは他のJ2のチームではそうできることではない、とも思う。
が、一方で。
札幌ドームはどこか違和感があるというか。
テレビの画面を通してだから尚更なのかもしれないが、どこか選手達が遠く感じる。絶対的な間隔はそう変わらないのだろうとは思う。でも目に見えない霞がかかっているというか・・・。
そして、具体的に調べてはいないがドームではホームアドバンテージがあると言えるほどの成績は残せていないのではないか。ドームでなら勝てる!という自信というか期待をイマイチ感じることができないのである。これだって具体的な根拠があるわけではないし、ドームだろうが厚別だろうがホームに変わりはないわけで、常に勝ってほしいしそういう思いで参戦されている方がほとんどだろう。
が、それでも厚別には「思い入れ」が入ってしまう。
厚別が刻んできた闘いの歴史。時にそれは「奇跡」となり、時には「屈辱」を味わわされた。ドームでの試合がこれからどれくらい増えるかは判らないが、今まで築き上げてきたものがある限り厚別への特別な感情が消えることはない。
そして、厚別には「ホーム」を感じさせるものがある。
ひとつは厚別特有の風。もうひとつは数々の奇跡。
去年は厚別では無敗。緑戦の終了直前、石井の同点ゴールがゴールネットを揺らした時は誰もが「厚別には奇跡が存在する。そして奇跡は僕たちが起こすことができるんだ!」と強く感じたに違いない。
奇跡を起こせるなんてのはそれこそ何の根拠もない話で、実際には選手がプレーするのだからおこがましいだけかもしれない。でも、選手達の背中を押すのは厚別に駆けつけるサポーターで、そうさせる何かが厚別にはある。だから厚別には特別な感情を抱くし、そう思わずにはいられない。
他のチームから見ればJ2での不敗神話なんて吹けば飛ぶようなものかもしれない。
でも、僕らはここから始まりここで様々なものを見てきた。それは動かしようのない事実。
今、コンサは苦しんでいる。
選手達はもちろん全力でプレーするに違いない。
その背中を力強く押すことで、きっと何かが起こる。起こすことができる。
火事場のクソ力でも何でもいい。神頼みでも呪詛でも何に頼ってもいい。
J1に踏みとどまるためにも、そして厚別の存在意義を証明するためにも明日は勝つことだけが求められる。
逆襲は、厚別から。
posted by フラッ太 |20:57 | ちょっとカタい話 | コメント(5) | トラックバック(0)
