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2007年08月21日

弾丸ツアー・余話。<改訂版>

 さて。

 白恋デートの余話です。といっても、僕がほとんど一方的にまくしたてた話なんですが・・・。

 日本のプロスポーツは縦のつながりはわりと強い。例えば、Jリーグはクラブチームにユースやジュニアユースがあるし、野球にしてもアマからプロへの道がある。引退後もそれなりに就職口がある。

 が、他とのスポーツとの関わり合いはあまりない。むしろ、客を奪う厄介者扱いする場合の方が多い。アルビレックス新潟のように、名称をブランド化して他種のスポーツに使用を認めるという考え方はごく稀。

 これも青臭いといわれるかもしれないが、日本でもアメリカのように「スポーツの環」ができるように思うのだ。日本では冬のプロスポーツがあるにはあるが、ほとんど活用できていない。トップリーグやVリーグ、アジアリーグ、bjリーグは極端にいえば「ただやっているだけ」のリーグ。

 実にもったいない、と思うのだ。うまく日程を調整すれば、年中プロスポーツが見られると思うのだ。アメリカかぶれが・・・、とバカにする方がいるかもしれません。でも、埋もれた人材も見つけやすくなるだろうし、選手をサポートする環境も作りやすくなるだろうし、プロスポーツが通年行われるようになれば地方自治体も予算を出しやすくなるのかなあ、と。多分に短絡的ですが。

 人も予算も野球とサッカーに集まりすぎている気がするんですよ。もちろんその運営組織の自助努力があることが前提ですけど、特にプロスポーツは共存共栄という考え方でいてほしいんですよ。それぞれのプロスポーツが切磋琢磨することで全体のパイを大きくする・・・。

 やっぱり、夢物語ですかねえ?

 では。

 

posted by フラッ太 |20:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年08月21日

被害者意識?

 さて。

 先に断っておきますが、今回は半分グチです。

 最近のコンサを取り巻く報道の数々。クラブ側から正式なコメントがないので、今は基本的に沈黙を守っていたつもりです。

 でも、何といったらいいんでしょう、沈黙を守ることで生じるもやもや感がどうも抜けません。てなわけで、今回のエントリー。

 共通しているのは、あなたたち(←記事を書いている人およびそれを発信している会社などです)、そんなにコンサが嫌いなの?という思い。

 そりゃあ、確かに石屋製菓は物心ともにコンサと長年にわたって深い関わりがある。ある意味で、コンサの生みの親・育ての親と言ってもいいかもしれない。
 でも、今回の石屋製菓の不祥事で「コンサも共倒れ?」と誤解を生むような記事を書くってのは一体どういう了見なのだろう? コンサの経営は石屋製菓がしているワケじゃない。関わり合いは深いけど、一心同体ってわけでもない。

 ・・・思うに、コンサは日ハムよりも下という意識があるのでは。去年、日ハムは日本一。今年も新庄・小笠原・岡島らが抜けていながらここまで首位。一方、コンサは同じ首位でも所詮J2。だから記事にならない、もっと言うならカネにならない・・・。

 ある程度、差がつくのは商売の面を差し引いても仕方のないこと。でも、コンサに対する配慮ってものがあまりに欠けてやしないかい?

 先日の湘南戦の記事で目に付いたのが、昇格によって室蘭開催が不可能に?、というもの。読まずに書くのはちょっと卑怯な気もするがあえて書きます。昇格によって、室蘭開催が不可能になるというのはおそらく事実なのでしょう。J1のスタジアムの規格などの問題もあるでしょうし。
 けど、タイミングってものがある。室蘭開催の試合だったからというのはあまりに短絡的だ。コンサは勝ち点に差こそあるが、未だ昇格争いの真っ最中。しかも、負けゲームなのだ。開催が可能かどうかは、実際に昇格が決まってからでも決して遅くない。せめて昇格決定後に(もちろん、現実にそうなってからの話ですよ)、「嬉しい悩み?コンサ、来年は室蘭開催消滅も」とやってくれたら少しは観客動員に影響があっただろうに(笑)。

 コンサはあらゆる面でまだ大人になれていない。これは、単にクラブに歴史がないというのを意味しない。経営のやり方もそうだし、選手の補強・育成もあてはまる。
 ただ、コンサには高いサポーター熱がある。アウェイでもバンバン応援に行くし、どん底のビリッケツでも見捨てなかった。昇格も降格も経験した。
 でも、時として、サポーターの熱は迷走したり暴走したりする。僕だってこうしてコンサに関するブログを書いている以上、なかなか客観的になれない時もある。そういう時に、マスコミは諫めてもらいたい。ファイターズはもうひとりで歩くことができているのだ。残念ながら、コンサは立つことはできたが、まだ安定した歩みを進めているわけではない。

 だから、支えてほしい。

 今は、設備だけ立派なクラブかもしれない。格の低いクラブかもしれない。洗練されない田舎臭いクラブかもしれない。でも、コンサを愛する人たちは、やがては日本一、いつかは世界一のクラブになるんだと思っている。
 クラブが、或いはおらが街のプロスポーツが成長する原動力がここにはある。その成長がいつまでも続くよう、時には賞賛し時には厳しく批判してほしい。適度な距離を保った上で、コンサを見つめてほしい。

 だんだん、カッコつけた文になっちゃいました。お許しのほどを・・・。

 これから、通院です。

 では。

posted by フラッ太 |08:51 | コメント(3) | トラックバック(0)