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2007年07月10日

第9戦イギリスGP。

 さて。

 夏の高速3連戦の第2ラウンド、イギリスGP。

 マクラーレンとフェラーリの2強対決は、結果的にはピットワークおよびピット戦略でほぼ全てが決まったような感じ。

 ポールを獲ったハミルトンだったが、1回目のピットストップでマクラーレンらしからぬミス。映像を見た感じでは、ロリーポップのミスだと思ったのだが・・・。高速コースのシルバーストーンでは致命的なミスとなり、事実上ここでハミルトンの母国優勝の目は消えた。

 アロンソは、1回目のピットストップをショートストップ&ソフトタイヤとして第2スティントにスパートをかける戦略を採ったのだが、これはチーム戦略として初めから決めていたのだろうか?

 この点が勝負の綾になったと思う。

 タイヤは初めから決めていたのかもしれないが、ショートストップはたぶんアロンソがレース中に変更したように思うのだ。
 スパートをかける必要があるとアロンソにプレッシャーをかけることができたとすれば、これはフェラーリの勝利と言っていいだろう。

 結果は、ライコネンがフランスに続いて連勝。

 が、チームがタイヤの使い方をかなりわかってきたのが大きいように思う。第2スティントは、アロンソもライコネンもソフトタイヤだったし。もちろん、ライコネンも第2スティントの終わりは目一杯とばして、リードを築いたからこそピットストップで逆転できたというのもあるのだが。

 抜きつ抜かれつの展開にこそならなかったが、実はマシンの性能、チーム戦略、ドライバーの技量がせめぎあう「見えない戦い」がガチンコで展開されていたわけで、ある意味で「通好み」のレースだったように思う。
 もっとも、今のF1はコース上で抜くのではなく、ピット戦略で抜くというのが多いから通好みかどうかは意見が分かれるところだが。

 ハミルトンは今回も3位で、表彰台をキープ。コメントも「優等生」で、逆に憎たらしいくらい(笑)。
 
 日本勢は・・・、一応振り返りますか。一番お粗末だったのはトヨタ。せっかくラルフが予選6番手に食い込んだのに、マシントラブルでリタイア。来期のシートが危なくなっている(?)ラルフはさぞかしストレスが溜まっていることだろう。
 ホンダは1ストップ戦略というある意味邪道なやり方で9,10位。まだまだ時間がかかりそう。スーパーアグリは・・・まあ、いいでしょう(苦笑)。よくやっていると思います。

 コンストラクターズの争いではまだマクラーレンが優位に立つものの、ドライバーのチャンピオンシップはまだ十分逆転可能な数字。フェラーリのタイヤ使いがはまれば、むしろフェラーリの方が有利になりそうな気が・・・。

 F1もやっと半分が終わっただけ。まだまだ、ヒートアップするのは間違いありません!

 では。

posted by フラッ太 |15:42 | F1 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年07月10日

結局・・・。

 さて。

 結局・・・、見ちゃいましたよ、カタール戦。最後の15分だけですけど。

 おかげで、危うく遅刻しそうになりましたが。
 
 結果は皆さんご存知の通り、1-1のドロー。スポーツ紙1面も、痛恨ドロー、最悪ドローと予想通り(←って、これくらいしかないか)。ただ、あのセバスティアンが倒されたシーンは微妙な気が・・・。シミュレーションに見えないこともないし。
 ただ、追いつかれた後に決定的なシーンは作れていたので、追いつかれてドローというよりも突き放せなくてドローだったと勝手に思っています。あの状況でも勝ちを諦めなかったという点では、1歩前進と思っています。と同時に、本大会でベスト16以上を目指すのならあの場面はきっちり決めなくてはいけませんが。
 判ってんだろうな、羽生!
 
 独断と偏見で点数をつけるなら、100点満点でギリギリ「可」の60点、ってところでしょうか。

 わずかな時間しか見ていませんが、その中でも気になった選手を1人挙げるとするなら羽生でしょうか。

 それは、ラストチャンスを外したからというのではなくて、なぜ羽生が選ばれたのかということ。

 昨日の試合の羽生の印象は、「捕まえにくい」選手である、ということ。とにかく、動き回る。フィールド上をほとんど止まることなくしかも一定のスピードを保ったまま走り回る。これを90分間続けられるスタミナもある。

 となると、マンツーマンでもゾーンでも捕まえられなくなる。特に、試合の後半になって投入されると、厄介なことこの上ない。直接当たる機会はないが、今のコンサにとってまさに天敵とも言える存在(笑)。
 足下のスキルが未だ未熟な面はあるが、ある意味でオシムサッカーの体現者と言えるのかなあ、と思ったわけで。

 カタール戦については以上。

 次のUAE戦は大差で勝ってもらいたい。ベトナムが2-0で勝っているので、得失点差がボディーブローのように効いてくることになりそうな気がしてならないのだ。2位通過ならまだしも、リーグ敗退なんてことになったら泣くに泣けない。

 がらっと変わってもう1つ。

 結局、ダヴィとカウエが契約を延長することになりそうだ。
 
 今日の日刊スポーツにそんな記事があった。(日刊だけ、ってのが気にはなるが)まずは、一安心といったところだろう。ただ、カウエはボランチで固定して使って欲しいなあ。便利屋的な使い方はお互いのためにならないと思うし。

 ひと寝入りしたら、お待ちかね(って、誰も待ってないか・・・)、イギリスグランプリの感想を。

 では。

posted by フラッ太 |09:18 | スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)