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2008年12月23日

クラブチームという響き。

 実にもったいない。
 Eスポーツではしまふく寮の特集。
 深夜に放送するのは惜しい。こういう特集こそゴールデンに持ってきてほしい。
 J2の時代もずっと取材を続けてきたHBCだからこそ可能な構成。イチ○シ!な局やぞっこんな局には絶対不可能。こういうサポートがあるとホントにありがたい。

 オンタイムで観たけど、泣きそうになっちゃったよ。
 自宅に選手たちを呼んでいた映像もあって、「あ、そんな時もあったっけ」と少し懐かしくなった。
 「家なんだから」というりょうぼ。さんの言葉がすごくあったかく感じたなあ。
 今でこそしまふく「寮」が当たり前にあるけど、ちょっと前まではそれすらなかった。
 コンサはビンボー所帯だけど、しまふく寮は13年の歴史が生んだ財産。
 ファイターズや他のクラブの寮からしたらちっぽけなものに映るかもしれないけど。
 空気がぬるいなんて揶揄されるかもしれないけど。
 
 しまふく寮はクラブの立派な足跡の1つなんだよね。

 宮の沢のクラブハウスと練習場はこぢんまりといている。
 180万都市の札幌ならもっと立派な施設があっても・・・と思う時がある。マリノスタウンみたいな豪勢な設備ができたら、と思う時もある。でも、今はこれでいいんだとも思う。サテライトの試合ができるんだからこぢんまりとはしていても、ビンボー臭くはない。
 コンサはクラブチーム。日本のプロ野球のような企業スポーツ臭はいらない。現実にはそういうワケにも行かなくて、練習場は白い恋人サッカー場だし、ユニフォームはスポンサーのロゴが入る。だけど、クラブは僕らが支えているんだという思いはファイターズを応援する人たちに決して引けをとらない。

 牢獄の庭を歩き回れる自由より、嵐の海だがどこまでも泳いでゆける自由を・・・私なら選ぶ!

 というセリフが沈黙の艦隊というマンガの中にある。日本のプロ野球界を牢獄に喩えるのは言いすぎだけど、サッカーに比べたら日本国内でさえ閉鎖的な空気があり、世界に打って出るとはいっても実質的にはメジャーリーグしかない。ましてや、世界を相手にするという意味ではサッカー界のほうがずっと説得力がある。

 コンサは再びJ2という嵐に立ち向かう。
 嵐という意味では世界経済全体が嵐の真っ只中にあるという考え方もできるけど、迫り来る嵐に恐怖しつつ、でも、どこか「やってやろうじゃないか!」とポジティブになれるというのも案外悪くないんじゃないか、って思ったりもする。一刻も早く嵐を突き抜けたいけど・・・。

 うーむ、久々にキザモード全開だな(苦笑)。

posted by フラッ太 |10:23 | ちょっとカタい話 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:クラブチームという響き。

りょうぼ。さん、二児(?)の母とは思えなかった。

HFCは、最強のスカウトの穴は埋めてくれるんだろうか・・・(・・;)

posted by whiteowl| 2008-12-23 15:03

whiteowlさんへ

 りょうぼ。さんは最強のスカウトであると同時に最強の広告塔でもありましたからねえ。
 情報発信力の弱いコンサにとってはむしろこっちのほうがダメージがデカい気がして仕方がないです・・・。

posted by フラッ太| 2008-12-23 23:06

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