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2010年06月15日

第17節VS愛媛・アフターインプレッション。

 今回はちょっと視点を変えて。

 はげおさんがベンチワークに関して疑問を呈している。
(○中断期間は"どんな時間"になるのだろう…を参照されたし)
 僕も気になっていたことなので、おもいっきり妄想してみた。

 まず何が何でも結果が欲しい、勝ちたいのはもちろんあるんだが、いかんせん点が獲れない。今までと同じように4バックの4-4-2で芳賀をCHに置くとSBをどうするのか?ということになる。そこで4バックと2トップのどっちをとるかとなった時にまずは2トップにしたいというのを優先したのではないだろうか。本職のSBがいない以上、無理に4バックを組まなくても・・・と考えたのかも。

 「吉弘がいるだろ!」というツッコミは当然あると思う。
 なので、少しでもそのツッコミに耐えられるよう選手交代をチェックしてみた。ここまでの17試合で途中出場の多いのは砂川11,ゴン8,内村6,古田5。そして、砂川は3枚の交代カードのうち遅くても2枚目までにはカードを切られていて、直近7試合だけとっても5試合で最初の交代カードになっている。徳島戦はスタメンで富山戦は1枚目の交代カードは内村である。

 愛媛戦では後半から芳賀をボランチにもっていきたかったらしい。
 「今週はやってませんが、いつもやっていることなのでそんなに特別なことではなかったと思います。ただ、芳賀をボランチに持っていきたかったというのがひとつありました」 (J's GOALより)

 ここから考えられる推論(妄想)は、砂川の信頼度が吉弘よりも上であるということ。
 で、近藤OUTで宮澤を前に持っていって、芳賀をCHに砂川をSHに・・・となると古田のポジションは強引にSBにするしかなかったのではないかと妄想する。砂川の後ろに古田と一応タテの関係に気を遣ってはいたようだけど・・・。
 失点した後に吉弘投入で“普通の4バック”にしたということは3バックに固執したわけでもなさそう。吉弘が砂川よりも信頼が置けるのであれば素直に試合開始から吉弘投入でも良かったはず。90分フルが難しいというコンディションであっても後半アタマからの投入は可能だったはずだし。ちなみに藤山が左に回ったのはそれまで古田がそこにいた穴を塞ぐための処置と推察する。

 好意的に捉えれば、ホームゲームで何としても勝ちたいという状況で後ろを固めてという選択肢は考えにくい。ましてや最も信頼できてゴールに近い位置で仕事のできる砂川を投入していないとあっては・・・。僕は石崎監督はわりと個の能力を重視する傾向が強い監督だと思っているが、ちょっとそれが裏目に出たのかもしれない。
 中断期間前で無理遣いをしやすいシチュエーションにあったのも近藤・キリノの2トップで先発させた原因の1つではないかと思っている。使われる側としても意気に感じるだろうし、結果が出てない以上休んでられないと焦りもあったことだろう。

 選手個々の技術もさることながら、選手層が薄く少しずつ思惑がズレてしまったために招いた引き分けだったように思う。その意味では勝ち点1は妥当と言えるかもしれない。ホームで負けるという最悪の結果は免れたが、J1昇格を目指すならホームで引き分けじゃあ負けと同じ。ただ、内村がキレキレだったのは救いかな。カズゥもフル出場できたしね。
 同点ゴールのシーンや終了間際の岡本のプレーなど光るモノがあるのに続かない。内容も結果も両方求めてるのはわかるんだけど、引き分けがあまりに多いのはどうなんだろうなあ。昇格は数字上の可能性しかない現状ではどこに目標を定めていくのかも難しい。そのへんはおいおい書いていくことにしますか。

posted by フラッ太 |11:15 | アフターインプレッション | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:第17節VS愛媛・アフターインプレッション。

トラバどうもでした!
今回の現象を考えるのは…実はけっこう面白い"妄想"ができますね。

>4バックと2トップのどっちをとるかとなった時にまずは2トップにしたいというのを優先したのではないだろうか。本職のSBがいない以上、無理に4バックを組まなくても・・・

実は…私が思うところ、"本職のSB"以上に、"本職のWB"が"いない"だったりします。和波や岡田がいるならよいのですが(懐?!)
なので、3-5-2でやるなら、"一般的なWB"とは"異なる役割を意図して配置"し、サッカーを計画しなければならないと思っています。これができれば…

>近藤OUTで宮澤を前に持っていって、芳賀をCHに砂川をSHに・・・となると古田のポジションは強引にSBにするしかなかったのではないかと妄想

のところで、宮澤を上げて、芳賀をCHにして、そのまま3-5-2でってこともできたはず。
"芳賀をボランチにもっていきたかった"をするだけなら。古田を左SBに置く4-4-2にするよりは、今季の"継続性"を感じられる形にできたのではないかと。

中断期間は"妄想"を楽しむしかない(W杯を楽しめばよいのか…)ので、もう少し"妄想"を深めようかと思います(笑)

posted by はげお| 2010-06-16 20:55

はげおさんへ

 岡田はコンサで初めてひいき目で見た選手なので思い入れがあります。
 栃木移籍後も大量入れ替えを生き残り、今年も活躍しているようですね。

 さて、本題のコンサですが、WBで起用されたのが岩沼と征也。
 この2人がケガでいないとなると代役に求められるのはまずは運動量なのかな、と。そこで芳賀を回すことを考えて逆サイドにはどちらかというとウイングに近い攻撃的な選手を入れてバランスを取ったんじゃないかと妄想してます。俗に言う“つるべの動き”のWBバージョンでWBの裏のスペースを消そうとしたとでも言いますか・・・。

 去年と比べて今年は開幕から2トップにこだわる姿勢が強いように思います。
 近藤OUTで砂川IN、宮澤がFWまで上がるとどうやってもどこかに無理は生じるんですね。芳賀をCHにもっていったとして、なぜ砂川投入なのかがやっぱりわからない(汗)。あの状況で3バックで固定しちゃうと3人がただの壁になっちゃうのを恐れた・・・くらいしか思いつかないです。

 なかなか思うようにはいかないコンサ。
 サポーターもイライラしてますが、石崎監督の悩みは尽きないでしょうね・・・。

posted by フラッ太| 2010-06-17 14:25

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