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2009年11月19日

泣きながら受け取るメダル

ナビスコカップで準優勝した川崎フロンターレの銀メダルを巡る騒動は、どうやら落ち着きましたね。
表彰式で失礼な態度があったお詫びに川崎が賞金5000万円をJリーグに返上すると言い、Jリーグでは返すに及ばずと言ったやりとりは、Jリーグからの借金返済期日を猶予してもらったばかりの岐阜のサポならば「じゃあその5000万でうちの借金返済に充ててくれ!」と叫びたくなるだろうなと思いましたけれど。

川崎の選手たちの態度をめぐるあの騒動のとき、私は、問題のシーンは見ていないのですが、試合に負けてすぐの表彰式ってほんと辛いもんなあ・・・と、過去のユースくんたちの表彰式をつい思い浮かべてました。

ぬぐってもぬぐっても溢れ出る涙をこらえながら表彰されるようすは、「そうやって表彰されること自体りっぱな成績なんだよ・・」と思いながらも、見ている方までせつなくなります。
悔しさと誇らしさが同居するなんともいえない瞬間です。
大人なら、プロ選手なら、態度もきちんと自制しなければならないのは当然ですけれど、ユースくんたちのようにさめざめと泣くわけにもいかない分、きっとやり場のない感情が内心に渦巻くのだろうなと想像しました。

そんなふうに思い出していたら懐かしくなって、これまで私が見たコンサ関係の表彰式のようすを振り返ってみました。


【2001年】
コンサユースの初めての準優勝は、2001年8月のクラセン@J村だと思うんですが、私はその場にいませんでした。FC東京U-18と対戦し、優勝チームのFC東京から馬場憂太くんがMVPに選出され、準優勝のコンサからは新居がMIPに選ばれたそうです。


【2002年】
年末の高円宮杯U-15で、コンサU-15がサポを国立競技場での決勝戦に連れて行ってくれました。鹿島アントラーズジュニアユースと対戦し、2-1で敗れたのですが、反撃の1ゴールは大伍が決めたものでした。
試合終了後、銀メダルの表彰がありました。
この年はトップが最下位で早々にJ1から降格となってしまった年でしたが、試合後のコメントにあったコンサU-15のキャプテンの佐藤智佳くんの言葉「トップチームは今は弱いけど、僕たちが強くする」は、多くのサポの胸を熱くしました。その言葉どおり、大伍が今がんばってくれています。(マイクは鳥栖やマリノスを強くしている・・けど。)
このころ私はまだスタジアムにカメラを持っていっていなかったので、残念ながら表彰式の写真は残っていません。


【2003年】
コンサU-15は2年続けて高円宮杯U-15で決勝に進出しました。
決勝戦の相手はヴェルディジュニアユースでした。
強いヴェルディの中でもひときわ怪物じみて凄いプレーをしていたFWの森本貴幸くんが前半の早い時間帯に負傷退場してしまい、森本くんには気の毒ながらコンサにとっては助かった・・と思いました。0-0のまま延長戦に突入し、延長戦でVゴールを決められて敗れました。

2003/12/28 高円宮杯U-15 決勝戦@国立

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【2005年】
大伍と征也が3年生(征也はキャプテン)、純貴(負傷中のため出場なし)が1年生の年の秋、コンサユースU-18は高円宮杯U-18で決勝戦に進みました。
決勝戦の相手はヴェルディユースでした。前半わりとよい感じで試合を進め、0-0で折り返し、後半に岡揚一くんのゴールで先制しましたが、その後4ゴールを奪われて負けてしまいました。相変わらずヴェルディつええええ~と思った試合でした。

2005/10/10 高円宮杯U-18 決勝戦@埼玉スタジアム

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準優勝のつらいところは、ただでさえ負けて悔しい気持ちなのに、目の前で対戦相手が喜ぶところを延々と見せつけられるところです。
優勝して嬉しいのは分かるから、喜び爆発!ってなるのは当然と思いつつも、傷口に塩を塗り込まれるような痛みを感じます・・・。

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【2008年】
記憶に新しい去年の年末のことですが、札幌U-15が高円宮杯U-15で準決勝に進出しました。
新潟ジュニアユースと対戦し、残念ながら2-1で敗れてしまいましたが、パスを回して崩していく魅惑的なサッカーで私たちを楽しませてくれました。

2008/12/27 高円宮杯U-15 準決勝@西が丘

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悔しい思いも成長のためにはよい栄養ですが、悔しい表情だけで終わるのは何ですから、締めくくりは嬉しい笑顔の連発でいきます!
コンサユースは大きな大会での優勝はまだありませんが、どんな小粒な大会でも「優勝」は嬉しいものです。

2004年のプリンスリーグは、チームとしての優勝カップや賞状を受け取り、謙伍が得点王と大会MVPのダブル受賞をしたシーンの写真はあるものの、その後みんなで記念写真をとっているところはないんですよね。まだ近くへ割り込むずうずうしさがなく遠目から見ているだけだったんですね・・きっと。

【2005/7/24 プリンスリーグ優勝@浜厚真】
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【2007/3/28 イギョラカップ優勝@西が丘】
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【2007/7/22 プリンスリーグ優勝@浜厚真】
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【2008/7/20 プリンスリーグ優勝@浜厚真】
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【2009/7/19 プリンスリーグ優勝@浜厚真】
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【2009/8/5 札幌市民大会 高校サッカーの部優勝@米里サッカー場】
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【2009/11/3 新人戦全道大会優勝@浜厚真】
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posted by あきっく |23:58 | ユース | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:泣きながら受け取るメダル

ん~、悔し泣きできるほどめちゃくちゃ気持ちを込めて
全力で戦えたこと、それ自体が誇れること、ですよね。
引き分けのない試合の場合には必ず、勝ち負けがあるもので。
勝つにしろ、負けるにしろ、ヨロコビも、カナシミも感情を解放?させられるってことは
それだけ、完全燃焼できた!ってことだと思うので観てる方も気持ちを動かされて
選手たちはもちろんのこと、観てる側にとってもまたとない印象的な思い出?になってゆくのかな、と。
・・・でもやっぱり、涙しながらメダルを受け取らなければならないのは切ない、ですね。

やぁ!それにしても!
>2005/7/24 プリンスリーグ優勝@浜厚真
の、やっぱり、みんながヨロコビあふれる笑顔♪な写真が素敵ですねぇ☆
セイヤくんに、ダイゴくん、純貴くんや洋平くん、四方田さんも
みぃんなキラキラした笑顔でほんとに素敵なショットですね~♪♪
自分もいつか、何かの機会にそんな写真を撮れたらな~!?(^^ゞ

posted by はりぃ| 2009-11-20 08:58

Re:泣きながら受け取るメダル

>はりぃさん
力を振り絞って戦って、笑ったり泣いたり。
うん、その経験自体が宝物ですよね。
でもやっぱり笑顔を見るのが嬉しい。
2005年のプリンス優勝、みんないい笑顔してるよねー。
おすましバージョンと大喜びバージョンの両方を撮っていましたけど、後からみると大喜びバージョンの方がうんと素敵に感じます。

posted by あきっく| 2009-11-21 00:55

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