2012年08月16日
【U-15】クラブユース選手権1次ラウンド1 ACNジュビロ沼津戦
2012/08/15(水)15:00 帯広の森球技場A 第27回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 1次ラウンド1戦目 Fグループ コンサ札幌U-15 1-1(1-1、0-0)ACNジュビロ沼津 (35分×2) 得点者:本塚聖也(前半3分)、細川香貴(沼津・前半7分) 試合公式記録は→こちら(PDF) 大会公式サイトは→こちら ゴールシーンなどひぐまさん撮影の動画は→こちら 暑い暑い群馬で行われたクラセンU-18とは違い、クラセンU-15は今年も帯広開催です。「帯広といえば私のテリトリー!」との勘違いを胸にいそいそと帯広に出かけてまいりました。(ほんとは夏休みの時期がたままたU-18じゃなくてU-15の時期にあたっていたからですけど。) グループリーグの初戦は帯広の森球技場。 手前がAピッチ、奥にあるのがBピッチです。Bピッチの向こう側に小さな観客スタンドがあるのがわかりますか? 同じような感じでAピッチにも対称となる対面の位置にスタンドがあります。 今日はここで観戦です。 ゴールの奥にはアディダスの大会幕
スタンドの前列に折りたたみ椅子を利用してU-15札幌の保護者会の応援幕が張られています。この幕、代々受け継がれていますよね。 U-15のチームは見る機会が少なくて、選手もクラセンでの試合が初見のことが多いのですが、今年はちょっと違いました。 U-18のBチームが関西遠征したときに杉山雄太くんと高嶺朋樹くんが参加していて彼らのプレーもちらっと見れたし。Bチームのブロックリーグの試合に出ていたU-15の選手もいるし。 中でも、札幌ブロックリーグの最終節、2012/07/16(祝月)に札幌第一高校Bチームとの試合を見に立命館慶祥高校グラウンドに行ったときには(←観戦記まだアップしてないけど(^^;))、私たちのすぐ目の前を何度も駆け上がる右SBの川尻龍司くんに目が釘付けになりました。みんなから「りゅうじ!」「りゅうじ!」と呼ばれて目立っているだけじゃなく、そのきりっとした立ち姿や髪型や風貌が、平成生まれなのに「昭和の匂いのする男」の雰囲気なのです。かつて「昭和の男」とか「海の匂いのする男」と(ごく一部で)呼ばれ、おばさま方に絶大な人気を誇った工藤光輝(みつてる)くん(現・阪南大3年生)と似た香りです。もう私たち「りゅうじ」にイチコロです。ただでさえ目の前で見れるサイドの選手に弱いのに。 なもんで、帯広に行く大きな楽しみのひとつに「『りゅうじ』を見れる!」というのがありました。 よそさまの大事な息子さんを気安く「りゅうじ」などと呼び捨てにして、ご家族の方には本当に申し訳ありません。でもどうしても一旦刷り込まれてしまうともう「りゅうじ」以外にはありえなくて・・・。大会期間中ずっと、スタンドできっと選手の家族も周りにいっぱいいるよなあとわかりつつも、ついつい会話の中で「りゅうじ」と呼んでしまっては、ハッと顔を見合わせる状態でしたの(笑)。 というわけで話を戻して・・・。 声出し応援をするサポ。 全国大会ですもんね。 私は座って見ているだけですが、こうして応援してくれる人がいるのはサポの私でも心強い気がするもの。ありがたいです。選手たちもきっと心強く・・・思って・・・くれてると、思う・・。うん。 GKの三森哲太くんから始めて「てった!」「てった!」とひとりずつスタメンの選手の名前をコール。選手たち、照れくさいだろうけどきっと聞こえているよね(笑)。 後ろのポジションから順々に呼んで、真ん中あたりで「セイヤ!」と聞こえてきたとき、私は思わず「あ!!!」 それきっと本塚聖也くんのことでしょ? 「聖也」は「セイヤ」じゃなく「としや」だから! というのも、立命館慶祥グラウンドで見たブロックリーグの第一高校B戦のとき、途中から「としや」と呼ばれる長身の選手が出場して、みんなから口々に「としや!」と呼ばれているのだけど。1年生じゃないから札幌U-15の選手なんだろうな、何という選手だろう・・・?と、携帯から(TAKAKOさんやくまちゃんが)オフィシャルサイトの札幌U-15選手紹介のページを開いてそれらしい選手を探してみたのだけれど、見あたらず・・。試合が終わってからカズさんに「としやって呼ばれてた子」が本塚くんだと教えてもらったのです。「聖也」と書いて「としや」と読むということも。 わー、そりゃ見つけられなかったわけだ! 自分がそういう経験をしていたもので、ビョーキサポの「セイヤ」コールに対してもハッとすぐ気づいたのですよ。で、ひぐまさんに言うと、ひぐまさんが「おおい、訂正あるって~!」と叫んでくれて、それでサポは改めて「としや!!」コールをして、そのとき「ごめんなあ!」と叫んだら選手たちはみんな笑ってて・・。試合前から思わぬほのぼのタイムになりました。 選手・スタッフ全員で円陣 さあ、そろそろ始まります。 今日のスタメン の続き 整列して、礼 列の続き。 右から2番目のスガちゃんが深々~とお辞儀しているのを見てほのぼのしてしまいます。スガちゃんは、昔の田舎のガキ大将を思わせる気の強そうな顔つきのストライカーで、2年生なのにとっても頼もしいんですが、2年生だからやっぱりめんこいのです(謎)。 得点板 円陣を組む前に、コンサの選手たちはずいぶんあれこれ話し合っているようでした。 どんなこと話してたんだろ。 前半開始時の円陣 対戦相手のジュビロ沼津について、私たちサポーターにとってはつい「3年前のリベンジだ!」と邪念が湧き上がります。今の高3のゴメスや夢実たちが中学3年生だった2009年夏のJヴィレッジでのクラセンU-15大会。土日にグループリーグの初戦と第2戦を見て、このチーム魅力的~すごい強い~と感心し、その後は平日の試合だったので見れなかったのですが、勝ち進んでこの準々決勝で勝ってくれれば、次の準決勝からはまた見に行けるぞ~と楽しみにしていました。そのときの準々決勝の相手がACNジュビロ沼津だったのです。ACNジュビロ沼津は、FCアスルクラロという街クラブのチームで、ジュニアユースはジュビロと提携しているそうです。あのときは何となくジュビロ沼津には勝てるつもりでいたのに、残念ながら負けてしまいました。試合内容からは勝てそうだっただけになんとも残念な敗戦でした。残念というのは「その次の準決勝からは見に行けたのに・・!」という自己都合での「残念」ですけどねw だから今回、再びACNジュビロ沼津と対戦することになって、真っ先にあのときのことを思い出したというわけです。ようし、あのときのリベンジだ!! 今の選手たちには何の因縁も思い入れもないでしょうに、まったくはた迷惑なことですね。 沼津のキックオフで前半スタートです。 <前半のメンバー> 18菅大輝 14沼田優希 11本塚聖也 6川尻龍司 10杉山雄太(C) 7高嶺朋樹 15藤田比呂 22住永翔 4名畑惟貴 23吉田圭吾 1三森哲太 (控え) 16GK北原慶太、2磯見恭輔、3佐瀬航季、5島田光汰、8北川公貴、13松枝広樹、19岩田佑成、9久保田成悟、12柴田理希 (交代) 後半22分 藤田比呂 → 久保田成悟 そして立ち上がり、選手は誰が出ているのか、両チームどんな感じのプレースタイルなのか、も、まだよくわからないうちに。 前半2分、中盤でのこぼれ球をコンサが拾い、それを大きく左前方に展開し(これは龍司くんかな?)、優希くんが落としたボールを聖也くんとスガちゃんのワンツーでするすると聖也くんが沼津ゴール前に抜け出し、そのままきれいに流し込んでゴールを決めました。(1-0) わーい、早くも先制点!! しかもきれいだった!! ゴールを決めた聖也くんのところに集まって、みんなで大喜び やったー。 サポはさっそく「としや!(ドドドン)、としや!(ドドドン)」と祝福コールをします。よかったねえ。さっき名前覚えたのがさっそく活きたねえ(笑)。 前半4分にはコンサの左CK。蹴るのは雄太くんです。 いいねー、いい感じの立ち上がりだねえ・・と思っていたのに。 前半6分、沼津の長いボールがコンサ最終ラインの裏に出て、GKの哲太くんが出てボールを処理しようとしたところ、沼津の選手の方が先にボールに追いついちゃってうまくかわされ、ボールを拾ってシュートを打たれてしまいまいた。そのシュートをコンサDF陣がクリアしようとしたんだけど、うまく合わずクリアしきれず、ボールはそのままゴールの中へ・・。あ、あら。なんだか残念な失点でした。(1-1) ま、でもドンマイ。アクシデントみたいな失点だったから気にすることないよ。まだまだ時間はあるし。 このときは、このあとまた勝ち越すのはそんなに難しくないだろうと思っていました。 前半12分、聖也くんがゴール前で大きく切り返し、また切り返して相手DFをはがしてから、シュート。でもちょっと弱くて相手GKにキャッチされてしまいました。惜しい。 前半14分ころ、ここまでコンサのプレーは、おもしろい楽しいボール回しはするのだけれど、ひとつひとつがちょっと弱いというか優しい感じだなあと思います。丁寧だけど。それに対して沼津は個々の選手ががつんと強い印象です。 前半15分、沼津の右CK。クリアしたボールが朋樹くんに渡り、カウンターでチャンス!と思ったけれど、そううまくはいきませんでした。 前半16分、龍司くんが右サイドからグラウンダーの速いクロスを送ります。それをゴール前で優希くんがスルーして、ハッとするようなスペースへボールが出ましたが、惜しくも誰かがシュートする前にクリアされてしまいました。 でもうちの子たちのボールタッチはいちいち楽しいなあと感心します。ボールを受けるときもただ待ってるんじゃなくて、受けながら体を半身で動かしてボールをくりっとずらして、相手の届かない位置に止めて、自分の出したいところにボールを運べるんです。こうやって細かいところまでいちいち工夫しているのが素敵です。(*^_^*) 本文とは関係ないけれど。 頼もしいストライカー、スガちゃんこと菅 大輝くん(2年) キャプテンでボランチの杉山雄太くん(3年)の変態っぷりときたら! インサイドで、アウトサイドで、自在にボールを操り、魅惑の突破や「そこに出すか!」と目を瞠るパスを出すだけじゃなく、ゴール前まで駆け上がったり最終ラインまで守備に戻ったりの運動量も豊富です。 高嶺朋樹くん(3年) 「ボランチのともきくん」となると、私としてはじっとしていられないでしょう(笑)。雄太くんとの連携で自在に動きまわっては、ボールを奪取し、鋭いパスを繰り出していました。 CBの住永 翔(かける)くん(2年)。 2年生なんだけど年下とは思えないほど、落ち着きと貫禄と大人っぽさを感じるたたずまいの選手です。 GKの三森哲太くん。 この日はこの後、八面六臂の活躍ぶりの「守護神」でした。「平成生まれの昭和の男」龍司くんはこの日ずっと遠い側のサイドでプレーしてて。残念だわ(笑)。 ベンチの選手たち スタッフ陣。名塚監督、池内コーチ、そしてGKコーチは蛯ちゃん。 この日は2トップの一角だった沼田優希くん(3年)。 札幌ブロックリーグの第一高B戦でもFWに入って活躍していた選手でした。 優希くんと菅ちゃんのコンビで相手を抜き去ろうとし そこへ聖也くんも加わって、ますます選択肢が増えます。いいねー。 前半19分、SBの圭吾くんが右サイドを駆け上がり、そのままCKをとります。いいねー。 でも、なんだか暑い。とても暑いです。 空気はからっとしているのだけど、日差しが熱くて焦げそう。じりじりと照りつけられているとすごく暑く感じます。帯広暑いわあ。釧路と比べるからですか? コンサの選手たちは、ボールを置く場所に工夫もしているし、基本的にボール扱いが巧いし、ちゃんとやれればとても魅惑的にボールが小刻みに動きます。 でも見てると、選手たちはもっと余裕を持ってやれるはずなのに・・?と戸惑っているのかもしれないとも感じます。ふだんならば余裕でボールを収めて好きなところへ出せるはずなのに、相手のプレスが速くて、やりたいことがギリギリになっちゃう感じ。なんとかギリギリのところでやれていますが、でもほんとはもっと違った感覚だったのかもしれません。 いいねー。こういう経験ができるのが全国大会の醍醐味ですよねー。 うちの選手たちのターンとかボールを止めてずらすとか、こういうプレーいちいち好きだわー。プレスの速さに慣れてきたら、さらに魅惑的なのを見れるかなー。
posted by あきっく |08:31 | ユース | コメント(1) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:【U-15】クラブユース選手権1次ラウンド1 ACNジュビロ沼津戦
どこに書き込もうかと思いましたが、とりあえず最新のこちらに...。
今日、高校の職場体験で息子とうっちーが一緒に保育園に行ったらしいのです。
息子も小さい子が大好きで、遊び相手になるのが得意なんですが、うっちーも同じみたいです。
二人して園児から『イケメン』と呼ばれてたそうですよ(笑)
楽しかった~って帰ってきました(^0^)/
先日のオフの日は、放課後から夜まで二人でガストに居座って勉強してたみたいだし、随分気が合うんだな~と思って(*^^*)
それならいつか二人が一緒にCBを組むところを見てみたいものだけど、
サッカーの実力だけは相当差があるんだろうなぁ(^^;
関係ないコメントで失礼しましたm(._.)m
posted by ルーピン| 2012-08-30 00:03