2011年07月31日
【クラセンU-18】1次ラウンド第3日 愛媛FCユース戦@大胡総合運動公園
2011/07/26(火)10:30 @大胡総合運動公園陸上競技・サッカー場 adidas CUP 2011 第35回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド Fグループ第3日 コンサU-18 3-2(2-0、1-2)愛媛FCユース (40分×2) 得点者:神田夢実(22分)、榊翔太(40分)、藤直也(愛・55分)、林祐希(愛・69分)、前貴之(80分) コンサの警告等:なし 大会公式サイトの試合結果速報は→こちら 試合公式記録は→こちら(PDF) 大会公式サイトトップページは→こちら 休息日を1日はさんでの大会3日目になりました。グループリーグの3試合目です。 コンサU-18のいるFグループは、コンサと愛媛が勝点4、得失点差+1、総得点+3と全く同じであり、この試合で勝った方がグループ1位になります。負けると東京vs新潟の試合結果次第で3位になる可能性もあるし、たとえ2位になったとしても勝ち点4では他のグループの2位と比較して上位2チームにはなれないでしょう。引き分けだと愛媛とコンサが全く同位になり、抽選で1位と2位を決めることになるようです。抽選は嫌だ。抽選の結果2位になったら、勝ち点5の2位ではやはり決勝トーナメント進出はほぼ絶望的ですから負けと変わりませんもん。 やはりここは、絶対に勝って1位抜けをしたい。 そういう試合になりました。 今日の会場は大胡総合運動公園です。公園内の競技場へと続く通路の脇にアディダスカップののぼりが並んでいました。 これはクラセンで毎年見かけるのぼりです。 でも競技場の脇にはもう1種類ののぼりも。 反対側から見ているので文字が裏返っていますが、のぼりの下の方には Welcome to MAEBASHI と書いてあります。2011とも入っているし、今年のこのためにわざわざ作ってくれたんですね。 「群馬暑い」とか「会場が分散していてつまらない」などつい文句を言いたくなってしまいますが、J村が使えなくなって急きょ受入体制を整えて準備してくれたんだもんなあと、群馬の関係者のみなさんにはやっぱり感謝だわとも思い直します。
競技場入口には大会の看板。ポスターや大会プログラムの表紙と同じデザインです。 総合案内所のテントと机があるけれど 主な業務は大会プログラムや大会Tシャツなどの販売かも。 だってここまで来たら案内してもらうこともあまりなさそう(笑)。 ピッチはこんな感じです。 人工芝ピッチの周囲にトラックがあって、観客が入れる範囲はテープで示されています。 気になるのはやっぱり暑さ、ですねえ。 この大会が始まるころから幸いわりと涼しい日が続いていて(とは言っても、恐れていた群馬のもの凄い暑さとの比較での「涼しい」であって、気温30℃は道産子には十分に暑いでしょうけど)助かっていたのですが、徐々に気温はあがっていき今日はこれまでで一番の暑さになる予報でした。せめて午前中の試合でよかったなあと思います。 グラウンド脇に立ってみると、日差しが照りつける暑さはありますが、そこそこ空気はからっとしていて「ものすごく暑い」とまでは感じない感じです。これなら選手たちも動けないということはないんじゃないかと少し胸をなでおろしました。 走るのだし、人工芝の上は暑いでしょうが。暑さに慣れていない選手たちには辛いでしょうが。でも想定された最悪の事態にまでは至っていませんよという意味で。 横の方の視界はこんな感じです。 ・・・だったのですが。 選手たちがピッチでアップを始めました。 愛媛もアップ中ですが。 あっ!!この逆立ちでのアップ! 去年も見たわあ。今年もやってるのねえ。と懐かしく思い出しました。 去年見たのは高円宮杯グループリーグの→このときです。 そしてコンサのベンチの前で全員で円陣。 がんばれ~。 選手入場 コンサのスタメンの後ろ姿 互いに握手して挨拶 コイントス。キャプテンナガコウ。 愛媛はスタメン写真を撮っています。 でもうちは撮らないのかな? 昨日撮ったからいいのかな? 前半開始時のコンサの円陣 愛媛の円陣 愛媛のキックオフで前半スタートです。 <前半のメンバー> 11榊翔太 7鈴木貴大 14神田夢実 10荒野拓馬 6堀米悠斗 5深井一希 8前貴之 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 21阿波加俊太 (控え) 1GK今岡亮介、9近藤勝成、12山下泰明、15中川雄貴、17中原彰吾、18下田康太、27國分将 (交代) 後半19分 鈴木貴大 → 中川雄貴 後半42分(ロスタイム) 神田夢実、榊翔太 → 近藤勝成、下田康太 後半44分(ロスタイム) 中川雄貴 → 中原彰吾 <前半開始時の愛媛のメンバー> 9林祐希 14野町誓吾 22近藤貫太 11高島拓巳 7垂水雄太 10藤直也 17佐々木寿輝 15井上和紀 5岡原拓也 3藤原匠平 1山本哲也 愛媛の選手でやっぱり意識しちゃうのは3年生の22番近藤貫太くんです。2年生のころからトップに帯同してベンチ入りしたり、去年対戦したときにも怖い相手でしたから。実際やられちゃったし。直近では拓馬たちが招集されたJ-STEPでのU-18代表候補合宿で貫太くんを見ました。残念ながら前日の練習試合に出ていたとかで私が見にいった日はランニングをしているとこを見ただけでしたが。 前半3分に夢実が攻め込んでいったり、前半4分に貴之や夢実や翔太でピッチ左寄りの高い位置でボールを回しつつ粘り強く攻め込んでいったりとか、なかなか良い感じで前半が始まりました。 前半7分、翔太が愛媛DFの裏へ抜け出し、シュートを放ちます。これは相手GKに弾かれました。 前半8分、奈良くんがグラウンダーの縦パスをぐいっと送ります。貴之が追いつけず、つながりませんでしたけど、ねらい目はいいねえと嬉しくなる感じです。 前半10分、翔太が相手ボールを高い位置でカットし、わ、チャンス! 翔太から渡されたボールを貴之が左サイドからクロスをあげましたけど、ちょっと大きくて合いませんでした。 前半12分、奈良くんが頭で前にボールを送ります。単純なクリアじゃなくて味方につなげるボールになっているのが素敵なところです。奈良くんからのボールを夢実が左タッチサイン沿いに運んで前線の翔太へ。 押し気味で進めているけれど、なかなかシュートまではいけないなあと思っていたところ、前半12分、拓馬がゴール正面の遠目の位置からいきなりシュートを放ちました。ぐいーんと良い感じで飛んだのですが、GKにキャッチされました。残念。 前半のサッカーっぽい写真いろいろ。 本文とは関係ありません。 パスコースを作りつつみんなで走る 奈良くんがドリブルであがっていってハーフウエイラインを越えていったりして しかも寄せてきた相手をくいっと抜いてさらにドリブル前進 試合のようすを眺めるベンチメンバー 前半14分、夢実がピッチ左前方からゴールに向かい、両足を使ってボールをコントロールしうまい切り返しで対峙する相手選手をかわし、抜き去ります。ひゅーっ。さすが夢ちゃん。こういうの見るのって嬉しいです。 じわじわとゴールに迫るんだけどシュートまでいけないなあと思いつつ、前半20分、飲水タイムになりました。 再開して前半22分、ターボがゴール前でチャンス!な形になりますが、シュートは打ちきれず残念。 前半23分、コンサの最終ラインの裏に、気づいたら愛媛の貫太くんが抜け出ていてパスを受けるところでした。うわ、まずい! ペナルティエリア内で貫太くんがボールを持ってドリブルでゴールを向かおうとしたりパスを回したり。なんせエリア内のことなのでヒヤヒヤしつつ行く末を見守っていましたが、最後は愛媛のシュートを阿波加くんがキャッチして無事ピンチを切り抜けました。ふうぅ。 前半26分、翔太が浮き球のパスを前に出し、それを受けた夢実がシュート。決定的な形でしたがバーの上に浮いてしまいました。残念。惜しかった。 でもそのすぐ後に。 前半27分、拓馬が右サイド前方の貴哉に出したパスから、貴哉がクロスをあげ、翔太がゴールを背にして受けます。反転してシュートを打ちたいところでしたがうまくいかず、こぼれたボールが夢実のところへ行きました。夢実がゴール左手前からきっちりと右隅に蹴りこむシュートを放ち、きれいに決まって先制点です。(1-0) やったー。喜びの輪。 ゴールを決めた夢実は見えなくなってますけど(笑)。 輪がほどけたところで拓馬が夢実の頭をよしよししています。 そして夢実は小さくガッツポーズ。 よかったね。よかったよかった。 前半32分、貴之が左サイドをするする上がり、高い位置で相手に囲まれつつ粘ります。足を伸ばして足先でボールを夢実へ渡しました。これを受けた夢実のボールタッチがエロかった。さすがっていう感じ。 そして夢実はそのままエロさ満載でシュートしたんですが、ゴールの左にはずれてしまいました。 前半33分、コンサの右CK。蹴るのは翔太です。 翔太が蹴ったボールは、ファーでジャンプした奈良くんの頭にどんぴしゃり。 鋭いシュートだったのですが、飛んだ先がGKの正面で、GKにそのまま正面でキャッチされてしまいました。 うーん残念。 戻りながら奈良くんも思わず苦笑い。 惜しかったねえ。 前半34分、愛媛のシュートは阿波加くんがクリア。そのこぼれを拾われるのを防ぐためにカバーに駆け込んだ貴之がゴールポストに当たって腰あたりを痛めたようで、ちょっとどっきりします。 今もし貴之が出られなくなるとかなーり厳しくなるもの。 幸いまもなく丸印が出され、貴之は立ち上がりました。 よかったよかった。 そしてその間の時間にみんなはしっかり水を飲んでいました。これもよかった。 前半35分、愛媛のCKからプレー再開です。これは阿波加くんが直接キャッチ。 前半36分あたり、コンサは以前より低めの位置でボールをまわしてキープする感じになりました。 愛媛は、試合前は近藤貫太くんばかりを警戒していましたが(←私が)、いざ試合が始まってみると、貫太くんばかりじゃなく、むしろ素早く裏を突いてくる林祐希くんがかなーり怖いのです。プレミアリーグウエストではこの2人が5ゴールを挙げ、得点ランキングで揃って2位につけているのはなるほどという感じです。 しかも愛媛は、ふだんはわりと引き気味で守っていますが、ボールを持っていざというときにはぐわっと全体で攻め上がってきて、けっこうな迫力を感じます。決して「攻撃は2人に任せ、残りの選手はみんなで攻める」形のチームではなく、チームの底力を感じました。去年は貫太くんばかりが目立っていた気がしますけど、去年と比べるとチーム全体が力強くなった感じがします(←えらそう)。 なので、暑い中コンサがボールを支配して押し気味な展開になっていることも、もしかしてこうしてボールを持たされ否応なく攻めようとしてしまうことで、コンサの選手を動かし、体力消耗を狙っているのかしら・・?と疑心暗鬼になってしまうほどでした。なのでコンサが後ろでボールを回し始めると、うんうん、いいんじゃないそれで、と、力強くうなづく気分になります。 前半37分、ゴメとか夢実とか貴哉、拓馬、いろいろが絡んでチャンスを作り、最後は翔太が足もとを滑らせながらもゴール右隅へ押し込もうとしましたが、ほんの少し枠の右でした。惜しい~。 このまま前半が終わればそれでいいかと思い始めた前半40分、翔太がゴール正面のこぼれ球を拾い、そのままするすると前へ出て行って思い切ってシュート。ボールは愛媛GKの指先をかすめてそのままゴール左下隅におさまりました。(2-0) やったー、翔太ゴール! この追加点は大きいですねえ。 前半のロスタイムは2分と表示されました。 前半42分、一希がシュートを放ち、クリアされたはね返りを再度一希が拾い、もう一度シュート。ボールがバーを越えていったところで前半終了の笛がなりました。2-0とリードしての折り返しです。 後半開始時の円陣 コンサの交代はなさそうです。 コンサのキックオフで後半スタート。 <後半開始時のメンバー> 7鈴木貴大 11榊翔太 14神田夢実 10荒野拓馬 6堀米悠斗 5深井一希 8前貴之 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 21阿波加俊太 ハーフタイムにいったん回収したボトルをもう一度ピッチ脇に置いてまわるなべちゃん。こんな暑い中での試合では、冷たい水がありがたいでしょうね。ベンチに入っていなくてもみんなで総力戦です。 後半2分、翔太が左前方隅で粘ってCKをとりました。 左からのCKを蹴るのは貴之です。飛んだボールを奈良くんが合わせる・・その手前で愛媛の選手がクリアし、今度は右からのCKになりました。 後半3分、右CKを蹴るのは翔太。 後半6分、翔太からゴメス、夢実とボールが渡って最後は夢実のシュートをGKがパンチしたシーンは、翔太のプレーもゴメスのプレーも夢実のプレーもひとつひとつがとっても素敵で、見惚れてしまうほどでした。どんなふうに素敵だったか細かく再現できないのが残念(爆)。 後半7分、愛媛のファウルで愛媛にイエローカードが出されました。左側のタッチラインのそばからコンサのFKになり、貴之が直接狙います。 貴之の蹴ったボールはすっぽりとGKの胸におさまる感じでキャッチされてしまいました。残念。 後半9分、愛媛の選手がゴールライン近くまで攻め上がってきたのに対し、貴哉くんが落ち着いて対応します。ゴールラインを割らせようとしていたのだけれど、その前にボールを拾われそうになったのを見て、貴哉くんは相手に当ててボールを外に蹴り出し、ゴールキックにさせませいた。小憎らしいほどの余裕ぶりです。 後半10分、愛媛の選手が痛んでいるを見て、コンサがいったんボールを切りました。どうやら足が攣っているようす。そうよねえ、消耗しますよねえ。 だんだん両チームの選手とも苦しくなってきているんだろうなあと思う感じです。コンサも、攻めるときにあと一歩の出足が遅くなり、うまくボールがつながらないシーンが出てきましたもの。苦しいだろうけどなんとかがんばれ・・・と思っていたら。 後半14分、するすると中央をドリブルで進まれて、止めようとしたコンサの選手たちが当たりが弱かったのかなぜかすり抜けられて、いよいよゴールに近くなってからまずい!という感じで強く止めに入ったけれど間に合わずそのまま止めきれずにゴールに押し込まれた感じの失点をしてしまいました。(2-1) あららら。ちょっと後手後手の対応になってしまったかな。 ここで頭をよぎるのは初戦の新潟戦ですよね。前半に2-0とリードしながら後半2点をとられて引き分けてしまった試合。今日は引き分けるわけにはいきません。なんとしても勝たなければ。ああいう事態は二度と避けなければ。 やっていた選手もやっぱり同じように思っていたのかな・・。 後半18分、ターボに代わって中川くんが入りました。 フレッシュな選手を入れてかき回し、チームのエネルギーを回復させようということだなと思いました。チャンスが増えればみんな元気が出ますもんね。 15中川雄貴 11榊翔太 14神田夢実 10荒野拓馬 6堀米悠斗 5深井一希 8前貴之 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 21阿波加俊太 後半19分、愛媛のシュートを阿波加くんがクリア。愛媛のCKになります。 愛媛に流れをつかまれているかなと嫌な雰囲気が続いたところで、後半20分、飲水タイムになりました。 ちょうどよかった。これで気分をリフレッシュして切り替えていこう。 再開して後半22分、愛媛の右CK。これはクリアして、コンサのスローインになりました。 愛媛は1点を返して元気が出たようで、コンサは苦しい時間が続きます。攻めてはいるんだけど、なかなか追加点が遠い感じ。 後半24分、拓馬からナカへパスが出され、中川くんがゴール右側を回り込むようにドリブルしていきます。対峙した相手選手の股を抜くボール扱いで相手を振り切ると、ゴール右の角度のないところからシュートを狙いました。反対サイドのネットを狙ったようなシュートでしたが、ゴールには入らず、ゴールの前を通りすぎていく感じになりました。詰めて押し込める人がいればよかったのですが、残念。 後半25分、貴哉くんが相手選手ともつれるようにして地面に落ちたときに左ひじあたりを痛めたようです。しばらく起き上がれませんでしたけど、どうやら大丈夫。よかったです。 後半28分、中川くんが再び右側からゴールに迫り ペナルティエリア内をドリブルで進んでいって、GKを釣り出してかわすような形になりました。チャンス! あとはゴールに蹴りこむだけ! ちょっと余裕がありすぎたのか、ナカはゴール前を回り込んで万全の角度から蹴りこもうとしたところ、その間にDFが駆け込んできて蹴ったボールはゴールラインを割る寸前でクリアされてしまいました。 あらー、なんて惜しい。というかもったいない。 そしてチャンスを逃した後には得てしてこんなことに。 後半28分、再びあっという前に愛媛のチャンスになって、きれいに決められてしまいました。(2-2) あらー、追いつかれてしまいました。 でもまだ時間はありますからね。 ここから勝ち越せばいいんです。 後半30分、夢実がドリブルからシュートを放ち、それを相手GKが触ってそらし、コンサの右CKになりました。蹴るのは翔太です。奈良くんがファーで頭で合わせましたが、ゴールの左でした。 後半32分、翔太が倒され、相手にイエローカードが出ました。ペナルティアークの左手前からのFKです。ボールのそばに立っているのは貴之と翔太。 貴之が蹴ったボールを拓馬が滞空時間の長いヘディングですらすようにゴールへ送りましたが、枠の右でした。 愛媛の選手たちのお母さんたちと思われる集団が「エフシーがんばれ~」と声援を送ります。それを聞いて「へえ、愛媛じゃなくてエフシーなんだ」と感心する私。きっと「愛媛」とつくチームは地元にいくつもあって、区別するには「エフシー」なんでしょうね。 架空の話で「たられば」を考えても仕方ありませんが、もしこの試合が新潟戦と同様1試合目ならば、このまま引き分けに終わったかもしれません。 でもこの試合は「絶対に勝ちたい試合」「勝たなければならない試合」の位置づけです。勝たなければ。 同点に追いつかれてから後、選手たちの迫力が一段ヒートアップしたような気がしました。疲れているだろうに、球際の粘りとか攻め込もうとするときの迫力とか。コンサは何度もゴール近くに迫りますが、愛媛もゴール前はで力を振り絞って守りを固めており、なかなかゴールが生まれません。 とすると、試合残り時間もあとわずか(この試合は40分ハーフ)という後半39分、ゴール近くからシュートを打てないなら遠くから打つまでだ。・・と思ったのかどうかわかりませんが、拓馬から左サイドの貴之に展開されたボールを、貴之が少し前に運んだかと思うといきなりそこからシュート。 タッチラインに近いあたりからの距離のあるミドルシュートだったのですが、ボールはそのままゴールネットに突き刺さりました。(3-2) きゃーーーー!! 貴之決めたーーーー!! この時間に貴重な貴重な勝ち越し点です。 大喜びで控え選手の方へ駆けて行く貴之。 写真中央の白いユニの後ろ姿ですが、わかりますか。 ナリが大喜びで迎えています。 貴之はナリに飛びついて そしてみんなでぎゅーぎゅーになって喜んでいます。 奈良くんの喜び方はそういえばそうだった。 こうして輪の手前でジャンプして 跳び上がって輪の上に飛びついています。 奈良くんとゴメスのジャンプ力ってば(笑)。 跳び上がってから地面に倒れ込み、地面を叩いて喜ぶのも奈良くんだったわ、そういえば。 ひとしきり喜んだあとは、もうやることは決まっています。 絶対に勝たなくてはならない試合で、体力が消耗していて、1点リードしていて、残り時間が少なくて。 ロスタイムに入ってからの後半41分、夢実と翔太に代わってナリとしもっこが入りました。2人ともお疲れ。ナリとしもっこは動き回る働きをよろしくね。 15中川雄貴 18下田康太 9近藤勝成 10荒野拓馬 6堀米悠斗 5深井一希 8前貴之 3奈良竜樹 4永井晃輔 2小山内貴哉 21阿波加俊太 そしてさらに後半43分、四方さんは途中から入った中川くんに代えて、彰吾をピッチに送り出すという鬼の采配。何がなんでも勝つんだという気持ちですね。 残り時間はもう少ないはずだけど・・・。笛はまだ? 後半43分のコンサのCKは、当然こうしてコーナーのあたりでボールをキープして時間を使います。通称「カシマる」ってやつ? そして後半44分、試合終了となりました。 やったー。勝ったー。 お疲れさまでした。 握手して挨拶。 愛媛はとても強いチームでした。 スコアボードはこうなりました。 第1試合のあとは1時間ほど間があって第2試合になりますから、すぐに撤収する必要はありません。 選手たちは荷物はそのままにして、こちら側へ挨拶に来てくれました。監督やコーチも一緒です。 嬉しい顔と疲れた顔が入り混じった表情です。 キャプテンのナガコウがみんなを整列させて、「礼!」の号令をかけるのを待つところ。 笑顔のこういうシーンは何より嬉しいです。 (みんなでにこにこ並んで、笑顔で挨拶してくれる極上の瞬間は写真がないの。私も一緒に喜んでいるから。ごめんなさいね。うふふふ。) そして引き上げるところへ、ウイーアーサッポロのコールと、ゴールを決めた選手のコール。 え?やるんすか?と言いたげな表情かな(笑)。 どうする?どうする? 他の選手はにやにやして見ています。 貴之は、去っていきながら貴之コールに対して振り返らずに両手を挙げて応えるというかっこいいポーズだったのに、せっかくのそのシーンがピントぼけているなんて。痛恨。 で、翔太は翔太コールに応えて サポの方へ向かってバック転を披露。 くるくると続けて なんと4回転も! さすがだわ、翔太。 夢実は両手を挙げてゆったりとコールに応える貫禄ぶり。 いいねえ。嬉しい。また何度でもゴール決めてね。 そして私たちはと言うと。 真っ昼間から祝杯を挙げたのでした。 暑い暑い試合のあとで、勝ってグループ1位通過した喜びを噛みしめながら飲むビールの美味しさ。たまらないっす。
posted by あきっく |04:42 | ユース | コメント(3) | トラックバック(0)
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Re:【クラセンU-18】1次ラウンド第3日 愛媛FCユース戦@大胡総合運動公園
前く~ん!の後ろ姿。
ピンボケでもいいんです!私のためですよね?ね?
よく勝ってくれました!よかった~\(^O^)/
posted by ぴん| 2011-08-01 10:18
Re:【クラセンU-18】1次ラウンド第3日 愛媛FCユース戦@大胡総合運動公園
私のためのサービスショットも♪♪♪ありがとうございますo(^-^)o
posted by キャサリン| 2011-08-01 19:51
Re:【クラセンU-18】1次ラウンド第3日 愛媛FCユース戦@大胡総合運動公園
>ぴんさん
ふっふっふ。甘いですわ。
アップしている写真はぜーーんぶ私のため(!)です。
私が後で眺めてにやにやするためなの。
だからぴんさんの貴之(の後ろ姿)じゃありませんから! ←欲張り
>キャサリンさん
ふっふっふ。
キャサリンさんのものでもありませんのよ、残念ながら。
・・・とはさすがにキャサリンさんには言えないか(爆)。
posted by あきっく| 2011-08-03 12:52