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2024年02月26日

御の字の勝ち点1。

>逃した魚の大きさよ…

 アウェイ福岡戦はスコアレスドロー。

 タイトルの通り、勝ち点1取れただけでも良しとしたい。
 前半があまりにひどくて録画を視聴するのがまあ苦痛。

 パスが3本とつながらない、足元ばかりでスペース全然使えない、
 加えてアウェイのピッチにてこずりトラップミス連発であわやの場面も。
 近藤を活かそうにもそこまでボールを供給できない、よくぞ無失点で凌げたと思う。

 結果的に宮澤が負傷っぽく急遽途中交代で武蔵が入ってやっと少し形になったかなという怪我の功名ってのが切ない。守備では奮闘してたけど、らしくない軽率なプレーも多くて宮澤もあまりコンディションが良くないのかな?なんて思ったり。

 後半はコバ兄のところでボール持つことができてやっと少し落ち着いてきた。前半は福岡、後半は札幌の試合展開というのが妥当なところだけど、MOMは文句なしに岩崎。鳥栖で走りまくってたのはダテじゃない。攻守共に顔を出すだけでなく鋭いシュートも。菅野も少しこぼしたものの、その後ガッチリと確保したしこれぞThis is J1といった感じ。

 終わってみればという感じではあるが、思えばミシャは「この試合は苦しい」とずっとシグナルを出していたとも言える。サポの後押しが必要だ、荒野曰く「何が何でも勝ち点」。結果を求めるのは今も昔も同じだが、開幕ゲームで早くもそこを強調してくるあたりに台所事情の苦しさが窺える。

 「なんで0トップにすんのよ!」じゃなくて「そうするしかなかった」。

 もともと選手交代が遅めな傾向があるにせよ、後半頭から武蔵を入れなかったのはなるべく引っ張りたかったと考えるのが自然だと思う。コレクトな結果というミシャの言葉には嘘偽りはないだろう。去年、神戸がリーグを制したような強度の高い試合が当たり前になってくるとどうしたって選手にかかる負担は大きくなるし、実際に初っ端でこれかよ!ってほどの試合。

 そう考えると改めて勝ち点1は御の字かな、と。欲を言えばフリーなスペースを作るという意味で左右じゃなく上下で作れる選手が欲しいところ。相手が5バックでガッチリ組んでくると左右だけでは厳しくなってくるし。それでも途中出場で田中克幸が見せたパスには「おっ!」と思わせるものがあった。こういう「!」なプレイをいきなり見せられる選手はそう多くない。期待したい。

 …負傷交代の近藤には悪いが、ぜひとも宏武を見たい。
 願わくは浅野ではなく宏武をスタメンで起用してほしい。

posted by フラッ太 |17:05 | 試合後の印象 | コメント(4) | トラックバック(0)