スポンサーリンク

2022年12月02日

代表の重さ。

>しげの秀一ってもう64歳なの!?

 いやあ、ビックリした。

 GL第3戦となるスペイン戦は2-1の逆転勝利。日本代表はこれで文句なくGL突破。
 それだけでもスゴいことなのだが、ドイツとスペインに勝って首位通過なんて
 100人中3人と予想できなかったんじゃないかなあ。

 普通の生活をということで試合を観ることなく朝を迎えた。正直、引き分けでどうかなくらいに思ってたのでシンプルにビックリ。しかし、逆転勝利ともなればこれはもう代表の実力であり、マグレだろうが奇跡だろうがそれこそ「勝った者が強い」わけで、おめでとうの一言に尽きる。

 三笘のクロスは「あれ(ゴールラインを)出てないかぁ?」と思った。ただ、VARでチェック入るはずだしとも思ったし、実際VARで残ってると確認されたから全然正当なゴール。得点の後のオフィシャルレビューってNFLみたいよだなあ…。諦めずに追って上げた三笘、諦めずに詰めて押し込んだ田中碧。フロサポにはもちろんだが、気持ちは大事だよなという胸熱なゴールだった。

 歴史的な勝利。うれしいことには変わりないんだけど、
 同時に思ったのが代表の重さ。

 本大会に入ればたとえそれまではそんなに注目されなかった代表だとしても否が応にも注目を浴びる。ドイツ戦勝利で日本スゴイ!の大フィーバーと思ったら、コスタリカ戦の負けで急転直下。伊藤洋輝へのバッシングはちょっと度が過ぎていて、あまりのひどさにズバズバものを言う本田圭佑が苦言を呈したほど。

 最終予選を戦う時にかかる代表への重圧、影響が10だとしたら
 本大会では100とか1000とか指数関数的に跳ね上がっていくんだなあ、と。
 伊藤洋輝へのバッシングなんてそれこそ1000000くらいになってたんじゃないか?

 代表とリーグは別々の山だと思っている。ただ、独立してるわけではなくて互いに密接にかかわっている。Jリーグ発足に関しては代表主導なところが多分にあるけど、代表が強くなるためにはリーグが強くならないといけないし、リーグの質が上がれば代表も…という構図は恐らく世界共通だと思う。

 今の日本代表はいわば初めての海外組スタンダードなもの。

 じゃあ、リーグは大したことないのか?っていうと、欧州サッカーを見慣れた人にはそうかもしれんが、Jリーグだって着実にレベルは上がっていると思うし、Jリーグで無双した選手が海外に出て普通に活躍するのがだんだん当たり前になってきた。三笘なんてその最たるものだし。

 そんな中、W杯でドイツとスペインを破ってのGL突破。これはJリーグにとって大きな弾みになる。代表選手は(欧州で活躍する)海外組が当たり前という流れが加速するにしても、その源流がその国のリーグであることに変わりはないのだから。今やJ2からでも世界に出て行けるともなれば、選手たちにとってはJリーグは通過するものという認識は外野が思っている以上に強いのかもしれない。

 代表に選ばれることはもちろん、代表で活躍すること。森保ジャパンがその重みを格段に引き上げたことは間違いないと思う。それでもポイチはもういいです。このタイミングでJリーグのチェアマンがノノさんってのも何か運命的なものを感じる…ってのはコンササポの贔屓目かもしれんけどね(苦笑)。

posted by フラッ太 |10:15 | スポーツ | コメント(2) | トラックバック(0)