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2013年07月16日

'13第24節VS東京V・アフターインプレッション。

>特定の二人って誰だろうなー(棒)

 スタメン発表時の予想としては
○ウッチー1トップで大丈夫か?ちゃんとボールが収まるのか?
○砂川スタメンで守備は破綻しないか?

 というのがあった。砂川は福岡戦でバックチャージからイエローもらったりしてたし、
 アウェイで暑い中走れる選手、運動量豊富な選手を揃えたほうが良くないか?というのがあったので。

 なるべく情報を遮断しようとしていてもブログのタイトルなどで誰が良くて誰が悪かったなんてのはそれなりに入ってくる。で、杉山がどんなチョンボをやらかしたのかと思ったが、なるほど「そりゃねーわ!」というものだった。ただ、ああしたプレイはヴェルディ戦に限った話ではなく、いったん前に落として取るというのは目にしていたし杉山の癖のような気もする。それでもやってはいけないミスではあるが。羽中田さんの解説が却って悲しかったよ。
 2点目はゴメスがかわされた後にCB2人が西を止められずってことだったので一概に杉山が全て悪いとは言えないかなとは思うけど、優也が飛び出して1点モノを防いだり、上原のシュートを弾き出したりで余計に杉山がダメに見えた。CKで出ても触れない、終了間際もすぐに蹴れないなど「おいおい!」っていうのもあったし、ちょっと擁護できないなあ。次節はソリマチンが相手だし、データがないという点でも曵地を起用した方がいいと思う。

 チーム状態が最悪に近いヴェルディがこれでかなり楽になった。右の森が長い距離を走ってクロスを上げるなどしていたものの、だんだんとこちらがハーフウェイを超えてからプレスに行く省エネサッカーに。それでも荒野が惜しいミドルを放つなど時折いい場面は作れてはいたし、高原が決め切れていない、ヴェルディが受けすぎたこともあってたとえ結果を知っていたといてもこのままウノゼロで行くとは思えなかった。それでも、0-2から1点返したことには意味がある。コンディション的にやや楽になったとはいっても暑いアウェイで90分通して走れた、戦えていた。そうした印象を周囲に強く持たせた試合であったことは良かった。

 さて、ここからは戦術厨の妄想全開コーナー(苦笑)。財前監督の選手起用の癖というか傾向として、決め打ちで選手起用をするというのがあると思う。前節の福岡戦の快勝は三上・荒野の2トップが非常によく機能した。「勝っている時はいじらないほうが…」と少なからずサポが思っていた中でウッチーの1トップにしたのはなぜだろうか?と考えた時に

○ウッチーの起用は最初から決めていた
○三上と荒野では荒野の出来が特に良いと感じていた

 シロートでも三上1トップで2列目はヤス・ウッチー・荒野という“折衷案”は思いつく。そうしなかったのは荒野はサイドではなく真ん中(トップ下)の方が良いと判断したからウッチーを1トップにしたんだと思う。実際、荒野は良かったし、それだけウッチーを信頼しているということ。
 でも、ウッチーはどちらかというとセカンドトップの方がより活きると思うので疑問が残るところではある。信頼という点では砂川もおそらくそうだろう。確かにヴェルディ戦は攻撃面では時折いいボールを出せていたし。守備は上原のサイドが狙われ気味だったので今回は保留。

 ヴェルディ戦は最初に前俊を入れた。2点差になった後なのでFWを入れるのは当然っちゃ当然だけど、ヤスと代えた時にはフォーメーションをどうする気なんだろう?とちょっと気になった。最初は前俊1トップの4-3-2-1にする気かなと思ったのだがどうやら2トップだったようで。
 いずれにしてもこの選手交代だと中央が強くなる代わりにサイドが弱くなる。ヴェルディ相手には特に危険なんじゃないかと思ったんだけど、石神に何度も抜け出され高原にあわやのシーンをけっこう作られた。そのリスクを消化できていたように見えなかったのが不安。選手がわかっていたんであれば余計なお世話だが…。その意味ではよく1-2で済んだとも言える。

 ここ数試合、リードされてからの選手起用が中央に寄る傾向があるのはサイドで張れる選手がいない(特に右サイド)から仕方なくなのか、それとも意図的なものなのか?工藤の起用法からすると後者の可能性が高いと思うのだが…。ヴェルディ戦は両SBが日高と上原で長い距離を走れる選手だったこと、宮澤が1ボラっぽく残って攻守に上手くカバーリングしていたことであまり問題にはならなかったが。イエローは必要経費。仕方ない。

 戦えていただけに勝ち点0に終わったのが実にもったいない試合だった。

posted by フラッ太 |20:58 | アフターインプレッション | コメント(3) | トラックバック(0)