2015年10月03日
意表を突く光景
昨日は札響の定期公演を聴きにkitaraに出向いていた。 いつもながらの行動ではあるが、そこでいつもなら見られない光景が展開したので、ここに記する次第である。
札響の定演では、開始30分前に団員によるロビーコンサートが行われる。 昨夜も同様にあって、演奏終了後に退場する様を見ていたら(私は2階から見下ろすように聴くスタイルが常であるが)、まっすぐ戻らずに迂回するような形になっていて。 はて?経路に障害物でもあったか、というとそうではなかった。 近寄ったテーブルの人を見れば、当日の指揮者がいるではないか。 手にはプログラム、普段着のまま。 メガネがあるせいか周囲も気がつく様子がないし。 こんなのは初めてである。
顔を見て判ったというよりは、実は前日も同じ服装であるのを知っていたからである。 札響では年に数度、定期がある前日に練習見学会をやることがあるのだが、1日は午後から休みを取って見に行っていたのだな。 以前TVで学生指揮者相手への指導というのを見たことがあって、実際どんな感じか興味もあって申し込んでいたからでもあって。 休憩明けに入場というところで待っていると、指揮者が恐らくkitaraのレストランから戻ってくるところであろう姿を見て、個人的に驚くいてしまったのだな。 いや外で休憩していたとしても、通常では一般人に見えるようには戻らんだろうと。 でその時の服装、上はTシャツにジャケットという姿が、昨夜のロビコンの時と同じだったのである。 因みに練習公開であるが、予定表では2時間だったはずなのだが、なんと1時間弱で終了。やったのはピアノ協奏曲の方だけだったのだが、全体を通した後、一部分の確認をしただけで、何とも拍子抜けではありました。 過去何度か見た時には、もっと細かい指示があったのに比べても。 いや別に手抜きではないのだろうが。
定演前の状況に戻れば、通常であれば、もっと緊張している姿を想像するのだがね。 いや別に舐めているとかではなくて、直前までリラックスした状態というのがスタイルなのであろう。 そして本番ではいつものように踊るように指揮をしていましたとさ。
posted by akira37 |05:47 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)