コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年09月06日

「札幌ドーム」という場、その影響

このタイミングで取り上げる事が正しいのかどうか、というのはあるが、ふとおもいついたうちに書いておきたい、というからだけのことではある。

今回の内容は、捉えようによっては反論される向きもあるであろうが、勿論個人的な意見でもあるので、気にすることはしない。


前節の試合後の相手チーム監督のコメントを見て、そういえば似たようなこともあったなと。

確か相手が浦和のときの監督コメントにもあったことだが、ドームで試合をするということは、こと外国人監督にとっては楽しみのようで。

故に気恥ずかしくなるくらいのお褒めの言葉が出てくる。

ありがたいと同時に、ちょっと考えてしまうことでもある。


元々札幌ドームは、2002年W杯の会場誘致を目的に建設された経緯がある。

しかしサッカーだけではやれる試合に限りがあるから、野球も出来るようにと現行のスタイルになっているのだな。

ピッチを出し入れするシステムは、確かに画期的ではあるのだが、サッカー主体派から見れば、やはりあれはついでにしかなっていない。

あくまでも野球のためが主体である感覚。


経営上は、公の誘致に成功した事もあって、黒字というのは悪くないのだが、毎年のことながら、苦渋は絶えない。

試合日程はあちらが先に決まるから、こちらは重なれば必ず煽りを食うのだな。こっちが優先であちらが円山になりましたというのは、未だにないことだし。


もう一つ感じるのは、本当にホームとしての機能を果たしているのか。

昨年の最終戦のようにほぼ満杯にでもなれば、明らかにホームアドバンテージがあるとも言えるのだが、普段のようやく1万人程度の観衆では、むしろ箱がでかすぎるだけである。

空調は快適だし、風もないし、観戦上は文句のつけようがないけれども、それは相手にとっても同じであるから、ホームの優位性がどこまであるかは疑問でもある。


これだけ立派な設備が出来てしまった煽りを受けたのが、厚別だともいえるわけで。

1998年にJ基準に改修されたわけだが、その後改善されてはいない。

正直座席はかなりがたが来ているし、未だに電光掲示板は設置されないし。

予算を無視してまで云々、ということではないけれども、優先事項にはなりにくいのだな。

まして強風で知られる場所ではあるが、すべてそこでやっているのでもないから、これまた現在ではホームアドバンテージになっていない感じでもある。


勝手な希望を言えば、やはり専用スタジアムが欲しいわけである。

ドームに関しては、専用スタジアムとは言い切れないし、積雪時の使用で充分ではないかと。

規模としては2万人程度、理想はユアスタということになるのか。


現実的であるかどうかは横においても、この夢は実現すべきものとしたいものではあるのだな。

posted by akira37 |05:01 | 雑記 | コメント(1) | トラックバック(1)