2011年03月18日
ありえないと思える光景の中で
夜中にまた雪が降ったのか。4日連続のような気がする。 勿論、道内においては3月の雪は珍しいはずなどないけれども、しかし積雪量は例年より多い印象はある。
昨夜はkitaraに出向いていた。 2月25日以来であるのだが、そのときよりも積雪量が増えていないか? 不思議な感覚に陥るのだな。 コンサートであるが、正式名称が長いのであえて記述してみる。 「日本カスタネット協会創立10周年記念 札幌交響楽団定年退職記念 真貝裕司 超絶技巧のカスタネット&打楽器の夕べ ~札幌交響楽団メンバー&打楽器アンサンブルとともに~」 真貝氏は、先月で札幌交響楽団を定年退団した。それを定年「退職」と表現できるのは、大学を出てすぐに入団したからであり、通常この業界ではありえない、就職して同じところで定年を迎えました状態だからではある。 永年居たとはいえ、打楽器中心のプログラムでは、そんなに集客がないだろうと踏んでいたのだが、行ってみたら当日発売は無し。 席は全席自由だから、開場直後に着いたら長蛇の列で面食らったのだが、幸い好みの席を確保したものではある。 プログラムの詳細を書いてみてもあまり意味がないので省略するとして、少々印象を個別にでも。 *日本カスタネット協会は、当初札幌カスタネット協会として真貝氏が組織したものである。従って本人が会長である。 *アンコールで判ったのだが、この協会にはテーマ曲がある。それはワルツ「女学生」。 *前半はカスタネット中心であったのだが、超絶技巧は判っても、音色に大きく変化があるわけではないから、結構聴いていてきついものはあった。 *印象としては、プログラムにない(学校訪問事業では余技としてやっていることらしいのだが)、カスタネットとコントラバスによる「だんご三兄弟」が一番であったか。 *参加した札幌交響楽団のメンバーにしてみれば、今日・明日と定期演奏会がある中での参加だから、大変なことだろうとは思うけど、それで飯を食っているプロだから、別段特別なことでもないのだろうね。
個人的なことを言えば、真貝氏は高校の先輩に当たる方である。 で私の高校時代の音楽教師は札幌交響楽団のホルン奏者から転じた珍しい経歴を持っているわけだが、現在はすでに退職している。 恐らく何年かは一緒に在籍していた期間があると踏んでいるのだが、果たしてどうなのか。いつか確かめる時は来るのであろうか。
今朝はあえて地震には触れないで書いてみた。 いや毎日それを話題に絡ませるのも、精神的にはきつい。 昨夜のコンサートでは、司会者の冒頭であったけれども、それ以外に特別なことは無し。 結構笑いを誘うような場面もあり(クラシックらしからぬことなのだが)、これはこれでいいのではないかと感じたものでもあったのである。
posted by akira37 |05:01 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)