コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年10月28日

遠征はJALで行こう

『遠征はJALで行こう』っていう言葉があって。

札幌誇らしい。


多分発端は2013年の最終戦でゴール裏が掲げた弾幕で(この日確かJALサンクスマッチだったはず)、
そこからのコールリーダー氏のSNSだったと思う。
遠征のときにSNSで『遠征はJALで行こう』という言葉がよく使われるようになった。
言うまでもなく、コンサドーレを創立時からスポンサードしてくれているJALさまへの感謝の言葉。

25日金曜日、いつもより早めの19時に仕事を終え、新千歳空港へ向かう。
成田空港らへんがめちゃくちゃ天気が悪いらしく、
午後の便の多くが遅延しているのを見ていたので、私が乗る飛行機も遅延する可能性を感じていた。
空港に着くと私が乗る21:45発のJALさん598便が、22:55発に変更になっていた。
到着は23:30の予定だったけれど、日付を超えるのはまちがいない。
いいっすよ、着けばなんでもいいっすよ。
サッポロクラシックでも飲みながらごはんを食べて、のんびり待つっすよ。

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白い恋人ソフトクリームも食べるっすよ。

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しかし、遅延はそれでは済まなかった。
21:45発→22:55発とアナウンスされた598便は、さらに23:55発に遅延し、
実は皆さまのお乗りいただく飛行機がまだ成田空港を出ていないということが発覚。
羽田に行く飛行機が成田から来るのも知らなかったけど、
まだ向こうも出発していなかったというのもなかなかびっくり。
その時点で、確か22:30ごろ。23:55発も難しそうな予感。

幸い、ルヴァン杯の前夜祭というのがあり、その写真やら動画やらが上がっていたので、
お店が閉まっていてすることがなくても、それらを観て空港で時間を潰すことができた。

搭乗口付近には赤黒いコンサドーレサポーターがたくさん。
だったことが理由かどうかはわからない。
そんなことに関係なく、これがJALさんのプロ意識かもしれない。
でも、598便に乗る私たちの目的は知っているだろうから、
がんばって飛ばそうとしてくれたことはコンサドーレとまったく無関係でもなかったのでは、
と自意識過剰にも思ってしまう。ほんとうに感謝している。

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最終的に0:30ごろに飛行機がやってきて1:10、
約3時間半の遅延で598便はミッドナイトエアポートを出発(搭乗までの清掃などもめちゃくちゃ早い)。
乗る飛行機が到着したのを見たときは、これで!行ける!とすべての疲れが吹っ飛ぶ思いだった。
いや嘘。めちゃくちゃ疲れていたけど気持ちは元気、というかんじ。
深夜便を予約した覚えはないが、図らずも当日入り日帰り遠征となった。
同じ日に、一度引き返して再度新千歳から羽田へ向かったJALさんの便もあった。
こちらもおそらくコンサドーレサポーターがたくさん。欠航の選択肢もあったはず。
それでもJALさんは、ひとつも欠航することなくこの日すべての飛行機を飛ばしてくれた。

大幅遅延の末に羽田や成田からの足がなく、タクシーの長蛇の列に並んだサポもいた。
翌朝、他社で欠航になった飛行機もあり、まさかの来られないことが確定したサポもいた。
道民が津軽海峡を越えるというのは簡単なことではないと改めて感じる。
心理的なものはもちろん、物理的にも。

空港からの足がなくなった人に、JALさんが交通費を支払ってくれるそうだ。
天候の影響であってまったくJALさんには責任がないはずなのに。
今年は悪天候による欠航や遅延が多くて、払い戻しなんかも相当数あると思われる。
大変なことだ。このご恩をこころに刻み、あらためて『遠征はJALで行こう』と誓う。

ちなみに、天候悪化の末欠航になり、東京から北海道へ帰れなくなったことがあるけれど
落ち着いて行動すればなんとかなるという経験談をまとめてあるので、いざというときは参考にしてね。
合言葉は「旭川空港」。
→ 23日に東京に遊びに行ったら日帰りできなかった話 (2016年12月23日)

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私の泊まったホテルは羽田空港内のファーストキャビン。
定刻通りだと23時半ごろに空港に着くことになりそうだったので、
すぐ寝られるし空港内に泊まるなんておもしろい!と思って予約していたのだけど、
これがこんなに大正解になるとは思わなかった。空港からの足を考えなくてよいという利点。
ホテルには到着が3時半ごろに遅れる旨伝えてはいたのだけど、
受付で「今到着したんですか?お疲れさまでした...」と労っていただいたり。ありがたき。

宿泊施設ではなくちょっといいカプセルホテルみたいなかんじなのだけど、
想像していたよりも快適で、身体を休めるにはじゅうぶんだった。
大浴場(という名の小浴場)もシャワー室もある。アメニティもひと通り完備。
眠ることに相当デリケートな人でなければ、不自由なことはそうないと思われる。
カプセルホテルって今まで敬遠していたのだけど、
先日フェリーに乗った経験からか、こういうものに対するハードルが低くなった感覚。
いろいろなことを経験してみるものだなぁ。選択肢が広がるのはよいことだ。
深夜着や早朝発の人にはおすすめ。ただしなかなか人気なので、早めの予約が良いみたい。

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3時間くらいしか寝ていないけれど、2度寝したら寝過ごしそうなので埼スタへむけて出発。
羽田→(京急)→品川→(京浜東北線)→王子→(東京メトロ・埼玉高速鉄道)→浦和美園
浦和美園へはこのルートしか自信がない。次回こそはちがうルートで行ってみたいけどどうだろう。

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浦和美園からは歩くのが好き。道すがら、『FINAL』の文字にテンション上がる。

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ファイナル。

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ファイナル。

いつもとはちがってホーム側なので、イベント会場は反対側になる。
席を取ってから戻ってくるのが面倒なので、イベントごとをつらーっと見てまわって。

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しまふく寮レシピによるカニクリームコロッケ風ルヴァンプライムをいただく。
『もうひとつのルヴァンカップ』の1位、2位、3位のレシピと、ユーザー投稿レシピ、
ヤマザキビスケット社おすすめルヴァンプライムレシピをフリーでいただける。すごい。
準決勝、決勝とルヴァンをもらいまくったので、家でもつくってみようかな。

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北側ゴール裏に到着。浦和サポの見ている景色。
直射日光でめちゃくちゃ暑い。なんだこれ。10月だってのに。

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暑さとテンションであまりお腹がすいていなかったので、
軽くカルビ串焼き。だったかな。ほぼ脂だった...いまいち。
スタジアムグルメは浦和の試合のときのほうが断然楽しい。

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『隣の奴より熱くなれ』

そもそも川崎とうちとでは、ルヴァン杯決勝戦というものの経験値に差がある、
というのは試合以外のところでも感じていた。
試合前の流れや、優勝カップを両クラブのレジェンドが持ってくるなんて、知らん!聞いてない!
こちらは「おおぉ、河合竜二CRCだ!すごい!かっこいい!」とか言って喜んでいるうちに、
あっちは伊藤宏樹さんのコールらしきものをやっている。
選手紹介っていつやるの?先にトイレ行っておいたほうがいい?とか、
コレオは円陣がとけるまでやるって言ったけど黙とうのときは下げよう、とかイレギュラーがあったり、
ところで持ち込んだ旗はいつ振ればいいんだろうか、あ、もう先に振るのね!、などなど。
そんなことも今思い出せば楽しい思い出だけど、現地の私はけっこう必死であった。

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DJはホームと同じ選手紹介をグッチーさんが。
ルーカスフェルナンデスも、いつも通り巻いて発音(いや、いつもよりちょっと多めに巻いて)。
グッチーさんは緊張とかなかったんだろうか。当然のようにノーミスでお仕事を終えていた。

菅ちゃんのゴールは利き足ではない右でワンタッチボレーというとんでもないもので、
前日に「いつもの10倍緊張している」と言っていたのを思い出して笑った。
延長戦へ望みをつなげた深井さんの後半ラストワンプレーでのゴールは、
もうわけがわからず「あああああ!!」としか叫んでいなかったと思う(怖い)。
まわりの皆も目を見開いて、相手を突き飛ばす勢いのハイタッチ。
前の席の男性は、その前の席にいた男の子(他人)を抱き上げていた。わけがわからない。
深井さんが120分も試合に出たというだけでも、この決勝は大いに価値のあるものだ。
去年は出場時間制限があり、ミシャが大事に大事に出場させていた深井さんが。
3度も前十字靭帯断裂の怪我をして手術した深井さんが。ががが。
120分も試合に出た。なんならそのあとのPKも決めた。実質180分くらいだ。
それだけでも、この決勝が無価値なわけがない。

福ちゃんのFKのときには、一昨年のアウェイ大宮戦を思い出していた。
いや、福ちゃんのFKのときにはわりといつもこの試合を思い出しているけども。笑
決まる予感があった。CKも成功したもの。プレッシャーなんかよりも楽しんでいるはず。
父が、「福ちゃんのあのくりくりの目がかわいい」と言う、その目をしていた。
決まったときは無言で両手の拳を突き上げた。決まるって知ってた。

それでも、勝つことはできなかった。

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福ちゃんが盾を、荒野くんが賞金目録を、メダルを北海道から来たキッズからひとりひとり受け取った。
福ちゃんと荒野くんは、写真におさまるとき笑顔だった。
つくり笑顔だっただろうか?私はそうは思わなかった。
12試合も闘って勝ち上がってここへ来た。満足ではなくとも、自分のなかで落としどころは見つけたのでは。

アウェイで来るよりも浦和美園への道のりが遠いけれど、とぼとぼ歩くのも悪くない。
行きと逆のルートで王子経由で羽田空港へ。
実はホテルにコートを忘れていたので、引き取ってごはんへ。

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銀座ライオンさんで、ひとりしっぽりチクショウ会。
お昼を全然食べていなかったからもりもり注文したら食べすぎた。
いつもはまけたら速攻で着替えてから帰るけれど、ユニフォーム姿のまま札幌まで帰った。
菅ちゃんのきんきらユニフォームが誇らしかった。

搭乗口へ行くと、選手たちがいた。同じ飛行機のようだった。
落ち込むでも、明るくでもなくいつも通り。サポーターに声をかけられても快く応じていた。
スーツにルヴァン杯のピンバッチをつけていた。ファイナリストってこんなのも貰えるのね。
ミシャや選手、スタッフみんなが優先搭乗で乗っていくが、
白井くんがイヤホンをしていてその様子に気づいていないように見える。
いや、別に慌てなくてもいいんだけど、あれっ、大丈夫?みんなもう行ったけど大丈夫?

新千歳空港に着くと、JALさんとサポーターが選手をお出迎えしてくれていた。
JALさんはカウンターや搭乗口で試合日前後、赤黒シャツを着てくれていた。
選手が出発した便ではバナーを出してくれたり、搭乗前アナウンスでメッセージをくれたり。
応援がしみじみうれしかった。JALさんのためにも、優勝カップを北海道に持ち帰りたかったねぇ。

あぁ。やっぱり。
今までも、これからも、遠征はJALで行こう。


posted by ひとみ |22:12 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(8) | トラックバック(0)

2019年10月01日

試される大地・カシマスタジアム

一泊で鹿島へいってきた。はじめてのカシマスタジアム。
最初は日帰りを考えていたのだけど、やめたほうがいいと何人かのサポーターさんに言われたので
大人しく一泊にしたけど正解だった。日帰りだと帰れないところだった。経験者の情報ありがたき。
関東だからとなめてはいけないアクセスの悪さ。
東京駅行きの帰りのバスには鹿島サポがたくさん乗っていたので、東京在住も多いのだろう。
ホーム戦のたびに往復5,000円くらいのバス代をかけて試合にいく東京の鹿島サポ、すごいな...。

28日。新千歳→羽田を朝一のJALさんで行き、羽田空港から鹿島神宮駅までの高速バスに乗る。
羽田空港からのバスは満席になったら増便などなく次の便にまわされてしまうので、
もし売り切れたら東京駅まで移動してカシスタの直行バスに乗るつもりだった。
バスの切符売り場で買いかたがわからずうろうろするも、残りわずかの切符をなんとか購入。
2,370円で切符を前払い(10月から値上げで2,400円)。トイレつきバス。

所要予定時間約1時間50分のところを、約2時間20分かけてようやく到着。あたりまえのように遅れる。
カシスタ直行便ではなく鹿島神宮駅行きにしたのは、
ここから徒歩5分ほどのところにある丸三老舗さんへ行きたかったから。
バスが時間どおり到着すれば隣接するカフェでかき氷を食べたかったんだけど、
時間がなくなったので期間限定の大福だけ買って駅に戻る。

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鹿島神宮駅からカシスタまではバスで15分ほど。250円後払い(10月から値上げで260円)。
バスを降りて、スタジアムをぐるっと半周してビジター席まで。

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先週、今治へ行ったのと大して変わらん時間をかけて
13時半くらいにやっとこカシスタ到着。遠いねぇ。
ビジター席は直射日光が当たって暑い。みんなコンコースにいる。

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暑いけどやっぱりここのもつ煮は食べなきゃ。おいしかった!

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先ほど買った丸三老舗の桃大福。写真は1個だけど実は2個食べた。おいしい!

試合については先日書いたので割愛。

帰りは東京駅行きのバスを予約していたので、バスのりばへ。
予約制のバスと先着順のバスとではのりばがちがう。
案内板などもとくになかったので、警備員さんに聞きながら移動した。
出入口でバスや地下鉄の方向を案内している札幌ドームはけっこう親切なのかもしれない。

バスは17時半出発だけど、駐車場が自家用車と同じ出入口しかないようで超渋滞している。
運転手さんも「19:10到着予定ですが、ご覧のとおり渋滞しているため...」と説明。
あたりまえのように遅れる。むしろ渋滞しないことなんてあるんだろうか。
予約なしの一番最初のバスならそれくらいに着けるのかな。
予約制バスは2,450円(10月から値上げで2,500円)。トイレつきバス。この日は9台出ていた。

19:10東京駅到着予定のところを20:10ごろ到着。
2時間半かかった。これでも早いほうだそうで。あたりまえのように遅れる。

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外でごはんを食べるつもりだったけど、
ホテルに行ったらもう出かけるのが面倒になりそうだったので、ビールなど買い込みホテルめし。

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29日。野菜メインの朝食。パンのジャムまで野菜でできてたけど、そこは普通に果物がよかったよ...。
ホテルは東京の神田で。なんで神田にしたんだったか。
神田と言われても夢ちゃんの顔しか思い浮かばないわ。
羽田往復だったからか、なんだかあたりまえのように東京に泊まったけれど
次の機会では茨城に泊まるというのもいいかもしれない。鹿島は東京のチームじゃないもんね。

チェックアウトして、銀座のスパンアートギャラリーで谷川史子さんの原画展へ。

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『りぼん』時代から私がもっとも好きな少女まんが家さんなので、
原画展がこのタイミングならば行くしか!となった。ゆっくり見る時間はなかったけど行ってよかった。
『りぼん』時代はそれほど目立った作家さんではなかったと思う。
さくらももこ・矢沢あいなどの個性的な作家さんや、
でっかい目がキラキラの作品がブームの時代だったので。
今は少女誌をはなれて女性誌・青年誌に掲載しているのだけど、りぼん時代と変わらぬ作風。
でもりぼん時代より人気が出ている!のが一ファンとしてはうれしい。
雑誌の表紙にもよくなっているようだし、
青年誌に載るようになってから男性ファンも増えたというからすごい。

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私がはじめて自分で買った本『君と僕の街で』の一話分の原画が展示されていた。
単行本発売時、当時私は小学生。ふおおお。

本だと気づかないような細かい描きこみや、原画ならではの下絵のあとなども見られて感激。
撮影OK、SNSやブログ等のへの掲載OKということなのでありがたく拡散する。
モノクロ原稿は懐かしすぎすばらしすぎてふるえて写真に撮れなかった...撮ればよかった...。

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谷川さんファンは、この特徴的な横顔を愛する人が多い。
私もよく真似して描いたなあ。今でもなにも見なくても描けるくらい。笑

最近はデジタルで描かれるまんが家さんが増えていて、原画展なんかも開催されているけれど
そうなると「原画とは...?」という疑問があったりして。
デジタルデータが原画なのだから、プリントアウトしたものも原画なのだろうか?
そんなことを疑問に思う私が古いんだろうか?
などと考えていたりもしたのだけど、それはさておき未だアナログ道をすすむ谷川さん。
パソコンも苦手だそうで、ホームページもSNSもないので情報収集に苦労するけれど
(2年前も原画展が開催されていたのに気づくのが遅れて行けなかった...)
これからも変わらぬスタイルで描かれていってほしいなあと思う。
私のおすすめは『くじら日和』『君と僕の街で』『積極 -愛のうた-』『おひとり様物語』など。
短編や、一話完結形式の連載を得意とされているので、新旧どこから入っても楽しめるよ。

10月15日まで開催されているようなので、気になった方はぜひに。
10月10日に一部作品の入れ替えがあるそうで行ける人がうらやましい。ぐぬぬ。

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あわただしく羽田空港へ移動し、横浜に行ったわけでもないのに崎陽軒のシウマイ弁当を空弁に。
つぎの遠征はマリノス戦の予定だけど、その前にルヴァン杯決勝になってほしい...頼みます...!


posted by ひとみ |20:57 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(3) | トラックバック(0)

2019年09月25日

ウッチーと拓郎に会いにいこう

今年のサポーターズデーのコレオ、いつにも増してすごい...!
4,800人も来たのもすごいし、その人数だからこそできたコレオだわ。
年々人数が増えて並びがたいへんなことになっているけれど、
なんかうまいこと宮の沢でやり続けていってほしいなあ。今年は行けなかったから来年は行きたい。


みんなが宮の沢でサポーターズデーを楽しんでいるころ、わが家は愛媛にいた。
試合のない週だったので、飛行機を取るときに「サポーターズデーが入りそうだな」と思っていたのだけど
今年一度はFC今治の試合に行きたいとずっと考えていたので、行くことに決めていた。
ウッチーの退団が決まってから、チームがどこでも観に行きたいと思っていたので。
そして今治には拓郎くんも加入したので、うまくいけばふたりを試合で観られるぞ!

台風17号が来ている影響で、試合の開催も危ぶまれる状況。
さらに帰りの飛行機がぶじに北海道に着陸できるかという問題もあった。
21日の夕方に試合は開催される予定という発表があり、とにかく向かう。

空港はラグビーW杯の影響か、朝から混雑していた。保安検査場の検査もいつもより厳しめ。
札幌ドームで試合を行ったフィジーの選手が目の前にいた。なまらでかい...!
行きの飛行機は新千歳→伊丹、伊丹→松山をJALさんで。
コンサ戦じゃなくても遠征はJALで行こう。

オフィシャルでも告知されていた、JALさん機内誌の『SKYWARD』にコンサドーレが!

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愛媛には今まで対愛媛FCで2度行ったことがあるのだけど、
愛媛FCのニンスタへはバスで行くので、JRに乗るのがはじめてだった。
どおりで松山駅の改札なんかが見覚えないわけだ。

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今治駅にもいたけど、松山駅にもいたバリィさん。
JR松山駅→JR今治駅はJR予讃線の特急で40分くらい。海沿いをずっと走る。
今治駅からスタジアムへのアクセスは、バスで近くのイオンモールへ行くという方法と
定額タクシーという方法がある。あとは広大な駐車場があるので、自家用車も便利なよう。
土地勘がまったくない私たちはタクシーで。10~15分ほどで着く。
車で10分なら歩けるのでは?と道民なら思いがちだけど(当社比)、
迷ったらおわりなので歩くのはおすすめしない。
帰りにもタクシーが停まっているかどうか聞いてみるとそういうことはなさそうで、
運転手さんから電話番号をもらった。試合後に呼んだら来てくれるという。助かる。

着くとグルメやグッズなどの広場があって、階段を昇ったらすぐそこにピッチ。
階段は急できつそうなので、食べものなど買いこんで席に行くことにする。

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選手プロデュースフードで、ウッチーと卜部蒲鉾店さんのコラボグルメ!
『内村13(サーティーン)ボール天』、鶏肉・チーズの入った蒲鉾を、注文してから揚げてくれる。
ウッチーの地元・大分のカボスを半分がっつりかけて。カボスびしょびしょにして食べた。笑
おいしいし食べごたえがあってとってもいい。

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大きい焼き鳥。しょっぱすぎず、ちょうどいい塩梅の塩味。長ネギが甘い。

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具だくさんの秋野菜バケット。はちみつがなんとかって言ってた(忘れた)。おいしい。

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無添加みかんジュース。濃くてうまい。
スタジアムグルメが充実している。札幌みたいに肉ばっかりとかじゃない。笑
ほかの選手プロデュースフードも気になったけどお腹いっぱいー。

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マッチデイプログラムに載っているウッチーと、もらった選手カードは拓郎くん!
ユースの選手たちがチケットもぎりを担当しているようだった。

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『ありがとうサービス. 夢スタジアム』、夢スタ。J3規格で収容数5,000人程度。
バックスタンドを設置しないスタジアム。ホームとアウェイが逆だった。
ピッチが近くて臨場感がある。近すぎて全景が写真に入らない。

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私のスマホカメラではこれが限界だったけど、
全体でのピッチ練習後にひとりボールと戯れるウッチーは健在だった。しみじみうれしい。
試合中も相変わらずソックス下げていたし。雨だったのでブルマ姿は見られず残念。
あ、それから札幌時代のウッチーのチャントが引き継がれていた。
しかも明るいメロディのほうの正しい音程で。うれしかったなぁ。

やたらEXILE系の曲が流れるなと思っていたら、
LDHがスポンサーのようだった。一体どういうつながりなんだろう。
他所んちのチャントとかスポンサーを見聞きするのは楽しい。
コンサとの対戦のアウェイ遠征だとそれどころじゃないので、じっくり堪能できる貴重な機会。

FC今治vsテゲバジャーロ宮崎。試合前には両サポーターのエール交換も。
試合は前半今治がボールを持つ時間が多くなるものの、なかなか決めきれない。
ウッチーはスタメン。何度もオフサイドになる。足が速すぎるのでは。
前半の途中から怪我をした選手(多分)に代わって拓郎くんが入る。
そういえば駒野がいたのだけど、やっぱり何気ないカットやパスがちょっとちがうかんじ。
後半は疲れが出たのかあまり目立っていなかったけど。
CKはずっと駒野が蹴っていて、拓郎くんが入ってからは拓郎くんが蹴っていた。
後半は押される時間が長くなり、なんと後半アディショナルタイムのラストプレーで失点。
0-1で今治は負けてしまった。
こんな天気の日にホームでこういう負け方ってつらい...知ってる...。

ところで、台風の影響で天気はめちゃくちゃ悪かった。
試合開始前は雨が降ったりやんだりで、カッパを着なくても良さそうな降りだったものの、
試合がはじまるとずっと雨。しかもスタジアムが丘にあるせいか風も強い。
後半になるともう空は真っ暗で、雨がやむ気配はない。足元が川。
テレビ中継ならまっ白に映りそうなほど強い雨が降り続く。
でも気温が高いので、どれだけ雨風強くてもまったく寒くないのがさすが四国だった。
私たちは赤黒いコンサドーレのカッパしか持っていないので、
メインスタンドのあまり目立たないあたりで座っていた。
なにせFC今治のカラーは青なものだから、ゴール裏に行くわけにもいかないし。
そもそもチケット代が安いので、メインスタンドでもうちのゴール裏くらいの価格で買える。
ので、メインスタンドのエリア指定席という自由席にした(ややこしい)。

試合後はクラブハウスの裏から選手が帰り、
そこでお見送りができるということなので、ウッチーと拓郎くんに会うため待ってみた。
今治のサポーターよりも宮崎のサポーターのほうが多く出待ちにやって来る。
宮崎の選手とサポーターは顔見知りが多いようで、親しげに話していた。
選手のほうから「お疲れさまです」と声をかけてくれるので、私たちも挨拶をするなどした。

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ぶじに、ふたりに会えた!
ウッチーは宮の沢で練習していたころのように、出てくるのが早い。笑
ふたりとも、どこに泊まるんですか?と聞いてくる。
今治に泊まるとは思われていないってことだろう。今治の名所でも聞いておけばよかった。
次来るときには「今治に泊まって今治めっちゃ観光する!」って言えるようにしたい。
ふたりとも、コンササポが今治まで来ることに慣れているかんじだった。驚かれなかったも。笑
コンササポどんだけ今治行ってるんだ。毎試合のように誰か彼か来ているのかもしれない。
そして「来たよ!」とアピールするんだろう(私たちのように)。

拓郎くんはなかなか出てこなくて、待つのをやめてもう帰ろうかと思っていた(←ひどい)。
試合のあとにイオンモールでサイン会があって、それに参加するとのことだったので、
もうそっちに行っちゃってここにはいないのかな?と思ったほど。
拓郎くんは決定的な場面でシュートを外してしまったので、
「ゴール見たかったんですけどー」とちょいイジメてしまった(←ひどい)。
元気にプレーするふたりの姿を長い時間観られてうれしかったな。

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タクシーとJRで松山駅に戻って、市電で大街道駅近くのホテルへ。

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正しいビールじゃないけど、道後地ビールとみかんビアを。
鯛、たこ、じゃこ天、ふくめん、みかん...愛媛はなにを食べてもおいしいので、どの季節に来ても楽しい。

翌日は青い飛行機で、松山→新千歳。直行便があるなんて知らなかった。
午前中に帰るので観光はなしだけど、母と妹にはこれ↓がウケた。

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蛇口からみかんジュース!楽しい...!
350円。だけど、保安検査所を通ったところにあるのは380円になる。笑

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みかんソフトとみかんソルベもめちゃくちゃおいしい。柑橘好きにはたまらない愛媛。
結果的には行きも帰りも飛行機は条件付きにすらならず、多少揺れたくらいですんだ。

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FC今治、岡ちゃんがオーナーということもあって日本サッカー界的には露出が多いというか、
Jサポならみんな知っているイメージでいた。
のだけど、これからもっともっと大きくなるであろう過程に今いるんだな、と感じた。
地域との接し方なんかもいい雰囲気で、未来が明るいクラブという印象。
ふたりがいいチームに所属していることがわかってよかった。
今季はJ3に昇格して、来年はJ3のFC今治をまた観に行きたい。ウッチー、拓郎、がんばれ!


posted by ひとみ |12:54 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(6) | トラックバック(0)

2019年07月17日

ただフェリーに乗るためだけの旅【後】

(ひとつ前のブログのつづき)

仙台に行くことが目的ではなかったのでここで特にすることはなく、とりあえず仙台駅まで行こう。
仙台港フェリーターミナルビル→多賀城まで10分くらいバスに乗り、JRで多賀城から仙台へ。

店内を歩くだけでも時間がつぶせるなと思い、仙台駅から駅ひとつ先のIKEAへ。

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消耗品などをぽつぽつ買って、IKEAに来たら食べたくなるホットドッグをいただく。
ベジドッグというのにしたんだけど、普通のにしとけばよかったかも...。
何ということのないIKEAの安いホットドッグが好きだ。
いつか札幌に店舗ができたら、パンとソーセージとフライドオニオンを買って家で無限に食べたい。

勾当台公園というところで、札幌のライラックまつりみたいなワインのイベントがあったので行ってみた。
けど、グラスを購入しないといけないみたいで断念。グラスいらない。割らずに持って帰る自信もない。
ライラックまつりみたいにグラスを前金でレンタル、返却時に返金だといいのになー。
観光客向けというより地元の人向けのイベントなんだろう(←用がないとか言いながら突然の観光客気取り)。

それにしても仙台駅付近はあまり広くないので、
勾当台公園~広瀬通り~青葉通り~仙台あたりは普通に歩けてしまう。

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歩いて辿りついたひょうたん揚げと、

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仙台駅のずんだ茶寮でずんだロール。甘すぎず、ずんだすぎず、おいしい。
ずんだ茶寮は札幌にもあるけれど、ロールは仙台じゃないといただけないのよね。
付いてくるお茶がどこのものかわからないものの、ずんだに合うキリッとした味。

夕方になりふたたびフェリーに乗るため、行きと同じ経路を逆にJRで仙台→多賀城。
(ちなみに仙台駅から仙台港行きのバスもあるけれど、万が一乗りまちがえたときに修正がきくのは
バスよりも電車という意識がある方向音痴の自己防衛なのでできる限り電車に乗っている。あと速い)
多賀城から仙台港へはバスだったのだけど、時間になってもバスが来ず。
と思っていたら、近くに停まっていて『回送』となっていたバスが
行き先を表示し出発してしまった。これが乗るはずのバスだった...!
おいていかれたものは仕方なく、時間を調べると次のバスは40分後。
多賀城駅はとくに何もなく、駅そばの広場でやっているビヤガーデンは正しくないビール。
ここで40分待つなら、バスで10分くらいの距離だし歩けるのでは?と思う。
地図を見るとわりと道なりだし、海に向かって行けばいつか着くはず。よし歩こう。

最初の方向だけまちがわないように気をつけて海をめざす。
...確かに一本道なかんじだったけれど、ここを歩く人はいないようで
フェリーターミナルビルに着くまで歩行者とはすれちがわなかったな...しかも徒歩40分かかった...。
まあバスより先に着いたしヨシとする。
歩いている途中で太平洋フェリーの頭が見えたときは安心したわ。

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さて。再びフェリーに乗船で北海道まで帰る。
7月14日。19:40仙台港発の『いしかり』。

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苫小牧を出発したときと同じくらいの時間だけど、こちらのほうが日が落ちるのが早い気がする。

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仙台港へはフェリーが頭から突っ込んでいるようなので、
こんなちっさい船ががんばって引っぱって『いしかり』を回転させていた。すごい!
そもそも大きなフェリーってバックができないものなのかな。

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出港を見守りお風呂に入って、正しいビールで晩ごはん。ナポリタン。
帰りは行きよりも人が多く混んでいたので、レストランは利用せず
空いたころに軽食スタンドに行くのがゆっくりできるし便利だった。持ちこんだおつまみで追いビール。

こちらでもお部屋は女性専用客室のS寝台にしたものの、
冷房がきつめだったので寝るとき以外はあまり出入りしなかった。
しかも揺れるたびに何かがカンカン当たる音がして気になって眠れない。笑
そうか、耳栓ってこういうときにもあったほうがいいのかと。次回は用意しようかな。

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翌朝、起きてからお風呂に入り、またデッキに出てみる。
『きそ』にはデッキにベンチがあったけど、『いしかり』にはない。ベンチほしい。
『きそ』と『いしかり』は似ているようで、背中の色がちがうのね。

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『いしかり』のほうは青い色になっている。

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明るい白の塗装がうつくしい。
角も垂直ではなくカーブなのが素敵だなー。

そういえばフェリーは、ホテルや飛行機にはない工夫があっておもしろかった。
椅子がチェーンでつながって固定されていたり、ドアが磁石でくっついてバタバタしないとか。
なるほど、大きく揺れることがあると船内事故になりかねないものねー。

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朝ごはんは洋食のモーニングセット。に、みそ汁追加。

到着時刻は11:00となっていたのだけど、出港の時点で到着が10:40頃になりそうだとアナウンスがあった。
十何時間も前の時点ですでに20分早く着くことがわかっているってすごいな。波とか風とかの影響か。
ラウンジでミニコンサートを見たり、デッキでぼーっと海を見たり。
他所の船が目に入ると、『ライブ船舶マップ』というサイトで何の船か調べるのもおもしろかった。
これを見るとほんとうにたくさんの船が走っているのだとわかる。

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まわりが海だけだった景色がにぎやかになってきて、下船の時間が近づいてくる。

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銃を撃つのをまた見ている。おもしろい。7月15日。偶然にも海の日。
実際の到着は10:40よりもさらに早く、10:30頃だったと思う。30分も早いなんてすごい。

楽しかった2泊3日のフェリー旅がぶじにおわった。
酔うこともなく、暇になることもなく満喫したー。
飛行機とちがってあちこち好きに歩きまわれるし、何をしてもいいのがいいな。
乗船そのものが旅になるというかんじ。
飛行機も好きだけど、船もいいねー。また乗りたい。
こんどは今年就航したばかりのニュー『きたかみ』に乗ってみたい。名古屋まで行くのもいいなー。


posted by ひとみ |08:27 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(4) | トラックバック(0)

2019年07月16日

ただフェリーに乗るためだけの旅【前】

3連休は仙台へ行ってきた。
いや、正確には仙台に行きたかったわけではなく、仙台に行くためのフェリーに乗りたかった。
私は長距離フェリーに乗ったことがなく、いつか乗ってみたいと思っていた。
到着地は仙台だけど、仙台に行くことが目的ではなく
フェリーに乗ることが目的の旅。ただフェリーに乗って行って帰ってくるだけの旅。

ほんとうは大分遠征を予定していたのだけど、真夏の九州、あまりにも暑そうで
どうしようかな~行きたい気持ちはあるんだけどな~と悩んでいるうちに
飛行機代が高くなってしまって諦めざるを得なくなり。
でもこの段階では、後期の日程が出るまで行ける遠征がなく、
なんでもいいからとにかく遠征の予約を取らねばという謎の脅迫観念(?)にかられ、
「そうだサッカー関係のないただの旅行をしよう!」と思いついたのだった。

というわけで2泊3日の往復フェリー旅、コンサとまったく関係ないけどよろしければどぞ。

7月13日。19:00苫小牧港発の『きそ』。
札幌駅から苫小牧フェリーターミナルまで行ってくれるバスがあるのでラクちん。
札幌駅前15:00発のバスに乗って、約2時間で苫小牧港に到着。

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フェリーターミナル内のレストランで白い恋人ソフトクリーム。

このあいだ映画『空母いぶき』を観たばかりなので、でっかい船というだけでテンション上がる(空母関係ない)。
なにしろ人生初のフェリーなので、乗ってまず何をするもんなのかわからず
楽しみすぎてウロウロそわそわニヤニヤしていた。お部屋は女性専用客室のS寝台というのにしてみた。
中は相部屋状態だけど、入口に鍵がかかるので防犯面などの安心感がちがったなー。
満室ではないようで、向かいのお部屋は空室にしてくれるなど
部屋割りを工夫してくれているのを感じる。細かな配慮がうれしい。
同じ部屋内はフェリー慣れしているふうの親子やライダーだったので、
物音などのストレスもまったくなかったし、私も気をつけようと意識した。

乗ったらまずはごはん!ビール!な人が多いのね。持ちこんだものや買ったものを飲食する皆さん。
そうこうしているうちに出港30分前のドラが鳴ったのでデッキに出てみる。

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車やバイクの入口が閉まって。

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ロープを外したらすぐに出港~。いろいろなところで作業をしている人がいて、
たくさんの人によってひとつの船が動いているのねぇとしみじみ。

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うーん。かっこいい。
しばらく眺めていたのだけど寒くなって暗くなって何も見えなくなってきたので
中に入ってお風呂に入る。フェリーで入るお風呂最高ー!
じっとしていてもお湯が揺れるので、じっとできないのがおもしろかった。

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お風呂あがりに晩ごはん。
生ビールが正しくないビールだったので、缶のクラシックを買った。
フェリーのカレーはなんかとくべつおいしい気がした。なんてことないカレーなんだろうけど。

大分戦は残念だった。同じ相手に2回まけちゃだめだ。
うちの試合の経過を追いながら、テレビでは仙台鹿島を放送していたから観ていたのだけど、
こちらも切ない試合だったな...かぶりつきで観ている夫婦がいた。
ゴールシーンに喜ぶことなく苛立っていたので仙台サポだろうか。

携帯はつながったり弱かったり圏外になったり。内側はほぼ圏外かな。
さほど不便は感じなかった。お部屋にテレビがついていたのでGLAYが出ている歌番組を観たり。
船内あちこちを歩きまわったり。眠たくなったら寝たり。
友だちから「酔ったら寝るか呑むかお風呂に入れば大丈夫」と言われていたので
もし酔ったとしても大丈夫という気楽な気持ちでいられたのはよかった。
一応酔い止めを飲んでいたからか、そもそもそんなに揺れていないからか、幸い酔うことはなかった。
コンコンと突き上げるような振動と、ときどき左右への揺れ。なるほど船ってこんなかんじなのね。
乗り物酔いはないほうだけど、海が時化るとどうなるかわからんね。

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翌朝、起きてからお風呂に入りデッキに出てみる。
風は強いけれど寒さはあまりなく、ぼーっといつまででも見ていられる。
山に囲まれた盆地で生まれ育ったからか、水平線のある景色というのはいつ見ても不思議だ。
海を眺めているだけでも飽きなかったな。滞在時間が長いので暇になるかと思いきや全然だった。

朝食はバイキングにしてみたけどまあまあだったので、もういいかな。笑
そして景色が変わっていき、着岸の時間が近づく。

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海自の護衛艦と潜水艦っぽいもの(←『空母いぶき』で得たありんこのような知識)。
ちなみに『空母いぶき』私は好きな作品だったのでよかったら是非観てみてね。西島秀俊好き。

出港同様、入港準備もおもしろかった。
ロープのつながった銃みたいなの(もやい銃というらしい)をパーンと陸に撃ちこんで、
トラクターヘッドでロープを引っぱり、船止めに引っかける。ロープをぴーんと張ったら接岸。
あっという間に下船。楽しかった!
夕方にまたフェリーに乗るので、ひとまず時間つぶしに仙台駅へ向かう。

(つづく)


posted by ひとみ |12:59 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(4) | トラックバック(0)

2019年04月17日

AWAY OSAKA OF LAST HEISEI:Vol.2

(ひとつ前のブログのつづき)

試合前にいろいろ食べてしまったけど、セレッソバルというスタグルエリアがあったのでそこへ。

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ポテトとからあげ。ポテトは明太子、マヨ、ケチャ、BBQソースから選べるんだけど、
ソースなにもなしでもいいとのことなのでそれをお願いしたら、じゃがいもがおいしくない...。
そうか...だから味の濃そうなソースをかけなきゃいけなかったのか...。
からあげは大分中津の『空とぶからあげ』(お店は大阪だけど)。
にんにくがガッツリ効いていておいしかった。お酒がすすむ。

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セレッ酒というピンク色のカクテルを買ってみた。レモネードとカシスだったかな。
甘いのでセレ女にうけるんだろう。知らんけど。
オリジナルの紙コップとかプラコップっていいな。札幌ドームに要望出してみよう。

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ミルク焼き。甘いベビーカステラ。
よい意味で期待を裏切らない安心のおいしさ。しっとりしているのがよい。

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試合のあとはサッポロビールの飲めるお店へ。しかしこのお店はハズレだった...。
食べものの味は悪くないけど、ビールはちょいぬるかったし。
店員さんの対応が...また来たいかと言われるとNO。
知らないお店にチャレンジしないで、大人しくニューミュンヘンあたりに行けばよかったわ!

早々に店を出て、缶ビールとたこ焼きといちごを買ってホテルで飲みなおし。
セレッソのたこ焼きスポンサーのわなかがイベント参加のためスタジアムでの販売がなかったので、
あてつけにガンバのたこ焼きスポンサーのくくるを買おうとお店を探していたら、
その途中で「なんかの応援ですか?」と声をかけてくれたお店があったのでそこで買う。
お店の名前は忘れちゃったけど、いろんなたこ焼きのお店があるのねー。

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翌朝、ホテルの朝食。旅館の定食。
たまにはバイキングではなく、こういう普通の朝定食もいいな。

そういえば大阪のホテルを探しているとき、カプセルやドミトリーみたいなところばかり出てきた。
外国人観光客が増えた影響で、ここ数年そういったところが急激に増えたのだと聞く。

ホテルチェックアウト後は、大阪メトロ堺筋線で日本橋→北浜、北浜レトロという英国風紅茶専門店へ。
建物は国の登録有形文化財とのこと。レトロというかもはやヴィンテージ。
店内の撮影許可をもらっていろいろ撮った。

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ここはそもそもとても人気なお店のようなのだけど、
私の好きな小松未歩さんがCDジャケット撮影をしたお店でもあるので、聖地巡礼的に来店。

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開店前に着いたもののすでに並びの列があり、一巡目で入れなかった...!
ケーキも紅茶もおいしそうだったのでできるだけ待ちたかったのだけど、
飛行機の時間が迫っているので待機列で断念...写真撮っただけになっちゃった。機会があればまた。
土・日・祝日は予約不可というのも納得。これだけ人気なら予約だけで埋まっちゃうものね。

大阪メトロ堺筋線で北浜→天下茶屋、南海本線の急行で天下茶屋→関西国際空港へ。
関空は海の上を電車が走るのがおもしろい。
でも、こういう立地だから台風のときに大変だったのよねぇ。

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お昼ごはんはフードコートのようなところでモダン焼きを。
濃い目の味だけど、焼きそばが太い麺で食べごたえがあっておいしかった。
母がオムそばを注文したのだけど、卵・焼きそば・イカ・豚と、
入っているものはモダン焼きと同じように見える。ケチャップがかかっていたのがちがうくらい。
モダン焼きとオムそばって、厳密に言うとなにがちがったんだろう...?

帰りは関空からJALさんで新千歳まで。
隣りに座ったのが偶然にも赤黒い人。勝ったあとは見知らぬサポさんとも話がはずむわ。

はぁ...それにしても大阪はなんだか疲れた。
電車から見える景色はずっと家々が連なっているし、なんかごちゃごちゃしているし、
道は狭くて汚いし、広告や看板はでかいし、人が多くてみんな関西弁だし(←当たり前)。
新千歳に着いて、エアポートからののほほん風景を見たらなんだかホッとした。
私は体質が関西に合わないんだな、きっと。笑


posted by ひとみ |12:14 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(10) | トラックバック(0)

2019年04月16日

AWAY OSAKA OF LAST HEISEI:Vol.1

タイトルは例のアレ。知らない人はこちらをどうぞ。

一泊二日でセレッソ戦へ遠征。
日帰りもできるけど、ひとりではなかったので慌しいのはちょっとねということで一泊。

土曜日早朝、新千歳にてあったかくて大きいおにぎりと、持ち込んだかま栄のひら天で朝ごはん。
いつもなら白い恋人ソフトを食べるのだけど、
時間がなかったので大阪についてからどこかでアイスを食べることにする。
伊丹行きJALさんの始発には、赤黒い人があちらこちらに。
CAさんに「サッカーの応援ですか?赤い方たくさんいらっしゃいますよ。」と声をかけていただく。
私が上から下までザ・コンサドーレな出で立ちだったせいかもしれない。
降りるときにも同じCAさんが「ちょっと涼しいので、しっかり着込んで応援頑張ってきてくださいね」と
言ってくれた。やさしい。JALさん大好きいつもありがとう。JALさんのためにも勝つぞと心に誓う。
JALアプリで「富士山どっち?」をつかって席を決めたので、左手にきれいな富士山が見えた。

JALさんで新千歳→伊丹、伊丹→蛍池をモノレール、
蛍池→梅田を阪急宝塚線に乗って、ひとまず梅田で食べ歩き。
梅田にフルーツパーラーのパフェがありおいしそうで、
開店時間も10時となっているのでこれを目的に行ってみた。のだけど、
お店の人に聞いてみると開店時間は11時だという...えぇ...Webの情報まちがってますよ...。
開店までまだ30分はあるので、仕方なく阪急三番街でお茶ができるところがないかうろうろしてみる。
と、日本茶の甘味茶房を見つけた。抹茶とほうじ茶のデザートがおいしそう。

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喫茶去(きっさこ)のクリームあんみつ。濃厚なほうじ茶ソフトがのっている。
果物もたくさん入っていておいしかった。
ここではお茶っ葉を練りこんだ蕎麦が有名なようで、
ごはん時でもないのに蕎麦を食べている人が多かった。

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阪神梅田駅の切符売り場裏にあるミックスジュース屋さん。
お金を用意している間に出てくる早さ、カップに並々注がれて150円の安さ。
ミックスジュースというと甘ったるいイメージだったけど、
クラッシュアイスのおかげでさっぱりしていてほどよい甘さ。
みかん、黄桃、バナナ、牛乳、砂糖が入っているようで、とくに桃が強めなお味。
配合ぐあいはつくる人のさじ加減のようなので、次に来たときはちがう味がするかも。
どんどんお客さんがやってきて、タイガースの試合前に寄ったっぽい人もいたので
試合前に引っかけていく的な、地元民に愛されている味なのだなあというのがわかる。

阪神梅田駅からすこし歩いて、阪神名物いか焼きをめざす。ざきさんが翌日に食べていたもの。
しかし、行ってみてびっくりの長蛇の列。
途中まで並んでみるものの離脱。ちがうものを食べよう。
大阪人ってせっかちなイメージなのに(偏見)、食べものの列に普通に並ぶものなのね。

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阪神梅田本店で551の豚まんを。
これは食べたことがあるけど、何度食べてもおいしいねー。
腹六分目くらいになったところで、ヤンマースタジアム長居へむかう。
大阪メトロ御堂筋線で梅田→長居。
大阪メトロの英語アナウンスの「The next station...」の言い方、癖が強くて笑った。

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大阪は桜がちょうど見ごろをむかえており、長居公園ではお花見をする人たちの姿も。
日が照って暑く、この時期にまさかの日焼けの恐れ。

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でもスタジアムの中のビジター席はずっと日陰になっていて、だんだん涼しくなってくる。
ずっと立って応援していたけど、暑くて無理!みたいには最後までならなかったなあ。
待機列ではあんなに暑かったのになあ。

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こういう、日付が入っていて記念撮影ができるものがあるのはいいね。うちもあるけど。
年号部分は来月から『令和』に変えるのかな。
ついでにうちのチーム名も『北海道コンサドーレ札幌』にしておいてね。

(つづく)


posted by ひとみ |11:33 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年11月29日

続・実質カロリーゼロ遠征in磐田

(ひとつ前のブログのつづき)

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そういえば、試合のチケットのうちの表記が、『北海道コンサドレーレ札幌』になっていた。
「コーンサドレーレ!」...コールしにくいな...!
そんなひどい仕打ちも、完封勝利のもとでは笑えるよい思い出。

アウェイ席のチケットが取れなかったことをふたつ前のブログに書いたのだけど、
フリーゾーンホームというのは磐田のゴール裏と、バックスタンドの上部とコーナーあたり。
ここは石段の上に椅子を置いたような席なので、座席下に荷物が置けない。狭い。
アウェイチームのグッズを身につけることができないので、
レプリカはもちろん、バッグや帽子や手袋なんかも赤黒っぽくないものを持参した。
唯一タオマフだけこっそり詰め込んでおいたので、帰りにスタジアムを出たら巻くつもり。
赤黒グッズを持っていかない、というのはなかなか難しかった。うっかり身につけてしまうんだも。
「紙チケットだからチケットホルダー持っていくか。→あぁ!コンサのチケットホルダーじゃだめだ!」
「暑いかもだからキャップいるかな。→あぁ! NONOキャップじゃイカン!」
「こっちは寒いからマフラー巻いていくかな。→あぁ!赤黒いのはだめなんだった!」みたいなかんじで。
カッパが赤いのしか持っていないので、雨が降らなくてよかったわ。
自分が日頃試合のときに、如何に無意識に赤黒を持参しているかを再認識するなど。

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入場口でいただいた来場者プレゼント。
付けないけど、モノがいいのでとっておこう。

まわりは磐田サポーターに囲まれているので、うっかりうちの好プレーで喜べない。
隠れキリシタンのごとく息をひそめて、ゴール時も冷静に。
それでも三好のゴールはほんとうにすばらしかったので、思わず「わっ!」と声が出てしまった。
うっかり立ち上がってガッツポーズしなくてよかった。
チャナのすばらしいプレーには、磐田サポからも感嘆の声があがっていたので一緒になったり。
審判のひとつの判定に対して、どちら寄りで見ているかで見方が変わるんだなぁと気づいたり。

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0-2で快勝。磐田相手に「快勝」なんて言葉を使う日が来るなんて。
これで得失点差も0に。上位で唯一得失点差がマイナスというちょっと照れる順位表だったのでよかった。
そういえば試合のなかで磐田は「ここからはじまる 磐田の反撃~」というチャントがあって、
劣勢のときのための歌があるのか!と、なんだか新鮮だった。
昔からあるのかもしれないけれど聞いたことがない気がするのは、
うちとの試合で磐田が劣勢になることが今まであまりなかったからか。強くなったんだなあ。しみじみ。

磐田のホーム最終戦なので試合後はセレモニー。
今年オフシーズンのJリーグラボにて、名波監督はセレモニーで挨拶をしないと公言していた。
ほうほう、それならば「挨拶をしない」ところを見なくては、と思っていたんだけど
時間がなくてセレモニー見学は断念。残念。
あとから調べた情報によると、公言どおり挨拶はしなかったようだ。
事情を知らないジュビロサポに「逃げたな!」とか思われていないといいけど(←余計なお世話)。

こっそり詰め込んでおいたタオマフを巻いて、スタジアムを脱出。
セレモニーがあるので駐車場の車の出入りもあまりなく、
シャトルバスは渋滞なくすんなり磐田駅へ到着。
磐田→掛川を東海道本線で移動。掛川→品川は新幹線のこだまに乗った。

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掛川駅で買った名物鳥重弁当。「名物」という文字に惹かれて。
ビールも買って勝利に乾杯!
帰りも新幹線のお弁当だからカロリーゼロだわ。やったね!

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デザートはみかんがまるごと入ったみかん大福。冷凍されていたのでアイスみたい。
柑橘大好きなので、静岡とか愛媛の柑橘デザートははずせない。

品川→羽田は京急線で。無事にJALさんの最終便に乗り込み帰宅。
母の席の近くにのの社長が座っていたそうだ。
選手たちは翌日朝帰ってきたみたいだけど、ののは当日だったのねー。お疲れさまだわ。

今年の遠征は仙台△、G大阪△、川崎F×で一度も勝てていなかったので、
最後に勝つことができてうれしかった。来年はどこへ行こうかな。

ホーム最終戦、お仕事で行けないはずだったのだけど
お仕事場で「試合行きたいでしょ」って言ってもらえて休みをとることができた。やったぜ!
ラスト1試合は大一番も大一番だけど、今年一年やってきたように
今までどおりーに普通ーに一試合を戦う気持ちでいきたい。
それで今年は残留できてこの順位にいるのだから。特別なことをする必要はない。
まだまだ新しいサッカーをつくっている途中、「最終戦は今年の集大成を!」みたいに
あえて一年ごとに締めなくてもいいのではないかと。これからも続いていくものだから。

より上をめざすためにも「あそこにまた行きたい」と思い描く場所が具体的であったほうがいい。
ACLはまだ早いという声もあるけれど、じゃあいつならいい?そのときにチャンスはあるのか?と。
上位常連チームだって、ACLのチャンスが毎年やってくるわけではない。うちだったらなおさら。
準備万端で「さあ!」というときに、もしも上位にかすりもしなかったら?降格してしまったら?
心配はごもっともだけど、準備に時間をかけてタイミングを逃したら
次にいつそれがやってくるかわからない。今4位だからって、来年も上位とは限らない。
ミシャサッカーはまだ道の途中だから、降格することもあるかもしれない。
さらに、強いチームには賞金が入り、他所ももっと強くなっていく。
今じゃなきゃ駄目なのだ。大変かもしれないけど知らん。行ったことないから行きたい。それだけ。


posted by ひとみ |12:30 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(5) | トラックバック(0)

2018年11月27日

実質カロリーゼロ遠征in磐田

一泊二日で磐田にいってきた。
日帰りもできるけど、この時期こちらは雪の影響で飛行機がどうなるかわからないし。
ということで、前日入りで余裕をもって静岡まで。

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新千歳空港で白い恋人ソフトクリームを食べて、JALさんにて羽田空港往復。
セントレアのほうが行きやすいかもだけど、当日帰りたかったので羽田で。
羽田→品川は京急線で、品川→静岡を新幹線のこだまに乗った。
田舎者なので新幹線に乗れるのがうれしい。
品川での乗り換えで切符を2枚一緒に通すのは、以前来たときに覚えたのだ。遠征も慣れよね。

こだまには車内販売がないので、品川でお弁当を買って乗車。
品川駅にはお弁当がめちゃくちゃたくさんあって楽しいねー。高いけど。

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大船軒の品川弁当。
品川、江戸前にゆかりのある食材を詰め合わせたそうな。
串揚げがなにかよくわからなかったのだけど、クジラだったようだ。ほぇ~。
「新幹線で食べるお弁当はカロリーがスピードについてこられないので実質カロリーゼロ」
とサンドウィッチマンの伊達さんが言っていたからカロリーゼロだわ。やったね!

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ホテルでひと休みしてから、静岡麦酒が飲めるお店で試合の前祝い。
静岡県だけで飲めるサッポロビール。とてもうまい。
クラシックと黒ラベルの間くらいで、赤星よりは黒ラベル寄りの印象(←ひどい説明)。
静岡っぽいものもいろいろ食べた。
入荷がなかったようで生しらすが食べられなかったのは残念だったけど、
桜えびのかき揚げはとってもおいしかったー!おかわりした!
ねぎまを注文したら豚肉だった。静岡のとり串は豚肉文化なのかしら。それともこの店だけなのか。
室蘭やきとりみたい。ネギは玉ねぎではなくて長ネギだったけど。

翌日ヤマスタへ出発。
静岡→磐田は東海道本線で一時間くらい。
磐田駅は3年前にきたときより北口前がきれいになっていた。2年前に改装していたのね。
シャトルバス乗り場で案内してくれるスタッフさんがわかりやすい説明でいいかんじ。
バスのアナウンスがスタジアムDJさん。いいね。選手がこれをやっているチームもあるけど、
正直聞き取りづらいからスタジアムDJがやってくれるというのはとてもいい。笑
うちでもできたらいいのにな~。
バスは片道230円で降りる時に払うシステム。15分くらいでスタジアム近くに到着。

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ジュビロのヤマハスタジアム。
勾配が急なスタジアムベスト5に入る気がする。立つとけっこう怖い。
ヤマスタはスタジアムグルメが豊富で選ぶのも楽しい。

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と言いつつ、いつも同じものを食べている気がするけども。
しらす丼と、えび芋コロッケと、メロンジュース。
魚政のしらす丼はアウェイサポーターは買いづらくなっていた。
えび芋コロッケははじめて食べた。里芋をつなぎに使っている?と思ったんだけど、
そもそも『えび芋』っていう芋があるのね。知らなかったー。

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アイスコルネットとても好き。
アイスは期間限定のメロンと白桃にしてみた。しっかり果実の味がしてアイスがおいしい。
熱々揚げパンで手がぎとぎとになってもうまーい。

(つづく)


posted by ひとみ |12:48 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年09月22日

とどろき、おどろき、川崎遠征。

一泊で川崎へ行ってきた。はじめての等々力。

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先月食べたときとは見た目がちがってびっくりしたけど、まずは新千歳で白い恋人ソフトクリーム。

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飛行機が昼すぎに着くのでお腹すくかも、ってことでカツサンドとクラシックも。

京急線で羽田空港→京急川崎。JR川崎駅の中と外でさんざん迷ったあと一度ホテルに荷物を置いて、
JR南武線で川崎駅→武蔵中原駅へと移動。すぐ着くし、かんたん。
武蔵中原駅からはてくてく歩いて向かう。
地図を見るとわりとまっすぐなので余裕だべ!と思っていたのだけど、
近くを歩く水色の人たちは狭い中通りに入っていったりする。え、まってまって。
いいんだよね?ここ歩いていっていいんだよね?近道しているだけなんだよね?
「うっかりついていくと全然違うところにつれていかれる」とB型会でなおしさんが言っていたので
ついていくことはせずに己の地図を信じる。地元の人は寄り道などをするものなので。
そうだわ、以前横浜国際に行ったときに、私もついていったマリノスサポに裏切られたんだわ。
(勝手についていっただけで誰も裏切ってはいない。)

己の地図を信じた結果、15分ほどでぶじに等々力に到着。

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フロンパークというグルメやイベントのあるエリアに行ってみると、
店員さんが赤いものをおすすめしてくる。この日限定だという『けむくじゃらフクロウケーキ』。
「ドーレくんのケーキですよ~」←いや、ドーレくんちゃうやん。
赤い部分はクリームで、かわさき応援バナナのお店なので中にはバナナが入っている。
それとチョコのスポンジ。見た目のキツさに反して普通においしい。

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同じお店でこんなマカロンも。チョコのはさまったマカロン。

ごはんものを買っていないけど、開場時間だしだいぶ並んでいると聞き待機列へ。
ものすごい長蛇の列になっており、入るのには30分近くかかった。
関東の試合はいつも混むけれど、そんな中でも上位に入るであろう混みっぷり。
先日のセレッソ戦で配られた石屋製菓製のフラッグを、関東後援会が配っている。
セレッソ戦に行けなかった私も一本いただく。

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中に入ると大した食べものもなく、やはり外で買っておくべきだったか。
とりあえず焼きそばなどを食べておく。
この日の札幌は気温が高かったので、こちらのほうが涼しいくらい。
それでも雨上がりなのかむあっとした暑さはこちら独特のもの。

試合後は悔しさをかくさず、レプリカ姿のままサッポロビールの飲めるお店をさがす。
事前に調べておいたお店が見つけられず、もうサッポロならどこでもいいかとウロウロしていると
客引きのお兄さんに「飲み放題安いですよー、すぐそこです」と声をかけられる。
私たち:「ビールはどこのですか?」
お兄さん:「ア◯ヒスーパードライの生です! (即答ドヤァ)」
私たち:「あ、じゃ、いいですー、サッポロがいいんで。」
お兄さん:「え、サッポロ、え、そ、そうか、サッポロ...」
まさかビールの銘柄で断られるとは思わなかったのか、それ以上客を引かずに去っていった。

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ぶじにサッポロ樽生にありつけて乾杯完敗。
お店を出て日付が変わるころにコンビニに寄ると、
そんな時間にもかかわらず牛乳も豆腐も納豆もあるし品切れがないことにびっくり。
いや、それが普通なのだ。今の札幌が普通ではないのだ。
このころの札幌はまだ品ぞろえが安定していなかったので、乳製品に過剰反応したわれわれ。
牛乳買って帰ろうかと思ったよね。傷むとまずいからやめたけど。

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そういえば、ホテルはホテルメッツ川崎に泊まったのだけど、
すぐ隣りが駅というトレインビューなお部屋だった。ほんとうに隣り。窓の下がホーム。なんだか新鮮。

翌日はちょっと時間があったので、川崎大師へ行ってみる。

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城もいいけど、寺のほうが好き。

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御朱印をもらったり、商店街で地ラムネと地レモネードなるものを買ったり。

帰りも羽田からJALさんに乗って。
地震の影響で追加料金がかからずキャンセル・変更ができる便だったので
地震は全然影響なかったけど、ひとつ早い便にさせてもらった。ありがたい。

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札幌に着いたら、以前から気になっていて行ってみたかった駅構内にあるドトールでクラシックを。
ビールが飲めるドトールってほかにもあるのかな。
そもそもお酒が飲めるファーストフードっていうのが珍しい気がする。
ほどよいおつまみもあっていい。駅をつかう機会にちょっと一杯ひっかけるのにちょうどいい。
晩ごはんにはまだ早いくらいの時間だったけど、けっこう飲んでいる人がいたなあ。
ところで、なんで「ひっかける」って言うのかしらね。どうでもいいんだけど。


posted by ひとみ |17:15 | 空飛ぶ遠征記 | コメント(2) | トラックバック(0)

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