2014年04月05日
オフザピッチのナイスアシスト
今日はお仕事があったため、スカパー録画の観戦。
いやあー曽田の解説はやっぱり良いなあ。
良いプレーの何が良くて、良くないプレーの何が悪かったのかわかりやすく伝えてくれる。
時に画面に映っていない部分やリプレイではまず出てこないような部分を
映像に補うかたちで話してくれるのも良い。"解説"ってこういうことだよなーと思う。
ののが選手を引退して解説者になったばかりの頃、プレーについて自分ではわかるのだけど
それを言葉にして伝えるのが本当に難しかったと言っていた。
つい試合に見入ってしまって黙ってしまうこともあった、と。
曽田も最初はそういうのが難しかったんじゃないのかなと思うのだけど
解説は本当にわかりやすいなぁと感じる。というか最初の頃ってどうだったっけか。
最初からちゃんとできていたような気がしないでもないけれど...。
元選手なのでリプレイやアップの映像などなくても「あの選手のプレーが利いていた」とか
「ボールを持っていないあの動きが良かった」とか気付くことはたくさんあるんだろう。
でも、それを観ている人にわかりやすく伝えるというのはサッカーそのものとはまた別の技術だ。
今日は前田へのコメントが特に多かったように思う。
何気なくターンをした場面をちゃんと拾ったり、ノールックパスをしたセンスを褒めたり。
曽田の言葉を聞いた上でリプレイや巻き戻しで観てみると、ほんとだ!すごい!って気付く。
「前田選手は最後まで選択肢を持っている」という言葉があったけれど、これ結構好きだ。
あああ、わかる!すっごいわかる!ってかんじ。
今まさに何をやるのかわからない前田のプレー。その面白さ。が、よく表れている。
ほかにも岩上選手のロングスローの場面で「キックと遜色ないロングスロー」と表現したり。
観ていて「すごい」と思うプレーは一般人にも伝わるけれど
それが具体的に如何にすごいものかを伝えるために違う言葉に置き換えるという能力。
「手で投げるのに、足で蹴るのと同じくらいボールがとんでいる」と言われれば
それは確かにすごいな!と視聴者にわかりやすく伝わる。
サッカー観戦を更に面白くしてくれる解説。
わからないよりはわかったほうが絶対的に面白いのだと改めて感じた。
ハイライト番組もシュートシーンばかりではなく、前田のぬるぬるドリブルやターンなどを
スローで流すなどしてちょっと視点を変えて放送してくれたら面白いのになあ。
視聴者のサッカー眼もより肥えるだろうし。サッカーの楽しさを知ってくれる人が増える。
そういえば今日の後半で、前田が相手4人に囲まれて(ファールを待ちながら)ぬるぬる
ドリブルした場面では、足元がアップに映っていた。
スポーツカメラマンも思わずアップにしたくなるようなドリブルだったんだろう。
そういえば実況はハム彦だったのだけど、以前ほどストレスを感じなかったなあ。
気のせい?勝ったからそう感じているだけ?
おっと。曽田への称賛で紙幅を割いてしまったけれど試合の話も。
難しい試合になるだろうなと思っていた松本山雅相手に1-0の完封勝利。
シビれるねぇ1-0っていうのが。ぎりぎりで勝ったかんじがとても気持ち良い。
都倉が移籍後初ゴールおめでとう。落ち着いて反転してあんなに強いシュートを打つなんて。
ウッチーのアクシデントがあって今までの中で一番長く出たのも良かったのかもしれない。
ドヤアアアなパフォーマンスも良かった。ちょっとイラッとくるくらいがちょうど良い。
パウロンは出ればちゃんとできる子なんだから、痛い痛い言ってないで頑張りんさい。
と思っていたのだけど、鼻血は骨折の疑いもあったのね。ヒィィ。無事でなによりだわ。
ホスンはとても安心して観ていられる。タイミング、ハイボール、守備範囲の広さ抜群。
宮澤と砂さまが相変わらず良かった。これはまたじっくり書こうっと。
明日のJ3のU-22選抜にはうちから3人も呼ばれている。おおおぅ。忙しい~。
posted by ひとみ |23:29 | 試合観戦 | コメント(5) | トラックバック(0)