コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年01月31日

みんなが海外を目指すべき?

日本人選手の海外移籍が増え続けている近年。以前だったら考えられないほど。
日本のサッカーがレベルアップしているということだし
世界からJリーグへの注目が増えているということなんだろう。

認められて必要とされて移籍するのは素晴らしいこと。
でもまるで流行のようになってきているせいか
「あんたまで海外行くんかいっ」と突っ込みたくなる選手もいる。誰とは言わないけど。
海外へ行くことが大切なのではなくて、移籍した先で何をやるか・何を得るかが重要。
当たり前のことなのだけど、誰もが海外移籍へ明確な目標を立てて
自分の夢を逆算した上で必要な通過点と考えているとは思えない。
まぁ最終的に決めるのは本人なのだから、
成功しようと失敗しようと他人が口を出すことではないと言われればそれまでだけれど。

日本人の海外移籍が頻繁になっているからか、Jリーガーの最終目標が海外移籍になりがち。
それはもちろんJリーグを軽視しているわけではないだろうけど
どうにもJリーグをステップアップの過程として考えているのではと思うこともある。
Jリーガーでいることを誇りに持ってもらうことは、難しいのか。
海外移籍を最終目標にしていないと「もっと夢を大きく持てよ」と言われそうだし。 

海外移籍こそ素晴らしい!日本人の誇りだ!みたいな、海外かぶれ精神脱却を願う。
これの考えを生み出したのはマスコミの責任も大きいのだけれど。
海外移籍ができても出場できなければ意味が無い。
海外チームに呼ばれた事実や、海外チームに在籍した経歴に喜び
その場にいられるだけでいいという選手ならば、すぐに追い出されてしまうだろう。
海外のプレーヤーはむしろ、「自国に誇りを持て」と言うらしい。
長谷部や本田が海外移籍してから日本の歴史を読み漁ったという話があったけれど
海外プレーヤーに触れると自分が如何に日本について知らないか思い知らされるという。
そういう経緯もあって長谷部から、代表戦を見ている日本人へ
「Jリーグを見に行って」という言葉が出るんだろうな。

純国産のカリスマ的Jリーガーが必要だ。
ゴンのような素晴らしい選手がもっとたくさん生まれてほしい。海外移籍並みに魅力的だと思う。 

posted by ひとみ |23:01 | 選手戯言 | コメント(7) | トラックバック(1)

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Re:みんなが海外を目指すべき?

この間、何かの番組に平山が出ていて、
海外に移籍した当時のことを語っていました。
そこで
「平山には言葉の壁があった」
と、まるで衝撃の事実みたいなテロップが出て笑いました。
そんなこと最初からわかってるじゃん!
っていうか、ちゃんと準備して行けよ!と思いました。
そのときに、
あ~あ、猫も杓子も海外海外って…と嘆かわしく恥ずかしくなったのでした。
目指すのはいいですが、それなりの心構えと準備をしてからにしてほしいです。
そうでないと笑われるのはJリーグ、日本人なんですから。

posted by rocket2号 | 2012-02-01 12:11

Re:みんなが海外を目指すべき?

初めまして。少し考えさせられました。ホスンの事です。
どんな気持ちで国外のリーグに挑戦したんでしょう。それも欧州のトップリーグではなく日本に・・・。
彼は韓国ではそれこそ「あんたまで海外行くんかいっ」というレベルですよね。
彼も海外かぶれ精神の持ち主なんでしょうか。そう思いたくはないですが・・・。
的外れなコメントで申し訳ありません。失礼しました。

posted by mumu| 2012-02-01 18:51

Re:みんなが海外を目指すべき?

こんばんわ~
先日の番組でオフト元日本代表監督が「若い選手がJリーグで1~2年経験したただけで海外に行ってしまう」と危惧していらっしゃいましたが、オフトさんの言ってることはもっともだと思いました。
行ったなら死に物狂いで出場を勝ち取って欲しいし、使われなくてさっさと戻ってくるのも、なんだかその選手にガッカリしちゃいます。。(誰とは言いませんが)
でも、目標とするのは良いと思うので、しっかり実績残した上で行ってほしいです。
相変わらず要求が厳しくてすんませんw

posted by ほほやん| 2012-02-01 19:14

Re:みんなが海外を目指すべき?

かつて柳沢が、鹿島にいても成長できると言ったことがあります。
W杯で活躍したブラジル人FWにだろうと、働きが悪けれりゃ選手がガンガン文句言う鹿島は流石です。10年以上前の話です。
Jより遥かに歴史のある野球ですらアメリカ指向が強いですが、野茂とか最初に行った選手は、自由な野球を求めて行ったんですよね。
これが、常態化してくると違うモノになる。

奥寺さんは、乞われてドイツに渡ったんです。
最初に入ったチームでは、ドイツ人選手が理解できない監督の主旨を、奥寺さんが当たり前に理解したから、彼がいきなりチームの中心になった。古河電工のサッカー部員だった人が。
こんなことを知ってると、ブランド指向で海外に行くのはカッコ悪く思えてきます。
明治開国以来の日本人の癖だから根が深いんですが、海外研修するくらいなら、現在自分が所属するチームをアジアチャンピオンくらいに仕立てろって思います。

長友ら、向こうで評価される選手は当然立派だと思いますが、それ以上に立派だと思うのは帰国組です。
Jの格を高めるのは彼らじゃないのかな。
個人的には、シンジより俊輔より、稲本なんです。
目覚ましかったとは言えないし、帰ってから以前の輝きがあるわけじゃないけど、欧州をトコトン経験してきた格というのを感じます。
今後のJにはそんなんが大切じゃないかな。まあ、それ以前に存在した奥寺さんや尾崎さんを思い出せばってのはありますけど。

posted by owls| 2012-02-01 21:19

コメントありがとうございます。

>>rocket2号さんへ
いやもーほんと、恥ずかしくなりますね。
日本では外国籍選手に通訳がついて
手厚くお世話をしてもらっているのを当たり前に見ているせいなのでしょうか。
行けばなんとかなるくらいの気持ちなのでしょうかねぇ。
学生が短期留学する時って、英語ができる人ばかりでした。
サッカー選手だから語学は関係ないなんてこと、ないですよね。
やけにドイツへの移籍が多いような気がするのですが、ドイツから見たら日本は
「安い給料でもホイホイ来る」と思われているかもしれません。
求められているところに行くのは悪いことではないですし、むしろ歓迎ですが
そこへ行くだけの覚悟がフルボリュームになってない状態で行っているように見えます。
そんな選手には川島著『準備する力』を贈りたいところです。

>>mumuさんへ
はじめましてー。コメントありがとうございます。
日本人が欧州へ行くのと、韓国人が日本に来るのでは、ちょっと違うかなと感じます。
ホスンの場合は在学中でしたから「海外へ行きたい」というよりも
「プロになれるところへ行きたい」のではなかったのかなぁと。
海外移籍して活躍できない選手とホスンが違うと感じるのは
ホスンが昨季大活躍をしたことと、日本語を数か月で理解したということです。
海外かぶれ精神であればそこまでしない・出来なかったのではないかと思います。
あとはホスンを見ていて、そのような人じゃないという思いもあるので。笑

>>ほほやんさんへ
こんばんはー!
オフトさんに同感ですねぇ。心配している人は結構いるものですね。
行ったからには成功することだけを考えて
だめだったらそこで終わるくらいの覚悟を持っていってほしいものです。
結局出場したいだけなのなら、Jリーグにいられても迷惑です(誰とは言いませんが)。
簡単に行ける場所ではないことは今も昔も変わらないでしょうから
要求は厳しくあるべきですっ!それくらい厳しい場所に行くってことですもんね!

>>owlsさんへ
ブランド志向というのはまさにですよねー。まだまだそういう選手多いと思います。
そもそも行く先の国の言語がわからない状態で
どうコミュニケーションをとってサッカーをするつもりなのでしょうかねぇ。
そこまで考えていないわけないと思うんですけど。
コンサドーレの選手にも海外志向の選手がいますが
>自分が所属するチームをアジアチャンピオンくらいに仕立てろ
って思います。別に何が何でもチームに残れというわけではなく
それくらいの覚悟を持っていなければどこへ行っても同じだと思うのです。
自分が評価されると、どうしてもすべてを自分の手柄だと思ってしまいがちです。
Jの歴史とか、チームの歴史とか、そういうのに気付くことができるのならば
海外移籍も意味のあるものになるんじゃないかなぁとは思いますねー。

posted by ひとみ| 2012-02-01 23:45

Re:みんなが海外を目指すべき?

 思うに、海外志向が強くなるのは焦燥感が移籍を希望する選手にあるのもさることながら、
 「トップレベルの選手が集まる欧州に早く移籍しないと・・・」と周りが急かしてしまうのもあるのかな、と。

 今は欧州の試合が簡単に見られる時代であるが故に
 “置いてきぼり”になるのはイヤだという強迫観念みたいなものが
 増幅されているような気がしてならないんですよ。
 だから「とりあえず(欧州へ)出ちゃえば何とかなる!」みたいな感じで
 後先考えずに移籍して現地で苦しむとかフィットしないなんて評価を下されるという・・・。

 いったん外へ出て気付くこともある、ということで再ブレイクを果たすこともあるので
 向こう見ずな挑戦が悪いとは言いませんが、海外への移籍には
 何だか移籍の経緯が軽いなあっていうイメージは否めませんねぇ・・・。
 

posted by フラッ太| 2012-02-02 00:13

フラッ太さんへ

周りが急かすというのはほんと、あると思います。「箔がつく」というレベルで...。
選手の家族はそういうことは言わないでしょうけれど
身近なマスコミ関係者や解説者なんかには、海外海外言われているんだろうなぁと。
なんとなく海外には一回行っといた方がいいのかな、という
漠然とした気持ちが生まれてしまったとしても仕方ないような気がします。

例えば本当に行きたいチームがあって一緒にプレーしたい選手がいて
そこをずっと目標にしているのならば、海外移籍は夢を叶えるチャンスなんですけど。
>「とりあえず(欧州へ)出ちゃえば何とかなる!」
という考えの選手がまだまだいるように感じてしまうんですよね。
そうでなければ1年で戻って来たりしませんって(←ほとんど名指し)。

異国の地へ行くのですから生半可な決断ではないでしょうけれど
私もどうにも「経緯が軽いなあ」という印象がある選手もいるんですよねぇ。

posted by ひとみ| 2012-02-02 22:39

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