今宵も完封勝利！

やっとホーム開幕戦だよっ!わーいわーい!
ほんとうに楽しみで楽しみで、ドームに入って階段をのぼって、
今年は下位席種への入場ができないということでゴール裏でもチケットチェックをして、
中に入ってピッチを見下ろしたら「うーわー開幕だーーー!」とテンションが上がった。
やっぱりいいねぇ。生観戦はいいねぇ。サッカーはいいねぇ。コンサドーレのある日常おかえり。

宮澤がとにかく素晴らしかった。ほんとうに素晴らしかった。
ばんばん起点になるし体力もありまくる。自分を確実に上の段階へ上げていっている。
そして兵藤も素晴らしかった。選手に評価される選手、ということに納得だった。
これくらいやらねばいかんのだ、ということを身をもって教えてくれた気持ち。

舞台はJ1とはいえ、相手は昨季同じJ2だったセレッソ。しかも昨季の順位はうちのほうが上。
確かにタレント軍団ではあるけれど、1節2節の相手とは違うのよ？もっと思い切りやれば？と思った前半。
うちのゴールが入ってやっと勢いづいたというか、メンタルの部分がまだまだなのかしらねぇ。
引き分けになってからのドームの雰囲気は押せ押せだった。
自然発生型の手拍子は相変わらずで、"ホーム"の雰囲気をつくれていたと思う。勝てそうだった。
先制されながらも2-1で勝った昨年の千葉戦を思い出していた。
と言うのも数日前、2-1でセレッソに勝つという夢を見ていた私。
アディショナルタイムにみんなで「早く終われー」と叫んでいるリアルな夢だった。
もんだから、こりゃー逆転して2-1だと信じて疑わなかったのだ。惜しかった。

仙台戦、マリノス戦と、結果には繋がらなかったものの着実に良くなってきている手ごたえはあったのだ。
だからこそのゴールで、勝ち点1なのだと思える。四方さんもJ1は初だということを忘れてはいけない。
勝ち点が3になればそりゃあ素晴らしかったけれど、焦ることなく地味に地道にいこうじゃないの。
追いつかれての引き分けではなく、追いついての引き分けなのも良かった。
試合が終わってすぐの拍手や、試合後笑顔の人が多かったのも印象的だった。
こんなことを書くと「この程度で満足しているからぬるサポは云々!」と言う人が出てくるんだけど、
そうじゃないんだな。満足しているとかそういうことじゃないんだな。
厳しい現実を理解しているからこそ、この勝ち点1をポジティブに捉えられているんだ。
清武がまだ本調子じゃなさそうなのは助かったわね。


試合とは直接関係しないところとしては。
今季からレギュレーションの変更があって、何かトラブルになるんじゃなかろうかと心配だった。
3段階の入場方法、下位券種への入場不可や、アウェイエリア裏側の通行不可、
結構大きな変更ながらいつも通りのニュースリリースに記載されているだけで、
「ここがこう変わったよ!」としっかり伝えていないクラブ側に危機感を感じていた。
試合直前にどどどっと大量に出るニュースリリースを、
試合に行くすべての人が一文字も漏らさず読んでいると思っているのなら考え直したほうがいい。

「アウェイゾーン以外でアウェイ応援グッズを着用及び掲出すること」が禁止事項になっているのだけど、
これって前からそうだっけ。...と思って去年のニュースリリースを見てみたらやっぱり去年は違った。
つまりメインスタンドなどでアウェイユニフォームを着たらだめだということなんだけど、
高いチケットを買って来てくれるアウェイチームのサポーターに対して
そりゃないんじゃないの？って気がする...今まではOKだったわけだし。
敢えて高い券種を買ってB自由席で観る、ということをしているホームサポーターも結構いて。
クラブのために少しでもお金を入れたいとそうしてきて、今まではそれもOKだったけれど、
(もちろん混雑する試合では持っているチケットの席種で観ることになるけれど)
そんな"クラブのため"という思いすらルールでぶった切って禁止してしまうんだなぁと寂しく思う。
何かあったらホームチームの責任になるから厳しく取り決めをしておくのもわからなくはないのだけど、
今までの文化の中で何も問題がなかったことまで禁止するなんて...と思わなくもない。

スタジアムグルメも制限されるので、海鮮丼やジンギスカンなど
北海道っぽいものはアウェイサポーターに食べてもらえない。
ドームメシしょぼい、って思われて終わり。ってこれ、前にJ1だった時も言っていたなぁ私。
私自身は困ったことや腹の立つことは何もなかったし、トラブルの場面も見ていないのだけど、
何か気になったことがある人はどんどんクラブに伝えたらいいと思う。
J1仕様になって、お金を稼げる仕様になったってことだろう。でもそこに人の心がなければ
いつか何かのきっかけで簡単にだめになってしまう可能性だってあるわけだから。