コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年12月25日

選手をプロデュース

『自己プロデュース能力』、なんていう言葉を見つけた。
自分の能力を活かして表現することが上手な人は多いけれど、
自分を売り込むチカラ・自分の価値を挙げるチカラを持っている人は少ない、というもの。
そういえば選手にもこういうものが必要かもしれないなぁなんて思った。

プロのサッカー選手はプロなだけあってみんなサッカーが上手い。
高校や大学にも上手い選手はたくさんいるけれど、その中のほんの一握りがプロになる。
それぞれの選手に自分の得意分野や強みがある。
けれどそういったセールスポイントがあるからといって、みんなが試合に出られるとは限らない。
その力がどんなに素晴らしくても、チームに求められなければ試合では活かせない。

就職活動の面接でもよくある場面。
自分の魅力はこれです!長所はこれです!こういうことができます!というアピールはとても大切。
が、じゃあその要素をうちの会社に活かすとしたらどんなことだと思う?と聞かれてしまうと
途端に黙ってしまうのだ。本当に大切なのはそこから先のこと。
(まぁ実際はこれから社会人になろうという若者たちに、
そこまでちゃんとした回答は求めていないだろうけど。能力を見極めるのは面接官の仕事だし。)

シュートが上手い、パスが得意、読みが鋭い、体が強い...などなど選手みんなに魅力がある。
トライアウトなどではそういった自分の魅力を出来る限り表現する必要があるんだろう。
けれどチームがそういう選手を求めていなければ、補強の対象とはならない。
自分の強みをアピールするだけでは、眼はひいても必要とされないかもしれない。

ベテランと呼ばれる選手たちはこれが本当に上手いなぁと感じる。
監督から何を求められているかすぐに理解し、確かなプレーで表現することができて、
更に自ら考えてプラスαをして自分を魅力的に魅せることができる。
チームに必要な選手である、と思ってもらえるように自分をプロデュースできる。
経験を重ねることで自然と身に付くものなのか、視野が広くなって気づくものなのか、
砂さまや竜二アニキあたりを想像してもらえればわかりやすいかなと。
長く現役選手を続けるには必要な能力なのだろうなぁと思う。

監督の顔色をうかがえとか、戦術に合わせてプレースタイルを変えろとか、
複数ポジションをプレーできるようになれというわけではない。
せっかく入れた一握りのプロの世界で、自分を表現しきれないのは勿体無いと思うから。
力を持っているだけでは足りなくて、その力をチームにどう活かせるかを考えて動くという
自己プロデュースの能力も身につけてほしいと思ったりする。
まだまだプレーができるのに戦力外になってしまったり、
所属チームが決まらず引退してしまう選手が多くて本当に勿体無い。そのうちの何人かに、
こういった『自分の能力を売り込むこと』がうまくできていない選手がいるように思う。
アマチュアには必ずしも必要ないけれど、プロには絶対必要な能力なんだろう。


と、言いながらも、反面そういったことをまったく意識せずに
とにかく自分のプレーを突き詰め続けるほうが向いている選手もいる。
うちでいうと、個人的にはジュンキや翔太のような選手。じゃないかなと。
公式グラフで宮澤と前田も言っていたけれど、
色々と考えすぎずに突っ走るべき選手というのもいるものだ。そのほうが良さが出るから。
ジュンキのコンケーンへの期限付き移籍が発表になった。自分で考えて決めたという。
帰ってきた永坂くんとしょうごの変化を強く感じたのかもしれない。
場所に自分を変えてもらおうとしているわけではなくて、自分を高めるために行くという。
来季に向けたFW陣の動きの中で、自分の立ち位置が今のままでは許せないんだろう。
刺激ならば行くだけで受けられるだろうけど、それだけでは足りない。
しっかりと自分を表現してきてほしい。乗り越えたら積み重なるぞ。がんばれジュンキ。


第2弾ケーキは控えめに


クリスマスケーキは連休のうちにとっくに食べてしまったので、
本当のクリスマスに食べるケーキがなくなってしまった。のでまた買ってきたこれ。
石屋製菓のケーク・パレットのクリスマス限定品~。
パレット・フリュイセッシュ(左)はナッツなどが色々入っていて歯ごたえが楽しい。
パレット・ショコラフレーズ(右)は甘さ控えめの得意ないちご風味。どちらも美味しかった!


posted by ひとみ |23:02 | 選手戯言 | コメント(0) | トラックバック(0)

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