コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年09月16日

雨ニモマケズ

神戸戦は現地にて応援。
お昼過ぎに伊丹空港に着いたときにはすでに外は雨。
これは試合も雨のなかになることは避けられないなと覚悟は決まる。
神戸に着くと雨はもちろんだけれどそれ以上に風が強い。
待機列ではすでにカッパを着ているサポーターばかり。傘ではあまり役に立たないのだ。

悔しいまけだった。
テレビからその悔しさが伝わったかはわからないけれど、ほんとうに悔しかった。
全然だめではなかった。チャンスも少ないながらあった。けれど届かなかった。
失点はいつでもほんのささいな隙やミス。早い時間の失点だから焦ることはなかったけれど、
結果的にこれと前半に1点でも返せなかったことが結果につながってしまったのかもしれない。

コールリーダー氏が、アウェイで勝てていないのは確かにいいとは言えないけれど、
今季は年間通して最後に残留すればいいと割り切ってこれからもやっていこう、というような話をしていた。
私もそう思う。欲を出せばキリがない。もっとできるはずという気持ちがわくのもわかる。
だけど実際はそこまでできるほどチームが強くなれていない。
むしろチーム力を考えると、今季ここまでほんとうに良くやれているほうだと思う。
アウェイを応援に行っているサポーターには苦しいことかもしれないけれど、
今季できなかったことを来季できるようになるためにも、まずは残留だけを目標にがんばっていこう。
勝敗だけに目を向けず、戦えるチームになってきたコンサドーレに自信を持とう。

私はというと、試合中に雨が降るかもしれないときの「降るの?降らないで!」みたいな気持ちよりも
最初からざんざん降っておいてくれたほうが気がラクで。
なんだかむしろ燃えてくるというか楽しい気持ちになっていた。
こんなに雨風強いのに外に出て、屋根もない場所で大声出して応援とかなんなの?ばかなの?
みたいなのがほんとうに楽しかったのだ。最初はね...。
私のまわりも大きな声で応援する人が多かったので、自分の声が聞こえないくらいだった。

後半はそれでも声量が落ちてしまっていたけれど、諦める雰囲気ではなかったと感じた。
逆転が無理でもせめて1点差に、そして同点に、という雰囲気で最後まで戦えたと思う。
試合後に挨拶に来てくれた選手たちへは励ます言葉ばかりで、
敗戦に落ちこんだとしても下を向いている選手はいなかったと思う。
雨のなかの戦い方も考えなくてはいけないな、というのは今後の参考にもなって良かった。
今日がだめなら次を勝とう。そうやって最後に残留できているようにがんばろう。


宮沢賢治の『雨ニモマケズ』は、冒頭の「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」という文言だけを取り上げて
悪天候でもがんばるみたいな使われ方をよくしているけれど、当然ながらそういう詩ではない。
勝てなくて落ちこんだときなどに大いに励まされる詩なので、
あまり全文をよく知らないって人にはおすすめする。しぶとく戦っていこう。

宮沢つながりで宮澤キャプテン300試合出場おめでとう!300試合全部コンサドーレだよー!
10年で300試合ってことは1年あたり30試合ってことでしょ?ほぼ出場でしょ?すごくない?
大きな怪我がない身体にも感謝。これからもコンサドーレで活躍してね。

posted by ひとみ |22:23 | 試合観戦 | コメント(3) | トラックバック(0)