2016年11月12日
狂喜の歓喜
アウェイ席から時計が見えないフクアリで後半に、 そういえば今何分だろうと時間を確認したら14:45。 最近の試合ではどれもそうだけど、劣勢の時の時間が経つ早さよ。 アディショナルタイム5分の表示が見えた時にふと思い出したのは、 確か2014年7月のアウェイ愛媛戦。暑い暑い日の試合。 1-2でむかえたアディショナルタイムに追加点をして、 さらに砂さまのCKからクッシーのシュートでゴールが決まり逆転した試合。 交代でクッシーが入りそうだったから、かどうかはわからないけれど。 あの時の、目の前で何が起こったのかもうよくわからないほどの狂喜の歓喜。 いま思い出してもなんだかよくわからない不思議な気持ちになる。 人はほんとうに驚くと語彙力を失い、「わー!」しか言えないのだと知った。笑 とは言え、いやいや、そんな劇的なことがそう何度も起こり得るか? ...でも、昇格する年っていうのはそういうことが起こり得るのよね、と、 昇格降格経験豊富な一サポーターとして期待せずにはいられなかった。 5分あればなんとかなるかもしれないと思ったのは確かだった。 クッシーを入れるということは引き分けでヨシとする判断だったのかもしれない。 そう思ったサポーターも多かっただろうと思う。 決してそれは悪いことではない。それでも最終戦に勝つことができれば優勝が決まる。 勝ち点1は千葉戦の最低限のノルマだ。 なんだけど、待ってくれよ。この雰囲気、このサポーターの数。 引き分けってのはナシじゃない? テレビのむこうで、PVの画面のむこうで、携帯を握りしめて待っているサポーターに、 勝ち点1ってことはないんじゃない? ウッチーのゴールが決まった時に、 選手よりも先に四方さんやコーチ陣がピッチに入って行ったのが印象的だった。 あの光景を、私はこの先もずっと忘れることはないでしょう。
posted by ひとみ |23:30 | 試合観戦 | コメント(4) | トラックバック(0)