コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年11月28日

手のひらで踊るピエロ

契約満了の選手の発表。嫌な時期になったなあ。
11月中にこういう話が出てくるのは最近の中では早いほうだろうか。
12月に発表という年もあったけれど、リーグ戦が11月で終わっちゃうようになったから。
チームの選手が永久に同じことはないと理解はしていても、やっぱりお別れは寂しい。

大卒の選手は、他チームから移籍してきた選手と同じように
ほんとうの意味で即戦力という扱いなのだろうか。
厳しいなと感じるけれど、そういう世界でもあると納得するしかないか。

今季は"戦力外"ではなく"構想外"という言葉を使っているような気がする。
本人に何か良くない部分があって契約が終了するのではなく、
クラブとしての来季以降を考えた時に構想に入らなかったということなんだろう。
ひとりひとりが良い選手であることに変わりはない。
そもそもプロになれたという時点で、ほんの一握りの中に入ったということなんだもの。
日本ですごくサッカーが上手い人の中でも特に上手い人、ってことなわけで。
ただ、クラブというのは無限に選手を所属させておけないので
毎年の区切りで査定がされていくということに過ぎない。

なんて面倒くさくいろいろな言葉で置き換えてみたのだけど、
言葉はただの言葉なのでどれだけオブラートに包んだところで意味はひとつ。
でも、選手ひとりひとりができないことを数えていても落ち込むだけだから、
できるところをぐんと伸ばして頑張っていってほしいと思う。
できなかったから評価されなかったわけじゃない。
今季は確かに必要な選手のひとりだったんだから。
昨日発表になった4人はみんな現役希望ということなので、良いチームに決まってほしい。
対戦するというイメージがまだまったく沸かないけれど、
サッカーを続けていればこうしてまた繋がっていくものなのよね。

と、しんみりしていたらなんと奈良ちゃん入籍のお知らせが。
そういえば昨年もこうやって哀しいニュースと嬉しいニュースを交互に発表されて、
翻弄されていたような気がするなあと思い出す。
所詮いちサポーターの私など、ののの手のひらで踊るピエロなんだわ。でも、悪くない気分。

posted by ひとみ |17:36 | 選手戯言 | コメント(2) | トラックバック(0)