コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年09月10日

応援はスタジアムでつくる

【日本代表】満員39294人の観衆よりも9123人から感じるfootball【コンサドーレ札幌】

という、タイトルから何となく内容を感じられそうな記事を読んだ。
私は長崎戦の前日の代表戦へは行っていないので
行ったサポーターさんの話やこの記事で、そんなに雰囲気が違ったのかと驚いた。
練習中や試合中に選手の名前を叫ぶっていうのはすごいな。ほんとうにアイドルのようだ。
ただ、その代表戦とうちの長崎戦を比べて、
札幌の試合のほうがフットボールっぽいと言ってしまうのはあまり賛成しない。
そう言ってもらえることは嬉しいことなんだけれども。

小野伸二が来てから宮の沢でも、ちょっと今まではいなかった層がいたりする。
練習中の選手に掛け声で合いの手を入れてみたり、
目の前を走っている選手の名前に声をかけたり、
サインや写真待ちで並ばずどんどん割り込んで来たり、子どもに割り込ませる親だったり。
ちょっとびっくりする光景が時々見られる。
お散歩中の幼稚園児たちが「頑張れー」と叫んでいるのとはわけが違う。

とは言え、ミーハー層は居て良いものだと思っている。むしろ必要な層。
ちょっと違う空気が流れることもそれはそれ。ただ、周りの迷惑にならなければ、だ。
練習場だから試合会場だからではなく、他にもたくさんの他人がいる公共の場で
その行動がほんとうに場違いではないかちょっとだけ考えてもらいたかったりする。
その人たちがいずれ小野伸二ファンからコンサドーレサポーターになってくれると願って。


応援というのは自然発生するものなんだなぁと改めて感じる。
長崎戦での後半アディショナルタイムでは
気付けばメインスタンドやバックスタンドから手拍子が起こっていた。
自分の手拍子の音も聞き取れないくらいの会場全体での大きな手拍子になっていた。
ゴール裏からの手拍子ではああいう音にはまずならない。
(というかそもそもゴール裏から手拍子ってあんまり起こらないかも)
音が反響するドームで、ドーム一周ぐるっと起こらなければ出ない音。
なんとか勝たせたいと自然に出てきたアクション。
応援は跳んだり声を出したりに限らない。応援はゴール裏がやるものではない。
応援は、そこに訪れた人たちがスタジアムでつくるものだ。

こうやって時間をかけて経験が積み重なっていくと
スタジアムへ足を運ぶというのがやめられなくなっていく。
テレビで観ているだけじゃ満足できなくなっていく。

今すぐには難しくても、そういう人たちが今よりも少しずつ少しずつ増えていって
北海道のサッカーを強くしていきたいもんだなあと思っている。

posted by ひとみ |22:09 | コンサ徒然 | コメント(0) | トラックバック(0)