コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年08月04日

自分という選手の存在

砂さまの活動がまたテレビで紹介された。すごいな~。
しかも今回は全国ネットでの放送だったみたいで。
それだけメディアが取り上げたい内容で、特別なことをしているということなのかも。

試合に出たい気持ちだけでコンサドーレに移籍してきたという砂さまは、
どの監督の期待にも応えてすっかりコンサドーレに欠かせない存在となり、
今やJ1J2すべてのカテゴリに知られる選手。どの解説者も砂さまへの敬意を忘れない。
あの年齢で(というと本人は嫌がるだろうけど)怪我による離脱をすることもほとんどなく
スタメンもフル出場もどんと来い。出場時間に関係なく結果を出す。

札幌に家族ができて、地域の人たちとの距離を縮めたいと行動している。
コンサドーレをもっとたくさんの人にみてもらいたいと言ってくれる。
それがプロの選手として活躍することと並行しているのだからすごい。
サポーターにとっての砂さまの存在の大きさはもう言わずもがな。
「俺たちの」というチャントで歌われる選手はそうはいない。
ホームページを開設して、自分のコメントをマメに載せるようになったりもして。
表向きは口数が少なく、背中で語る選手だったのになあ。わからないものだわ。
小野伸二が加入して、更にサッカーを楽しんでいるように見える。


が、チームの中には小野伸二に頼りすぎる選手が出てきているのも確か。
とりあえず小野に預けておけばなんとかなるだろうとパスを出したり、
別に経由しなくてもいいところで小野にパスを出したり。
何も考えずにパスを出すばっかりに、パスが返ってくるとどうしていいかわからなくなる。
愛情もアイデアもないパスを出される小野伸二の身にもなってみろと思うもの。
小野が加入するまでどういうサッカーをしていたのか忘れてしまったんだろうか。
そのサッカーに小野伸二をプラスすることでチームの力は最大限発揮されるはずなのに。
自分という選手の存在が"小野にパスするだけの人"みたいになっても良いんだろうか。
いやいや、そんな誰でもいいようなプレーで良いわけないでしょう。
「1人1人の技術を責任持ってグランドで表現」と砂さまも言っている。
選手みんなに伝わっているかな。私には届いたよ。

チームの連敗に反して、チケットは順調に売れているようだ。
この調子でいけば目標達成はするだろう。
小野伸二を観たい人はまだまだ来るから、今のところ集客の心配はない。
そういう人たちに楽しいサッカーを、自分という選手の存在を知ってもらいたくはないか。
私は、コンサドーレがもっとできるということを知ってもらいたい。
それをかたちにできるのは、フロントでもコーチでもスポンサーでもサポーターでもなく
ピッチに上がれる選手だけ。どうぞ一番かっこいいコンサドーレを表現してくれろ。

posted by ひとみ |23:31 | 選手戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)