2012年04月02日
トリックのタネ
ヤスが土曜日の清水戦でJ100試合出場。おめでとうー! この100試合すべてがコンサドーレの選手としての出場。嬉しいねぇ。 ヘディングが下手で、毎日毎日居残り練習をしても下手で、いつも怒られていたというヤス。 そんなヤスの初ゴールはまさかのヘディングだったりして。 新人の頃、練習やサテライト戦を観に行くといつも名前を呼ばれて怒られていたのがヤスで。 それで岡本=ヤス、と覚えたほど。 そういえば、1年目からしっかり試合での印象を残している選手だなと思った。 でも、一年を通して試合に出続けている印象がない選手でもある。 膝の怪我は数年に渡って絶好調のヤスになることを邪魔していた(←直訳風)。 試合に出場していないのに、毎試合後膝のアイシングぐるぐるだった。 昨季の試合出場は15分が限界だったそうで、そのぎりぎりになってから交代出場していた。 短い出場時間できっちり結果を出して、いつの頃からかスーパーサブなんて言われて。 最終戦のあとには、そんな自分を自画自賛してみたりもして。 2008年にJ1に上がった時、ののが一番期待していた選手がヤスだったと思う。 宮澤や、前田ともまた違ったタイプの天才。 本来の力を発揮したら、どれほど素晴らしいプレーが観られるのかと期待した。 スタジアムでも背番号17を着ているサポーターさんをよく見る。 そんな、自分を応援してくれるサポーターのことを大切に思ってくれるヤス。 家族のことをいつもとても大切にしているヤス。 シャンパンファイトの時には「お母ちゃんやったよーっ」て言ってたなぁ。 そんなヤスがJ100試合出場ですってよ奥さん。すっごいなー。 いつの間にか選手会長になっていたしなー。 選手会長って今までそんなに意識する存在じゃなかった。 たまに選手会の話が記事になった時に、あ、うちの選手会長はこの選手か、と思う程度で。 ヤスはなんだか忙しそうだ。色々な仕事があるものなのね。 立派になっちゃって...なんて、まるでヤスの母ちゃんになった気分。 今季のヤスは今までに観たことがないほど最強ヤスだ。 持っているけれどなかなか活かせなかった力、やっと出す機会が来たみたい。 本当はもっとできるんだよ。 本当はもっと上手いんだよ。 本当はもっとストイコビッチなんだよ。 その、「本当はもっと」が今季こそ観られるんじゃないだろうか。 体力が足りないこともあったのに。今はそんな心配がまったくない。 J1から戻って来た大分にビビっていた時もあった。今はメンタルも強くなった。 まだまだ成長する過程を見られるのだわ。サポーターやってて良かったなーと思う。 清水戦のシュートは惜しかった。でも開幕からだんだん枠に近づいてきているよ。 私は別にヤスにゴールを求めていないのだけど(それ以外のプレーが素晴らしいから) やっぱりヤス自身は早く今季初ゴールをしたいんだろうな。ならば目指せ初ゴール。 おぉっ。このエントリーだけで「ヤス」って17回も書いてる。背番号の偶然~。
posted by ひとみ |22:08 | 選手戯言 | コメント(3) | トラックバック(0)