コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年12月30日

目標は少しだけ高く

経験から言って、「引き分けを狙っても勝てない」という実感がある。
引き分け狙いなんて言葉を聞くのだけど、こういう場合は大方負ける。

J2のチームが「目標昇格圏内」では1位になれない。
1位を目指すことで1位に相応しい戦力を集め、1位に相応しい戦い方ができ、
1位に相応しい結果でなければ満足できない。1位に相応しい応援をしていくことになる。

これが「3位以内でいいや」であれば上へ上へと突き詰めることはしないだろうし
向上心がなければ降下していくだけになってしまう。
集客についてもそう。
3万人を目指すのと4万人を目指すのでは、かける広告費も投入する時間も
必要な人の数も使うアイデアの数もまったく違ってくる。
思ったより多かったなラッキー、なことは早々起こるものではなくて
目指したものに相応しいだけのことをしているから目標に近づくというもの。

だから残留を目標にしても残留できないと思っている。
目標を高く持つ、ということはただ単に言霊があるからとかメンタルの支えのためではなくて
現実的に上を目指すからこそ上のレベルに値する努力をするということ。
2008年になぜ残留できなかったかというと、残留に相応しい努力が足りなかったからだろう。
誰の何が、ではなく、チームに関わるすべての人の行動が。

来季は最下位からのスタートなのだからつい目標を低く設定してしまうのもわかるのだけど
低すぎる目標ははっきり言ってつまらないし、やりがいもない。
せっかくのJ1なんだから楽しみたい。
うちより強いチームをメッタメッタにやっつけてやりたい。そう思ったほうがわくわくする。
ならばわくわくする方を選びたい。
選手みんなが「目標残留」って言っているチームって、なんかつまんない。
現実的なところを見るのは結構だけれど、夢のないチームにファンはつかない。

ひとりふたりくらいビッグマウスがいたっていいんじゃないかい。
岡山さんだけなのか。「クラブワールドカップ!!!」と叫んでいるのは。

目標は高く設定しよう。何だっていい。
でも、今まで思っていたものよりも少しだけ高く設定しよう。
それでもまだ目標を残留というのなら、えぇっと......岡山さん、言ってやって!(←投げ)

posted by ひとみ |22:20 | コンサ徒然 | コメント(7) | トラックバック(0)