コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年12月26日

GKのことを深く知ってほしい

GKを見る楽しさを教えてくれるよ
 ←この本、とてもオススメ!
 「キーパーを見ていて、何が面白いの?」
 「そもそもキーパーに上手い下手ってあるの?」
 なんて言われるたびイラッとしていたのだけど
 もーうとりあえずこの本を読んで!というかんじ。
 松永成立さん著『ゴールキーパー専門講座』。 
 読んだ方のレビューがとても高評価だったので
 気になっていたのだけど買って正解だったわー。

『ゴールキーパー専門講座』というくらいなので、GK向けの専門書でもあるのだけど
サッカーサポーター・ファンにGKのことを深く知ってもらって、
もっと深くサッカーを楽しんでほしいという意図もあるだけにプロではなくても楽しめる。
GKのことがいまひとつよくわからないけれどなんとなくGKのせいにしている、
という人が多いのではないだろうか。
GKの目線でサッカーを見られるようになれば、
サッカー観戦力はグッとアップするはずだ。と、ある。
目次のタイトルを見ただけでも、とても興味が沸いてくる。

・ファインセーブをしないGKを目指す
・「背が低いから前に出る」は間違い
・聞こえなくても声を出す
・ファンブルをしないためには?
・最大のNGプレー「かぶる」を防ぐ
・迷ったときは「出ない」
・PK「頭より上」と「真ん中」を捨てる
・ゴールキックで密集する理由は?
・「練習のための練習」はするな!

などなど。え?どういうこと?と興味をそそられるものばかり。
読みやすいこともあって、あっという間に読んでしまえる。
これはGKのみならず、サッカーサポーターのみならず、
GK以外のポジションの選手たちにぜひとも!ぜひとも読んでほしい!と強く思った。
GKが日頃どんなことを考えてプレーしているか、GKからどういう風に見えているか。
攻撃の選手にとっては、GKの攻略にもなるんじゃないかなと思うし。

GKを一回でもやったことがある人なら、試合中に自分だけが
ピッチから切り離されているような孤独感を味わったことがあるはずだ。
なんて言いたくないだろうことも、書かれていた。そうだったのか高原!なんて思いながら。
守備陣と話し合うときも、GKの主張に対して相手は複数で反論してくることだってよくある。
強い気持ちがなければやっていられない、それがGKというポジションである。
私が思っていたことや、今までブログで書いていたことなんかも載っていたりして
うわープロの人もこういうこと考えているんだなーなんて嬉しくなったりして。
今まで以上に、GKを観る楽しみが増えたなぁとホクホクしている。早く開幕しないかなー。


posted by ひとみ |23:52 | GK | コメント(7) | トラックバック(0)