コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年12月06日

若手の「甘さ」一掃せよ

最終戦の盛り上がり覚めやらぬ今に書くのはちょっと迷ったけれど、
健作が敢えてこのタイミングで書いたのだから、乗っかることにする。

昨日の日刊に健作のコラムがあった。正直、よくぞ言ってくれたという思い。
『若手の「甘さ」一掃せよ』という見出しで、札幌しか知らない若手選手たちが現状で満足し
"自分はプロ選手"だと勘違いしている、といったような内容だった。
健作は今季、ぞっこんや朝6のコメントでもちらっとこのことを話していた。
聞き流してしまいそうなくらいさり気なく言うので、
え!?そうなの!?と驚いたことが何度かあったのを思い出す。
厳しい言葉かもしれないけれど、納得できる。
いくらお手本になるベテラン選手を連れてきても、
肝心の若手選手たちにベテランを見習う姿勢がないのなら、成長することは不可能だ。

昨日、社会人チームのエスポラーダを観てきたから余計そう思うのかもしれない。
旭川のある選手は平日は他の社員と同じように仕事をし、仕事のあとに札幌に来て練習し、
またその日のうちに旭川へ帰る。翌日はもちろん通常通り仕事がある。
毎日その日程なのかはわからないけれど、
働いたことのある人ならばこれが如何に大変なものかわかるはず。
それでも彼らはフットサルをやりたくて、二足の草鞋を履いた生活をしている。
プロと社会人チームでは単純に比べることは出来ないけれど、
プロとしての挫折の経験がない若手たちは環境に甘やかされ、恵まれすぎている。

自分を追い込んで厳しい立ち位置であることを常に意識していた、
砂さまや藤さん、みのさんが退団した。
残れた選手たちの中には、健作の言うところの"甘さ"を持った若手たちがいる。
いつまでもぬるま湯の中に居たいんだったら、好きにすればいい。
でもコンサドーレではそんな気持ちでやらないでほしい。部活動じゃないんだから。

みのさんが言っていた。
「サポーターは仕事を休んだり、お金を使ってスタジアムに足を運んでくれている」と。
藤さんが言っていた。
「ひとつのミスで、いつポジションを失うかわからない」と。
砂さまが言っていた。
「調整するキャンプではなく最初から100%のコンディションで臨んだ」と。

「いいじゃない、とにかく選手を応援するだけで。厳しいことには目を背けたい。」
そんなサポーターの気持ちがチームを駄目にしているのだとしたら
チームを残すために私は厳しい目を向けたい。
まだ"甘えの波"が来ていない選手には、さっさと先輩たちを追い越してほしいと思う。
でも、簡単にそうなってほしくないというのも正直な気持ち。

今季のチームの成績を、自分の責任と感じてくれている選手はどれほどいるんだろう。
ダイゴのように、もっと強いチームへ行けば自分はもっと出来る、と思っているのかな。
自分よりも試合に出場していたり、結果を出したりしている選手たちが退団して
結果が出ないことで批判を受けているのぶりんを見て、何かを感じてくれているかな。
「中心となり戦う若い選手たちの甘さを一掃しなければ、来年もまた痛い目に遭うだろう。」
健作の言葉を、危機感を持って重く受け止めてほしい。
今季退団せざるを得なかった選手たちの姿を見て、
フロントに不信感を抱く選手が出てきても不思議ではない。
それでもサポーターと一緒に強くなりたいと思ってくれる選手たちを、来季全力で応援したい。

posted by ひとみ |21:25 | コンサ徒然 | コメント(9) | トラックバック(0)