コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年04月02日

逃げずに戦い得る勝利。

悲願のJ1復帰を果たした2008年はとても厳しく、1年で降格してしまった。
勝てない試合が続く中で、このままじゃ1年で降格してしまうとか、
やる気のないチームを応援する気持ちになれない、みたいな意見もよくあった。

負けて打ちのめされた自分が傷つくのが嫌で、
なんとか傷つかないようにその場で選手に怒りをぶつけたりする。
そうすることで、自分が傷ついたことをごまかして逃げることができる。
応援できそうもない自分を正当化できる。
負けているチームについていくのは、精神的にきつくなっていく。
だから、勝っているスポーツを応援する。その方がずっとラクだもの。

でも、落ち込んだ日々のあとにやってくる勝利の喜びは大きい。何倍も何十倍も。
これは逃げずに応援をしてきた人たちだけしか知らない喜び。
勝っているスポーツだけを追いかけていると、きっと知らない喜び。
その喜びがあることすら知らないから、逃げ続けてしまう。勿体無い。

弱いから、負けたから、腹が立つから怒りをぶつけてあぁスッキリ、なんてことはない。
不満をぶつけることは、チームにもっと良くなってほしいと思っているということ。
勝っても負けてももうどうでもいいというのなら、もはや無関心のはず。
チームにもっと良くなってほしいのならば、一時その場で選手に不満をぶつけるよりも、
次こそはと応援の声を挙げたいと私は思う。


2連勝の中でなぜかこんなことを思わせる、朝刊の新聞記事。
弱いコンサが嫌になってハムを応援している人たちがいるんだそうで。
そんな一部の人を切り取って、ファンが流れたなんて言われたくない。
ただこれを読んで、よしコンサを応援しよう!という人は少ないんじゃないかと思ったり。

目の前の岐阜戦の先の、柏戦について取り上げる新聞記事があるのが気になる。
のぶりんや直さんにも、「勝って柏戦に」というコメントを言わせたがっている。
選手や監督は、しっかり目の前の試合に向かっているはずなのに。
情報が豊富にある今、自分でその良し悪しを判断できるようにならなければなぁと思う。

posted by ひとみ |23:56 | コンサ徒然 | コメント(2) | トラックバック(0)