コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年02月16日

~進化~ ミシャによる進化㉓練習試合北九州戦 選手予想

明日の、J1リーグ開幕戦へ最短・直結のスタメン候補競争に現時点での結論・選手評価が現実化されます。

今日のノノラジでは、未だまだ未定状態で、社長も不明、とのコメントがありましたが、そこは、社長のミシャ理解が未だまだ不足部分もある、と証明されてしまった訳で、そんな甘くはありません。
と言うのも、
ミシャ哲学の核心のひとつに「すべての事柄に明確な意味がある」があります。
そんなミシャにとり、初戦での絶対勝利獲得をとことん追求し、逸早くリーグポジションの好位置獲得を図る展開を意図するとしたら、
その一週間前の練習試合は、次週開幕戦の「最終テスト」で「スタメン候補」のテスト以外あり得ないからです。

そこで、明日のテスト試合起用選手は、
リーグ開幕戦での絶対勝利獲得を可能とする選手の選択となりますね。

戦術は確定、その前提で、戦術実践度が最高レベルとなり、更に上積み・即成長可能な選手の組み合わせで、
現時点までに、幅広く全選手に平等な機会の中でのプレイ確認を多数回行い、未だ不明段階ではなく、明確にポジション別に、戦術実践度順にランクされています。そこに、これから直近の伸びしろも加味し、ミシャの選択となりますね。

明日の「北九州戦スタメン・途中交代選手」=「開幕戦スタメン・ベンチ起用選手」を予想してみましょう。

CF(1名)〔候補〕ジェイ・都倉・ヘイス・内村
      【起用】㋜都倉 ㋚ジェイ
シャドー(2) 〔候補〕宮吉・三好・ヘイス・内村・チャナティップ・早坂
      【起用】㋜宮吉・三好 ㋚ヘイス
SH(2) 〔候補〕菅・白井・駒井・早坂・ジュリーニョ・田中・チャナティップ
      【起用】菅・早坂 ㋚チャナティップ
ボランチ(2) 〔候補〕宮澤・駒井・兵藤・稲本・小野・藤村
      【起用】兵藤・駒井 ㋚宮澤・稲本・小野 
DF(3) 〔候補〕福森・石川・横山・菊地・進藤・ミンテ・田中
      【起用】福森・ミンテ・進藤
         (福森故障離脱なら、石川)
GK(1) 〔候補〕ソンユン・菅野・阿波加
      【起用】ソンユン ㋚菅野

システム図では、
           都倉
       宮吉       三好
    菅   兵藤    駒井   早坂
       福森 ミンテ 進藤
          ソンユン
     
  途中交代70分頃 
    ジェイCF  ⇔ 三好・・都倉シャドーへ
    ヘイスシャドー  ⇔ 宮吉
    宮澤ボランチ   ⇔ 早坂・・駒井SHへ

  という所では??!   

対広島開幕戦を想定して、守備陣はハイタワー、前線はスピード+ハイタワーで、途中複数一挙替えで、前線・中盤もハイタワー化し、ハイタワー勝負、との展開ですね。

本日ノノラジではもう一点気になる箇所が。
「現在の仕上がり状況は?」との質問の社長回答が「20%」しかないとのコメント。 
社長の理想形が高過ぎ、現在値が低下したのか、実際にそんなレベルにしか到達していないのか。
しかし、元々「仕上がり状況の程度」が問題ではなく(余り意味が無いですね)、
現在のチーム力レベルが高いのか、低いのかが問題ですね。
「20%」でも十分なレベル・高さからの開幕戦と観えますね。
少なくとも、前年のコンサ戦力と比べると、数段戦力上昇し、仮に前年コンサと対戦すると「3-1」で勝利程度の戦力比に上昇しているものと観えますが。 やはりもう少し仕上がり状況は高く「50%」位まで到達しているのではないかと思いますね。

北九州戦の内容に注目です。

posted by yuukun0617 |20:51 |

2018年02月16日

~進化~ ミシャによる進化㉒熊本3次キャンプ現況

熊本3次キャンプは、開始3日目で、監督ミシャ不在でも、熾烈な紅白戦でのテストと評価が進行。

明日の北九州戦で一旦完成型となり、スタメン候補の決定、戦術実践度一定レベル到達、そして、熊本キャンプの主目的の「チーム全体のフィジカルコンディション調整によるコンディションアップ」となり、

それまでのコンサとは全く異形・異質の新チームスタイル・戦術による「戦力急上昇」に到達を「北九州戦の実戦テスト試合」にて、ご披露となり、リーグ戦線に打って出ます。

ミシャ戦術は、項目毎に実践度に差異がありますが、チーム全体の統一戦術として、全選手の共通理解と消化、実践プレイ実現となりました。

ミシャ戦術のポイントは、何回か掲載しましたが、あらためて再掲載します。

【目指すサッカースタイル】
システムは【3-4-2-1】。
①攻撃的サッカー・守備にリスクを掛けてまで行う「攻撃型サッカー」
②GK・DFからパスを繋ぐ「モダンサッカー」
③オシムと同じコンセプト「考えて走るサッカー」
④「仕事」との表現の「相手に合わせた守備的サッカー」も使用
【特殊型戦術】
⑤「可変DFライン」・・登録はDF3人・3バック、状況により2バック・4バック・5バックとDFライン枚数が可変。DFライン構成ポジションも可変。--「考えて走るサッカー」を選手が消化し、選手間コミュニケーションの中で、発見・産出の戦術
⑥「5トップ」・・登録は1トップ・2シャドー、攻撃時は、+両サイドWG=5人。--ミシャアイデア+選手間コミュニケーションで産まれた戦術。
【有効な戦術対抗策】
⑦結論から言うと、決定的な対抗戦術は未だ発見できていません。Jリーグに登場してから、11年間となり未だ「リーグに莫大な影響を与え続けている」優秀な戦術です。
唯一、有効対策とされているのが,
「完全同型システムのミラーゲーム」戦術の対抗策です。
しかし、「試合は潰し合い・膠着状態で、引き分け続出」と、「勝ち点1のみ」の単純手段しかありません。
ただ、浦和や広島でも発生の「キー選手に集中起用」による「選手故障・コンディション低下離脱」と「優秀選手の移籍・流失」との「戦術理解の中核選手の喪失」は、致命的なダメージとなります。つまり、戦術実践度の急低下となり、「リスク要因のカウンターによる大量失点」で敗戦続出となります。しかし、これは、「SUB選手のレベルアップ・育成」と「コンディション調整」「選手流失防止・阻止」で回避出来るものです。

あらためて再確認してみると、コンサの現況は、
①・・全面的に転換しました。その攻撃力は急上昇です。
②・・定着・実践度上昇中、特に、ビルドアップの精度・タイミング向上を図っています。
③・・全選手、現在も懸命に取り組み、監督期待レベル到達に近づく改善・向上を達成。急上昇中。
④・・いざという時の「守備的システム」は練習試合で試行テストし準備完了。
⑤・・ボランチのDFラインへのポジション変化、CBの攻撃参加は初歩段階は到達、現在、トライ続行中。精度・タイミング・質で適正選手が複数となり増加進行中。
⑥・・5トップ完成間近。タイミング・ポジショニングの向上を追求中。
⑦・・ハワイ実戦テストでは、「圧倒」レベルまで上昇。なお、急上昇中。

プラス、激しいトレーニングによりフィジカル大幅急上昇となり、その代償の累積疲労を「コンデション調整」により、コンディションアップ火進行中。
今までとは数段高いフィジカル力にて、コンディションもアップし、北九州戦~2/24初戦広島戦で、「チームフィジカルコンディションがトップレベル状態」とするとのステップを進行しています。

また、プレイ精度の追求を「熊本キャンプでの具体的目標」としましたが、
①シュート・・シュート決定率・得点力=ゴールターゲットへのシュート率
②パス・・パス交換成功率-ポジショニング・タイミング・パス(ショート・ロング)
③プレイ予測とプレイ決定スピード・・素早いポジショニング、予測プレイ
④守備プレイ・・プレイ予測・ポジショニングの各項目毎追及です。

更に、ミシャ監督の最大のキャンプ課題
「スタメン候補」の確立・選択を、個別選手毎プレイの課題改善を図りながら、実施しています。

福森は「ハワイPRC戦での、GKと激突」のダメージがあり、一時離脱もありそうです。その代替「石川」がその間隙を突き、スタメン候補獲得と実績作りに突っ込んでいますね。

明日北九州戦で、現在完成型のご披露です。
楽しみに待ちましょう。

posted by yuukun0617 |00:01 |

2018年02月12日

~進化~ミシャによる進化㉑キャンプ締め括りPRC優勝決定戦試合評価

ハワイ2次キャンプの締め括り、パシフィック・リム・カップ(PRC)優勝決定戦;対バンクーバー・ホワイトキャップス戦に、見事に勝利し、PRC初代チャンピオンとなりました。
本番試合の第2戦目として、前戦PRC初戦;対コロムバスクルーSC戦の激しい撃ち合いに競り勝っての優勝決定戦での【 1-0 】での勝利で、2連勝で、第2次ハワイキャンプを締め括ったものでした。
ここでは、試合評価とキャンプ総括について確認したいと思います。

1.試合内容と結果

①起用選手
コンサは、いよいよ、スタメン起用選手が90分間(試合全時間帯)出場となり、シーズン中に同様3名の途中交代で、最終盤に、福森の緊急交代を追加のみとなりました。
スタメンと途中交代選手は、

           都倉
       宮吉      三好
     菅   兵藤  宮澤   早坂
        福森 ミンテ 進藤
           菅野

  後半開始から、宮吉⇔ヘイス変更

           都倉
       ヘイス     三好
     菅   宮澤  兵藤   早坂
        福森 ミンテ 進藤
           菅野

  後半25分、三好⇔内村交代、一部ポジション変更
 
           ヘイス
        内村     都倉
     菅   宮澤  兵藤   早坂
        福森 ミンテ 進藤
           菅野

   【38分 都倉得点で、1-0】

  後半40分、福森が菅野と激突・内腹部打撲でも横山と交代 
           ヘイス
        内村     都倉
     菅   宮澤  兵藤   早坂
        福森 ミンテ 進藤
           菅野

未起用選手は、
・試合会場の人工芝ピッチを考慮し起用除外;ジェイ・小野・稲本・チャナティップ・ジュリーニョ・深井・ソンユン   と、
・未起用選手;白井・田中・菊地・阿波加・藤村 でした。

本番試合でしたが、起用除外主力選手がおり、スタメン候補選択とはなっていませんね。とは言え、Aチーム候補+Bチームの混合起用で、90分の実戦プレイとなり、多くの選手で、スタミナコンディション低下も観られず、累積疲労中でも問題無しでした。

②試合展開

コンサのミシャ戦術は、
相手チームの攻撃手段を限定し、ロングボールの放り込みとストロングポイントの派生セットプレーに絞り込んでしまいました。
つまり、
ミシャ戦術の「パスサッカー戦術」による連続パス交換攻撃を防御するために、ブロック守備を崩すことを避け、2~4人までの少数攻撃陣での攻撃の守備バランスに落ち込みました。
しかし、その攻撃は、コンサの空中戦支配率の高いハイ守備陣で、弾き出し成功しませんでした。
唯一のポイントが、コンサのGK・DFラインからのパス交換・ビルドアップでの数回のミスプレイ(パスミス・ボールコントロールミス)で、ゴール近い自陣でのボールロストからのショートカウンターを浴びるもので、大きな課題点のひとつとなるものでした。

対する、コンサの攻撃が、特に5トップ(前線3選手+サイド2選手)への縦パスでのミスが10回程度あり、その都度、攻撃急停止となるもので、「パス交換がどこまで行っても最大課題」となりました。
相手陣のプッシュアップ(ラインアップ)の消極性から、スペースも乏しく、DF裏・サイドへの飛び出しもほとんど無く、有効的な揺さぶりやギャップ作りプレイが無く、攻撃も停滞しました。

これらの、コンサ・相手状態から、膠着状態時間帯が長時間となり、特に後半は、10分~28分の20分間は完全な潰し合い時間帯に終始しました。
後半は、昨シーズンのコンサ試合展開に近いものでしたね。

そんな膠着状態の中でも、複数、連携プレイでの相手陣崩し攻撃が作動し、ミシャ式攻撃はありましたが、その回数・時間帯が少な過ぎでした。

そして、再三のセットプレイから、福森FKシュート~GKスーパーセーブ~落ち際を予想しポジショニングしていた内村がゴール前で緩いヘディングシュート~ゴールイン前にカットし都倉のダメ押し押し込みヘディングシュートで得点。そのまま、守り切って【 1-0 】で勝利し、優勝となりました。

③内容

a.コンサボール支配率は、見た限りでは65%超で、試合はコンサのコントロール。前半;60%、後半;65%超、トータル;65%超

b.シュート数は、
前半 コンサ5本(枠内2本)-相手1本(枠内0)
後半 コンサ4本(枠内2本)-相手2本(枠内0)
         得点1
合計 コンサ9本(枠内4本)-相手3本(枠内0)
・都倉4本(前半3本-枠内0、後半1本-枠内・得点1ヘッド);枠内シュートが問題です。枠内・ゴール内ターゲットのシュートへの意識が、その他のプレイ実践に注意を取られ、又低下しています。

c.福森のプレスキックは突出したスーパー武器です。FK;直接シュート2本で、1本が左コーナーピンポイントで、GKのスーパーセーブあるも内村のこぼれヘディングシュートを途中でカットした都倉のヘディングシュートの得点。(都倉の手を出す、カットからのシュートが無くても、内村のゴールでした。)もう1本も、アッパーゴールバーへ直撃。CKも、ドンピシャの都倉ヘディング(ゴール枠外)シュートを始め、スーパーキックが多数ありました。

d.パス成功率 
自陣・・70%(不成功30%がカウンターリスクに繋がっている)
敵陣・・60%(5トップへの縦ショートパス成功率40%の低率で、連続パス交換が中断する)
ミシャ戦術での「継続追及課題」ですね。
しかし、その上昇、特に敵陣での上昇は、得点力・攻撃力に直結するもので、パスの出し手も大きいですが、受け手のポジショニングの適格性と迅速タイミングに掛かっています。キャンプ終盤での最大課題で、急上昇が可能な重要ポイントです。

2.試合評価、および、キャンプ評価

客観的に評価しても、

MLSの1部上位と中堅の2チームを撃破し、
ハイテクニツク・パスサッカータイプの前試合、
堅守・速攻ストロングタイプの本日試合、の異なる2タイプとの対戦相手に、
共通戦術による勝利で「撃ち合いにも・堅守均衡勝負にも」対抗し勝利するチーム力に到達を証明。
未起用の主力選手も多数で、フル起用でチーム力は更に数段上昇し、強力チーム力へ到達寸前の高い評価となります。

監督ミシャからはどうでしょう。
ミシャは、練習では「徹底したレベルアップ=もっと高いレベルを追求」を激しく・とことん、全選手に求めますが、
試合では「勝利結果」最優先で、勝利結果では「プレイ選手頑張りました」と評価します。逆に、敗戦結果は「良いプレイもあるだろうが、プレイ選手それぞれ問題があり、練習をもっと多く、とことんするもの」と評価となる事は有名ですね。【どんな勝利にも、その結果となる理由と意味がある】との哲学で、【先ずはその場面を尊重する】との姿勢となります。
ミシャにとっては、ピッチ条件からの選手起用ハンデを認識するも、また、多大なプレイ内容の問題点を意識するも、起用選手たちによる勝利獲得は大きな意味として認識し、プレイ選手は評価されます。
という事で、
スタメン獲得競争では、一歩リードとなりますが、次練習試合=キャンプ内紅白戦出のスタメン=Aチーム候補ですが、そこでの結果により、未だまだ変動して行き、最終テストの2月17日「テストマッチ北九州戦」で完成・確定です。それまで、選手起用のスタメン候補競争の中で、戦術実践度での課題・テーマは大きく改善されて行くステップです。

現在、
【ミシャ戦術実践度65%】まで上昇中。
【フィジカル能力80%付近】まで到達。(荒野・河合除く)
【選手戦術消化占率
 85%・・3%(1名;駒井)
 75%・・20%(6名;三好・兵藤・小野・白井・菅・菅野)
 65%・・43%(13名;宮吉・ジェイ・チャナティップ・ミンテ・ソンユン・
      深井・石川・進藤・早坂・内村・稲本・福森・ジュリーニョ)
 55%・・27%(8名;都倉・ヘイス・田中・藤村・横山・菊地・
      宮澤・阿波加)
 20%・・7%(2名;荒野・河合)】の到達状況。全選手上昇必須。
 65%以下の選手は
  「パス交換が課題;出し手パス・受け手ポジショニング」
  「実践集中度とプレイ判断スピード(両方意識)も課題」。
 
3.キャンプ明け

 昨日、夜間試合19:00~21:00にて、キャンプ全日程を終了。
翌朝、移動開始で、熊本の第3次キャンプへ移動。

熊本キャンプは、
2月13日~2月17日練習試合北九州戦~2月23日シーズン初戦広島戦へ前日移動~2月24日シーズン初戦広島戦~熊本キャンプへ帰還~3月1日熊本キャンプ終了・シーズン第2節C大阪戦へ前日移動
~3月2日第2節C大阪戦~帰札~第3節3月10日札幌ドーム;清水戦との、あと18日間の日程となりそうですね。

ロングフライト移動は大変でしょうが、チーム一丸、監督も一緒に愉しみながら頑張りましょう。


    

posted by yuukun0617 |00:19 |

2018年02月09日

~進化~ ミシャによる進化⑳PRC第1戦に勝利!-試合評価

待ちに待った勝利を、全プレイリアルタイムで視聴し、選手・監督、皆様多くのサポーターの方々と、見届け、分かち合う事が出来ましたね。

テスト試合からステップアップし、準本番として臨んだ「パシフィック・リム・カップ(PRC)の第1試合:コロンバス・クルー(MLSEastern5位)戦」に、「3-2」で勝利ですね。

その前に、試合会場ピッチは「人工芝」でした。一部に、芝下の堅いサーフェイスが原因で、筋損傷ダメージを受け易いとのイメージが根強いですが、各大学での実験では、天然芝・人工芝での疲労度・筋損傷度にはほとんど差がなく、「土」グランドの方がはるかに高率の損傷率・疲労蓄積度との検証結果だそうです。しかし、ボールスピードは、高かったピッチコンディションでした。また、途中、駒井が筋肉系で離脱・交代した様でしたが、ピッチコンディションとは無関係ですね。

本日試合につき、簡単に評価してみましょう。

≪起用選手・試合ポイント≫

前半と後半で、選手はほぼ全面交代となりました。

●前半=スタメン=現Aチームは、

         ヘイス
      宮吉      早坂
  田中   小野   兵藤   白井
      石川 横山 進藤
         菅野

①試合結果【 2-2 】=失点~同点~PK失点~同点=良く追いついたもの。根性で同点としたもの。プレイ内容は問題・課題点満載ですが、累積疲労で動かない身体での勝利は、精神力・闘志そものと大評価。
②びっくりのヘイスCFのワントップ、早坂シャドー、田中LWG起用。
3選手共に、持ち味発揮し、起用は成功。しかし、枠内シュートも含め、「決定力」が大問題です。また、石川は練習復帰後直ちにAチーム起用の厳しさにもビックリ。それにしっかり応えたプレイで評価でした。
③シュート数コンサ7本(枠内3本)vsコロンバス3本でコンサ優勢。
④コンサ時間帯は、スタート~10分の僅か10分程度で、枠外シュートのみしかなく、チャンス喪失で、リズムを喪失し、時間帯が簡単に終了。
⑤ボール支配率は、コンサ時間帯は65%程度で、その後、一進一退となり、全般で50%の互角状況。
⑥縦パス成功率は、依然として低率で、20%程度にとどまり、パスミスからカウンターのリスクが多発。
⑦失点は、守備陣破綻ではなく、個別選手のプレイミスが主因・起因。1失点目;CB横山の判断遅れから、クリア・パスのプレイ遅れをつかれ、ボール奪取されたもので、パーソナルミス。それ以外にも、横山は、複数回、同様なポジションのミス、プレイ判断の遅れを突かれリスク局面多発。
2失点目;LWG田中が、GA前のスペースをカバーしていたところをドリブルで突っかかられ、足を相手選手とボールの間に差し込むも、相手選手へのオブストラクションを取られたミスプレイでのPK。

●後半=現Bチームは、菅野以外交代で、

          都倉
      内村      三好
   菅   宮澤    稲本   駒井
      福森 ミンテ 菊地
         菅野

①試合結果【 1-0 】トータル 【 3-2 】で勝利。
 しかし、試合開始時刻20:00過ぎ~22:00の夜間試合で、今までの昼間練習と違和感のある時間帯で、両チームとも、20分(65分)~は展開・トライ・突っかけの少ない、小運動量試合。
②宮澤ボランチ、ミンテCB復帰後直ちの起用もビックリ。
③後半開始~4分の短時間コンサ時間帯で、連続パス交換から鮮やかに三好の得点で「大逆転」。
④5分(50分)~45分(90分)両チームとも有効なパス交換、縦パスも成功せず、膠着状態のまま終戦。「潰し合いも評価」するとすれば、意味ありとなりますが、ミシャサッカーとは真逆。監督は、途中から、「1点勝ち」での「守り勝ち」を狙い勝利したならば違いますが、そうでは無く、勝利の称賛の後、「激しい言葉」を浴びせたのではないでしょうか。
Bチームの起用選手は、今後、厳しい展開が待っているかもしれません。
かなり不味い試合とした、という事ですね。

いずれにしても、前半・後半の起用選手は、通常のキャンプではあり得ない過酷なフィジカルコンディションの中で、実戦モードでの「逆転勝利」を獲得し切った事は、凄い事です。これだけで、

「ハイフィジカルをコンサがチームとして獲得した」それも
「ハイレベル戦術の実践達成」
     
    により、との進化を現実として証明したんですね。

次戦の「PRC優勝決定戦」で、更に「スタメン候補確立」を進行です。
明日の練習も、試合後に拘わらず、低減は期待出来ないハードトレーニングで、本日での課題を解消し、より改善・レベルアップを目指します。
本日、オフ扱いの複数選手も、明日はハードトレーニングの真っただ中にいる事でしょう。

ハワイ2次キャンプ締め括りです。

posted by yuukun0617 |21:34 |

2018年02月08日

~進化~ ミシャによる進化⑲ハワイキャンプ第1練習試合評価

サポーターの皆さんの声は、オール危機意識で、試合結果からは「破綻」との認識は当然と思いますが、そんなに悲観はしていません。
その理由は、
①「本番=シリーズのスタメン候補による実戦テスト」は、次戦の「PRC初戦コロンバスクルー戦」で、昨日は、文字通り「テストマッチ」で、試験起用と60分・45分・45分の課題指定・時間限定のテスト起用。
②チームのフィジカル状況は、最低レベルで、動かない身体での精神力と、動かないと発生する課題(ミス・リスク)の実体験テスト。
 という点です。

昨日の起用選手は、

「ホワイトキャップス戦」45分×2本で、

(1)1本目~60分(2本目15分)-60分-
   「 0-3 」の 敗戦結果
   第一チーム=一応、Aチーム扱い 起用選手は、

            ジェイ
         宮吉     三好
      菅   深井   駒井  チャナティップ
         福森  宮澤 菊地
            ソンユン

●起用テスト;右サイド-チャナティップ、ボランチ-深井、CB宮澤。
しかし、残念ながら結果は、
a.チャナティップ;1対1での突破、ポジションずれでのロスト多発し、流れの2失点はチャナ起点によるもので、ポジションチェンジは当面無理。
b.深井はパス交換役にはなるも、ポジショニングずれ・遅れ多発で、未到達。
c.宮澤は、ビルドアップ(ロングフィード・ショートパス共に)低レベル。

3選手とも、戦術実践度最高のAチームにいれてみたものの、ポジションの適合性、実践プレイレベルは合格とはならず、「0-3」との原因となり、起用は時期尚早との評価、ではないかと思います。

●フィジカル低下の最大の悪影響ポジションは、前線3選手とサイド2選手で、前線3選手とサイド2選手への縦パスが、度々失敗。パス側4:受け手側6の原因で、パス受け位置への移動タイミングの遅れが原因ですが、身体が動かない状況により、意識は適正でも、身体・プレイが意図通りに動かないとの状況。「パスミス=ボールロスト=相手攻撃へ切り替え】が多発し、大量失点のもう一つの主因。【身体が動かないと、どんなリスク・ミスが発生し、どんな結果となるか】実戦体験した点は、チーム全体へ波及している様です。

(2)60分(2本目15分)~3本目15分 -45分-
      「 0-1 」の試合結果
   第二チーム=現時点Bチームは、

             都倉
         内村      ヘイス
    ジュリーニョ 兵藤  小野   早坂
          進藤 稲本 横山
             菅野
●起用テスト;稲本のCB以外は通常ポジションで、昨シーズン型で、稲本の経験累積・習熟化狙い。
●フィジカル低下で、戦術実践度ダウン

(3)3本目16分~45分 -30分-
      「 1-3 」の敗戦結果
  第二チーム修正版は、
             都倉
         内村      早坂
    ジュリーニョ 兵藤  藤村   白井 
          田中 横山 進藤
            阿波加
●起用テスト;早坂のシャドー・ボランチ藤村の経験累積程度で、こちらも従来ポジション踏襲
●フィジカル低下による運動量低下により、パスサッカーは「パスミス多発=ボールロスト多発」で、大量失点原因。

との内容。

しかし、あらためて、各選手の状況を考えると、

「毎日実戦形式での試合練習~1日毎により本気度が急上昇する実戦試合」の日程で、
「週1回テストマッチ~週1回実戦との週2回試合サイクル」のシーズン内日程と、真逆の、「週6日試合日程」の真っただ中にいます。

詰まり、身体の累積疲労回復前に、更に累積負荷を掛け続け、また、動かない身体での練習・練習試合・本気実戦では、精神力が大きく影響し、「どんな過酷状況でも闘争心と闘争プレイ」をやり続ける選手へのステップアップを、ガッチリ・ぎつちり図る「地獄」のキャンプです。

Jリーグの各チームを見ても、これほど過酷な、激しく、厳しく、高い目標とレベルの戦術実践にトライするチームはありませんね。
≪いまどき!≫という言葉が浮かんで来ますが、≪だからこそ!≫という言葉も見えて来ます。
ミシャと”苦闘の汗”を流すトレーニングをした「広島・浦和」の選手が、今も、トップでいる理由と、ミシャを尊敬し続けてる理由の源が、今起きている、と考えます。

練習メニューを調整すれば、「劇的にコンディションアップ⇒戦術実践度急上昇」は確実だと思いますが、なお、「よりアップを目指す」監督・選手・チームの姿勢に評価と称賛を掲げたいと思います。
   
本当に、ギリギリで、倒れる寸前で、激しいキャンプだと思いますが、先を信じて、ひたすら、追及して欲しい、と思います。

さあ~! 次戦は、本番の 新戦術コンサ初カップ戦 MLS5位Wクラス選手多数在籍の強敵コロムバスクルー戦です。 

コンサの真髄を見せる時が来ます。
基本スタメン候補と途中起用候補のお披露目試合です。

フレー!フレー!コンサ!!

posted by yuukun0617 |13:34 |

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