コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年05月29日

~進化~ 第14節広島戦へ勝利!へのコンサ戦術・試合展開・メンバー予想

いよいよ、第14節広島戦。
今シーズンポジションを決める前提ポジションで、今節での順位は重要です。
前ブログで、広島現況からは、コンサ勝利への展開は大きく開かれており、確実に「勝利・勝ち点3」を仕留めましょう。
そのためのコンサ戦術・試合展開・メンバーの予想・考察です。
1.戦術・試合展開
広島は、激震・浦和と同様、ミシャの洗礼チームですが、現行戦術に大きな疑問・課題が噴出しています。しかし、広島の本来スタイル<堅守・速攻>も、堅守のみが現存し、攻撃パターンは「クロス」程度しかなく、通常サッカーでの最大得点機となる「セットプレー得点」は僅か1得点のみ、得意のクロスも4得点で、サイドを抑えられると、ゲームメイクは殆ど機能しません。
➀コンサの対戦戦術は、通常・コンサ式ミシャ戦術で、試合を圧倒・支配可能です。
広島・攻撃は限定パターンを封じる事で、大きく減退させられますが、試合課題は、「広島堅守」を破り、突破する手段がポイントなります。
コンサ式ミシャ戦術攻撃・・
a.可変システムで、広島システムに、マーキング・カバリングでの激しい変化により齟齬・ギャップを作り出し、堅守に歪み=ギャップ・ズレを発生させる。
b.ジェイ・TOP起用・武蔵・シャドー起用は、ロング・ミドルフィードのWポストターゲットとなり、ロング(フィード)ポスト・ミドル(フィード)ポストで、相手DF裏・最前線・やや下がった相手バイタルエリアと3つのエリアでの、ポストを起点としたショートパス交換・ドリブルで、「謂わば、ショートカウンター」状態を、ゲームメイクで構築する。(前線ボール奪取から、との受動的開始ではなく、攻撃・ゲームメイクとの能動的なショートカウンターを展開するコンサで産み出された新戦術です。)
c.サイド突破からのクロス・センタリング攻撃
d.サイドチェンジを連続・反復し、相手陣左右に揺さぶり、ギャップ・スペース・数的優位を作り出す。
e.パスサッカーの連続ショートパス交換で、ビルドアップ・ゲームメイクし、ギャップ・ズレを作り、その穴を突く。
f.各攻撃での派生セットプレー(リーグNo.1プレスキッカー+ヘディングシュート・高さ優位のシューターがいるコンサは、セットプレー得点力は、リーグNo.1のストロングポイント)
との6つの攻撃パターン~多彩攻撃パターンで、コンサのゲームメイク~決定機構築力はリーグNo.1で、
最後のピース=シュート決定力 が機能すれば、複数得点・大量得点獲得は、確実です。・・しかし、ここ数節のコンサ低迷は「このシュート決定力の低さ・低レベル」が原因でしたが、「ジェイの復帰」で、「ジェイは当然、武蔵等も大きく好影響」となり、一気に「シュート得点力」は改善となります。

➁試合展開は、試合開始直後からしばらくは、広島堅守で、均衡状態が続きますが、前半・30分前後で、その均衡も、広島守備破綻・コンサ先制点獲得となり、その後はコンサ攻勢が中心で試合終了まで展開し、コンサ追加点が重なり、最終試合結果は「複数得点差でのコンサ勝利」=ズバリ!「3-0コンサ完勝」を予想します。

2.メンバー
故障・長期離脱選手の復帰・復帰目途が続き、戦力大幅ダウンは、一歩ずつ改善し、今節では、ジェイ復帰で、一気に戦力回復が進み、J1リーグ中位の上レベルまで到達しています。コンサ式ミシャ戦術の実践度は一気に改善・回復していますね。
では、
 スタメン
           ジェイ
      チャナティップ  武蔵
     菅   深井   宮澤  ルーカス
        福森 ミンテ 進藤
           ソンユン
サブ
      岩崎・早坂・白井・中野・石川・金子
      菅野

 スタメンは、鉄板ですね。

posted by yuukun0617 |21:05 |

2019年05月28日

~進化~ 第13節リーグ動向~公式試合データより、そしてコンサ現況

今シーズンの一区切り期・小中断期を区切る第14節となりました。
第14節は、今シーズンのチームポジションを決定づける「重要節」で、そこでの順位が今シーズン最終順位に直結するとの展開予想から、そこで、「前年上位=3位チーム勝ち点数~26」へ到達の是非が、大きな試合目標となりました。
しかし、シーズン序盤の好調期から、4連敗や戦績低迷が続き、現在勝ち点20は、残る1試合で勝利(勝ち点3)を積み上げても、「勝ち点26は未達」が確定。
その原因は、Aチーム・主力選手・故障長期離脱の戦力低下を、バックアップ選手層で「戦力維持での代替」の失敗で、「低いチームバックアップ力・総チーム力」を露呈したものでした。
しかし、現行Aチーム・主力選手は、チーム全選手、ミシャ戦術への一斉取り組みの結果、そのトップポジションに立ったもので、バックアップ選手は、その取り組みに結果を出せなかった選手であり、「代替など不可能」は当然でした。
そのため、現在コンサ選手保有戦略は、次のフェーズに入りました。
(1)現行A・トツプ選手(故障離脱組も)のコンディションアップ
(2)このまま(=トレーニング等取り組み)で、Aチームトツプ入りの結果を見込める『育成選手』を特定・決定し、集中特訓する。
併せて
(3)「ミシャ戦術理解・実践の意思・意欲ある、次代の有力選手獲得」を「大学層」に求め、既に【4選手獲得】~金子はボランチ・サイド・シャドーに適正が高く現在戦力、高嶺ボランチ・サイド、田中CB・サイド・ボランチの3選手獲得決定、更に、U-22代表GKオビ・パウエルを獲りに行きます。
最後に、その結果、
(4)現在サブポジション選手は、戦術理解・実践のレベルアップ可能性を厳密に評価し、見込めない選手は「次シーズンチーム構想から除外」⇒「第2ウィンドーにて移籍」も想定。
この第14節終了時点は、年間シーズン展開上、選手保有戦略での「分岐点」です。日本以外では、現在、シーズン終了~次シーズンの戦力整備・補強期となり、当然、日本もその影響下にあり、コンサも「選手の保有判定、次の獲得目標・ターゲット発掘・交渉開始」時期の始まりです。

第14節は、
Aチーム主力選手には、シーズンポジション=最終順位のためには<負けられない闘い>、一方、
現サブ選手は、<自己の存立の分岐点>として、「活躍・高レベルプレイ力」を示さなければならない「必死の重大節」です。

では、次節対戦・広島のチーム点検です。
1.広島チーム現況
先ず、戦績現況は、
順位7位 勝点20 6勝2分5敗  得点16 失点9 得失差+7
前年・同節は、
順位1位 勝点34 11勝1分1敗 得点19 失点5 得失差+14
前年は、圧倒的1位圧倒的を独走し、2位FC東京に勝点8の大差をつける絶好調状況で、対比すると「得点△3、失点+4」と合わせて「△7点」低下し、結果、順位7位。今シーズン展開は、6・7節に一瞬首位となるも、その後下降し、現在中位を上下する状況。
コンサとの対比は、
順位8位 勝点20 6勝2分5敗  得点17 失点17 得失差0
と戦績は、完全同値で、「得点+1優位 失点△8劣後」と、特に守備力に劣後しています。
2.概要
 昨年「4ー4ー2」から「3ー4ー2ー1」へシステムを変更。その狙いは、「ポゼッションの向上」で、昨季の広島の失敗;強度の高い守備とパトリック決定力で、シーズン前半快進撃~相手対策により夏場以降に転落。攻撃パターンのバリエーションの少なさが失速の最大原因であり、今シーズン「ボールコントロールでゲームコントロール」との意図。広島が三度の優勝を果たした布陣へ復帰システム。守備重視の上、最終ラインから丁寧にボールをつなぐポゼッションスタイルの構築し、ボールを持つ時間を増やし、複数が連動して相手ゴールに迫るとの個に依存した昨季の戦いから組織の戦いへの脱却を狙う。
しかし、結果は、支配率は、年47.1%⇒今年43.6%と低下し、逆効果。
パス数も、昨年460本/試合⇒今年458本/試合と、全く増加していません。
そのため、守備力はやや低下、改善が絶対要件だった攻撃・得点獲得力は、一切向上せずやや低下。
守備力は、リーグ4位の堅守を維持するも、攻撃の各項目は、一律リーグ最下位水準値で、攻撃・得点力はリーグ水準以下で、今後、現在順位の維持も極めて困難との現況です。選手層は優秀選手も多数保有し、戦術次第で爆発も可能ですが、現監督での浮上は困難でしょう。
今シーズンの項目別・リーグ順位を記載しておきます。
得点7位 シュート数14位 枠内シュート14位 決定率5位 パス10位 成功率9位 30m進入数9位
失点5位 被シュート数2位 被決定率5位 クロス3位 支配率17位 走行距離3位 スプリント15位 ・・守備力は全項目高いレベルで、堅守。攻撃は、個の能力値(決定率・クロス)のみ高いが、他の項目は、ほぼリーグ下位で、弱攻撃力を示す数値。得点パターンは、クロス・ショートパスのみで、セットプレーは弱い。

一言で表せるチームです<眠り続ける虎>で、眠っている限り、穴も多く、「持ち前・ストロングだった<勝負強さ>は過去のもの」で、今のうちに十分に撃破可能対戦チームです。

posted by yuukun0617 |22:06 |

2019年05月27日

~進化~ 第13節リーグ動向~公式試合データより、そしてコンサ現況

コンサのシーズン展開も、一時の快調・上昇期が終了し、現在、次の上昇期への序章開始のための準備期間に入りました。
今シーズン目標は、
〇リーグ戦・・上位・3位以内達成
〇カップ戦・・ルヴァン杯、または、天皇杯のどちらかチャンピオン獲得
でしたが、
リーグ戦目標は、その前提だった「今シーズン、唯一の中断期間前第14節で、前年3位獲得勝ち点26獲得」は、現在あと1試合で「勝ち点20・△6勝ち点」で到達不能で、一気に暗雲が立ち込め始めるところでしたが、上位チームが軒並み敗戦となり、上位陣との勝ち点差は「想定よりも離れず、3位に、勝ち点4差(=1勝利+1引き分け差)」に止まり、「やや遠いですが、射程圏内」で、今後のコンサ勝利次第となっています。
カップ戦・ルヴァン杯は、計画通り、Aチームスタメン投入のA・Bスクランブル選手起用の奇策により、ステージリーグを突破し、磐田とのプレーオフ・HA2連戦で、現在弱体磐田相手で「勝算・在り」で、ここから十分戦える状況です。

次節・広島戦での「勝ち点3・勝利」が全ての絶対条件ですね。

では、今節・13節、J1リーグ動向を公式試合データから点検です。
1.第13節J1リーグ動向~公式試合データより~
➀先ず、今シーズンNo.1となる「複数・大量得点」獲得チームが多発しました。
 ここ3節の得点分布から動向を。
第11節 3得点以上・3 2得点・2 1得点・5 無得点・8
第12節   同  ・3  同 ・3  同 ・7  同 ・5
第13節   同  ・5  同 ・0  同 ・5  同 ・8
 ・・⇒ 一見、今節は「攻撃優先の多得点」試合と見えそうですが、複数得点チーム数は、前節より1チーム減少、また、無得点チームが、8チームと今シーズン最低得点節となった第8節と同チーム数で今シーズン「無得点最多発生節」でした。得点平均「1.3得点/チーム」も、前節「1.4得点/チーム」を下回り、真の姿は「やや攻撃低下の節・動向」となります。しかし、確かに「4得点チームは、4チーム」と多数となりましたが、「横浜前節4得点・2試合連続」以外は、前節「無得点か1得点」チームで、3チームとなり、「連続性ではなく、改善努力や方針変更」によるものでした。
➁試合データを前節と対比してみます。~リーグ平均値です~
   得点 シュート数 枠内数 決定率 30m攻撃数 運動量 スプリント数 
12節1.4 12.2本 4.7本 11.4%  41回   113km  172回
13節1.3 12.3本 3.4本 10.6%  39回   111km  164回
➀の理由も、ここに表れていますね。
一目で明白です。全項目、数値低下となりました。この原因は「暑さ」が主因です。我がコンサの「ドーム・G大阪戦」以外、全試合が「過酷な熱環境」の中での試合となりました。その結果が「走行距離(運動量)・スプリント数減少」~「プレー精度低下(シュート精度;決定率・枠内、パス成功率低下)」~「攻撃回数減」となり、更に、「守備力低下」⇒「大量失点」多発=4得点チーム多発、となったものでした。
・・・⇒ 【今節のリーグ動向;「暑さ」への強弱が、「走力・運動量・精度」に直結し、全体ではプレイ低下、一部の「暑さ」に強いチームのみが、相手戦力低下を大量得点に繋げた大勝を獲得】 となります。

コンサは、「ドーム・ホームは変化はない」が、「アウェイで、その洗礼を被る事態」が待っています。~コンサに、最大の至難条件です。

2.コンサ動向・現況~公式試合データより~
コンサの試合データも、前節対比で見てみましょう。
   得点 シュート数 枠内 決定率 パス数 成功率 運動量 スプリント数
12節  0 11本  4本  0%  535本 83.6% 109km  147回
13節  0 16本  5本  0%  587本 87.1% 112km  159回
得点は、無得点が連続してしまいましたが、その他はつ、全項目、プレイ数・精度が上昇し、リーグ動向とは真逆動向となりました。
「ミシャ・ベストパフォーマンス」との評価の理由です。
しかし、G大阪数値と対比すると、コンサ圧倒でした。「勝利が相当な試合だった」という事です。

ここで、久し振りに、コンサの項目別レベルを順位で確認してみましょう。

順位  
8位
攻撃
得点 シュート数 枠内数 決定率 30m攻撃数
6位 1位  7位  12位  7位   
      ※212本で広島と同数
パス数 成功率 クロス 成功率 セツトプレー得点数 クロス得点数
7位  4位  1位  4位   1位     10位
守備
失点 被シュート数 タックル数 クリア数  インターセプト
10位  8位  13位 10位  5位
基本
支配率 運動量 スプリント数
8位  6位  15位
現況=第13節時点
◎・・シュート数(=ゲームメイク力)、クロス数、セツトプレー得点
〇・・得点、30m攻撃数、枠内数、パス数、パス成功率、クロス成功率、インターセプト数、運動量
△・・クロス得点、失点、クリア数
☓・・決定率、タックル数、スプリント数

◎・J1レベル到達は、高いゲームメイク力、パス・クロス数と成功率、運動量です。


posted by yuukun0617 |23:23 |

2019年05月25日

~進化~ 第13節G大阪戦勝ち点2喪失!

惜しい試合!
ミシャ試合後コメント「ここまででベストパフォーマンス試合」との高評価の試合内容。
守備・守備から攻撃切り換え・攻撃・攻撃から守備への切り換え、
の全局面で「走り切り・戦術真摯な反復・強い球際」の近時主要3事項での高いパフォーマンスが実践され、唯一シュートの「得点化」だけが不足との内容。
しかし、その唯一の不足項目「シート得点化」も、「シュート精度」の問題ではなく、G大阪の超強力「シュートストップ力」=「DFとGKの固有守備力」とのG大阪の優秀さによるもので、コンサが改善すべき項目は「皆無」との、極度に高い、試合内容の自己評価でした。

サッカー≪勝負運≫の問題とも成り兼ねませんが、試合結果は相当との評価が適正です。

しかし、この試合の「シュート精度」で、満足するのなら、今後、優秀DF・GKチームからは、得点不能となります。
「シュート精度」を「枠内シュート率」と置き換える事が誤りの始まりです。
「得点となるシュート精度」が、試合に必要な、要求されるプレイ精度で、コンサは本当に、その項目の低レベルが「無得点」の原因で、ここ3試合連続「無得点」の原因です。そして、この改善無くして、「攻撃型、超攻撃、高い攻撃力」などおこがましく、「得点には到達しない<謂わば、眼の無い竜の絵・そのもの>」で、今後もさらに「無得点」が継続する未来としてしまう、ものとなります。

ですから、本日試合は、確実に、「シュート精度を欠いた」プレイにより、「勝ち点2を喪失」した試合という事です。
確かに、守備・守備から攻撃へ切替・攻撃・攻撃から守備へ切替の4局面は、高く、ハイレベルのプレイを実践しました。特に、ゲームメイク力は、「強力攻撃力」が復活出来ました、・・それも、<ジェイ抜き>で。 ここは、ミシャが造る根幹部分ですが、大満足のプレイ群となったもので、「ベストパフォーマンス試合」との評価も頷けますね。  ここだけでも、本日試合の成果は、今後のためにも「多大」です!!
しかし・・だからこそ! 「得点となるシュート精度」が大問題となる訳です。

ここで、本日試合の速報データを見てみます。
20分  コンサ  VS  G大阪  コンサが優位か・不利か
     49% 支配率  51%    -
      3本 シュート  2本    -  均衡
     25km 走行距離 25km    -
前半戦  51% 支配率  49%    ー
      9本 シュート  3本    ◎  ゲームメイク圧倒
      7本 枠内数   1本    ◎  シュート精度高い
     329 バス数  325    -
     87% 成功率  86%    -
   ボール占率(コンサ-ミドル-ガンバ)
     17% 56%  27%    - 中盤勝負・ややG大阪内増
後半戦  53% 支配率  47%    〇 コンサやや支配
      9本 シュート  5本    ◎ コンサ圧倒
      4本 枠内数   2本    〇 コンサ精度低下
     307 パス数  267    〇 G大阪大きく減少
     87% 成功率  84%    〇 G大阪低下
   ボール占率(コンサ-ミドル-ガンバ)
     17% 52%  31%    ◎ G陣内が急増  
全体値  52% 支配率  48%    〇
     18本 シュート  7本    ◎ コンサ圧倒
     11本 枠内数   3本    ◎ コンサ圧倒・高精度
     636 バス数  592    〇 コンサ久々の600本超
     87% 成功率  85%    〇 精度前後半高レベル維持
   ボール占率(コンサ-ミドル-ガンバ)
     17% 54%  29%    〇 G陣内やや多い

➀全体値 全項目が、コンサ◎か〇で、試合は均衡ではなく、コンサ優位・圧倒した試合内容でした。・・ミシャコメントは「両チーム共高いパフォーマンス」でしたが、実は、G大阪は「ビルドアップ~ゲームメイク~決定機(=シュート機会)」は「貧弱な内容」だったとの数値です。印象では、強い「決定的場面」が鮮明でしたが、よく見ると「ソンユンによるファインセーブ」は数える限りで、僅かだった事に気付きます。対して、東口には「超美技・ファインセーブ場面」が多数回ありましたが、その事が「GKがセーブしなければ得点となるシュート=<枠内シュート>だった」事を証明しています。それ程、攻撃での「ゲームメイク力には大差があった」ものでした。また、ボール占率から、G大阪陣内占率が高く、試合展開で「コンサ攻撃のボール占率が多かった」事が証明されています。
 ・・⇒ やはり<コンサが勝利・勝ち点3でなければならなかった試合>だった事を証明しています。
➁前半と後半の対比では、両チーム共に、後半戦は、ややパフォーマンス低下が数値に出ています。特に、G大阪は、シュート数以外は、全項目で後半戦低下となっていました。コンサは、シュート数(=ゲームメイク力)、パス成功率は、全く低下せず、ハイレベルで同数値となりました。これは<真の実力>である事が証明されています。しかし、問題の「シュート精度」は、基礎の「枠内率」が大きく低下し、試合展開の中<「枠内率」が徐々に低下していく傾向>が示されています。ここも問題点、そして、改善の鍵、部分がありそうな点です。

問題の「得点となるシュート精度」につき、実際シュート選手を確認しておきます。
(~~この観点・「どの選手が高く、低いか、どの選手が<シューター・役>となるべきか」に直結する点です~~)
シュート数  選手  枠内数  枠内率
  4本   菅    2   50%
  4    武蔵   3   75%
  3    福森   3  100%
  3    中野   1   33%
  3    ルーカス 2   66%
  1    チャナ  0    0%
 18    全体  11   61%
  ・・⇒ 全選手、基礎・最低限の「枠内率」は合格ですが、
      問題は、その先の「得点となるシュート」問題で、
      ◎意識(イメージ・ターゲットポイント)
      ●精度(テクニック) 
      ●タイミング(GKの外し方と準備前・意表を突く)
      ●内容(強さとディフェンス回避)
      で、選手意識70%+3項目各10%の問題です。
     ですので、
     「意識変更」だけで「70%までの改善」が可能で、
     改善必要期間は「短期間・時には一瞬にして開眼」
     となるものです。
     また、純粋に「個々選手自身のみ」の問題で、
     「チーム練習など」はあり得ない、
     ミシャトレーニング方法となる訳です。
     ※【徹底した個人トレーニング】が必要という事ですね。

次節以降に繋がる「大きな成果・継続できる有力パフォーマンス」は多数ありましたが、「得点獲得へ大きな阻害となる大課題」も益々明白、拡大した試合でした。

【ジェイ・ロペス】の復帰・参戦が、大きく課題改善となるもので、ジェイ・フルタイム起用、駄目だとしたら「試合半分起用」でも大効果となりますね。
フィジカルコンディションの調整推進が大きなポイントですね。

コンサは、現在暫定7位で、明日の試合次第では10位まで下降もあり得ますね。しかし、大問題が、勝ち点20=3位勝ち点27は【2勝+1引き分け】で、最早、普通では【逆転不能】となった点です。
つまり、この状況は、何回もシーズン展望を記載した点ですが、
【第14節時点の順位が、そのまま最終順位となる想定が濃厚】との点です。
ここからは、~コンサの今シーズン最終順位は、7位程度~という事となります。
シーズン第1目標は、風前の灯火だ!!という事です。
この事態を打開する唯一の方法が、
【奇跡的連勝の達成】~最低5連勝以上~、しか無くなりました。

しかし、本当に・強烈な【得点獲得力=攻撃力】チームに限り、その奇跡も低い確率ですが、残されています。(守備型チームは、負けない事はあり得ますが、勝ち続ける事は不可能です。・・FC東京の様なチームは、常に、シーズン全体で負けない試合を継続し、勝ち点累積わ続ける事が、唯一のチャンピオンへの道となる訳ですね。)
そのためにも、再指摘となりますが、【得点となるシュート精度】を克服する事が大前提となり、唯一の方法への道です。


ミシャ・コーチ指導陣、宜しく!!
 

posted by yuukun0617 |21:09 |

2019年05月24日

〜進化〜 第13節G大阪戦相手点検とコンサ戦術、試合展開、メンバー予想

明日、第13節G大阪戦は、久しぶりの「高戦力メンバー」起用での対戦となりそうですね。
長かった、苦難の道も、その区切りを迎え、チーム力に強い自信を持って、G大阪を撃破出来る状態となりました。
復帰選手への温かく、熱く、強い期待と、ここまでのコンサを支えて来て選手との融合での「華麗なるミシャサッカー」を存分に愉しみましょう!

では、対戦チームの点検から。
1.G大阪現況
現在戦績は、
順位14位  勝点11  3勝2分7敗   得点16  失点22  得失差-6
昨シーズンの同節戦績は、
順位15位  勝点13  4勝1分7敗   得点13  失点16  得失差-3
ちなみに、昨シーズン最終順位は、15位でギリギリ降格を免れました。
今シーズンに、昨シーズンの降格争いの苦境を脱し、解説者達の順位予想も6位とジャンプアップを想定していましたが、結果は、
昨シーズンと完全に相似し、混迷から脱出は困難現況です。
宮本恒監督も、大人気のG大阪秘蔵っ子監督ですが、完璧に苦境にのまれ、持ち前の神通力・人間力だけではチーム浮上となりません。
特に、失点数は、ワースト3・15位と守備力が低下し、得点も9位となり、攻守共に低レベルの状態です。
コンサ現在値と対比でも、
順位 7位  勝点19  6勝1分5敗   得点17  失点17  得失差0
で得点数に差があります。
具体的な前節・直近試合データをコンサと対比すると、
      コンサ   G大阪
得点     0     1
シュート数 11本   11本
枠内数    4本    4本
決定率    0%    9.1%
PA内シュート  7本    6本
PA内率  63%   54%
パス数   535   547
成功率   83.8% 82.8%

失点     2     0
被シュート 12本   13本
被決定率  16.7%  0%

走行距離  109km  120km
スプリント 147回  176回

驚きですが、全項目、コンサ数値と同レベルか、上回っています。
前節のコンサレベルでは、敗戦が高確率です。
数値上では、
シュート数のチャンスメイク力、シュート精度が上がることが、
勝利の絶対条件となっています。
「絶不調・G大阪」を侮って、「横綱相撲」などとの幻影を抱くと、不覚取る事となるとの前節試合数値です。
戦術は、G大阪の本来戦術パスサッカーへの回帰を期し、パス戦術を基本とする「4ー4ー2」と「4ー2ー3ー1」の併用です。
しかし、戦績不調のため、
前節・C大阪戦では「3ー3ー2ー2」フォーメーションに変更し、
それまでのベテラン・スタメン起用から、DF・SH・OMF3選手に「試合経験の乏しい若手選手抜擢」のショック起用とし、
サイド攻撃を軸の戦術に変更。
過去8試合勝利が無かったG大阪に「C大阪より1-0で勝利」がもたされました。前々節・11節のシュート数6本の「低レベルチャンスメイク力」をサイド攻撃により、打開を図って来た試合でした。
明日試合も、その延長・継続と予想し、特に、サイドの攻防、サイドを征する展開が、G大阪のゲームメイク阻止となるもので、試合注目ポイントのひとつとなります。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
➀戦術予想
1.の通り、コンサは前節のパフォーマンスでは、G大阪の前節戦力を越えられず、敗戦も高い可能性となっています。
しかし、前節のパフォーマンスこそが「コンサ式ミシャ戦術」を成立させられなかった、との内容で、今節の勝利こそ、「コンサ式ミシャ戦術」を高いレベルで実践する事が、勝利への条件です。
戦術は、正当「コンサ式ミシャ戦術」で、ジェイ復活から、ポストプレイ、それも、ロングポスト+ミドルポストを多用し、最前線と相手陣真ん中でのポストが機能し、そこからの、謂わば「ショートカウンター」多発でとなり、G大阪陣内で、自在パス交換で、相手陣を崩す戦術が爆発します。更に、サイドの攻防で、ルーカス・菅の連続・反復突破で、相手サイドを押し込み、G大阪のゲームメイク起点を潰します。サイドからのクロス、ドリブルでの突破、全攻撃の派生・セットプレーで、「戦術は爆発」し、複数得点獲得は濃厚となります。

➁試合展開予想
試合展開は、超攻撃的チームへの復活で、試合開始より、激しく・コンサ攻撃時間帯とし、コンサ支配試合を図ります。
15分以内先制点(予想ではジェイ得点での復帰弾!!)、その後、コンサ追加点が続き、前半で「複数得点差」、後半も続行し、試合終了では「3得点以上、無失点」の完勝を想定します。

➂メンバー予想
メンバーは、
復活のジェイに、ここまでコンサを支えて来た最優選手が揃い、「強いコンサチーム」メンバーとなります。

  スタメン   
         ジェイ
     チャナティップ 武蔵
    菅  深井   宮澤 ルーカス
      福森 ミンテ 進藤
         ソンユン

  サブ
      白井・中野・石川・早坂・岩崎・荒野
      菅野

本来のコンサ戦力復活への一本道を、力強く進撃しましょう!!
G大阪は、その中で、撃破するものです。

3.日本代表
武蔵選出については、前ブログに、その意味・意義を記載した所、待ちに待った「菅」の代表選出決定。
菅もの選出・抜擢も、武蔵と同様に、将来への「期待の高い素材」との認知による選択で、「菅」については、選抜の絶対要件である「素直さ」と「スピード・豊富な運動量・勝負強さ・高テクニック」の素材として、やはり、あの名手「長友」からの「直伝」との絶好機会となるものです。
サイド選手の「胆」となる意識・認識、攻守バランス、突破テクニックなど、Wクラス内容に「教えを乞い」「手と足を取って貰う」贅沢トレーニングとそのテストとなる実戦が待っています。
武蔵と同様、本人の「爆発的進歩・成長」のチャンスとして、本人とチームの熱い期待・エール・激励、と伴に、森保監督に多大な感謝を捧げるものですね。

森保監督の「熱視線」は、まだコンサに注がれていますね!・・・次は、「進藤・深井、そして、福森」に必ず声が掛かる事、と考えています。
コンサの育成の最大の特徴が「素直な選手」を育てられる事で、ミシャも同様スタンスで、「素直に、その方法を求める選手が大好き」です。
コンサは、”人材の宝庫”なんです!・・きっと!!

先ずは、先発となる(筈の)「武蔵・菅」の大きな成果・成長となる「代表参戦」に大きな声援を贈り、その姿を愉しみ、しっかり、心に焼き付けましょう!!

posted by yuukun0617 |20:00 |