コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2021年02月28日

〜進化〜(26)ルヴァン杯GS第1節福岡戦展望

大勝で順調な船出を飾ったコンサは、そのお祝い気分も早吹き飛ばし、中3日の過密日程で、ルヴァン杯GS(グループステージ)リーグ戦第1節を、昨年の過酷シーズンを抜け出し「2位」昇格した、福岡対戦となります。
福岡は、「5年周期昇格」とのジンクス年に、J2最少失点の「堅守」を武器に、目標達成を果たし、チームスタイル「堅守・速攻」戦略により、「J1残留」のシーズン目標を狙うもの。
しかし、チームの選手構成が、有望・能力ある選手をレンタルで集めるため、チーム中心・中軸選手の<一斉レンタルバック(復帰)>となり、新戦力獲得で穴の補填を試み一定成果はあるも、期待し頼みの「オランダリーグ選手」も新規入国制限で、目処が立たず、チーム選手保有戦力は、低下状態で、シーズン開幕を迎えた困難な状況となりました。今回のコロナ禍の影響として、新規外国籍選手の獲得困難・入国懸念等から、外国選手よりも、国内選手の移籍獲得が主体となり、その結果は、レンタル選手を、想定より早く復帰させ、チーム戦力を構成・確保する、との戦略により、レンタルバックが来年より多数となった、との事情も大きいものでした。多数「レンタル選手多数保有戦略の破綻」で、チーム経営・管理陣の問題が大きいですが、現実、現場はその状況下でシーズン運営しか無く、<最善を尽くす>との破れかぶれスタンスは、扱い次第では、とばっちりを受け兼ねず、要注意です。

では、そんな対戦相手チームの点検・確認、次戦の展望と、コンサの対策・対応を点検・確認してみましょう。

1.対戦チーム「福岡」現況
昨シーズン、異例過酷日程の中、昇格争いに勝ち抜いた「福岡」は、
順位1位徳島 25勝9分8敗 得点67 失点33 得失差34 
  2位福岡 25勝9分8敗 得点51 失点29 得失差22
1位昇格・徳島と完全同数値戦績で「得失差」により順位が分かれた接戦でした。しかし、福岡の「得点はJ2リーグ10位」「失点同1位」で、失点防止=守備主導の「堅守・速攻」スタイルを徹底したものです。
その「守備力主導」「攻撃はその分低下し最少得点勝ち<1-0・ウノゼロ>」スタイルは、J2レベルでは成立しても、J1レベルで「自慢の守備力とJ2でも下位レベルの貧弱攻撃力」で通用するか、甚だ困難、との内容でした。所が、選手保有戦略の貧弱性が露呈し、J2最少失点を誇る守備選手・中核選手が、レンタルバック(復帰)により大量流失し、「守備の要と微弱攻撃の中心」選手を喪失し、代替として、新規獲得を図るも、戦力ダウン必至の「最低状態」と悪化したもので、「最有力降格圏チーム」評価は致し方ないものです。<弱体化した守備による「守備的姿勢の受けスタイル」で、攻撃力は前線外国籍2選手の個別能力のみ注意と限定的・弱体攻撃>という事です。
具体的には、
 昨シーズンからのフォーメーション「4-4-2・自陣低く布陣した堅守、最前線への放り込みとサイド突破の速攻」の典型的な基本型戦術ですが、
その選手は、(フォーメーション図で記載)~選手名と試合起用数~
      RB遠野33 Rファンマ27
       <Bメンデス>
    石津21       RB増山24
   (RB菊池10)    <クルークス未入国>
       前25  RB松本泰19
          (鈴木淳13)
          (重廣17)
  輪湖27  RB上島39 グローリ27  サロモンソン36
  <志知>   <R奈良>
        (グティエレス5)
         セランテス36
          <R永石>
下線選手が、RBレンタルバック・放出で流失し、<>が代替加入選手です。
FWBメンデス、LSB志知は有力選手ですが、RSHのオランダエールディビジ・プレーヤー・クルークスは入国制限で合流見通し立たず「穴状態」、更に、ボランチ・DF・GKにも「穴」が在り、バックアップメンバー不足も加わった状態です。試合起用の中心となった選手が「Rレンタル選手」とした場合の「不安定さと維持の困難」は当然の結果で、戦略の誤り、と言われてしまうものです。

攻撃は、
➀自陣でのブロック守備によるボール奪回から、「中盤」を飛ばす、「前線ターゲット(2020はファンマ・今シーズンは、ファンマ・メンデスのWターゲット)へのロングフィード=放り込み、それによる相手陣深くでの二次ボール回収からのカウンター」と
➁「RSBサロモンソンの推進・突破力によるサイド突破~アーリークロスで、前線Wターゲット=ファンマとメンデスの空中戦力・シュート力」の個別能力攻撃、更に、同様理由の
➂セットプレー攻撃、
と限定・特定されたもので、適正対応方法・手段で、封止されます。
➀には、マンマークハイプレスで「ロングフィード阻止」、ターゲットを事前想定ポジションでのタイトマーキングで「パスレスポンス阻止」
➁は、コンサ・LSH強力選手起用で対抗し、常時攻撃突破仕掛けで、自陣・守備位置に押し込み、「前進・突破」自体を封止。(攻撃で、相手攻撃を封じる)
➂へは、自陣近くでのファウルを減少し「セットプレー機会減少」と、Wターゲットの完全マーキングで封止。
詰まりは、積極攻撃で、攻撃型守備と攻勢で、押し込み続ける「本来スタイル」が正解対応となり、コンサには何の負荷も無い対応・対策で充分という事です。

福岡守備陣は、第1節・名古屋戦では、
➀ハイプレス戦術は全く無く、センターラインを越えた「自陣M'3rd下限ライン辺り」にブロック守備を布陣し、スペースを埋めた「受動型守備」で、コンサビルドアップはフリーで、多彩攻撃・攻勢の長時間展開が想定されます。
➁ゴール前のDF陣は、「速いパス回し」への対抗力が無く、ほぼ「ウォッチャーだらけ」となります。サイドチェンジ、スピード一杯の連続パス、ドリブル突破への対抗守備力は低いもので、コンサ・コンビネーションは全開濃厚です。

選手起用は、「未だ全然、連携・組織プレー」に未到達のため、<大至急>「基本プレー安定化」が必要な状態です。しかし、ホーム連戦とは言え「中2日」でのコンサ戦となり、本日実戦により「フィジカルコンディション・急低下」で、「試合起用困難選手」は除外されますが、それ以外は、本日起用選手・連戦スタメン起用と想定します。但し「5名交代枠」を試合早くに使用し、「ハーフタイム交代」等タイミングで、本日スタメンチームとは、別チームへ転換するものの「チーム力・戦力は交代で低下」との想定が濃厚です。

2.コンサ 対策・戦術・試合展開・メンバー予想
コンサの「対福岡有効策」は、「通常スタイル貫徹」という事でしたが、
ミシャの常時コメント「コンサは、相手により戦い方を変化させるチームでは無く、より強く攻撃型スタイルを追求する事である」との通り、
戦術は、前試合・リーグ第1節試合内容の追求・徹底となります。
「マンマーキングプレッシング、マンマーク型ハイプレス、プラス、局面毎に、コンサ式ミシャ戦術で、スピードと両立したワイド(サイド)と中央コンビネーション突破で、多数決定機・シュート、多数得点獲得、更に、派生セットプレー」で、攻撃型守備、それと連動・一体化した攻撃で、「より多くの得点獲得=大量得点獲得・大勝」を狙います。
試合展開は、試合開始直後から、「コンサ攻勢」が継続し、相手ボールも即時奪回で、試合全体を完全支配を狙います。
試合開始~10分 コンサ攻勢で先制点獲得
     45分 更に追加点獲得
後半開始~60分 更に攻勢で追加点獲得
         選手交代で活性化
    ~90分 更に攻勢で追加点獲得 <4-0完勝>想定です。

メンバー予想は、昨日熊本移動を済ませ、本日は、リカバリーコンディショニングと、次戦・ルヴァン杯第1節への対策トレーニングを実施ですね。
中2日しかありませんが、「次戦用待機組」と「昨日限定起用選手」が、次戦候補でしょう。
次戦用待機組・・・ジェイ・中島・青木・岡村・柳・小次郎・中野・中村・大谷・阿波加(・育成2選手)
昨日限定起用・・・小野・高嶺・深井・ドド・菅 
  長時間起用・・駒井・ルーカス・小柏  の17選手です。

 スタメン
        中島
     ドド    中野 
   菅  高嶺  深井 青木 
     中村 岡村 柳
       小次郎 

 サブ  大谷
     ジェイ・小野     ~交代可能
     駒井・ルーカス・小柏 ~極力限定起用
     宮澤         ~5名交代外用起用無し 
   
 矢張り、荒野とガブリエル・檀崎の合流が望まれますね。

<大勝のコンサらしい勝利>での連勝を勝ち取ります!!

posted by yuukun0617 |23:07 |

2021年02月28日

〜進化〜(25)シーズンスタート・第1節快勝試合ポイントと課題

コンサが、J1リーグへの激しい衝撃を叩きつけた「大量得点・圧倒的攻撃力を証明した劇勝」で、新シーズンの幕開けを、鮮やかに果たしました。
事前予想では「3-0完勝」で、
スタメン予想も、
      ロペス
   チャナ   金子
ルーカス        青木
    高嶺  宮澤
   福森 ミンテ 田中
      菅野
 との予想を、更に上回る内容で、ジャンプアップ。
「金子⇔小柏・青木⇔金子・高嶺⇔駒井」と3選手が外れ「72点(8/11)」でしたが、
この布陣からは、
<高運動力と経験値⇒連携値=チームプレー安定値>を中心とし「ビルドアツプ・コンビネーション・マンマーキング」の安定化に、
「ミシャの高い期待」を表明した「小柏シャドーと両サイドの突破力」での<スピード攻撃突破>が、攻守の中心との戦略が見えて来ます。
本日の[MVP]は、1位~2得点とサイド突破の金子、2位~ハイプレスと突破とラストパスの小柏、3位~マンマーク外れカバー役の宮澤、4位~駒井・ロペス・チャナ・ルーカス・福森・田中・菅野、11位~失点のクリアミスのミンテとのランキングで、【MVP金子第1号】でした。
今後のシーズンをスタートする【出発点試合(プレー)内容】が、しっかりと、好結果で達成されました!
では、そんな試合のポイント点検を開始しましょう。

1.試合概要~速報試合スタッツより
先ず、恒例の通り、<数字は噓を付かない>の言葉で、試合数値=スタッツ(Jリーグ速報リリース値)の推移からポイントを確認します。
前後半の2分割で、試合時間ごとの推移を数値より確認します。

    コンサ       横浜FC
項目  前半  後半   前半  後半
(基礎)
支配率 54%➝54%  46% 46% 
走行距離58km➝59km  58km 58km
スプリント数91回↘ 83回  94回 72回
同速度 29km➝29km/h     27km/h
(攻撃)
シュート数 15本↘  8本   3本  1本
同枠内数 8本↘  3本   2本  0本
枠内率 53%↘ 37%  66%  0%
得点   4点↘  1点   0点  0点
決定率 26%↘ 12%   0%  0%
(個別)
パス数 253↗ 334本 180 231本
成功率 81%➝81%  73% 74%
AT内数 42本↗ 81本  28本 19本
同成功率78%↘ 76%  57% 58%

※ポイント
➀シュート=決定機数23本は、➀節他チーム20本鹿島・18広島・15川崎・10横浜FMと鳥栖となり、リーグ圧倒。
➁枠内率53%・決定率26%・4得点の前半は、パーフェクト数値で、リーグ随一レベル。
➂パス数・成功率はギリギリ合格レベル。しかし、ATサード内(攻撃)パス数・成功率は、高数値で、相手陣内攻撃でコンビネーション抜群を証明。
➀➁➂により、「大量4得点」と試合趨勢を決定的とし、コンサ攻撃力・戦術プレーの優秀さを証明。
❹前半は絶好調でしたが、後半攻撃数値軒並み低下。運動量増加・支配率維持で、パス数、特にATサード内パス急増化は、縦へのスビードを活かした「シンプル・短手数パス」ではなく、パス回数増加の多数回手数パスで、攻撃スピードダウンの遅行となり、シュート=決定機数減少と変化してしまったもので、選手交代により、チームベクトルが変化したもので、課題点となった。
非交代・試合続行選手のフィジカル低下、交代選手プレーによる変化の両原因によるもの。

・個別選手ーコンサ選手
項目 シュート数(枠内・得点)     ~枠内率・決定率
       前半   ・後半
7本ロペス 5(3・1)・2(1)  ~57%・14%
4 金子  3(2・2)・1(0)  ~50%・50
3 小柏  2(1)  ・1(0)  ~33%・0%
  ルーカス1(1)  ・2(0)  ~33%・0%
  チャナ 1(0)  ・2(1・1)~33%・33%
2 田中  1(0)  ・1(0)  ~ 0%・0%
1 駒井  1(1・1)・0     ~100%・100%

   ATサード内パス(数・成功率)
       前半     後半
21本小柏  9本・77% 12本・85%
19 ルーカス2 ・50  17 ・63
17 金子  9 ・77   8 ・64
16 チャナ 8 ・62   8 ・75
14 駒井  5 ・60   9 ・85
   福森  2 ・100 12 ・71
10 田中  4 ・75   6 ・80
 7 ロペス 2 ・100  5 ・85
 3 宮澤  1 ・100  2 ・100
 2 菅           2 ・50

因みに、スプリント・最高速度は、1位小柏34.4km/hで、2位ロペス31.3km/h、3位チャナ31.1km/hと、一段別次元のスピードスターで、対戦横浜FCの1位松尾34.3km/hを抑え、試合最高速度選手でした。

※個別選手ポイント
➀キープレーヤーは、ATサード内(攻撃)パス、スプリントスピードで断トツ数値を叩き出した「小柏」だった事を証明。
又、狙い通り、コンサ前線選手が躍動し「攻撃での主役」となり、<スピードと、高い連携・コンビ―ネーションの両方を両立>した攻撃で、「高い決定機構築力」を持つ選手組み合わせだった事も証明。
➁但し、その小柏の弱点・欠点が「シュート決定力」でした。しかし、ロペス・金子を筆頭に、小柏も含め、コンサシュート精度・決定力は、リーグ随一で、圧倒する高精度でした。「シュートの積極姿勢」徹底と「シュート精度・枠内率改善」は大きな成果で、念願の課題に明るい光が差した試合でした。
ただ、少し割り引いて見なければならないのは「横浜FCのチャージの甘さ」で、コンサの自在プレーの原因が、横浜FCの甘い守備、タイトチャージ皆無も大きく、これが「最強球際・守備の川崎」ならば、こんなに簡単にはいかなかったもの、という事も大切なポイントです。➁節名古屋・➂節広島対戦でも、同様パフォーマンスとなれば、掛け値なしの「強力チーム力」が証明されます。「それら対戦待ち」で結論、という事です。    

2.課題点
大勝により、課題点が縮小した様ですが、次の点がありました。
➀「マンマークプレッシング」強度
 特に、前線選手(ロペス・チャナ・小柏)の、マッチアップ・ポジションが「相手選手と2m」の距離で、「パス受け」タイミングにスプリント・チャージが、度々間に合っていませんでした。詰まり「かなり、タイミングが弛めのハイプレス」で、「完璧にパス交換阻止・保持ボール奪取」とはなっていません。意図的に、その「相手選手との距離間」としたのか、ポジショニング
が甘く・弛いためなのか、疑問点ですが、「完全マンマークハイプレス」には、未だまだ未到達です。
➁前半・フルパフォーマンスで「成功」に拘わらず、<後半・パフォーマンス低下>特に、スプリンス数減少・相手ゴールへ手数を増加した攻撃は、大きな課題点となりました。
そり原因が、前記の通り、フィジカル低下なのか、交代選手によるレベル低下なのかが問題です。
一つが、交代時期・タイミングが、後半25分・1名、後半37分・3名で、
、それより前のタイミング、例えば、後半開始10分頃や、後半25分の飲水T明けに、「3名交代」が適正で、「パフォーマンス低下」を防げたものと推測します。
➂選手個々パフォーマンス
スタメン選手は、前記の通り、失点起因のミンテ・ミスプレー以外は、ほぼ合格点以上の活躍で、高評価です。
問題は、交代選手で、ドドのパフォーマンス不調和感は目立ちました。その他の小野・高嶺・菅は、予想通りで合格点評価。
一点、ミンテに「岡村」なら、失点回避だったかどうか、また、金子を交代し「青木」投入なら後半活性化も、強く想定される所です。

次戦・ルヴァン杯➀節で、選手起用が注目で、「Bチーム」のターンオーバー戦略を採るかどうか、はたまた、本試合起用選手をより強化する方針とするか、が焦点です。
課題点とともに、注目です。

posted by yuukun0617 |01:04 |

2021年02月25日

〜進化〜(24)開幕戦第1節横浜FC戦展望➁コンサ戦術・試合展開・メンバー予想

いよいよ、今シーズン開幕・第1節横浜FC戦のコンサ予想日が参りました。
異例で、過酷な昨シーズンを乗り越え、新たな幕開け・新シーズンに「成長と飛躍」を懸けます。
ギリギリでチーム合流し、直接指揮・監督を可能としたミシャは、
早速、全選手・チーム・サポーターに向け、高らかに
<今シーズンサッカーと目標>
・求めるサッカー
「より見ている人を面白く、サポーターを愉しませるサッカー」を追求する。
 それが、
「常に攻撃的な戦い方の中、相手より多く得点し、勝利する事を目指して戦う」サッカーである。
・今シーズンのサッカー
 3年間積み上げた来たものを継続していく。アグレッシブに前からプレッシャーをかけてボール奪取。速いテンポで、コンビネーションを活かした魅力的なサッカーをして行く。事前想定では、キャンプ期間中に「新たな要素」を追加の予定だったが、ケガで合流が遅れ出来なかった。シーズンの中で、少しずつ取り入れていきたい。チームがどう変化していくかは、皆さんが判断し楽しみにしていて下さい。
・目標
 「ACLへの出場権」を獲得する事はひとつ。
<当面の取り組み>
不在中、指導・コーチ陣・選手が、高いレベルで準備し、残す課題は、
・新加入選手の把握
・ここ2練習試合(川崎・金澤ー非公開を漏らしてしまいましたね)で課題の「ビルドアツプ修正」で、開幕まで短時間で出来る事は限定されるが、思い描くチームの姿に仕上げる。
 と、積極果敢に、愉しそうに、又選手とは、互いに、「大好きオーラ」一杯始動開始ですね。

このコメントの中の不明部分を推測すると、
「新たな要素」
 ~➀<オールコートプレッシング>の徹底・完成
   作動時間拡大・戦術OnOffスイッチ確立・マーキング外れ時のスライドとカバーリング・ポジショニング確立スピードアップ
  ➁ポジショナルプレーの徹底・完成
   「斜めパス」で「縦パス=スピードアップ」攻撃
  が想定され、➀は確実に、➁はサッカーの流れとしての観点です。
「シーズンの中で変化」
 ~➀シーズン途中「五輪中断期間」に、「ミニキャンプ」で本格取り組み
  ➁中断明けには、「カブリエル・檀崎」の2選手+
  「新たな要素~<オールコートプレッシング完成>」の強力戦力化
  という所です。
「当面取り組み」
 ~直近2TM課題「ビルドアップ修正」は、
  ➀ポジショニング遅滞➁パスミス(甘く自己本位の相手選手プレー予想により、安易なパスミス)ですね。どちらも「選手の集中力・真剣度の緩み」のメンタル要因が大半で、「ミシャ雷・叱り」必至部分で、
  試合直前での「本来姿勢・プレー復活・構築」とする所でしょう。

という事で、諸々の解決のため、「試合週」にも拘らず、昨日・本日と2日連続の「2部練習」で、午前・午後の毎日2TG☓2日は、かなりハードですが、コンサ選手の「心身」に、<ミシャの真髄>注入で、一気に、ヒートアップ状態です。

では、課題検討に。

1.コンサ 戦術・試合展開予想
コンサ戦術は、「マンマークハイプレス型コンサ式ミシャ戦術」です。
➀マンマークハイプレス戦術~
相手ビルドアップ・パス交換を封止し、高い位置=相手ゴール前で「ボール奪取」し、ショートカウンターから得点獲得の「守備・攻撃一体戦術」・・高いボール奪取成功率=多数回決定機構築=多数得点機会獲得となり、「相手ボール保持」を<時間・保有率>で奪い、結果として、<守備時間帯縮小=失点減少><ゲームコントロール獲得>との戦術。
➁コンサ式ミシャ戦術~
スタートシステム「3-4-2-1」から、攻守局面毎に「システム可変」し、相手守備マーキングのズレービルドアップ成功率アップーコンビネーションパスとワイド(サイド)攻撃で相手陣突破の戦術。
攻撃から「ボールロスト=守備へ切り替え(トランジット)」からは、「即時ポジショニング・マンマークプレス」戦術スタートと、攻撃⇔守備連動・一体の戦術。「コンサ式」は、コンサビルドアップ(GK・DFラインより開始)で、相手「ハイプレス」の局面で、「コンサ前線タ―ゲートへのロングフィード」ー「ポストからのショートカウンター」開始との「ハイプレス対策・最速カウンター」戦術です。「ミシャ戦術」の「ビルドアツプ」の補強・代替戦術で、どちらも、相手対策を躱し、成功率アップを図る戦術です。

より具体的には、想定される「横浜FC」フォーメーションに対する「マンマーキング=マッチアップ」想定は、

       (六反)
         ロペス
(マギーニヨ) (田代) (高橋)  (袴田)
  ルーカス チャナティップ  ロペス  青木
     (瀬古)  (手塚)
      高嶺   金子
 (松浦)          (松尾)
  福森         宮澤
     (クレーペ)  (渡邉)
      ミンテ   田中
        菅野
※ワントップ(ロペス)は、通常CB(高橋)を、GKボール保持なら、GKへマーキング。
※マーキングは、ボール保持者では「チャージ・アタック」、それ以外には「パスコース」ポジションで「パスターゲット化潰し」

試合展開は、
横浜FC「ショートパス連続」のパスサッカー・ビルドアップ、「個々の1対1勝負」の積み重ね・連続サッカーに対し、
コンサ・マンマークプレスで「横浜FCパスのバスカット」「ボールホルダーへのハイプレス」で、多数回「ボール奪取」が成功します。
ハイプレスでは、ショートカウンターから「決定機多数獲得」、また、自陣より「ビルドアップ」も「ハイスピード・ワイドとコンビネーション突破」で、「決定機多数」となり「確実なシュート決定力」、更に、リーグ随一のセットプレーが加算し、「複数得点獲得」と「コンサ試合コントロール」、が実現の試合展開が濃厚です。
「シュート決定力」の改善・解決が、試合の成否・結果に直結する最大ポイントで、多彩なシューター必至でも、「無精度シュート・形式的シュート」を排除し、「確実・ゴールに運ぶような、冷静シュート」を期待します。
想定試合経過は、
試合開始~   直後から、コンサマンマークハイプレス~コンサ攻勢
     10分 以内、第1か2シュート先制
     21分 コンサ攻勢継続 追加点獲得
    飲水T
     45分 ややペースダウンし均衡状態で、前半終了
         「 2ー0 」
後半開始~   直後のコンサマンマークハイプレス~コンサ攻勢
        追加点獲得
  67分飲水T 選手交代2~3枚替えで、活性化
        追加点獲得
     65分 選手交代 活性化
     90分 相手に主導権渡さずに完勝でタイムアップ
         「 4ー0 」完勝 を想定します。

では、本日、最予想困難の「試合起用メンバー予想」です。
  ミシャも、大苦難・苦悩・・ですね。
前回ブログの通り、今シーズンは、昨シーズンの再現「超過密日程」のため、「ターンオーバー制」採用・実践必須です。
詰まり、<Wチーム・2トップチーム編成>となります。
実際は、「起用チーム」のバックアッパーに「別チームメンバー」起用で、相当、ダブり、混入必至ですので、「完全型」ではなく、
「混合型ターンオーバー制」です。
しかし、Aチーム・Bチームの2チームメンバー固定は、相当数実戦試合で「連携・適合性」を確認し、当初の実戦テストで、両チームテストが必要です。
そのため、第1節・ルヴァン杯1節・第2節の3試合は「メンバーテスト」試合となりそうです。詰まり、キレイに二分されるのではなく「連続起用」や「飛び起用」等と多様な、選手試合起用となります。
そんな第1節=Aチームメンバー候補は、
(スタメン)=〔Aチーム〕候補

      ロペス
   チャナ   金子
ルーカス        青木
    高嶺  宮澤
   福森 ミンテ 田中
      菅野
             
〔Bチーム〕候補          ・・⇒(第1節サブ)
CF ジェイ・中島・小柏    ⇒  ジェイ・小柏
ST  ドド   駒井     ⇒  ドド
MF   菅 小野 深井 中野 ⇒  菅・小野  
DF       中村 岡村 柳   ⇒  岡村
GK   大谷・小次郎・阿波加 ⇒  大谷

  中島・駒井・深井・中野・中村・柳・小次郎は、「涙を呑んで」次戦

豊富な選手層ですね。
Bチーム候補は、現在14名で、
Wチーム・ターンオーバー制が本格化した時は、
Bチームスタメン11名にあぶれた「3名」に、
育成・U18から、4選手加えると現在「7名」が、第3チーム・Cチーム体制で、荒野復活・ガブリエル・檀崎が、加わると「10名」体制となり、トレーニングでの対戦相手・チームとなります。育成・U18から、更に1名追加で、Cチーム11名で完成し、コンサ3チーム体制まで成長します。
来シーズン、今シーズン目標達成し、ACL参戦となった場合の選手保有必須体制の骨格も、同時に完成します。

次戦・シーズン開幕戦は、「大量得点・完勝」での幕開けにより、今シーズン・過酷日程乗り切りの必須戦略~「開幕スタートダッシュ」の開始です。

posted by yuukun0617 |00:02 |

2021年02月22日

〜進化〜(23)次戦・開幕戦第1節横浜FC戦展望①対戦チーム確認

さぁ〜、今シーズン開幕まで5日間となり、コンサチームは、シーズン定例週間スケジュールがスタートです。
本ブログも、シーズン定例スタイルのスタートです。
次戦対戦展望の前に、「シーズン定例日程」について確認が必要ですね。
通常シーズンの「定例日程」=標準「週間日程」は、

曜日 項目    内容
土曜 試合    試合起用外選手は実戦トレーニング(TN)
日曜 リカバリー 短時間
月曜 選手オフ
   戦術会議MT 戦術コーチより、前週に準備した
         次戦相手ポイント・対策確認・協議
火曜 朝ミーティングMT 次戦対戦チーム内容理解・把握
   フィジカルTN  フィジカルアップ拡大
   戦術TN   戦術課題改善TN
水曜 朝MT    対戦攻撃対策
   フィジカルTN  フィジカルコンディショニング
   戦術-攻撃TN 対策落とし込み・徹底・習得
木曜 朝MT    対戦守備対策
   フィジカルTN  フィジカルアップ
   戦術-守備TN 短時間
   戦術-総合TN 試合形式で攻守TN
   起用選手選定 候補を入れ替えながらテストし決定
金曜 対策トレーニング(セツトプレー等)・起用選手最終選定
   Away午後移動
 との日程が、標準的な週間・定例日程です。
しかし、昨年同様、今シーズンも、「中3・2日」対戦連続の「超過密日程」で、この標準形は不可能、となりますね。
しかし、この週間・定例日程は、「実戦で激しくフィジカル消耗」の後「筋肉疲労回復のリカバリー時間」を踏まえた「リカバリー必須日程」です。
詰まり、「激しい実戦試合での筋肉疲労」とは「筋肉損傷」状態であり、そこから「筋肉再生必要期間3日間」で、「損傷し、減少した筋肉(量)」が回復し、「元々の筋肉量=フィジカル」に戻る、との「生理現象」を大前提とするものです。
この「リカバリー期間」を、例えば「中3日」で実戦試合とすると、「損傷した筋肉量が減少した状態」での実戦試合となり、<当然の結果>として、「実戦で、通常以上に損傷量が増加した筋肉状態」・「試合途中で、プレー実施可能な筋肉量以下で、パフォーマンス急落・筋肉破綻(故障)」と、激しくフィジカル急落や故障発生となってしまいます。・・本質は、<大変危険なトライ>です。
但し、「選手個々の<必要リカバリー期間>」には、大きな【差】があります。選手個々のフィジカル能力には、「筋肉リカバリースピードの速さ」も大きな要素で、「3日間」より短い「2日」や、逆に「4・5日」もあるものです。そんな「短期間のリカバリー選手」は、中2、中3に耐えられる選手もありますが、チームとしては【連続起用回避の起用法】が考慮されます。
それが【ターンオーバー制】で、【元々、Wチーム・2つのチームを編成し、必要に応じて、フィジカルコンディションを保ったまま、2チームを選択起用】という訳です。
今シーズンは、結論は、【ターンオーバー制】併用の選手起用しか無い、という事ですね。・・・直近、ノノ社長も、ミシャにその旨アドバイス、とのコメントでした。
そのため、上記の「定例日程」は<修正型>が濃厚です。
「想定例」は、
   Aチーム      Bチーム    
土曜 試合Aチーム     朝MT
              フィジカルアップTN
              戦術課題TN
日曜 リカバリー      朝MT攻撃対策
              フィジカルTN
              戦術-攻撃TN
月曜 選手オフ     朝MT守備対策
   戦術会議MT    フィジカルTN
              戦術-総合TN
              起用選手確認
火曜 朝ミーティングMT    対策TN
   フィジカルアップTN   起用最終選定
   戦術課題TN    Away午後移動
水曜 朝MT攻撃対策   試合Bチーム
   フィジカルTN
   戦術-攻撃TN
木曜 朝MT守備対策   リカバリー
   フィジカルTN
   戦術-守備TN
   戦術-総合TN
   起用選手確認
金曜 対策トレーニング    選手オフ
   起用最終選定   次戦戦術会議
   Away午後移動
と推定されます。
今週は、水曜試合は無く、Bチームは「今週水曜」からスタートで、それまでは、チーム全体トレーニングと合体です。

今日「ミシャ合流」後「緊急全体ミーティング」があったでしょうか。
きっと、「挨拶・声掛け」に熱が入って・・ミーティングみたいな?
上記日程でも、Aチームには、移動日が無く、1~2日、Bチームは、5~6日「戦術特訓」が可能です。<ミシャの真髄>注入で、大きく前進も可能です。

では、対戦相手「横浜FC」現況の確認・点検です。
1.チーム現況
J2から下平監督の3年目。昨シーズン昇格での15位フィニッシュ・残留圏は合格点で自信を持ったもの。特に「精度を上げたポゼッションサッカー」は、今シーズン継続で、さらに精度を上げていくもの。しかし、「90分を通しての戦い・パフォーマンス」は、➀後半低下の「脆さ」、➁「相手攻勢時間帯」に「緊張・強度低下の弱点」、➂セットプレー失点と課題は山積。
今シーズン選手保有構築は、
昨シーズン中軸の若手有望選手FW一美・斉藤光毅・DF小林流失、更に、中心選手MF佐藤・レアンドロドミンゲス・中山、FW瀬沼・皆川・草野と攻撃陣一掃の流失でしたが、補強した経験値選手FW渡辺千真・伊藤翔・小川慶次朗のストライカー、MF高橋秀人とネームバリュー高い名選手たち、J2得点力FWクレーベ・スピードスターのジャーメイン良を獲得し、その穴を埋め、戦力上昇。

2.今シーズン展望
 システム[4-4-2]をベースに[4-2-3-1]併用で、新加入の高経験値選手も、適応能力あり、「高経験値ベテラン選手に若手選手が加わる、バランスが良い選手起用」となります。
 今シーズン目標は、4チームが自動降格となる厳しいシーズンだけに、まずは「リーグ残留」狙い。しかし、「過密日程」により、「ベテラン選手のパフォーマンス低下・起用停滞」事態では、チームに深刻な不振期到来が濃厚。
選手保有の層の薄さ・弱さにより、総合戦力評価は、「Dランク」評価です。
起用スタメン選手想定は、
[4-4-2]で記載すると、

  渡邉千真   クレーベ    ・・伊藤翔・ジャーメイン・三浦
松尾           松浦  ・・小川慶次朗・杉本・斉藤
    手塚   瀬古      ・・中村俊輔・高橋
袴田  高橋秀人 田代 マギーニョ・・武田・ヨンアピン・岩武
      六 反        ・・南・市川
 結構な「名前」が揃い、超ベテラン+若手で、編成されますね。

以上  対戦チーム「横浜FC」展望でした。

posted by yuukun0617 |22:19 |

2021年02月21日

〜進化〜(22)新シリーズ;ミシャの頭脳➀挑戦・トライ スタート!

本日、新シリーズ<ミシャの頭脳>をスタート致します。
本シリーズは、
現在リーグ最高水準・ランク監督・ミシャの「現在考慮内容」を、
<ミシャの頭の中=ミシャの頭脳>として推測・考慮を試む、
との大胆・挑戦企画です。
段階・日程ごと、シーズン進行ごと、又、試合ごと、更に、試合内の局面ごとに、<ミシャの状況把握と認識~その対策・改善策~その実行方法>で、「最高水準・ランクの頭脳が回転します。その回転内容を、僅かとなろうとも、推測・推慮し、解明してみよう、との企画です。
少しでも、ミシャの頭脳に近づければ「大成功」ですね。

では、その第1トライ・挑戦を始めましょう。

テーマは、「キャンプ合流タイミングのミシャ頭脳」??!です。

1.ミシャの頭脳~現時点<把握現状・課題・評価認識>
前ブログで検討の通り、キャンプ目標・内容は、当初の第1・2Qまでは順調に進展してきたが、第3・4Qで、上昇ベクトル・上昇推移は鈍化し、現時点での課題は、
・最大成否ポイントは【プレス強度(球際強度〜タイミングスピード・強さ・実施度)】
・第2課題「マンマークハイプレス」成功の先にある、<ハイプレスからのボール奪取後>の【連携ミスパスによるチャンス構築の停止】課題
・【ボールロストによる被カウンターリスク】と【シュート決定力不足】は、改善未了不足の重大課題で
具体的改善内容は、
①マンマークプレッシング強度〜より速く、より強く、より毎回、
②マンマークハイプレスからの連携ミス排除
③被カウンター対策・守備力上昇
④シュート決定力大幅上昇
⑤マンマークハイプレス強度を維持出来るフィジカル強度、となりました。
この5点、どれも、一長一短に改善出来る様な簡単な課題では有りませんが、「プレスアップと連携アップ、シュート決定力」に集中取り組み必要。
しかし、シーズン日程を検討すると、
コンサ現在戦力を上回ると想定されるチームとの対戦日程を計算に入れた「今後の課題改善計画」により、「直ちに全課題改善」ではなく、<現実的な・取り組み優先順を決定し、その確実な実現となる「日程」で改善>でも可能の今後日程だという事も明らかです。
具体的には、
➀節2/27 横浜FC戦 現行戦力で可  ~あと5日間
L➀3/3  福岡  戦 Bチーム中心で可~  9日間
➁節3/6  名古屋 戦 ➀➁➄改善必要 ~  12日間
➂節3/10 広島  戦 ➀➁➃➄改善必要~  15日間
最強チーム川崎  戦 全事項改善必要 ~なんと83日間の期間があります。強敵・難敵「名古屋」戦にも、「12日間」有るという事です。
課題改善も、対戦日程と絡めると、必須改善課題が推移するもの、という事です。
更に、ここまでの練習試合・TM結果は、J1チーム全体では、「4位」戦績(通算勝ち点換算値)となり、「キャンプ対戦上の<戦力推移>は、リーグ上位レベル」との証明で、現在の「相対的な戦力ランキングは、リーグ上位」という事です。
しかし、この証明値は、飽くまでも「キャンプの成否」で、チーム<本来=潜在的戦力>とは大きく乖離し、現時点以降、各チームの戦力向上で、現時点ランキングは激変するものです。
詰まりは、
「TM戦績」評価は、<現時点戦力>の証明であり、今後の「各チームの伸びしろの大きさ」により、<戦力向上の勢いや到達レベル戦力拡大となる>という事です。
例えば、<最強戦力想定の川崎は、最高レベル到達まで、「戦力上昇し続ける」>、
一方、<弱小戦力想定チームは、直ぐ、想定レベル到達となり、そこで「戦力上昇停止」>となり、
最終地点「戦力到達レベル」は、大差・比較外レベル差にまで、拡がってしまい、現実の厳しさは、その「戦力差」に従って、「戦績・順位」決定に推移・確定してしまう、という事です。
しかし、【現時点=開幕時戦力】で、コンサはリーグ上位である、という点は証明されていて、上記の「課題改善・計画的・期間を掛けた取り組み」が通用し、許される根拠となります。
要は、【コンサも、ひたすらに、課題改善を通じ、戦力上昇継続チームと成り、最終到達戦力は、リーグ上位到達を図る】、とのシーズン戦略・方針となります。
ここまでの内容は、コンサにとって、概ねプラス部分・内容ですが、ミシャの認識も同様と想定されます、
しかし、<決定的・重大内容>で、「ミシャの否定的・強烈指摘・指導が想定される課題」が発生しています。
それは、【全取り組み姿勢の甘さ・緩み】です。
言い換えると【甘い 戦術理解とプレー、トレーニング内容、ここまでの姿勢】で、選手だけで無く、指導コーチ陣も含め全員への【強烈な不満・不十分さの指摘】です。
最初に記載した「現時点改善課題」、
【プレス強度(球際強度〜タイミングスピード・強さ・実施度)】
【ハイプレスからのボール奪取後の<連携ミスパス>】
【ボールロストによる被カウンターリスク】と【シュート決定力不足】
の発生最大原因が、
<厳しい取り組みの欠如>の意識固着で、リーグ随一の「激烈キャンプ」の「ミシャスタイル」の喪失は、指導・コーチ陣の「甘い意識・認識」が真因です。そして、そんな「甘いトレーニング」が発露されたのが、「戦術落とし込み期間」の第2・3Q、「戦術ブラッシュアップ期間」の第3・4Qで、
キャンプ・トレーニング内容で「試合形式多用」し、「フィジカル強度とその中での戦術徹底の心身鍛錬」の「最強度トレーニング」とのミシャスタイルが崩され、「試合形式トレーニング時間」激減による「トレーニングレベルの緩み・弱体化」は、指摘していたものでした。

2.現状からの打開・改善
今シーズン・キャンプで、「身体が動かなくなるまで<追い込んだ>姿」は一度もありませんでしたね。
ミシャのキャンプスタイルの根本は、
➀とことん、厳しく・最適な効果トレーニングを徹底の「リーグ最強トレーニング」の実施と、その完遂による「選手の完遂意識獲得と自信獲得、戦術徹底・最強フィジカル獲得」達成
➁そのため「徹底した<試合形式=実戦レベル>トレーニング」多投・多用~毎日、午前ミニゲーム・午後全体ゲームで、A・Bチームで、ポジション競争を掛けた「真剣勝負」の中で、フィジカルと戦術確立を図る、
➂全選手が、「全公開・全共通意識」でキャンプ実施、です。
根幹で、大きく欠除し、「基本戦術・コンサ式ミシャ戦術・ゾーン型ハイプレス戦術・マンマーク型ハイプレス戦術・ゼロトップ型」のどれも、完全実践レベルに到達せず、「甘いプレー」が所々現出し、<ミス・リスク>で、攻撃強度低下、守備強度低下となり、まるで「戦力上昇停止・頭打ち」の様です。

ミシャは、本日で「入国待期期間満了」となり、明日午前便で、熊本移動、午後「コンサオフ日」に、チーム・キャンプ地入り「チーム合流」ですが、
到着後早々に「選手オフ停止」し、全選手・指導コーチ招集・「2時間ミーテイング」実施し、<強烈・怒りの鉄拳気味ミーティング>となる様、とノノコメントでした。

特に、「戦術上で誤理解・誤認識」に陥りつつある「マンマーク戦術弱体化」理解・実践プレー化、は大問題で、<ミシャ・最大の強烈指摘点>必至と想定します。
「マンマーク型ハイプレス戦術」とその大前提<オールコートプレッシング>は、今シーズンを突破する最大戦術、との設定(の筈)ですが、
その理解と運用実施・プレー化で「弱体化」のバイアス・動きが強く作動してしまっています。
それは、
「マンマーク型ハイプレスとオールコートプレッシング」は、ピッチ内「全選手が、相手マーキング対象選手と連動、可能ならば<より近く・相手行動を制約する>ポジショニングが絶対条件」で、フィジカルが強い選手だけでなく、低下する選手も漏れなくフルマーキングを、フルコート=全ピッチで実践する戦術です。
しかし、「フィジカルの低い選手と意識=責任の薄い選手」には、フィジカルダウンで物理的に「スピード・タイミング、何よりも、頻度で付き切れない=マークを外す」局面となり、たちまち、「連動プレー停止・ミスプレー・マークの穴」発生し、マーキング失敗連鎖で、攻撃停止や大リスク・失点局面となるものです。
その対策で、<消極策>としての「妥協策」が、
「マンマーク型ハイプレス作動を限定し、そのオン・オフの「戦術転換」で、<付き切れない局面=マーキング弱体局面>とならない様に、フィジカルコントロールをする」との【マンマーク型ハイプレス限定型】対策です。
しかし、この対策で「最も重要なポイント」は
【マンマークハイプレスの<オン・オフの判断・決定基準>】です。
この基準で、「正理解・認識・プレー」と「誤理解・認識・プレー」が二分・成否が分かれるのですね。
<オン・オフの判断・決定基準>での
●誤った理解・認識とは、
➀「フィジカル低下との認識」選手発生を基準をするのは、
 自チーム都合による「戦術転換」ですが、相手チームからは「コンサプレス強度低下・コンサチーム後退=絶好の相手チーム攻勢期到来」と、大攻勢が襲来。「フィジカル低下」で「マーキング不能」となれば<選手交代以外の正解策>は有りません。大攻勢の中、ひたすら耐え・カウンター狙いで「フィジカル低下選手が回復は絶対ありません」ね。逆に、「撃たれ続けて、更にポロポロ」状態に悪化しかありません。
➁「コンサが得点」局面の基準も、
 ➀同様、コンサの「攻撃的守備と攻撃攻勢」の転換として、全く同一展開に悪化し、これも「誤基準」ですが、試合展開の中では、<大人の戦略・試合巧者>としてよく評価・推薦まで受けるものですが、今シーズンの「リーグ最強川崎」の根幹方針が、「常時得点獲得」=得点しても、追加点獲得姿勢は絶対に弛めない、ですね。この川崎も、WクラスBIGチームの根幹戦略も「更に得点獲得!」は、共通戦略で、「攻撃姿勢弱体化こそが、相手に攻勢チャンスを与える元凶で、強者のおごりこそが、付け入りを許す真因」という事です。
<大人の戦略>と言う考え方こそが、問題思考、という事です。

★コンサに発生した大問題が、この➀の「フィジカル低下認識」を<ピッチ内選手が判断し、勝手にオン・オフする>という点です。
まるで、「ピッチ内で、選手がセルフコントロールし、<マンマークのオン・オフを行う>」を推奨、実施する、との事態は、結果として、【マンマークハイプレスの時間帯・頻度・強度の減少=弱体化】を招いている、と言う点です。 指導・コーチ陣、選手の「誤理解・認識・プレー化」は現実化しているように見えますね。

〇正しい理解・認識は、
➀「フィジカル低下選手」も、絶対に「マーキングの弛緩・緩み」は排除し、「フルプレー」を維持し続ける【意識・認識・プレー化】を図る。
そのために、とことんまで「フィジカル能力を拡大」し、そもそもの「フィジカル低下自体の改善」するトレーニングを、指導・コーチ陣が主導するものですが、現状、その取り組みは、甚だ不完全・不徹底という事で、指導・コーチ陣も含む問題点となります。
➁唯一、可能な<オン・オフ基準>が、自陣からのビルドアツプと攻撃切り替え局面です。元々「マンマーキング」は、<相手ボール保持への対抗・攻撃的守備>で、
 「相手ボール奪取・回収」
     ⇔
 「プレッシング」と「フルマーキング(でパスコース封鎖・交換不能)」により「ボール奪取」 
 との間時間・局面でのみ作動・プレーする戦術で、
 ・全選手の「マンマーキング」可能ポジショニング<スプリント>
 ・該当選手(ビルドアップ時なら前線選手で「ハイプレス」・ミドルエリア等では、中盤やDF選手の「プレス」となります。常に「前線選手ではありませんね」)が、相手ボールホルダーへ「チャージ」アタック<スプリント+チャージ>
 ・相手パス交換を封じ、高確率で「ボール奪取」
 ・その瞬間「攻撃へ切り替え(トランジット)」し、ハイプレスの相手ゴール付近からのショートカウンターでは、一気に「大チャンス機・決定機」、それ以外は、ビルドアップ等の攻撃局面に移行します。
 実際の「マンマークハイプレス作動時間」は、「該当選手チャージと他のポジショニング・パス封止、ボール奪取」で、成功する多くが「1分以内」です。逆に、それ以上「マンマークプレス」が続くのは、該当選手の「ボールホルダーアタック」の停滞が原因で、それは「該当選手の躊躇い(ためらい)・闘志不足」が真因で、選手の意識問題です。詰まり、「強いプレス闘志」が在れば、「チャージ強度、タイミング、スピード」は大きく上昇し、相手にパス出しのタイミングを与えなければ、多くが「ボール奪取成功」となるものです。
という事で、実際の「マンマークハイプレス作動時間」は、フルセットでも、20分以内ですが、その多くが「スプリント」で、結局「スプリント力」の問題に帰結します。「試合形式」で強度の高いトレーニングで、大きく改善・拡大可能ですね。
☆高強度「マンマーク」をプレーし、意識・認識で、徹底して強度維持するも、「スタミナ低下・疲労蓄積」で「フィジカル維持=強度維持」が困難となれば「選手交代」で、新選手により「強度維持」となる事が、適正判断・決定です。諸々の理由・原因で、選手交代を遅延するのが「選手交代の誤り」の主内容です。「早目の交代」は、事前「選手フィジカルを適正把握・認識」し、「適正タイミングで、戦術遂行に最適」の選択・交代実施、という事です。

前TM・川崎戦の大敗原因は、意図的に設定された「疲労累積による最低フィジカル」が原因とされていますが、同時に、この「マンマークプレッシング」戦術の作動不全には、<誤意識・認識・プレー>も大きな原因と想定します。

継続・未改善課題として「シュート決定力」がありますが、
昨日・キャンプ最終TM(J3熊本対戦と想定)で、「改善の見込み」との、試合後金子コメントがありました。
推測できるのは、「決定機でのシュートで、決定率が改善」との試合内容だった、という事ですね。それは、「選手の自発的・居残りトレーニング反復」のトレーニング成果で、トレーニング内でのものでは無い、ということでしょう。
指導・コーチングの甘さが、ここにもありそうですが、選手の自主性でも、大きいです。

いずれにしても、全選手とコーチ陣に、緊張感が高まり、ここまでの「チームポジション・競争」も、ミシャにより「再構築」必至で、激化します。
それなりに進んできたチームも「一気に、ミシャの真髄・心棒」が入れられ、<本物>となる過程に進みます。

これらが、「現時点でのミシャの頭脳」と想定します。
これからも、場面の都度、「ミシャの頭脳」シリーズを継続してみます。

posted by yuukun0617 |22:22 |