コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2024年04月21日

〜進化〜75)リーグ最強チームとの引き分け試合?!

昨日⑨節広島戦に「引き分け」結果は、
事前想定では、コンサが「これまでパフォーマンスを大幅引き上げ、過去最高120%プレー」に至らなけれは、大量失点の大敗必至としていましたが、
現時点での100%プレー発揮で、「決定機・シュート数では大差」となるも、菅野ファインセーブの最終手段と広島の菅野直撃シュート多発との精度不足に救われ「1失点」に止まり、スパチョークの個人技・虎の子得点で、引き分けに持ち込めました。
試合後ミシャコメントの通り「現時点で可能な最善結果」との試合、と言う事でした。
ミシャ試合三原則「走る・闘う・規律を守る」で、
「走る」=走行距離は、コンサ少しだけ優位でしたが、
「闘う」=球際強度=スプリント(寄せスピードと強さ)が、△23回もの大幅劣後で、負け続け、攻守全面的に、ボール争いに負け、大量決定機差・シュート数差となったものでした。
更に「規律を守る」=戦術想定ポジショニングと想定プレーでは、駒井ゼロトップは、相手DF引き出しの動きをせず、前線ロングパスのポストプレー全敗で攻撃停止だらけ、と攻撃の第1段階で不成立となり続けました。ハーフタイムで、小林ゼロトップに変更し、やっと少し改善も、その代償が、近藤交代・浅野ポジション変更で、それまで唯一手段だった右サイド突破手段を喪失。更に、大混乱の主要原因となった、青木左サイドハーフは、左サイドに張り続けられず、フリーポジションで中央エリア多発で、左サイド突破は、完全消滅となった事です。
想定戦術は、完全に破綻していました。

三原則中、二原則に反するこの事態では、当然、想定チームプレーは、大幅減退は必然で、攻撃停止時間帯が大半となり、決定機構築力を誇った筈の、自慢・ストロング攻撃力は、最早、見る影も無い、との状態まで、コンサ攻撃力は低下している事を証明された試合でした。
また、これも、再々チームストロング・最大特徴と公言して来た「ハイプレスはもはや喪失」しています。
本試合での、ボール奪取は、
広島が、前線7%・中盤57%・合計64%がハイプレスとミドルプレスでしたが、
コンサは、前線3%・中盤20%・合計23%で、自陣77%で、ハイプレスはおろか、ミドルプレスも僅かで、自陣守備しかボール奪取をしなかったと言う事でした。
元々、「ハイプレス・ミドルプレスをするか否か」は、ボール奪取位置を自らがどこに設定し、そのまま実行するか、との完全自己完結内容です。
そして、本試合で「コンサ自体が、ハイプレス・ミドルプレスを放棄し、自陣守備を選択し、実行した」との事実です。 監督指示でしたら、監督・チームとして、ハイプレス放棄選択と言う事ですし、選手判断と実践でしたら、戦術=規律未実施、との重大プレーとなります。
真相は、そのどちらだったのか? 
私推測は、「恐らくは広島チーム力を恐れた監督指示」と推測しますが、どうでしょう?

いずれにしろ、この全てが、現在のコンサチーム力、と言う事は、事実・現実として証明された試合でしたし、残念ながら、これが現在のフルパフォーマンスだ!と言うですね。

ゼロトップに、駒井を起用し、ゲームが成立するとの想定自体、「広島実力判断を誤ったか、自己判断のみに専念との自己中采配か」そのどちらしかありませんが、それは不可能!
余りに、舐めすぎか、現状悲観した自暴自棄采配と言われますね。
その駒井も、持てる全ての力を発揮するも、そもそもテクニックも高さも足りず、能力不足・不適合ポジション、でした。

試合内容の時間帯推移は、かなり興味深いものです。
試合は、以下様に展開されました。
試合開始〜15分 両チーム拮抗し決定機は互いに3:3も、実際は6:4とコンサやや優勢で先制獲得。
    〜45分 広島スプリントが大幅優位で、決定機0:8と広島圧倒に転換。1:9の大差。
後半開始〜65分 広島スプリント大優勢で、決定機0:4・失点。1:9大差継続。
    〜90分 コンサ建て直りやや優勢、決定機3:2。6:4で優勢。
との推移で、全時間広島圧倒では無かった試合でした。
即ち、前半15分と終盤25分の計40分は、コンサ優勢だった事が、引き分け結果は繋がった理由です。
その時間帯は、リーグ最強広島に優位となっていた、と言う事で、良く頑張った、とのミシャコメントも、頷ける所ですね。

最後に、速報試合項目別数値を記載しておきます。
     コンサ   広島
支配率  52 %  48 %
走行距離 117km     116km
スプリント   96回  119回 ・・大きく負け越し
決定機数  6回   17回 ・・大きく劣後
シュート数 5本   22本 ・・ 同上
枠内数   2本   11本 ・・ 同上
得点    1点    1点 
パス数  506本  512本・・非保持型広島に劣後は大問題
成功率  75%   74%
ほんとに、コンサ劣勢の中、よくぞ引き分けに持ち込めた試合、と言う事が数値で証明されています。

しかし、「勝点1」を獲得し積み上げた事の意味と価値は、確実に前進で、シーズン最終時に大きく貢献となるものです!
確かに、順位は最下位復活となるも、降格圏脱出の手段とその瞬間は、近づきました。
リーグ最強チームに勝点奪取は、80点獲得の合格点となりました!

    

posted by yuukun0617 |01:45 |

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