コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年05月28日

~進化~ 新シリーズ 現在・未来コンサ点検~④失点原因分析~

新シリーズ 現在・未来コンサ点検~④失点原因分析~です。
コンサの失点パターンの点検から、その原因・課題点を確認したいと思います。

では、
1.今シーズン17失点のパターン分析
失点は、15試合中、9試合で発生、「0」失点・クリーンシートは6試合でした。
9試合毎に、
節〇対戦相手 時間 失点起因相手プレー(選手名)・内容・〔コンサポイント選手〕 を確認。
S・シュート、コ・コンサ、SP・ショートパス、LP・ロングパス、TP・スルーパス、記載です。

①広島  前28 クロス左(柏)→ヘッデイングS(テイーラシン)フリー〔駒井・福森・ミンテ〕
②C大阪 前27 クロス左(高木)→右足S(杉本)深井マーク外し〔駒井・深井〕
②同   前43 コ陣中央ボール奪取(水沼)ーSP→柿谷~ドリブルPA侵入ーTP→ダイレクト右S(高木)〔宮澤・深井、進藤・ミンテ・福森〕
②同   後27 敵陣ボール奪取(ソウザ)ーループパス→(杉本)TP→柿谷右S〔チャナティップ・ミンテ・進藤・福森〕
③清水  前26 クロス右(金子)→右足S(クリスラン)進藤背負ってターン〔菅・福森・ミンテ〕
③清水  後 3 クロス左(松原)ー進藤股抜→ダイレクト左足S(金子)〔進藤・ミンテ・福森)
③清水  後22 クロス左奥(ミチェルデューク)→折り返しSP(金子)→落としTP(クリスラン)→右足S(河井)〔駒井・ミンテ・進藤・福森〕
④長崎  後37 浮き球TP(飯尾)→S(フアンマ)⇒DFブロツクーこぼれ球→右足S(翁長)〔ミンテ・宮澤・深井〕
⑧柏   前 9 TP(江坂)→左サイド亀川~ドリブル~PA侵入ー右足S~DFに当たり→OUNゴール〔駒井・進藤・宮澤・福森〕
⑩横浜FM 前44 CK左(天野)→折り返しSP(中澤)→ダイビングヘツドS(金井)〔駒井・福森・ミンテ・進藤〕
⑪仙台  後 2 コ陣中央ボール奪取(西村)~ドリブルPA侵入ー右足S〔深井・宮澤・ミンテ・進藤・福森〕
⑪仙台  後49 CK右(野津田)→バツクヘデイングS(大岩)~兵藤背中に当たりOUNゴール〔ミンテ・進藤・兵藤〕
⑫鳥栖  後 6 DFパスミス(福森)~小野詰め~PAロストボール奪取(安庸佑)S〔福森・ミンテ〕
⑮神戸  前 9 CK右(藤田)→ミンテマーク外しヘデイングS(ウェリントン)〔ミンテ〕
⑮神戸  前23 SP(ウェリントン)→TP(藤田)→SPクロス左(田中)→右足S(ウェリントン)~福森に当たりOUNゴール〔進藤・福森〕
⑮神戸  後10 ゴールキック(キムスンギョ)ーロングパス→TPヘツドでフリツク(ウェリントン)→右足S(渡邊千)〔ミンテ・福森〕
⑮神戸  後42 2名退場後コ陣中央縦TP(三原)→TPヒール(ウェリントン)→右足S(渡邊千)〔駒井・石川・福森〕

見難くてすみません。全失点データ・経緯です。
ここから要約すると、

(1)失点パターンは、

セットプレー・・4失点 23.5%
スルー・ショートパス・・4失点 23.5%
クロス   ・・3失点 17.6%
ドリブル  ・・3失点 17.6%
こぼれ球  ・・2失点 11.7%
オウンゴール・・1失点  5.8% となります。
 
 特段、偏り・長短所も無く、全般的に失点し、どの攻撃パターンにも「効果的な守備」となっていない事を証明しています。

(2)失点時間帯は、試合の7つの時間帯でまとめると、

Ⅰ キックオフ~15分 2失点 11.7%
Ⅱ  16分 ~30分 4失点 23.5%
Ⅲ  31分 ~45分 2失点 11.7%
Ⅳ 後半開始 ~60分 4失点 23.5%
Ⅴ  61分 ~75分 2失点 11.7%
Ⅵ  76分 ~90分 2失点 11.7%
Ⅶ  ロスタイム    1失点  5.8%

 「魔の時間帯」(最多失点時間帯)が2時間帯ありました。
Ⅱ<16分~30分> ・・クロス失点
   ≪サイドハーフ裏を取られたクロス≫
Ⅳ<後半開始~60分>・・ロストボール2失点、GK・CKが2失点
   ≪運動量低下と注意力・集中力低下時間帯で、プレー集中力≫
 この2時間帯の改善で、大幅失点改善が可能です。

(3)コンサの関係選手は、

 当初想定していた「ミスプレイによる失点」は1失点のみで、実際は、コンサミスプレイの後のプレイの問題でした。ワンプレイのみで失点直結のパターンは、実際ありませんでした。そのミスプレイの後、カバー選手による「連続守備」の有無がポイントで、その不徹底が失点の原因でした。詰まり「組織プレイ守備」とは「個々選手のプレイ」ではなく、「連続したプレイの有無・内容」という事で、「ワン・ミスプレイ」の後の「プレイ」の問題で、という事でした。
しかし、
 関係選手回数は、

 1位 13失点関係 福森・ミンテ
 3位  9失点   進藤
 4位  6失点   駒井
 5位  4失点   深井・宮澤
 7位  1失点   チャナティップ・菅・兵藤・石川
 
    と、選手毎に大きな差があります。

 「失点改善」重点選手として、
  〇福森・ミンテの「固有守備力」改善
  〇進藤の「連携守備力」改善
  〇駒井の「ポジショニング」改善(裏のスペース対策)が課題です。

 この様に、失点毎に「原因分析・確認」すると、
 改善・対策としては、
 
 ★パターン特定はせず、全般の守備力が課題。
 ★失点時間帯ー2つの「魔の時間帯」対策
 ★失点改善「重点選手」へ対策・取り組み

  が必要という事でした。


posted by yuukun0617 |17:34 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年05月25日

~進化~ 新シリーズ 現在・未来コンサ点検~③項目別リーグ水準対比~

新シリーズ「現在とこれからのコンサ点検」略して「現在・未来コンサ点検」③は、
≪コンサ今シーズン実戦データからの課題≫
(1)項目別リーグ水準との相対評価 テーマです。

本来、リーグ水準相対比較は、
①リーグ平均対比
②リーグ上位対比
③リーグ下位対比 と3つのアプローチがあり得るものですが、③リーグ下位との対比には積極的な意味は無いですね。
ですので、①リーグ平均と②リーグ上位(1~3位平均値)との対比で、コンサの個別項目に評価判定をしてみたいと思います。
従って、各項目点検の際、①対比;リーグ平均、②対比;上位3チーム平均の記載となります。

では。
 (※課題項目・数値には太字、数値は1試合平均値、一部累計値で、評価は◎〇△🔺✖表示です。)
1.全体・基本項目

A.支配率  51.3% ①50% ②48.5%
     ・・▲ 戦術上必要値には△5%不足
B.走行距離 115km  ①113 ②112.7
     ・・〇 対①②共に走り勝ち
C.スプリント数 161回  ①168 ②166.6
     ・・▲ +(相手ゴール)方向へ△6~10回不足

2.攻撃項目

D.得点(累計)20点   ①18  ②22
     ・・△ ①を僅か2点上回るも②に△2点不足
E.シュート数14.2本 ①12.8②12.9
     ・・〇 ①②ともに、+1.3上回る
F.枠内数  4.2本  ①4.2 ②4.5
     ・・〇 ①同レベル、②に△0.3本のみの劣後
G.決定率  8.9%  ①9.3 ②10.8
     ・・× ①にも△0.4%、②には▲1.9%と大きく劣後
※E.シュート数・F.枠内数は〇なのに、D.得点△不足となる原因項目が、G.決定率の✖です。
≪ゴール枠内に飛んでも得点決定率×となってしまう、との意味は何でしょう≫・・→答えは、当然の理屈ですが、「GKによりセーブされるシュートが多過ぎる」という事ですね。これは「シュートターゲット」の問題です。詰まり、「ゴール枠内の『どこを狙って(ターゲットに)』『どんなシュートをしているのか」という事。この最悪事態の元凶は【枠内しか意識のないシュート=枠内のターゲット位置など意識もしないシュート】でした。
前線・その他シュートをしようとした選手全員の【低い意識】が原因だった、という事です。この点は、昨シーズンから、十数回指摘・していますが、選手を始めとして、チーム首脳陣にも全く問題意識として来なかった点で、選手と共に、チームスタッフの低レベルの代名詞でした。
 しかし、第14節FC東京戦観戦中に、天から降りてくるように、「福音」が突然、目の前に現れました。
試合開始前最終メニューの「シュート練習で、スタメン選手のみ全選手、ゴール枠の四隅のみをターゲット」とのシュート確認練習を実行していたのです。
あの光景が、コンサの常態となったのであれば、この大問題の改善・解決もすぐ近くです。ただし、当日、サブ選手は誰一人として、スタメン選手の「シュートターゲット意識」の欠片もなく、従来通り、「ホームランとGKパス」に終始していました。チーム全体の「意識変革」には到達していない事が一目瞭然でもありましたが・・・。

H.パス数   458本  ①476  ②496
      ・・× ①△18本、②▲38本不足。戦術上最低500必須
I.同成功率  77.3% ①75.4 ②76.7
      ・・〇 ①②共に、上回る
J.クロス数  17.4本 ①16.2 ②13.6
      ・・〇 ①②共に、上回る
K.同成功率  23.7% ①16.7 ②16.5
 同得点累計  8点   ①3.4  ②4.3
      ・・◎ ①②共に大きく上回り高精度ストロングポイント 
L.セツトプレー数  16.7回 ①18.5 ②18.4
      ・・△ ①②共に、△1.7回少ない
 同得点累計  5点   ①4.5  ②5
      ・・〇 ①②と同レベル水準、ストロングポイント未到達   
※パス数は圧倒的な不足で、「ミシャ戦術の真髄、パスサッカー戦術に未到達」。特に、DFラインからのビルドアップパスの不足・成功率が大課題 

3.守備項目

M.失点(累計)  17   ①17.3 ②11
      ・・△  ①同水準 ②△6 攻撃優先でも多すぎる
N.被シュート数   15.5本 ①12.6②11.5
      ・・× ①▲2.9本②▲4本と、「中盤まで守備力」弱体
O.被決定率   7.3%  ①9.1②6.4
      ・・△~〇 ①+1.8%高く②△0.9%「DF・GK守備力」はそこそこの力、上位にはなお不足
P.タツクル数  21.5回 ①22.4②23.6
      ・・△  ①△0.9②△2.1と不足
Q.クリア数   26.6回 ①24.3②23.7
      ・・× ①△2.3回②2.9回超過、戦術上からも多過ぎ
R.インターセプト数  2.9回  ①2.2 ②2.3
      ・・〇 ①②共に、大きく凌駕の「ボール奪取力」
S.セツトプレー失点数累計 4点  ①4.1 ②3
      ・・△ ①同水準、②△1点と平均レベルで改善必須
T.クロス失点累計     3点  ①3.4 ②1.3
      ・・△ ①上回る②▲1.7と、平均レベルで改善必須
※守備項目は、R.インターセプト以外全項目、問題項目。
 ≪攻撃優先・守備連動≫の筈ですが、「守備項目」大量課題現状からは、反対に、
≪守備力改善によるチーム戦力大幅拡大≫の余地・可能性・潜在力が証明されています。
加えてリリースデータにない重要項目には「連携力・プレイスピード」がありますね。

4.各項目の具体的プレイ

 実際の各プレイには、
「判断(状況把握・選択・決定)」
「事前準備(予測予想・ポジショニング・プレイスタート)」
「タイミング(より速く相手予測外スタート追求)」
「テクニック(質・精度)」
「事後対応(連動予測・準備)」があります。
 そしてその前提に「戦術」が置かれ、
戦術により、「想定要求プレイ・予測・準備・タイミング・必須テクニック・プレイ後アクション」が決まり、
 選手はその役割を高いレベルで実践し、その結果、次の選手のプレイへの「継続」が「連携・組織」プレイ・チームプレイとなる、
     ・・・  との相関関係となります。

「ミシャ戦術」については、このブログでも何度も確認して来ましたが、同時に、選手・チームでの「戦術理解」と「戦術実践度」が問われ続けて来たものですね。
<「戦術理解」は、「各選手の具体的プレイ」によって、「その程度・内容」が証明される>
との公式から、トレーニングは、「実戦形式が主体」に成らざるを得ません。
コンサのトレーニングメニューの特徴である「徹底した実戦形式練習」の理由・根拠ですね。(実戦形式練習は、どんなメニューよりも、運動量・フィジカルを要求され、≪フィジカルトレーニング≫を同時に実践出来るW目的・効果の効率的・お得な優秀練習方法ですね!!しかし、他チームではその認識は乏しく、実践は少ないですね??)

まとめますと、
全体2項目➡A.支配率、C.スプリント数
攻撃3項目➡D.得点、F.決定率、H.パス数
守備7項目➡M.失点、N.被シュート数、O.被決定率、P.タツクル数、Q.クリア数、S.セットプレー失点数、T.クロス失点数
  の計12項目と、多数の課題項目が現存しています。
今シーズン後半で、
リーグ平均水準順位狙い(他チーム戦力アップでリーグ下位争いとなるでしょう)ならば、現在レベルも可ですが、
上位を本気・真剣に狙う(その結果、他チームの戦力アップも重なり、結果的に最終・中位の上順位ではないでしょうか)のならば、
この中断期間で「効果的な項目を選定し、集中トレーニングにより、確実に改善効果」を獲得するべきですね。

あらためて、コンサの課題の多さに驚きですが、「データは嘘をつかない!」です。これが、真実の現状です。ここから、未だまだ、「大幅・急速な改善によるチーム戦力急拡大」が出来る事(高い可能性がある事)を見つめ、一歩ずつ前進・進化していきましょう!!

posted by yuukun0617 |19:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年05月25日

~進化~ 現在そしてこれからのコンサ点検~②取り組みテーマ~

W杯中断期間中の特別シリーズ「~進化~ 現在そしてこれからのコンサ点検」の取り組み(掲載)テーマを発表!します。
シリーズ②「取り組みテーマ」は以下の通りです。
ご一読、お願い致しますね。

≪コンサ今シーズン実戦データからの課題≫
(1)項目別リーグ水準との相対評価
(2)失点原因分析
(3)得点パターン分析
(4)課題確認・取り組み優先順分析
(5)課題改善手法分析
(6)中断期間トレーニング現況と成果分析
(7)中断明け時点、コンサ課題改善現況分析

 の7テーマに取り組みたいと思います。

個々テーマの分析により、
〇問題点の明確化と課題化(設定)、同時に、
〇対策・改善手法の確認と改善取り組み分析にトライしてみようと思います。

次ブログ以降も、宜しくお願い致します。

posted by yuukun0617 |17:23 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年05月23日

~進化~ 現在まで・これからのコンサ点検~①ボランチと守備~

全選手・監督コーチ、そしてサポーターの皆様は、
中断期間・1週目リハビリ期間を満喫・リラックス中ですね。
存分に、心身共の完全リフレッシュで、累積疲労を完全解消、
また、故障離脱中選手は、この期間の内、早い時期にリターンし、チームの最終熟成過程にこそ、参加としたいところです。

とは言うものの、チームスタッフ全員が休暇状態では無く、
ミシャ・分析担当コーチは、15節、カップ戦の試合内容分析中。
①チーム現況把握
 ⇒改善すべき課題、その取り組み優先順と計画・日程・方法構築
②当面、2週目(5日間オフから、正確には、5/26土曜が起点日となります)のトレーニング詳細計画(取り組み項目・トレーニング内容・到達目標)確定
を実施中。
また、チーム編成スタッフ(社長・GM・編成)は、今期第2ウィンドーでの選手獲得の検討・計画、更に実行も既に開始されているでしょう。

1.中断期間動向
という事で、この中断期間の概略は、日程も含め未発表ですが、推定するに、

中断期間(5/21~7/18 8週+5日間)
第1週目(5/21~5/25)  完全オフ・リフレッシュ・リカバリー
第2~3週目(5/26~6/15)個別課題別トレーニング
第4~6週目(6/16~6/29)連携・戦術トレーニング
第7週目(6/30~7/10)  実戦テスト・トレーニング
第8週目(7/11~7/17)  完成期  
という所でしょうか。

試合分析が不要なこの期間、中断期間のコンサ取組に沿って、記載していきます。
第1回は、「ミシャ戦術理解」を深化させるべく、隠れキーポジション「ボランチと守備」につき考察してみます。

2.メインテーマ「ボランチと守備」
一般論から確認しましょう。

先ずボランチポジション「ボール奪取力」ワールドクラス選手と言えば、
・セルヒオブスケツ バルサ ・・〔強み〕予測力・対人強度
・ビダル バイエルン ・・〔強み〕守備範囲・対人強度
・カゼミロ レアル ・・〔強み〕対人強度・パスコース予測力
・カンテ チェルシー ・・〔強み〕予測力・タイミング・粘り強さ
 これらのボランチ選手達の特徴は、
①強靭な身体能力により、接触時体幹強度で跳ね飛ばしボール保持を崩し、奪い取る
②高い予測能力で、ボール保持の緩むポイントに長い脚を差し込み奪い取る
加えて、カンテのみには、
③身体をぶつけ、ボールが離れそうなタイミングに身体を入れ奪い取る、
 となり、特にユーロでは、≪1対1のボール奪取≫が中心です。
ところが、「こんな能力」を持つ日本人ボランチは?、と言うと、「井手口・今野、やや山口蛍」くらいで、ほとんどいませんね。実は、「深井」も本来貴重なこのタイプの若手選手で、多方面から期待される理由です。

このボランチポジション「ボール奪取」に対し、
Jリーグでのボール奪取は?、と言うと、
≪パスカット型のボール奪取≫主体・集中と絞られます。

「ボランチポジションボール奪取能力」保有選手の乏しさから、「ボランチポジション=バイタル付近のボール奪取」=「パスカット型ボール奪取」の仕組みが問題となり、そこが、「守備戦術」直結となって来ます。
少し分解してみましょう。

ボランチ位置は、
①自陣だとDFライン上バイタルの上位置
②相手陣だとOMF~DMF付近 のどちらかで、
そこでの「パスカット」となりますが、
その位置によって仕組みが異なります。

一番多い局面・場面が、
①自陣バイタルエリア付近ですが、問題はパスカットする選手・ボジョションは誰か?という事です。 
答えは、CBのどちらか(が最多)。ですね。ボランチではありません。
実際、コンサの試合でも、福森~ミンテ~進藤の回数順に、バイタルエリアへ飛び出して、相手OMFやFWへのパスをターゲットとしカットするシーンを毎試合数プレイ見ますね。
 そして、その仕組みです。
 ◎相手パス起点から攻撃陣(OMF・FW)へのパスの局面で、
守備側は、パス起点選手へ前線選手がチェック・プレスし相手のパスコースを絞ります。それにより、複数のパスコースが1・2本まで絞られる中、その予想コースの相手受け手選手位置の「少し手前にポイントを設定」し、相手パスが出されるタイミングで、そのポイントへ飛び出し、パスカットする訳ですが、
・パス受け手選手を抑え、奪取ポイントを作り出す役割が「守備側ボランチ」選手で、
・ポイントに飛び出す選手が、ボランチの最直近位置にいる「CB」となる訳です。
しかし、この仕組みには一点、大きな懸念点が発生しますね。
・・・それは、守備の要のCBが飛び出す事です。
 実際、上手くパスカット出来れば良いですが、失敗すると頼みのCBを欠いたDF陣となり、一気に大リスク状態に陥る点です。
 例えば、4バックDFでは、1CBのみで、数的不利・スペースだらけ。
ここで、3バックDFに意味が出ます。
 1CBが飛び出しても、2CBと2SBで、数的不利は無く、スペース管理も大丈夫です。
 実際、Jリーグでは、CB飛び出し型の「パスカット」が主流ですが、
4バックチームでも多く、失点リスク発生を抱えたままのパスカットトライとなりますね。
 そのため、そのリスクを意識した結果が、チーム毎の「ボール奪取」の多寡の発生原因です。(原則的には3バックチームが多くなります。)
 対して、
 
②相手陣内「パスカット」は、自陣パスカットの様な仕組み・システムではありません。相手のパスミスから派生するパスカットが中心です。
具体的には、相手のパス受け手直前のパスカットだけでなく、パス起点・出し手へのチェックによるミスパスによるボール奪取となる訳で、
主に、前線選手とボランチ選手によるボール奪取です。

以上の通り、ミシャ戦術・【3-4-2-1】戦術は、パスカットでのボール奪取力を引き出す事も狙いの戦術で、コンサの守備力の基本・基礎部分となっているシステム・戦術です。

この様に、コンサのボランチは、「単独(個の)ボール奪取能力」は必須条件ではなく、それ以上に「DFライン位置(まで下がっての)パス起点・ビルドアップ能力」が求められる能力となります。
現コンサスタメンの「宮澤・深井、ついでに、兵藤・荒野」全員、ビルドアップ能力は、無くはないレベルで、ミシャ・戦術の求めるレベルにて到達していません。(・・・浦和の柏木・広島青山レベルには遥か遠いですね)
「ビルドアップ能力」は、分解すると、
・ロング、ショートパス精度・スピードのテクニック
・パス先選択、タイミング選択の 精度(良否)・判断スピードのヘッドワーク
・出し手と受け手の連携力 ですね。
この中で、トレーニングで上昇出来るのは、連携力のみで、「テクニック・ヘッドワーク」は固有の能力で、血の出る様な、大量・反復「個人練習」でしか改善・獲得出来ないものです。
ここに「移籍・新戦力獲得」の意義・意味が出て来る訳で、現存4選手を越えた「新選手」の必要性となって来る事になりますね。
絶好の適任選手が1人思い当たります。
昨年まで、浦和でミシャチルドレンの一人だつた「矢島慎也」24歳浦和ユースから、ミシャ戦術を徹底された若手選手。現在、浦和の高い選手その壁を回避で、G大阪ー完全移籍。しかし、ここでもJ1での起用は困難で、現在G23で7試合出場。「カナリの腐り状態」と想像されるところ。「ビルドアップ力と攻撃力」を武器とする「ミシャ戦術熟知」若手ボランチです。
イケメン選手でもあり、女性ファンの心も掴める選手です。
「ミシャの隠れ財宝」は未だまだいそうです。~欲しいですね!~
近い将来のコンサで、「矢島・深井」のボランチ◎は「看板選手」に成長ですね!

以上 コンサボランチと特に、DF陣との関係性につき、考察してみました。

posted by yuukun0617 |18:35 | コメント(0) | トラックバック(0)

2018年05月21日

~進化~ 第15節神戸戦 敗因原因です。

通常、試合後には、公式リリースデータから試合を点検しますが、今節試合データを確認するも、特異試合で参考には出来ないものでした。
そこで、今後にも大きな影響・反映・対応として活きて来るだろう、その様な結果に至った原因、~敗戦の原因~の確認としたいと思います。
結構大きい・重い内容と思います。

1.敗戦原因
主因と副因に分かれます。
①≪主因≫ミシャ戦術の詳細な検討による「対抗策」が主因。
その対策とは、神戸吉田監督が生み出した
 「4TOP戦術」です。

「神戸攻撃・コンサ守備」では、
神戸攻撃時は、2FW+2OMFが「横並び4TOP」を形勢し、
コンサは、マッチアップのため「5DFライン」で受けるものとなりました。
ところが、「1VS1」か「1VS2」のマッチアップ守備となり、「連携・組織守備」「密集ブロック(ゾーン)守備」を実行不能とされ、神戸の基礎戦術「個の力による打開(個々選手の高い能力によりマッチアップに勝利)」により鍛えられた選手とのマッチアップのため、局面の守備は崩壊多発となり、そのまま、密集ブロックも、ワイドな選手配置に陥り、その「個々の突破」は決定的局面(GK寸前で、神戸のフリー・スペース・数的優位)直結で、ゴールマウス直前から、当然29本のシュート、枠内シュート13本、その内ソンユンファインプレーで7本セーブするも、4本ゴールを決められたもの。
 ポイントは、
「守備での密集・ブロック崩し」「複数・連携・組織型守備崩し」で、
実は、14節までのコンサ守備は「相手1VSコンサ2~3」の複数選手の連携・共同プレイが実体でした。これまでも、その複数守備をミスプレイ・カウンターなどの大リスクの局面は、全て「1VS1」局面で、そのマッチアップで負けた瞬間に多く発生していました。≪決して個々の選手能力が急上昇した訳ではありません。過去もミシャ戦術チーム選手が、自己能力に過信し、チームを飛び出して、一転不振とのケースが多発ですが、全て「個の能力急上昇」との過信が原因。・・宮澤の試合後コメント「コンサの個々の守備選手も強なったが、それを上回る相手選手により破られた場合混乱」とあり、「過信」している姿が出てしまいました。
更に、
「コンサ攻撃・神戸守備」では、
5DFラインを強いられたコンサは、両サイドハーフを自陣低ポジションに貼り付けられ、辛うじて、「右サイド駒井」は上がれましたが、「左サイド菅」はハーフライン付近まで上昇がやっとで、コンサは完全に「3トップ、やっと4トップ」にしか出来なくなりました。
神戸DF陣は、数的同数~優位となり、完全マーク・狙い絞り込め、余裕・準備状態での守備で、2CBは全くズレ・ギャップも発生させず、コンサの攻撃を完全封止となったものでした。

もう一点、コンサ攻撃阻止のポイントが、

副因②「前線からの守備=コンサビルドアップ阻止」戦術でした。

ここは、既に、対コンサ・ミシャ戦術の「基本対抗策」として確立してしまった様で、今節試合でも、激しく・強烈に実行。2失点目は、コンサビルドアツプのパス交換をターゲットとし、パス元・受け手両方へタイト・ジャストタイミングチェックで、ボールを奪い、スペース・隙だらけを突き決定機から得点獲得、とされてしまったもの。
コンサ攻撃の「攻撃スタート潰し」、とされた瞬間が「失点大危機」となってしまいました。
~攻撃潰し・得点獲得~の同時狙い「前線からの守備」が、
コンサに効果絶大、という事でした。

副因③「選手の過信」=「意識・認識の甘さ」と「一蹴入魂」まで至らない集中・実践意識
前記の宮澤試合後コメントの通り、意識・闘志・粘り強さが甘く、大量失点の原因となった「プレースピード・精度・運動量」不足となったもの。
 実際、試合開始直後に「神戸の鋭いコンサ対策」で「実践しようとしていたコンサプレー」を阻止され、突きつけられ続ける「マッチアップ」での「勝負負け」から「冷静に、泥臭く、ひた向きにプレーの意識」が希薄となり、「冷静プレー」に戻らず時間経過・失点累積・攻撃チャンス欠乏の悪循環の中、最後まで「コンサのプレー」は、ほんの僅かだけしか実現出来ず、試合が終了した、というもの。
W杯中断前で、≪本当の力、実力を思い知らされた≫と言う事。

2.今後の対策

どうでしょう。3つの原因を上げましたが、それ以外、具体課題は、山の様にあります。
「対コンサ・ミシャ戦術対策」は、①②の両対策以外にも、今後、開発・出現必至です。当面の①②の根本解決は、「個々の選手能力アップ」しかありません。しかし、「戦術」には「戦術」で、
「かなり厄介なミシャ戦術VS対ミシャ対策」での敗戦でしたが、
更にそれへの対抗策となる「進化版・新コンサ式ミシャ戦術」は、
「現行コンサ式ミシャ戦術」の【実践度向上】に在る!、との認識をミシャは持っているのではないでしょうか。
焦点は【個々選手】です。
a.ポジション適正化
b.連携トレーニング徹底
c.プレー意識ランクアップ
d.戦術理解度進行
e.シュート決定力とパス成功率大改善 
を実戦形式・2部練習で徹底です。

中断明けは、【ミンテ・宮澤出場停止】から再開、それも、最強チーム・コンサ勝利無し「川崎」との対戦。
そこで勝利する!レベルまでチーム改造・改善の大仕事の開始が待っています。

サポーターとして、その大治療・大工事・大改善への声援は、必須です。
しっかり「サポート・支援」でのみ、この激しく・厳しいトレーニング貫徹をバックアップできますね。

後半を賭けた「大トレーニング」にレッツゴー!!


posted by yuukun0617 |22:00 | コメント(0) | トラックバック(0)