コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年05月21日

~進化~ 第15節神戸戦 敗因原因です。

通常、試合後には、公式リリースデータから試合を点検しますが、今節試合データを確認するも、特異試合で参考には出来ないものでした。
そこで、今後にも大きな影響・反映・対応として活きて来るだろう、その様な結果に至った原因、~敗戦の原因~の確認としたいと思います。
結構大きい・重い内容と思います。

1.敗戦原因
主因と副因に分かれます。
①≪主因≫ミシャ戦術の詳細な検討による「対抗策」が主因。
その対策とは、神戸吉田監督が生み出した
 「4TOP戦術」です。

「神戸攻撃・コンサ守備」では、
神戸攻撃時は、2FW+2OMFが「横並び4TOP」を形勢し、
コンサは、マッチアップのため「5DFライン」で受けるものとなりました。
ところが、「1VS1」か「1VS2」のマッチアップ守備となり、「連携・組織守備」「密集ブロック(ゾーン)守備」を実行不能とされ、神戸の基礎戦術「個の力による打開(個々選手の高い能力によりマッチアップに勝利)」により鍛えられた選手とのマッチアップのため、局面の守備は崩壊多発となり、そのまま、密集ブロックも、ワイドな選手配置に陥り、その「個々の突破」は決定的局面(GK寸前で、神戸のフリー・スペース・数的優位)直結で、ゴールマウス直前から、当然29本のシュート、枠内シュート13本、その内ソンユンファインプレーで7本セーブするも、4本ゴールを決められたもの。
 ポイントは、
「守備での密集・ブロック崩し」「複数・連携・組織型守備崩し」で、
実は、14節までのコンサ守備は「相手1VSコンサ2~3」の複数選手の連携・共同プレイが実体でした。これまでも、その複数守備をミスプレイ・カウンターなどの大リスクの局面は、全て「1VS1」局面で、そのマッチアップで負けた瞬間に多く発生していました。≪決して個々の選手能力が急上昇した訳ではありません。過去もミシャ戦術チーム選手が、自己能力に過信し、チームを飛び出して、一転不振とのケースが多発ですが、全て「個の能力急上昇」との過信が原因。・・宮澤の試合後コメント「コンサの個々の守備選手も強なったが、それを上回る相手選手により破られた場合混乱」とあり、「過信」している姿が出てしまいました。
更に、
「コンサ攻撃・神戸守備」では、
5DFラインを強いられたコンサは、両サイドハーフを自陣低ポジションに貼り付けられ、辛うじて、「右サイド駒井」は上がれましたが、「左サイド菅」はハーフライン付近まで上昇がやっとで、コンサは完全に「3トップ、やっと4トップ」にしか出来なくなりました。
神戸DF陣は、数的同数~優位となり、完全マーク・狙い絞り込め、余裕・準備状態での守備で、2CBは全くズレ・ギャップも発生させず、コンサの攻撃を完全封止となったものでした。

もう一点、コンサ攻撃阻止のポイントが、

副因②「前線からの守備=コンサビルドアップ阻止」戦術でした。

ここは、既に、対コンサ・ミシャ戦術の「基本対抗策」として確立してしまった様で、今節試合でも、激しく・強烈に実行。2失点目は、コンサビルドアツプのパス交換をターゲットとし、パス元・受け手両方へタイト・ジャストタイミングチェックで、ボールを奪い、スペース・隙だらけを突き決定機から得点獲得、とされてしまったもの。
コンサ攻撃の「攻撃スタート潰し」、とされた瞬間が「失点大危機」となってしまいました。
~攻撃潰し・得点獲得~の同時狙い「前線からの守備」が、
コンサに効果絶大、という事でした。

副因③「選手の過信」=「意識・認識の甘さ」と「一蹴入魂」まで至らない集中・実践意識
前記の宮澤試合後コメントの通り、意識・闘志・粘り強さが甘く、大量失点の原因となった「プレースピード・精度・運動量」不足となったもの。
 実際、試合開始直後に「神戸の鋭いコンサ対策」で「実践しようとしていたコンサプレー」を阻止され、突きつけられ続ける「マッチアップ」での「勝負負け」から「冷静に、泥臭く、ひた向きにプレーの意識」が希薄となり、「冷静プレー」に戻らず時間経過・失点累積・攻撃チャンス欠乏の悪循環の中、最後まで「コンサのプレー」は、ほんの僅かだけしか実現出来ず、試合が終了した、というもの。
W杯中断前で、≪本当の力、実力を思い知らされた≫と言う事。

2.今後の対策

どうでしょう。3つの原因を上げましたが、それ以外、具体課題は、山の様にあります。
「対コンサ・ミシャ戦術対策」は、①②の両対策以外にも、今後、開発・出現必至です。当面の①②の根本解決は、「個々の選手能力アップ」しかありません。しかし、「戦術」には「戦術」で、
「かなり厄介なミシャ戦術VS対ミシャ対策」での敗戦でしたが、
更にそれへの対抗策となる「進化版・新コンサ式ミシャ戦術」は、
「現行コンサ式ミシャ戦術」の【実践度向上】に在る!、との認識をミシャは持っているのではないでしょうか。
焦点は【個々選手】です。
a.ポジション適正化
b.連携トレーニング徹底
c.プレー意識ランクアップ
d.戦術理解度進行
e.シュート決定力とパス成功率大改善 
を実戦形式・2部練習で徹底です。

中断明けは、【ミンテ・宮澤出場停止】から再開、それも、最強チーム・コンサ勝利無し「川崎」との対戦。
そこで勝利する!レベルまでチーム改造・改善の大仕事の開始が待っています。

サポーターとして、その大治療・大工事・大改善への声援は、必須です。
しっかり「サポート・支援」でのみ、この激しく・厳しいトレーニング貫徹をバックアップできますね。

後半を賭けた「大トレーニング」にレッツゴー!!


posted by yuukun0617 |22:00 |

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