コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年01月30日

~進化~ ミシャによる進化⑮キャンプ評価

ミシャの第一次沖縄キャンプも明日のフィジカルトレーニングで終了し
2日間のキャンプ中休暇期間となります。
この沖縄キャンプは、ミシャ戦術をチームに付与し、チーム戦術とするべく、全選手の個々の理解とプレイでの実践を高める事で、チーム全体の消化・習得・習熟を図るものでした。
その途中結果を評価し、同時に、厳しい対戦相手との実戦トレーニングにより、一気に、より進んだ戦術の理解・把握を図り、トータルとしての課題確認をするため、1/27(土)の浦和戦、更にその試合で確認された課題に取り組んだ成果の確認の本日琉球戦で、評価検証と次キャンプ課題の確認を行ったものでした。

【結論】です。

①【ミシャ戦術の根幹である<パスサッカー>戦術は、高いレベルで実践出来るレベルに到達】
②【ミシャ戦術の完成度を上げるための、各選手のポジション・目指すプレイが明確になった】
③【実戦形式トレーニングにより、実戦の中での成功と未達課題が明確になり、現在順調にステップを完了し、シーズン開幕までの課題が、各選手個々に、またチーム全体で明確になった】
④【浦和戦・琉球戦で、対戦チームを凌駕するプレイ・時間帯・攻守内容が多数成功し、不足項目も、あと少しのレベル差まで到達している現況を確認出来た】

というものです。

私も、浦和戦の試合結果だけでは、不安が大きいものでしたが、試合実況を確認したところ、驚愕の変貌を遂げており、その魅力的なサッカーに目奪われ、結果は知っているのに、思わず興奮するものでした。

YouTubeに浦和テストマッチがアップされています。
リンクさせておきましたので、ご覧いただければ、納得される方が続出だと思います。4本とも、45分以上で見ごたえ十分ですね。
1/27浦和戦テストマッチ
第1試合前半https://www.youtube.com/watch?v=xTXnrQCHwkU
第1試合後半https://www.youtube.com/watch?v=ZPHdAsZXJ6c
第2試合前半https://www.youtube.com/watch?v=Al6-Gb74aIs
第2試合後半https://www.youtube.com/watch?v=zn2D4NPw4Wg

その中で、第1試合後半の2本目をピックアップしてみます。

結果は【0-1】得点(浦和)長澤 の敗戦

コンサ   ジェイ       浦和   李
   内村     三好     練習生 長澤 萩原
 菅  小野  駒井  白井    練習生  柴戸
   福森 ミンテ 進藤    宇賀神 阿部 岩波 橋岡
      菅野             福島

との布陣で、練習生が2名もおり、DF陣は準トップチームレベルでした。
試合は、見てビックリでした。
コンサドーレの優勢で、コンサは華麗に「パスサッカー」チームに大変貌していました。
 GK菅野⇒DF陣にショートパス⇒①DF陣から、スピード・鋭角的な縦パスが、3トップと、サイドのWGへ飛び出し、②DF・ボランチ間のショートパス交換をしながらポジションをセンターライン手前まで上昇し、そこから、コンサ攻撃時間帯を構築で、ボランチの一人がDF陣まで落ち、4枚のDFラインから、ショートパス交換で、タイミングを計り、5トップ(3トップ+サイドR・LWG)への縦パスが飛び、一気に敵守備陣を崩しています。
連続パス交換、縦パスの精度とスピード、スペース突破からのラストパスは、見事に成功する場面が幾つもあり、コンサの時間帯=コンサがボール支配も多数で、シュートチャンスも多数回となっていました。一方、浦和は、ショートパス交換がコンサに阻止されるため、ロングボールを多用する試合展開で、昨シーズンと真逆の試合展開となりました。コンサのパス交換は、何度も浦和守備陣を切り刻み、陣形を完全に崩した形でのシュートチャンスが多数回となったのです。
シュート数は、コンサ6本(内2本、決定機)-浦和4本(決定機1本で1失点程度)で、明らかにコンサ優勢の試合展開でした。
しかし、シュートチャンスでの決定力の差が試合結果を逆転させたものでしたが、ミシャ監督が納得、選手も自信を持ったのは当然でした。

更に、第2試合後半の4本目も、傾向は同じで、2本目は、ボランチからDFラインセンターポジションに落ちた「小野」から「キラーパス」が多発し、だれもが目を奪われるプレイの連続でしたが、4本目は、ボランチから兵藤が同様に落ちるも、主フィードは、CBポジションを変えずに「稲本」からで、小野に比べ、精度がやや落ちるも、リーグトップクラスのプレイ内容でした。
そして、4本目の大量失点も含めて、2試合の失点共に、ロングシュート・ミドルシュートからで、守備陣を崩された失点は1失点のみで、それも、バイタルポジションでの甘い位置取りにより、相手選手の自由なドリブルからのシュートで、浦和選手の個の力による失点でした。
課題は、相手陣を崩すための「縦パスの精度」と「パスの受け手の想定(約束)ポジション取りの遅れによるパストラップミス、ポジションへ未到達」が主要課題で、プラス「決定力」次第で、一気に解決可能でした。

そして、本日の「琉球戦」です。
結果は、【 8-3 】の勝利。45分×4本。
1本目【1-0】得点;ジェイ
2本目【0-2】
3本目と4本目合計【7-1】得点;都倉-宮吉-宮吉-宮吉-都倉-OG-兵藤

との結果は、浦和戦の試合内容からは、
浦和戦の課題だった【縦パス精度】と【決定力】の改善結果で、当然の結果と思います。

面白いもので、キャンプの開始は「(パス受け手のための)動き出し」課題でしたが、キャンプ最後の課題も「パス受け手のタイミング・正確なポジション取り」となり、「パス課題」で終始した第一次キャンプでした。

皆さん、楽しんで「浦和戦」見てみてくださいね。

感動と大期待で心が一杯になる事でしょうね。

posted by yuukun0617 |22:41 |

2018年01月29日

~進化~ ミシャによる進化ミシャによる進化⑭浦和戦TG評価

土曜日の第1キャンプの締め括り第1弾練習試合、ACLチャンピオン浦和との45分×4本(2試合)は、
1本目 コンサ 0-1 浦和 得点;(浦和)萩原
2本目 コンサ 0-1 浦和 得点;(浦和)長澤
3本目 コンサ 0-0 浦和 
4本目 コンサ 0-3 浦和 得点;(浦和)萩原・ズラタン・萩原
 計  コンサ 0-5 浦和
                との結果。

1.先ずは、監督ミシャの認識から。
コメントから確認です。
Q 試合全体の感想
「2試合やって2-0と3-0ということで、まあ、結果は決して良いとは言えないでしょう。でも、すごく良いものも見えました。
特に1試合目ですけども、チャンスも幾つか作れていましたし、ただ、そういう中で、またつまらない失点をしてしまったのは、やはり自分たちは良いものが出せてチャンスも作れている中で、もったいなかったとは思う。ただ反対に、自分たちがやろうとしていることもしっかりと出せていたという意味では決して悪くなかったと思っている。
良いものはたくさん出た中で違いがあったとすれば、
球際の強さであったり、セカンドボールの予測であったりとか、
そういった部分は、より相手の方がプロフェッショナルだったと思いますし、今後我々も取り組んでいかなければならないところだったと思います。
いろいろな良い部分と、いろいろな想定外を見られた今日のゲームでした。我々が今後進んでいく上で、プロセスを踏んでいかなければ、そこにはたどり着けないと思っています。その意味で、自分たちはしっかりとプロセスを踏んでいると思うので、決して悲観する必要はないゲームだったと思います。
まだ2週間も経っていない状況ですけども、
非常に我々の狙いとする戦術の浸透度は、私は高まっていると思っていますし、その中で、より規律を守るところであったり、戦う部分、あるいはより責任を持って戦うところであったり、よりプロフェッショナルとして戦っていくというのは、我々が今後チームが成長していく上で、戦術とともに一歩、二歩、前進していかなければならないところだと思います。我々、札幌も2試合を通して良い方向へ進んでいると私自身は思っています。今後、我々が引き続きトレーニングをしていく中で、必ず自分たちが強いチームに対しても得点と結果というものを残していけると思っています」
Q 前方のウイングバックへ3バックから中々ボールが出てこないことに苛立っているように見えましたが?
「もっと、ピッチをしっかり全体を見てほしいと思っていますし、しっかりと状況を判断してほしいと思っています。そこも選手たちがまだまだ取り組んでいくところです。間違いなく、そこですね。練習の中で取り組むことで、私は上手くいくと思っています」
Q 相手には懐かしい顔もいました。
「広島、そして浦和を6シーズン弱率いましたけども、そうした、かつて共に仕事をした同僚や指導した選手に会えるというのは非常に嬉しいもので、やはりサッカーを仕事としてやっていく中で、そういったことは嬉しい瞬間です」

ポイントを抜き出すと、
○我々が今後進んでいく上で、プロセスを踏んでいかなければ、そこにはたどり着けないと思っています。その意味で、自分たちはしっかりとプロセスを踏んでいる_
・1試合目評価-チャンスを幾つか構築できた
・自分たちがやろうとしていることもしっかりと出せていた
・つまらない失点はもつたい無かった
・具体的課題は、球際の強さであったり、セカンドボールの予測
・ピッチをしっかり全体を見てほしいし、しっかりと状況を判断
○2週間で、狙いとする戦術の浸透度は高まっている。
 前進すべきは、より規律を守る、戦う部分、より責任を持って戦う、よりプロフェッショナルとして戦っていく

と、キャンプの進展は想定通りで、ここまでの成果を土台に、更に多くの課題・プロセスがあり、高い自覚・挑戦心・団結力で全チームで狙い段階まで到達を目指す、との評価です。
2.具体内容
結論を先に記載すると、「第1チーム・中核メンバーはこの時点で未定状態に変化」です。長崎戦起用・プレイで先行した選手もそのまま優位状況の維持は出来ず、浦和戦では、横一線のテスト起用が続き、選手選択段階ではなく、その前段階の、全選手による戦術実践の実地テストと課題の洗い出し・絞り込みに取り組む練習試合でした。
という事で、チーム全体の戦術実践度を急上昇させるため、選手個々の「成長」を日々単位で図りつつ、どの選手起用・組み合わせがチーム戦術達成度を最高値とするか、その場合の守備力と攻撃力はどこまでのものか、を今週~次々週の3週間で追及しているプロセス・段階で、現在の「全選手横並びの競争状態」も「選手優劣・戦術適合性が明らか」となり、起用候補順位が出て来る段階です。
この観点で、1本目~4本目の選手起用に、とても興味深いポイントが数々ありました。

①1本目45分 コンサ0-1浦和 得点;萩原(浦)

〔コンサ〕  内村        〔浦和〕  興梠
    宮吉    三好        萩原 李  長澤
  菅  駒井  深井  白井      青木  柴戸 
    福森 ミンテ 進藤     宇賀神 阿部 岩波 橋岡 
       菅野              福島
 
・内村・菅野以外24歳以下選手    ・新加入と育成抜擢
・運動量、スプリント力最も高いチーム    ・育成から加入萩原が成功得点 
・自陣のボールロストから失点

②2本目45分 コンサ0-1浦和 得点;長澤(浦)

〔コンサ〕  ジェイ       〔浦和〕   李
    内村     三好      練習生 萩原 長澤
  菅  小野  駒井  白井      練習生 柴戸
    福森 ミンテ 進藤     宇賀神 阿部 岩波 橋岡 
       菅野              福島

・ジェイ、内村シャドー、小野テスト   ・練習生2名で戦力低下
・小野守備的ポジションで安定化     ・長澤飛び出しで得点
・自陣ボールロストから失点

③3本目45分 コンサ0-0浦和

〔コンサ〕  都倉        〔浦和〕 ズラタン
    チャナ  ヘイス       練習生 武富  武藤
  ジュリ 兵藤 藤村 早坂       柏木  遠藤
    田中 稲本 横山      菊地 槙野 マウリシオ  平川
      ソンユン             西川

・昨年中軸多数起用、ベテラン中心型・中軸選手起用チーム
・ボールロストが減少しカウンター減少   ・戦力安定

④4本目45分 コンサ0-3浦和 得点;萩原2・ズラタン(浦)     

〔コンサ〕  都倉        〔浦和〕 ズラタン
    チャナ  ヘイス        萩原 武富  武藤
  ジュリ 藤村 兵藤 早坂       柏木  遠藤
    田中 稲本 宮澤       菊地 槙野 マウリシオ  平川
      阿波加             西川

・3本目と宮澤のみ変更。      ・中軸のスタメン候補チーム
・自陣でボールロスト多発、ショートカウンター多失点・萩原爆発・ズラタン高決定力
・無理なロングフィードで攻撃機会喪失

浦和は、〔最強〕4本目~3本目~1本目~2本目〔最弱〕で起用しましたが、その通りの実力発揮で、4本目は浦和が完全支配ゲームで、コンサ自陣でのポジションカバー・スペースカバーの遅れ、失敗、無理なパスミスの多発で、自陣ボールロスト多発し、ショートカウンターで大量失点。特にボランチ・DF・GK起用選手での守備力ダウンで、実際は攻撃機会に中々繋がらなかった。
・つまらない失点はもつたい無かった
・具体的課題は、球際の強さであったり、セカンドボールの予測
・ピッチをしっかり全体を見てほしいし、しっかりと状況を判断 とのコメントプレイですね。

しかし、1本目・2本目の選手の戦術理解は3本目・4本目よりも高く、浦和のややダウン戦力の起用もあり、攻守ともに「戦術実践度」は評価できたもの。 この結果からも、戦術理解と実践力は、現時点では、第一試合(起用選手)の方が、第二試合(起用選手)よりも高い段階・レベルだったという事で、自陣でのボールロストからのカウンターで失点するも、成果と課題は明確で、
・1試合目評価-チャンスを幾つか構築できた
・自分たちがやろうとしていることもしっかりと出せていた
・つまらない失点はもつたい無かった とのコメントとなったもの。

第二試合に、昨シーズンの中核選手が多数いますが、全体の戦術理解と実践はかなり低レベルで、選手個々の現況と課題も重要なポイントですが、リーグ戦とルヴァンカップ戦には全選手一定レベル到達が必要であり、残る26日間で解決しきらなければならない訳ですね。

最短時間で成果を上げられる「試合形式トレーニング」をメイントレーニングとしており、キャンプ一日毎の「着実なステップアップ・プロセス」でその解決が到達する清算という事なのですね。

posted by yuukun0617 |00:05 |

2018年01月27日

〜進化〜 ミシャによる進化13 浦和戦速報

速報
トレーニングマッチ2本目終了
1本目北海道コンサドーレ札幌 0-1 浦和レッズ
2本目北海道コンサドーレ札幌 0-1 浦和レッズ

2本合計
北海道コンサドーレ札幌 0-2 浦和レッズ
1本目 不明
2本目 浦和レッズNo.15長澤和輝

浦和の得点はいずれも相手陣内でボールを奪ってからの逆転速攻。
札幌は2本目のジェイと小野がいるパターンのがいい。
小野はパス回しで良さが出るし、あんまり上がってかないので結果的に危ない場面は減ってた

最終結果

浦和レッズ5-0北海道コンサドーレ札幌

1本目1-0 荻原
2本目1-0 長澤
3本目0-0
4本目3-0 荻原、ズラタン、荻原

との事

posted by yuukun0617 |15:00 |

2018年01月26日

~進化~ ミシャによる進化⑫日程と試合方針

J1リーグとYBCルヴァンカップの全日程がリリースされました。
この日程から想定される試合方針について確認してみましょう。
但し、「ミシャ流対応」の観点で。

1.日程
 月別試合数
     J1リーグ       YBCルヴァンカップ
  2月 1試合(①節)     
  3月 4試合(②③④⑤節)  2試合(①②節)
  4月 6試合(⑥⑦⑧⑨⑩⑪節)2試合(③④節)
  5月 4試合(⑫⑬⑭⑮節)  2試合(⑤⑥節)
  6月 0試合         (2試合プレーオフ①②)       
  7月 3試合(⑯⑰⑱節)
  8月 6試合(⑲⑳㉑㉒㉓㉔節)
  9月 4試合(㉕㉖㉗㉘節)  (2試合準々決勝①②)
  10月 2試合(㉙㉚節)    (2試合準決勝①②)
  11月 3試合(㉛㉜㉝節)
  12月 1試合(㉞節)

2.分析
①試合数に2つの山期間が見られます。
 ・3~5月 J1リーグ14試合 ルヴァン杯6試合 計20試合
  ・・⇒≪スタートダッシュで、シーズン展開の位置取りと目標決定≫
 ・7~9月 J1リーグ13試合          計13試合
  ・・⇒≪中盤戦で、シーズン順位決定付け・正念場≫
 ちなみに、最終期間10~12月はたった5試合しか無く、中盤終了時点で、シーズン最終順位はほぼ確定している、訳です。
 つまり、
  シーズン順位が半ば決定する
   【9月末=28節で9位以内】とする、とのシーズン目標となります。
②2つの山期間の対応方針
3月~5月、7月~9月の試合対応方針です。
  例えば、3月6試合 4月8試合 5月6試合となりますが、
  ・リーグ順位直結のリーグ戦が優先で-「トップチーム」起用
  ・ルヴァン杯-他チームも育成世代起用条件もあり「第2チーム」起用
 が大原則ですが、
 ミシャは、「リーグ戦への実戦テスト目的のルヴァン杯起用」の基本方針には倣いますが、リーグ戦のためのテストとして「トップ選手を時間や条件限定起用」させる起用・活用をします。結果、「他チームよりも強力な戦力」による勝利が増え、ルヴァン杯も予選突破狙いとなります。
 しかし、ルヴァン杯に限定起用選手が、直後のリーグ戦に、「中3日間で起用」が度々発生します。確かに「次リーグ戦のパフォーマンスやや低下、交代時間短縮」の結果も出て来ますが、それも「計算内」で、その様な「激しい試合起用の中でのフィジカル強化、成長」が真の狙いで、Wクラス選手、海外移籍候補への成長ステップのひとつです。しかし、そんな激しい起用に応えられ、「故障せず急成長となる」選手の選択・選別がポイントと思います。
そんな選手は、「若く、成長力ある、実際にリカバリースピードも速い」選手で、ベテランは原則非該当です。
 【結論】
 ①リーグ戦起用;中心のベテラン・優秀選手と
    若手の高潜在力の成長株選手
 ②ルヴァン杯;3月・4月・5月を実戦試合の中での育成、を目的に、
    SUBのベテラン・準クラス選手、育成チャレンジ選手と
    若手の高潜在力の成長株選手の限定(条件付き)起用 
  により、結果を求めるシーズン展開 が基本方針ですね。
但し、リーグ戦の定例インターバル
 ㈯試合-㈰リカバリーT-㈪完オフ-㈫次対戦相手用T開始-㈬次戦用TG-㈭次戦用起用テスト-㈮起用決定・移動・準備 を崩す日程が、
●4/7⑥名古屋H-3日間-4/11⑦湘南H-2日間-4/14⑧柏A
●4/21⑨浦和A-3日間-4/25⑩横浜FMH-2日間-4/28仙台A-3日間-5/2鳥栖A-2日間-5/5⑬G大阪H
●7/18⑯川崎H-3日間-7/22⑰磐田H
●7/28⑱名古屋A-3日間-8/1⑲長崎A-3日間-8/5⑳柏H
●8/11㉑C大阪H-3日間-8/15㉒G大阪A-3日間-8/19㉓FC東京H
この11試合(タイト期間は、スタート試合を除外し短期間で次戦となる)が問題ですね。
最有力解決・対応策は、
 リーグ戦の定例インターバルを崩す「水曜日試合」の扱いにあります。
水曜日試合は、「ルヴァン杯試合日」と同一曜日で、ルヴァン杯起用選手は、2週間インターバルで、タイト期間の水曜日は、1週間インターバルでの試合起用は全く問題ありませんね。
 しかし、「ランク・レベル劣後の準クラス」選手をそのまま起用する事は、水曜リーグ試合は、毎回低レベル試合内容になり兼ねません。ここで、ルヴァン杯の起用選手確認で出て来た「若手の高潜在力の成長株選手の限定(条件付き)と中心ベテラン・優秀選手の限定起用」で、レベル大幅アップを図ります。当然、育成選手、若手成長株選手の「スタメンランク」への急成長が最大の改善策です。
 【結論】は、
●土曜・日曜リーグ戦は、トップチームで起用選手構築
●水曜リーグ戦は、トップチームのベテラン・優秀選手、と、若手成長株選手の限定起用にて、スタメン中核を形成し、ルヴァン杯組第二チームから、抜擢起用で、戦力ダウンをカバー。
●ルヴァン杯の実戦起用で、育成選手・成長株選手の「スタメンランク」へ成長選手を複数獲得する事が、最重要、最適改善策。育成目標・期限を「3月~4月で、一気にランクアップ選手に育て上げる」とする。
●科学的フィジカルコントロールで、個々選手の最適管理を実行。
●ノノラジでも話の通り、現在のキャンプトレーニングは、ミシャ流トレーニングで、試合形式を原則とするため、前年・従前対比で、数倍の量と質、の激しさで、その中で、選手は「劣後はポジション競争脱落」となるとの認識から、食らいついて進行しており、「強烈な運動量とスピードを試合全時間継続できるフィジカル」は、タイト期間の激しい起用も可能とするランク・レベルに到達しそうです。

全選手、ミシャ統一戦術の理解の上、実践を統一し、フィジカル・戦術理解・テクニックの大幅ランクアップを目指しています。

明日の「浦和戦」のテストで、「合格点」が出せるかどうか?!

期待一杯で、待っています。
 


   

posted by yuukun0617 |22:41 |

2018年01月24日

~進化~ ミシャによる進化⑪テストマッチの評価

昨日、テストマッチの全貌公開までは行きませんが、ポイントはちゃんとリリースされるのが「ミシャ流」ですね。
これは、
非公開は、
選手・スタッフへ偏った影響を与えてしまう欠点の回避と、
サポーター、チームの周りに集合するマスコミ、その先の記事を読む(将来のサポーターと成り得る)読者へのサービス精神を意識したもので、
現代は、「秘密の特訓」・「洞窟内練習」は適さない、との認識からでしょう。
可能な限りの「情報公開」方針が、多くの人に訴求・到達する手法、との深慮によるものですね。「ミシャらしさ」の一面が現れた部分です。素敵な人ですね・・・!

本題に戻ります。

昨日テストマッチは、第1チームと第2チームの二本建てとの想定でしたが、
実態は、そんな安定状況ではなく、「離脱者」が特に第1チームに集中発生し、試合目的は、
①結果は棚上げし、
②戦術消化度と個々選手実戦プレイトレーニングの内容テスト、
③90分走るサッカーのフィジカルトレーニングとテスト の3点としたもので、第1・2チーム混合の2チーム編成でした。

「離脱者」は、ジェイ・小野・福森・菊地・宮澤・荒野の6名に、故障明けの河合・深井、リハビリ中の濱でしょうか。
昨日試合も、起用ポジションにはサプライズがあり、当面の候補ポジションが明確になりました。
システム形式で記載してみます。

 千葉戦      都倉
      チャナティップ    ヘイス
  ジュリーニョ          早坂
        稲本   藤村
     田中   横山  (選手貸与)大学生 
          菅野

    ジュリーニョ・・25分打撲交代-(選手貸与)大学生IN
    菅野 ・・前半で交代-後半から阿波加IN

 全北現代     内村
      宮吉      三好
   菅             白井
        兵藤   駒井
     石川   ミンテ  進藤
         ソンユン

 起用選手・ポジションからは、
 
①全北現代試合は、第1チームを充て、そこから、都倉・横山を千葉戦用に抜いたもの。しかし、代替の「内村」起用テストは、有力候補として大評価との結果となったものですね。
また、石川・ミンテ・進藤+兵藤・駒井の守備陣は、全北現代を無失点に抑え込み、「福森・横山・菊地」と同レベルパフォーマンスを示しました。
②2シャドーは「宮吉・康児(三好)」で抜き出し。
③駒井もボランチに定着で進行中(駒井は、サイドプレイヤーのいるーじが定着していますが、MF全ポジション・SB・WGのユーティリティプレイヤーですね。)
④ジュリーニョ以外、コンサ全選手90分「考えながら走り切る」フィジカル状況まで到達しています。
 離脱選手以外フィールドプレイヤーは、ミシャ流フィジカルトレーニングの「素走り練習」から脱却した「徹底したゲームの中での、スプリント力・走力維持の過酷トレーニング」で、着実・大幅に運動量・フィジカル値を上昇させる成長を実現させています。
⑤康児(三好)コメントにもある通り「ゲームメイク力=チャンスメイク力」は順調に進展している様ですが、「決定率」改善は未だまだの様で、次の焦点課題となりそうです。

⑥第2チームに、都倉・稲本・横山プラスチームは、貸与大学生との不連携もあり、ミスから4失点の大量失点。第1チームの安定感とは、大きな差があるという事を現実化してしまいました。
田中のストッパー起用、藤村のボランチ起用のサプライズはやや不成功の結果の様でした。
しかし、ジュリーニョの左サイド起用の可能性は、ミシャ戦術の「5トップ戦術」「パスサッカー戦術」では、ポジション適性が高く、有力です。楽しみな存在、となりそうです。

という事で、
全体として離脱者多数状態を、チーム全体の新戦術の消化・進展過程への「早期回復での競争復帰」し、脱落者としない事、
ミシャ戦術の導入段階を、
第1段階(「3-4-2-1」システム定着・パスサッカー理解・消化・戦術実践)
 ⇓
第2段階(5トップ戦術・パスサッカー戦術完成度アップ)
 ⇓
第3段階(システム変化;3-4-2-1=ボール支配時間帯⇒3〔ボランチダウン・DFライン〕)-2〔CBはサイドポジションへポジションアップ〕-5〔5トップ:WG-シャドーCF-シャドーWG〕)へシステム変化・システム流動化戦術)  と進行して行くでしょうが、
現在の第1段階をキャンプ後半(2次キャンプ辺りでしようか)には、第2段階まで進攻・ステップアップとなる事でしょう。

離脱選手は、その成長・進化・変化ステップを体験・練習出来ず、大きなハンデとなり兼ねません。
早期復帰は、選手自身にとっても、至上命題ですね。

以上  テストマッチを通した、現状確認でした。

posted by yuukun0617 |14:48 |