コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年08月31日

〜進化〜 必勝!ルヴァン準決勝横浜FM戦展望

今シーズンのチーム目標が懸かるルヴァン杯準々決勝こそ、チームが心底必勝を願う試合ですね。昨年決勝戦に出場の選手を始め、手が届き損ねた優勝を今度こそ手にする、との決意は、全選手に浸透、社長を始め一丸となってチームシーズン目標にまで確立しました。
その成否が懸かる試合は、絶対勝利獲得に全てを賭ける運命の試合となります。

対策相手横浜FMには、先週と間近に、事前の期待を大きく外す、手酷い大敗を喫しましたが、次戦で、その巨大な借りを返す試合ともなりました。
前対戦の反省点と課題は、
ミシャ試合後コメント「コンサに来てから最低の試合」の通り、<選手のプレー姿勢と実施プレーが最低>だった、つまり、<選手は闘わなかった>と言う事で、
意識の低さは、集中力・闘争心・判断スピード・判断の拡さと正確性を低下させ、
プレーは、寄せの甘さ=スピード・集積・強度ダウンは、相手へのチャージ未到達時点でプレーを許しチャージ失敗、攻撃では、相手の素早いチャージにより、プレー選択が極端に封じられ、相手が狙っているプレーを、その狙い通りに阻止され、全く戦術が機能せず、チームプレーが停止となり、結果は大量失点となったものでした。特に、前線3選手内、駒井・荒野が問題選手で、根本的には、選手起用の失敗で、駒井・荒野を、ロペス・ドドに変えた選手起用であれば、その事態は回避出来、以降の試合での重要ポイントとなった、との内容でした。
次戦での挽回、倍返しのための展望をしてみましょう。
1.対戦横浜FM現況
前々試合のコンサ戦大勝で、リーグ戦3連勝と絶好調となり、前試合神戸戦でしたが、好調が継続し、あっという間に、3得点の3ー0となるも、試合途中から強度ダウンから、神戸の粘りで、3ー3の引き分けとしてしまい、絶好調の中、一段落となった所ですね。
順位は、シーズン再開後の最下位付近低迷から一気に上昇、現在、
6位   勝ち点21 6勝3分5敗 得点28・失点24・得失差4と上位陣寸前まで復活。
現在の好調の大きなポイントが、選手起用戦略です。
〔参加〕
「選手起用数推移=ターンオーバー度」
チーム 9節時 13節時  順位 コンディションからの戦績予想
コンサ 22  24  13 評価△ 低下傾向
横浜FM  24  27   6 評価〇 ターンオーバー型で確実に上昇傾向
この参考値の通り、選手起用は「主軸選手固定+途中多数交代型」を「ターンオーバー型」へ修正・変化させ、豊富な選手層を効果的に活用する「激しいチーム内メンバー獲得競争」により、「試合メンバー、ましてスタメン選出は、固定されず、トレーニングと実戦プレーで、各選挙のプレー評価と信頼を獲得でのみ試合メンバー入りとなる」激しく、最良の競争が行われています。
コンサ大敗後、本ブログ試合点検で、最も大きな差をつけられているポイントとして、指摘したものでしたが、試合の根幹差異ポイントが、起用選手の試合姿勢と実戦中意識のレベル差で、その根本原因が、選手起用獲得競争の有無である、との内容でした。
横浜FMの試合起用獲得競争は、横浜FM選手では、負担意識との低レベルとは無縁で、ハイレベルのチーム内競争に打ち勝ち、勝ち取った「正当で、最良の、真摯な努力による、誇り高く、自信の根幹となる試合起用」と理想の競争意識で、その戦略に選手自身から理解、納得の上で、実施されています。ポスコグルー監督の辣腕・ハイレベルの証明の一端です。凄い!
コンサの愛情たっぷりミシャスタイルは、その対局かも知れませんが、トレーニングで最良選手を試合起用、とのスタイルは、かなり同一ですが、近時、その大原則も、結果、スタメン、更にサブまで、ガチガチ固定では、試合メンバー獲得競争は起きず、試合スタート時点で、選手の試合への意識、プレーへの意識は大きな差があるのは、当然でした。選手層の乏しさも問題ですが、資金力の歴然とした差から諦めるしかない、無い物ねだりで、そのチーム弱点は、若手選手の早い成長に懸けるとの弱小チーム戦略を前提に、若手選手登用にやや傾斜する選手起用戦略での競争を展開させる、ですね。
そんな、チーム差の上での対戦となりますが、
横浜FM前試合の試合内容をスタッツで確認すると、
ボール支配率	46%
シュート	13    枠内シュート	4
走行距離	116.2km   スプリント 196回
パス数(成功率)	479本(79%)   
内A'3rdパス数(成功率)起用選手毎数値
前線70本〜Mジュニオール24(67%)・前田 18(89%)・仲川 13(85%)・エリキ
8(75%)・松田 5(80%)・サントス2(50%)
中盤14本〜扇原 12(58%)・天野 2(100%)・喜田 2(50%)
守備陣39本〜ティーラトン15(93%)・小池 15(60%)・高野 5(80%)・實藤 3(0%)・畠中1(100%)と総計123本・14選手が、相手陣内で、攻撃参加し、大半の選手パスは、70%超の成功率を確保、との驚異的数値です。
因みに、参考で、コンサ前試合同項目値は、
前線35本〜チャナティップ 16(81%)・駒井11(82%)・ロペス7(43%)・ジェイ9 (56%)・ドド2(100%)
中盤46本〜ルーカス 19(74%)・荒野 11(82%)・菅 8(88%)・宮澤 7(86%)・高嶺1(100%)
守備陣23本〜福森 17(82%)・田中6(50%)
総計134本・12選手で、総数は横浜FMを上回りますが、意外にも、攻撃型で、攻撃参加の筈の守備陣の数値が大きく低下し、進藤・ミンテは0本と攻撃参加は無かったとの数値!びっくり‼️です。

横浜FM前試合数値からは、2点ポイントが発見されますね。
①枠内シュート数・率の低さ、
②パス数総数が意外に低い、との2点です。
①は、シュート13本で、枠内は僅か4本、しかし、枠内4本中3得点で、決定率30.7%の高率です。しかし、良く見ると、ここには重要ポイントがありました。
それは、個別選手毎シュート数(枠内)で明白です。
Mジュニオール4 (2)~2得点 仲川 4 (1)~1得点 サントス2  (1)   
エリキ1  (0)  松田 1 (0)  扇原1 (0) 前田0
シュート選手=シューターは特定され、その選手にシュートチャンスを集中する攻撃です。その理由こそが、(枠内シュート数)とシュート決定力の選手能力差で、枠内0・決定力の低い選手には、シュートチャンスは与えず、決定力の高く、枠内に飛ばせる3選手にシュートチャンスを集中させています。
〔参考〕コンサの前試合数値は、(枠内シュート数)
菅 3 (1)  ルーカス2 (1)   ジェイ1 (1) 
駒井 2 (0)  荒野2 (0)  田中 1 (0)   ロペス1 (0)   ドド1  (0)
実にまんべん無く、「決定力ある選手」との意識はチームに皆無で、枠内シュート数や、決定力向上は、あり得ません。
攻撃的戦術の意味は、攻撃力のある選手が、その基本ポジションに拘らず、自由に攻撃参加ですが、攻撃力の乏しい、皆無の選手の攻撃は、万が一レベルの運任せでの得点と、確率や効果無視の乱暴・雑プレーにしかなりません。コンサの最重要課題とされて来た決定力不足は、根本的に、攻撃力、少なくとも、シュート決定力の有無を無視したプレーに起因している、との重大ポイントに帰結すると、推測します。
正に、試合起用競争問題と同様に、チームに蔓延る2重大ポイントとなっている部分です!

話を、横浜FMに戻すと、
シュートチャンス集中選手が明らかとなりますね。
対戦対策として、その該当選手のマーキングが重点ポイントとなります。
選択としては、
・チャージの強さとスピード、寄せの速さ、元々のポジション取り、と守備強度が高く、ボール奪取とプレー阻止力の高い選手の指名、
・Wマーキング の2通りが有ります。
守備強度の高い選手は、田中駿太〜深井〜かなり下がって〜進藤〜荒野〜高嶺〜更に下がって〜宮澤〜ミンテ〜菅〜福森の順で、
Mジュニオール〜仲川〜サントスの順に、マーキング強度を重点強化です。
Mジュニオール➖田中駿太、仲川➖深井、サントス➖進藤、が相当となります。
大きなポイントが、仲川を、福森・菅の弱小守備強度選手に委ねる事態は、横浜FMにアシスト・「塩を送る」事となります。守備強度からは、福森代替は高嶺で、深井と連動したW気味マーキングで対処です。同様に、田中駿太も進藤もボランチとサイド選手のサポートとカバーで、W気味マーキングです。
それ以外の選手は、決定力は大きく下がり、シュート数が失点直結とはなりません。
重点強化マーキングが、試合ポイントとなります!

横浜FMの試合メンバーは、定例スタイルのターンオーバー型を崩した「最強戦力構築の最大パフォーマンス選手の起用」が濃厚・必至と想定されます。
2.コンサ試合 戦術・試合展開・メンバー検討
 前項の通り、現在リーグ最強を川崎と争う、横浜FMとの対戦は、強烈な相手戦力・戦術で、試合全体での圧倒・支配を図る相手との対戦で、且つ、チーム全体・全サポーターの想いも強いシーズン目標の成否がこの一戦・試合の勝利獲得に懸り、しかし、そのままでは、押し潰され敗戦濃厚と、大変厳しく、重い試合です。
 対するコンサは、甘さを全て捨て去り、挑戦者として、泥臭く、粘り強く、身体を全て張った、文字通り、全身全霊を懸けた全力プレーしか、勝利への道は有りません!
走り勝ち、スプリント勝ち、スピード勝ち、ミス絶滅で集中力勝ち、と一つひとつの局面・プレーでの勝利を、チームで連携・連続する事が出来るのか、出来ないのか、を問われます! ここ暫く、敗戦や試合内容低調の原因とされた、フィジカルコンディションは、この試合では殆ど影響無く、試合後には酷く悪化や問題発生もあり得ますが、試合中では、選手の意識から吹き飛んでいます。それだけ、特別な試合!と言う事ですが、選手は、本当に気持ちが入ると、コンディションの良し悪しは意識外となり、実際、身体は動き、キレとスピードもUPしてしまいます。
もし、フィジカルコンディションが悪い、との話をする選手が居たら、意識は他の選手のレベルより低く、この試合には参加する資格、前提条件から外れる、との認定・認識となります。
文字通りの"総力戦"ですし、"走力戦・創力戦・層力戦"でもあります!

戦術は、新戦術しか、勝利への道は有りませんが、試合途中での、戦術転換も、横浜FM選手へ、対策転換とその切り替えでの、バランス不安定化、対応バラツキの、僅かなチャンスも発生します。
スタートは、マンマーク・ハイプレス・ハイラインで、攻撃的守備とショートカウンター、ビルドアップからのコンビネーションとサイド攻撃、反復サイドチェンジと縦のスペース・裏攻撃、派生セットプレーを展開して、優位に試合を展開、
後半15分(60分)からは、ジェイ、ドド、ロペスのハイタワーをターゲットにしたコンサ式ミシャ戦術で、試合全般、コントロール・支配を図ります。
問題が、その想定戦術を機能、作動させる選手の起用に懸かっているもので、選手起用が、最大のポイントとなります。

予想メンバーは、
スタート戦術〜マンマーク・ハイプレス戦術
後半15分〜戦術一挙転換〜コンサ式ミシャ戦術のハイプレス型となり、その結果、
〔スタメン〕
      ドド
 チャナティップ ロペス
 菅  深井  荒野 ルーカス
   高嶺 田中 進藤 
      菅野
〔サブ〕
 後半15分〜ドド➡︎ジェイ、
       深井➡︎福森(高嶺ボランチ)、
       荒野➡︎宮澤
  他、金子、ミンテ、駒井
    カウィン
これで、この厳しく、全てから重さが増した試合を勝利へと繋げましょう!
最後に、想定の試合結果は、
【 3-2で、コンサ激闘に勝利!】です!

3.新戦力獲得
嬉しいリリースが発表。武蔵の代替は、同じく、スピードと高さ溢れるフレッシュ有望選手の獲得でした。

中島大嘉(なかしま・たいか)
■生年月日:2002年6月8日 ■ポジション:FW
■身長/体重:188cm/77kg      ■出身地:大阪府
■サッカー歴:アイリスFC住吉ーRIP ACE SC U-15-国見高等学校
■プレーの特徴:圧倒的なスピードと高さを兼ね備えたFW。
との大器素材で、多数のJチームとの競合獲得争いに勝利した加入決定。
来シーズン、既に決定・リリースされた、
大学リーグ最強ストライカー「小柏」、圧倒的素材・潜在能力GK「小次郎」、
そして、続くFW「中島」獲得で前線選手層強化が進行。
今シーズン加入、中盤即戦力「金子」、中盤とディフェンスの柱素材、即戦力「田中と高嶺」と、若手有望で、代表クラスレベルまでの成長が見通せる有望選手を加入させ、分厚く、強力となる選手層、チーム構築を図っている、と極めて順調な進展、成長を進んでいます!
素晴らしいことです。


posted by yuukun0617 |12:25 |

2020年08月30日

〜進化〜 名古屋戦での復活不成功の原因

昨日試合は、惜しかった試合でしたが、想定を大きく下回った試合で、結果は致し方無いものと言わざるを得ない試合でした。
その原因の確認を通じて、次戦への課題と対策をしてみましょう。
1.昨日試合内容
試合スタッツ・速報値は、
チーム    コンサ      名古屋
      前半 後半 全体  前半 後半 全体
支配率   55 49 52  45 51 48 %  → 互角
走行距離        113                          115    km →互角
スプリント       167                          167   回   →互角
シュート数  5  8 13   8  4 12 本  →互角
同枠内数   2  1  3   2  1  3 本  →互角
パス数   251      237     488        197     212     409   本  →僅かコンサ
同成功率  79 79 79  74 78 76 %  →互角

このスタッツ通り、ほぼ全項目で互角との均衡試合を証明していますが、シュート数項目で明らかの様に、
前半やや名古屋優位、後半ややコンサ優位、との試合展開が証明されています。
一見、両チームが力を出し合った好試合と把握されそうですが、よく見ると、互いに決定的な課題を克服出来ず、更にコンサでは、根本的な課題点〜言わば、ノッキング原因が有ったもの、とフルパフォーマンスに到達しなかった試合展開が確認されるものでした。
両チーム共通の決定的な課題とは、シュート精度・決定力ですね。
何とも少ない枠内シュート数が両チームのシュート精度の低さを証明していますが、名古屋の印象は強烈シュート、コンサはその通りゴール特定ポイント狙いが希薄な低精度ですが、名古屋は、実に見た目とは異なり、コンサと同レベルで、同様に、ゴールの特定ポイント狙いの意識が無い低精度のまま、と言う事でした。名古屋は、シーズン当初は、逆に、高い枠内率の高精度シュートのチームでしたが、リーグ最低の選手起用数=ターンオーバー度のため、累積疲労と共に、プレー精度は下がり気味ですね。
選手のフィジカルコンディションは、意識面とプレー内容に大きな影響を与えてていますね。

一方問題は、
コンサ特有の根本的な課題=表題の復活不成功の原因についてで、本ブログのメインテーマです。
コンサは、現在、苦しみながらも、新戦術の完成を目指し、実戦での試練と経験の中、その完成への努力を取り組み、重ねています。
しかし、その成否の決定的要因こそが、各選手の正しい理解と実践です。つまり、戦術的理解とプレーが根幹です。
現在取り組んでいるトータルフットボール戦術は、
ポジショナルプレー(流動的ポジションチェンジとプレーを、瞬間毎、相手状況で変化させながら行うもの)で、ピッチの全選手により、連動・組織的に攻撃と守備を行うもので、
前線選手は、マンマークで、相手DF・アンカーやボランチが担当となり、結果、自動的に、担当選手へのチャージは、ハイプレス(最前線からの守備・ボール奪取)となります。更に、前線選手が相手DF・アンカー・ボランチのビルドアップを阻止し、中盤や守備選手も、前線選手が前進により発生するスペースカバーとのバックアップのため、高いポジションを取り、結果自動的に、ハイライン(コンパクト陣形を高い位置に布陣)となります。
ハイプレス・ハイライン戦術と言われるのは、結果的にそうなっているもの、と言う事で、「マンマークから全て派生」するものですね。
その役割選手として、コンサは、第7節横浜FMの勝利以来、不動の布陣・固定選手起用を連続し、荒野・駒井・チャナティップ3選手を起用し続けました。しかし、その代償こそが、大量失点とシュート数激減・得点力減退の攻撃力急減となりました。
少しだけ、そのメカニズムを見てみましょう。
試合開始当初の時間帯〜コンサ前線から、相手ビルドアップを制限、阻止し、相手攻撃へのボール展開そのものの根幹を封じるハイプレス戦術が作動相手攻撃を阻止、その時間帯、相手ボールを奪取→ショートカウンターとなる筈ですが、そのボール奪取からのゲーム展開や打開が乏しく、更に、シュート・得点意識の希薄さからシュートタイミングでのシュート実践プレーに至らず、結果、シュート小回数で得点獲得に失敗。
その後時間経過と共に〜コンサ前線からの守備が、運動量低下・スプリントタイミングでのサボりも起き減退、前線から守備は大きく低下・甘くなり、相手ビルドアップ阻止失敗、相手のフリー自在な攻撃を許し、多数回リスク機→大量失点との展開で、
試合結果〜大敗 、となるものでした。
そもそも、
「前線からの守備に適する選手」との選択からは、現行FW選手よりも、ボランチ型の守備力ある選手を配置、との考え方から、「守備力と運動量のあるボランチ型選手を前線に配置」起用で、「ゼロトップ」となったものでした。
しかし、その選択には、落とし穴が有りました。と言うのは、
相手ボール奪取からのショートカウンターと、コンサビルドアップとサイド攻撃、
との攻撃では、
前線+サイド選手は、縦パスやスペース狙いパスのターゲットとなり、更に、そこからのコンビネーションや個々突破の展開のゲームメイカー、そして、決定機でのクロザー・ラストシューターとなります。
そのためには、前線ターゲット、裏への飛び出し、縦パスのための縦関係ポジショニングが絶対条件で、最適な効果となる準備と、その役割・期待プレー発揮が、求められます。
しかし、先程の固定起用前線3選手では、チャナティップ以外の、駒井、荒野は、ボランチ型意識が強過ぎ、前線での守備のみで、シャドーとしての役割・機能、
特に、
得点獲得意識殆ど無し→シュート意識希薄→ チャンスにシュートせず、
スペース狙い、裏狙いの飛び出しプレーとフリーランニングプレー皆無、
逆に、ボランチポジションへ落ちパス出しプレーを行い、そのまま前線位置に戻らないとの、シャドーとして必要役割外のプレーが多い、と緻密戦術・全員共通認識の規律とは異なるプレーでは、攻撃への推進力を阻害するものとなっている点です。

コンサ特有の根本的課題、且つ、昨日試合失敗の主因が、
シャドー駒井起用、でした。
実際、ロペスとチャナティップでの攻撃に、第3の動きが加わる事は皆無で、攻撃は前進を加速する局面には、駒井は遥か低い位置のまま、パス可能な距離には居らず、コンビネーションは不可能でした。シャドーでは無く、前進をしないボランチ意識丸出しのプレーでは、攻撃への推進力はあり得ません。
遅攻局面でも、駒井の効果的プレーは無く、同一ポジションから動かず、右シャドーが作動しなければ、ルーカスのコンビネーション突破も発生せず、スペースや裏飛び出しも無く、ラストパスも有りません。
事前想定で、本ブログでは、荒野、駒井のシャドー、前線起用は、攻撃失敗の主因となるため、絶対回避!との指摘を何度も書いています!
実際、昨日試合後半、駒井除外から、攻撃が機能し始めた事で明白です。
 因みに、駒井は、J2では攻撃的選手でシュート数と、得点獲得の高い実績選手でしたが、J1では、シュートは数十本打つも、枠内は殆ど無く、前回初得点となった、実績が皆無で、攻撃力・得点力は皆無の選手です。前チーム浦和では、サイド以外起用はされませんでした。コンサに来て、突然、攻撃意識が改善され、得点力ある前線選手に変身とは、全く聞きませんね。シャドーは、トレーニングだけで、試合レベルには到底無理だ、と言う事です。
本ブログの本日テーマの答えは、駒井、更に荒野のシャドー起用が原因でした。

次戦以降、ドド、ロペス、チャナティップで、スタメン前線は決まりです!
このメンバーでも、トータルフットボール戦術、ハイプレス・ハイライン戦術、コンサ式ミシャスタイル戦術が可能となり、
一気に、復活・勝利への道に乗れます!


posted by yuukun0617 |14:02 |

2020年08月29日

〜進化〜  復活の第13 節名古屋戦となる!

前ブログで記載の通り、夢と希望に漂った時間は、前節横浜FM戦の大敗で、キツイ覚醒・目覚ましで、現実に戻されました。

現実=今の実力は起用全選手が一人も欠ける事無く、フルパフォーマンス・全力を出し切る事でしか高レベルに到達しない、との戦術必須前提・条件、を再確認する機会となり、100%プレーへの強い覚悟と決意を、各選手、迫られ、ある意味で、踏み絵・フルイに架けられた瞬間となりました。
トータルフットボール戦術は、トータルフットボーラーが集まり、固定ポジションや役割からとき離され、その瞬間毎最適プレーを連続される戦術です。
そのトータルフットボーラーたる、絶対条件こそが、フルパワー・フルランニングのスピードと強度と精度を上げたフルパフォーマンスプレーで、それが欠ける選手が居れば、即破綻!と、"全員"攻守と呼ばれる由縁、理由ですね。

ここ何試合かは、その大前提を揺るがす選手が起用され、必然的の破綻が発生する、との至極当然の内容となったものでした。
そして、前試合で、その対象選手が明らかにされた、と言う事、との図式でしたね。
と言う事で、
本日試合以降、実に明確なのは、
大前提・試合必須条件をクリアーする・見込める選手のみ起用、との大原則です。
これまで、敗戦・失敗の起因・原因となった選手も、そのままの意識・プレーでは全く論外・少しの余地も有りませんが、
十分自省し、自己課題を明らかとし、必死の改善努力で、プレー改善となれば、起用候補に再エントリーとなります。
しかし、ミシャスタイルからは、失敗選手はそんな簡単に治らないとの認識から、別選手にチャンスを与える事が普通です。人間は、明確な理由から、その行動を実践するものであり、即座・簡単に治せるのなら、元々そんな事にはなっていない。その原因から治らない限り、改善は無い、との考え方ですね。人間、選手の理解は、愛情があるからこそ、シビアーです!
ドドとロペスにチャンス到来!
それにしても、チームがこれだけの苦境に拘らず、最低レベルの、自己コンディション確保も出来ない、福森・ジェイには、幻滅です。両選手共、中断期の自己コントロールの甘さが、2か月経過でも戻らず、なまじその存在があるが故に、期待を持ってしまいますが、そんな期待を踏みにじる現実のみで、暫くは、猛省の上、再復活まで、、存在自体忘れた方が良い、と言う事だと思い聞かせてます。

名古屋は、敗戦を重ねた試合と比較すると、チャージやプレーは、決定的にスピードがダウンします。
マンマーク対策の大原則が、相手チャージ前プレーで、マンマークを外す早いタイミングでのパス交換=パスサッカー、ですね。
敗戦した試合内容の多くが、この大原則対策そのものでしたが、本日試合は、ややスピード低下は、コンサマークを外す所まで行かない、と言う事です。

本日試合は、コンサマンマーク・ハイプレス戦術が、フルパフォーマンス必至で、決定力ある前線選手の起用があれば、大勝必然です!

選手起用の、試合前準備が、試合成否を決定する試合で、大きな期待で待っています!

久しぶりの、完勝!を実現しましょう!

posted by yuukun0617 |07:19 |

2020年08月27日

~進化~ 第13節名古屋戦展望

コンサは、”夢と希望の時間”は終了し、横浜FM対戦大敗で、現実に引き戻されました。一瞬、”コンサ式トータルフットボールのミシャの夢”に全員乗って、夢と希望の時間が起きましたが、そんな甘い世の中、Jリーグではありませんね。”夢うつつ”から現実に引き戻す、キツイ張り手・ビンタで、コンサの目は覚めたものですか?

”コンサ式トータルフットボール”自体は、何も誤りも、障害も全く無い、ハイレベル・最新型戦術です。
しかし、その戦術をトライする選手に、我らがコンサチームは到達していない、否、チーム全体が未到達という事では無く、選手毎のバラツキの問題です。
未到達選手を起用すると、「ハイスピードチーム」には、チャージ到達前にプレー完了され、戦術は機能・作動しない、という事が、前試合前半の体たらくの形で現実となり、思い知らされた、という事です。
具体的には、駒井・荒野・福森は「トライしている戦術での実戦の資格無し」という事が証明されたもの。
前試合・後半に、その改善の答えが示されました。
実に、この点は、2試合前に指摘し、前試合は「起用交代」を提案していました。その通りになってしまった、という事ですね。

次戦・第13節名古屋戦は、「コンサ新戦術のキープレーヤー=前線3選手」は、駒井・荒野・福森のスタメン起用は外し、ドド・ロペス・チャナティップ起用で、戦術作動が復活します。
「スタメンは当たり前」との認識に嵌っている3選手には、真っ赤に熱した「鉄拳とのゲーム入り外し」を、3選手の頭にぶち込んで「試合起用には大きな壁を超えるしか無い」との危機感を強烈に与える事が、3選手本人、真剣に向き合っていた他選手に、納得と認識を浸透させるものです。

サポーターの方々にも、「コンサの新戦術獲得への産みの苦しみ」を味わい、その失敗からの成長・次の姿を作っている段階・ステップに、敗戦・大敗は当然の想定事態です。そんな苦闘を支え、新しく・力強いチームへのステップへ後押し、Backアップする事が今、我々に求められている所ですね。
文字通り、一喜一憂は必要なく、チームが、どんな途中結果をくぐろうと、チーム・選手の背中を押し続ける事こそが、コンササポーターたる所以ですね!!

さて、次戦は、前試合で起きた「選手の身体の重さ・キレとスピードの無さ」は、前試合の実戦が「ハードフィジカルトレーニング」となり、「体重減⇒体の軽さ・キレとスピード回復」が必至です。
次戦こそ、「前線選手起用を誤る」事さえなければ、試合開始直後から「新戦術はフル機能し、名古屋のビルドアツプ・パスサッカーを封じ、コンサ支配・コントロール」が達成します。

名古屋は、直近・最重要指標「チームターンオーバー度」は、リーグ2位の少数選手起用数(12節で20名)で、固定スタメン・サブの集中起用で「選手の累積疲労はピーク状態で、中軸固定選手のパフォーマンスは低下、辛うじて、僅かの新規起用開始選手を中心にカバーを図るも、その切り札選手も、あっという間に「累積疲労」状態で、パフォーマンス低減と故障発生リスクに悩まされ、チームパフォーマンスは「波状に、上下」し、安定感を欠いた状態。
水曜試合は無く、「中5日」でコンサ戦で、少しだけフィジカルコンディショニングは回復して居る所ですが、それも「試合開始~20分飲水タイム」程度までのもので、その後、急激にダウンが濃厚。

コンサの戦術は「新戦術」を徹底し、前線は「ロペス・ドドk2トップ+チャナティップのトップ下」で、マンマーク・ハイプレスを仕掛けますが、「中央選手に集中マンマーク、サイドはゾーンも使い、<フルマーク⇒効率的・中央マンマーク>にシフトチェンジの改良。
選手メンバーは、
スタメン   
    ドド  ロペス
    チャナティップ 
 金子 深井  宮澤 ルーカス
   菅  田中 進藤
      菅野

サブ
    ミンテ・荒野・駒井・中野・福森・藤村
    カウィン

  少なくとも、スタメンから、戦犯3選手を外すもの。
  ※ジェイは、チームが不調・苦境になると、離脱の悪癖がありますね。
   今回は、何度目でしょうね。最年長者が呆れます!
   このチーム苦境機に、リーダーの資格を自ら放棄は、卑怯です。
   呆れました。もう頼らない事ですね。
   チームが好調になれば、知らない内に又戻りますが、
   その時は、もう必要性・緊急性は消滅していますね? 

posted by yuukun0617 |23:20 |

2020年08月27日

〜進化〜  想う様なプレーは出来ず!第29節実力現実化

激闘予想の第29節は、コンサ史上に「屈辱の大敗」と記載される結果が待っていました。
日程は、明らかにアドバンテージがあるコンサ選手が、過酷な中2日連続日程で苦しんでいた筈の横浜FM選手に、完全な走り負け。
両チーム共に、チーム特有強力戦術の根幹・大前提が「走力」となるも、横浜FMはいつも以上に、一方のコンサは、コンディション絶好調な筈が全く走れず、
その結果は、<コンサのボールへの寄せ=球際は、スピードもキレも強度も低下し、横浜FM選手のプレースピードに間に合わず、マンマークはそのチャージ到達前にプレーされて「外される」局面だらけとなり、コンサ想定戦術は作動せずに、横浜FM戦術を自在に許し、コンサは戦術阻止により選択が絞られたプレーは横浜FMの絶好の狙い・ターゲットとなり続け、完全に封じられ、大敗>との悲惨な内容。
しかし、問題は、戦術の良否では有りません。

あらためて、再確認すると、試合開始前の両チーム選手の顔・表情には、明らかな相違が見えていました。
コンサ選手は、何故か、笑顔。
対する、横浜FM選手に、笑顔はどこにも有りません。
その後の試合・プレーがスタートの途端、
横浜FM選手は、全選手一斉に緊張感一杯に、選手の判断スピード〜プレー実施スピードは全開し、ハイスピードプレー。
しかし、コンサ選手は、ゆったりスピードで、スピードアップしたプレーがあっても続くプレーは、スピードダウンプレーだらけで、横浜FMのハイスピードプレスの餌食・絶好のターゲットとなり、ボールロスト。更に、横浜FMボール保持にも、ゆったりプレスでは、到達前に高精度パスをされ、有効チャージは皆無で、実際、相手選手からのボール奪取不成功だらけで、コンサ戦術は、作動しません。コンサ戦術が封じ込められた、のでは無く、作動せず、でコンサの自滅が本質でした。

その原因が「試合環境の暑さ」と本当に、本心からするのなら、日本国内の試合はやめた方が良い、環境の良い北海道だけでプレーする、別リーグでやるしか無い、となります。Jリーグに参加する資格を放棄するもの、ですね。
しかし、本質は、そんな甘いものでは無く、
ミシャコメントで選手は幻滅!とされた「コンサに来てから最低の試合」の通り、<選手のプレー姿勢とその結果としての実施プレーが最低>だった、と言う事でした。
丁度良い言葉が有ります!
<選手は闘わなかった>と言う事です。
意識の低さは、集中力・闘争心・判断スピード・判断の拡さと正確性を低下させ、
その結果としてプレーは、寄せの甘さ=スピード・集積・強度ダウン、相手プレー前チャージ未到達失敗、多彩さのプレー選択が極端に封じられー狙われるプレーのみに限定されー狙い通りに阻止、等々、、虚しくなって来たのでここまで。

その様な無様なチームとなった理由は、選手起用選択です。

非常に対比して分かり易いのが、対戦した横浜FMで、スタメンとサブ起用は、、勝ち取ってそこに居る選手計りです。激しいポジション争いが、選手の強い意識の源泉で、試合起用のため、トレーニング〜実戦で、競争相手に競り勝ち、試合メンバー、更に、スタメンとサブの出場を勝ち取る、との強力な意識、又、そこにいる誇り、更にそんな試練を超えたメンバーがチームとして存在する、とのリスペクトと信頼が根底です。
対するコンサは、どうでしょう?
強烈な競争は、どこに?
トレーニングと実戦プレーで示し続けなければなら事は?

もうお分かりですね!

試合起用の選手選択は、固定、がミシャスタイルですね。
その利点は間違い無く有りますが、その最大の欠点が、
選手の緊張感喪失〜トレーニングと実戦での甘さ、です。

昨日試合で、酷かったコンサから、敢えて、
良かった順=本当は悪さが少なかった順だと、
ドド〜ロペス〜ルーカス〜田中〜菅野 ここまでが○
更に、✖️領域の順になると
〜宮澤△〜ここから✖️深井〜✖️✖️進藤〜菅〜金子〜✖️✖️✖️福森〜チャナティップ〜✖️✖️✖️✖️荒野〜駒井となります。
スタメンは、✖️✖️✖️✖️外しが正解となりますね。

せめて、駒井⇆ロペスかドドとしていたら、こんな破綻試合は起きなかった。

ミシャの信頼は、選手によっては、甘え、甘さで、選手のプレーと将来を変えてしまいます。
飽くまでも、選手によって!です。 多くの選手は、そのまま順調に自己に厳しさを持ちながら成長するものですが、荒野、駒井、福森、そして、問題児ジェイ等は、そうでは有りません。

次戦は、ドドとロペスとチャナの前線へチェンジ!で、一挙に改善となります!

posted by yuukun0617 |07:19 |